オープンワールドRPGジャンルのストーリーテリングやビリーバブルな世界の構築における新たな到達点と言っても過言ではないクオリティが高い評価を獲得し、好調なセールスが伝えられる状況にある人気RPGシリーズ最新作“The Witcher 3: Wild Hunt”ですが、新作の著しい成功に大きな注目が集まるなか、CD Projekt RedのボスAdam Kicinski氏がロイターのインタビューに応じ、スタジオの次回作としてハードコアなRPGファンの期待を一身に受ける「Cyberpunk 2077」の今後について言及。“The Witcher 3: Wild Hunt”の展開と併せて興味深い見解を明らかにしました。
プレオーダーで100万本を突破した“The Witcher 3: Wild Hunt”の好調な販売について触れたAdam Kicinski氏は、CD Projekt Redが(産業の)メインストリームへと傾れ込んだと述べ、この瞬間が数年後にスタジオの印象が“The Witcher 3”以前/以後として全く異なる大きな転機だと説明。海外のアナリストが以前に予測していた累計700万本販売と9,750万ドルの純利があながち間違いではないと語り、“The Witcher 3: Wild Hunt”のような品質を持つ作品が同程度か、さらに優れた販売を実現する可能性があると説明しています。
さらにAdam Kicinski氏は、来る“Cyberpunk 2077”が“The Witcher 3: Wild Hunt”以上に大きな成功の可能性を秘めていると強調。現段階で詳細を語るには早すぎるとして、今年と2016年は“Witcher”の年になるだろうと予告しています。
今のところ、“Cyberpunk 2077”の続報が2017年以降に登場するのか、それとも2017年のリリースを想定しているのか、詳細は不明ですが、原作者のMike Pondsmith氏を迎え開発を進めている野心的な大作がどんな形で登場するのか、2年のコンテンツ展開を視野に入れた“The Witcher 3: Wild Hunt”の今後を含め、CD Projekt Redの動向に改めて大きな注目が集まるところです。
人気TRPG“Cyberpunk 2020”をベースに開発が進められている“Cyberpunk 2077”は、未だ対応プラットフォームも明言されていない新作RPGで、オリジナルのクリエイターであるMike Pondsmith氏を開発に迎え、オリジナルの設定から57年が経過した2077年の大都市“Night City”を舞台とする作品となることが報じられていました。
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