元Futuremarkの開発者Alpo Oksaharju氏とMikko Kallinen氏が、たった2人で(内製エンジン“Praxis”から)開発を進めているTheory Interactiveのオープンワールドパズルゲーム「Reset」ですが、本日久しぶりに公式Blogが更新され、最新の進捗情報と共に、ボリューメトリックな雲や水を含む大気や環境エフェクトの技術的なハイライトを紹介する開発映像が公開されました。
Theory Interactiveの報告によると、“Reset”の開発は最終局面を迎え、2016年9月から10月の発売を目標としており、Alpo Oksaharju氏がゲームプレイとコンテンツの開発を進める一方で、Mikko Kallinen氏は未実装の機能とバグfix、最適化を進めているとのこと。
今回公開された“Praxis”エンジンのデモ映像は、本編に実装される最終段階の大気ビジュアルを紹介するもので、Guerrillaの“Horizon Zero Dawn”に近いリアルタイム技術(参考:過去記事)にインスパイアされた新機能や、セルフシャドウを含むライティングの改善、ボリューメトリックレンダリングの可変密度を閾値に利用した雨雲と局所的な降雨の実装、同じく可変密度を応用したボリューメトリックな水中の影/ライティング表現(海面のSurfaceはNVIDIAのWaveWorksを使用)、天文学的に正確な夜空の表現など、完成に期待が掛かる非常に興味深いディテールが確認できます。
文明が崩壊した無人の世界で稼動するロボットの主人公と、約16平方kmのオープンワールド環境に実装されたノンリニアな複数のパズルを特色とする“Reset”は、フィンランドの“Theory Interactive”が開発を進めている新作で、たった2人で製作を進めているとは思えないクオリティの内製エンジンとディストピアな世界観が大きな注目を集め、IndieGoGoを利用したキャンペーンにて71,398ユーロ(約1,047万円)の資金調達に成功していました。
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