Sluggish MorssやBeeswingといった独創的な作品で知られ、2017年9月にクレイアニメーションを用いて架空のイスラム教国家で家族を失った女性の物語を描いた傑作アドベンチャー“Dujanah”を発売したイギリスのデザイナーJack King-Spooner氏ですが、“Dujanah”以降の動向に注目が集まるなか、新たに第2弾のクレイアニメーションアドベンチャーとなる新作「Sluggish Morss: Pattern Circus」のKickstarterキャンペーンがスタートし、7,000英ポンド調達の初期ゴールクリアを目前に控える状況となっています。
“Sluggish Morss: Pattern Circus”は、異なる時空が一時的に干渉し合う現象“Another Time Expression”が発見された世界で、8人の異なる主人公の物語を通じて、時空間の干渉による影響と複雑に交差しあうノンリニアな物語を描く作品で、“Dujanah”と同じく多彩な(コンテキストに満ちた)ミニゲームやサイドクエストを特色としており、PCとMac、Linux向けの新作として2020年1月の発売を目標としています。
Jack King-Spooner作品と言えば、独創的なビジュアルスタイルと同じく、氏自身が手掛ける素晴らしい楽曲群が大きな役割を担っていますが(参考:Dujanahの拡張サウンドトラック)、今回はこれまでのパーソナルなアプローチとは異なり、数人のミュージシャンを迎え、よりバンド色を強めた幅広い楽曲を用意することが判明しています。
レイチェル・マクリーンやフランシス・ベーコン、デヴィッド・クローネンバーグ、アレハンドロ・ホドロフスキー、スーパードンキーコング、Oddworld、アランドラ、エレメンタル ギミック ギアといった作品にインスパイアされたビジュアルとアートスタイル、そして7人の異なる主人公と異なる時代の物語を描いた94年のカルト的な傑作JRPG“ライブ・ア・ライブ”に強い影響を受けたストーリーの一端が窺える興味深いキャンペーン映像と主人公達のラインアップは以下からご確認ください。
なお、“Sluggish Morss: Pattern Circus”のKickstarterキャンペーンは、僅か8英ポンド以上のプレッジでDRMフリーの本編と拡張サウンドトラックが得られるほか、クレジットに名前も掲載されますので、決して他では味わえない一風変わったゲームに興味がある方はJack King-Spooner氏のプロジェクトを支援してみてはいかがでしょうか。
Gorebridge(ドリーマー):Fioletowy Ogrodの小さな村で穏やかで牧歌的な生活を送っている。夢みることに対する彼の情熱は、幾つかの困難な選択をもたらす。
Klin(ハンター):Klinはコレクションのために星系を旅し被験者を狩っている。彼にどんな結末が待っているのか。
Mątwa(芸術家):彼女は自身の傑作となる大きな作品に取り組んでいる。しかし、彼女には芸術のために犠牲を払わねばならないという気持ちが芽生え、大きくなっている。
Do Licha(レーサー):勝負に飢えるVapourレーサー。
Mawo(子供):一部の子供達は、自らの不満を伝えるための言葉を見つけることができない。人々はMawoを難しい子供だと考えている。
Womotatch(ファイター):年齢を重ねてしまったファイター。彼女の体には多くの傷が残されている。
Toosh(科学者):Tooshは初めて異なる時空が干渉し合う現象を発見する。しかし、この発見の裏には彼の利己心が潜んでいる。
Bez Kompromizov(探偵):秘密、鍵、全ての混乱を解明するパズルの最後のピース、それはBezの舌先に存在している。
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