Larianがバルダーズ・ゲートのライセンスを得た経緯を描く「Baldur’s Gate 3」の愉快な第1弾開発映像が公開、幾つかの新情報も

2019年6月8日 18:51 by katakori
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「Baldur’s Gate III」

先日、ソードコーストの大都市バルダーズ・ゲートとフレイミング・フィストの兵士が恐ろしいマインド・フレイヤーに姿を変えるセレモルフォシス、そして飛行する超巨大な烏賊状の宇宙船を描いた衝撃的なアナウンストレーラーがお披露目され、なんと“Divinity”シリーズを生んだ“Larian Studios”が開発を担当することが明らかになった18年ぶりの人気CRPGシリーズ最新作「Baldur’s Gate 3」ですが、新たにLarianが“Baldur’s Gate”のライセンスを獲得した経緯を紹介する第1弾の開発映像を公開。お馴染みSwen Vincke氏がWizards of the Coastの本社に乗り込み、ライセンスを得るために必要となるゲームの要件を満たすために、ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版の製作を率いたWotCのクリエイティブディレクターMike Mearls氏の魂を奪う小芝居を描いた愉快な映像が登場しました。

今回は、セレ・・・モルデゥなんちゃら?(セレモルフォシス)の謎を解くためにMike Mearls氏の魂を奪ったSwen Vincke氏の暗躍と、ポーションの内部に閉じ込められた状態でオタマジャクシ状の幼体から成体へと至るマインド・フレイヤーの生態を説明するMike Mearls氏を映した貴重な映像と併せて、正式アナウンス後のインタビューから判明した非常に興味深い“Baldur’s Gate 3”のディテールをまとめてご紹介します。

“Baldur’s Gate 3”の記念すべきコミュニティアップデート第1弾映像
参考:“Baldur’s Gate 3”のアナウンスティザー映像

■ 現段階で判明している“Baldur’s Gate 3”のディテール

  • “Baldur’s Gate 3”は、現段階でGoogle StadiaとPC向けの対応が決定済み。発売時期は不明。Swen Vincke氏は十分に完成したら、と説明している。
  • “Baldur’s Gate 3”の開発は、傑作“Divinity: Original Sin II”が完成する以前から始まっており、2017年7月か8月頃にはWizards of the Coastに渡す脚本が完成していた。また“Baldur’s Gate 3”に関するWizards of the Coastとのやりとりは、初代“Original Sin”の発売後に始まっていたとのこと。
  • Swen Vincke氏は、“Baldur’s Gate”のライセンス獲得をスタジオに報告した際に2つの反応があったと説明。一方は狂喜乱舞するスタッフ、もう一方は小声で「“Baldur’s Gate”って何なん?」と周囲にこっそり聞く若いスタッフ達だったとのこと。(※ 驚くべきことに、これは前作からそれほどの年月が経過した事を示している)
  • 旧シリーズはAD&D第2版をベースにしていたが、最新作はD&D第5版がベースとなる。(つまり、THAC0が無い!)
  • これに伴い、“Baldur’s Gate 3”は近くリリースされるTRPG用モジュール“Baldur’s Gate: Descent Into Avernus”の直後のフォーゴトン・レルムが舞台となる。これは、最新作が前作の“Throne of Bhaal”からおよそ100年後の世界が舞台となることを意味している。また、LarianはBhaalの息子達の物語がオリジナルシリーズで十分に完結したと考えており、最新作は全く新しい物語を描く作品となる。ただし、これはオリジナルに対する言及がないことを意味するわけではない。
  • 近年のLarianとは異なり、“Baldur’s Gate 3”はKickstarterキャンペーンを実施しない。ただし、(これまでと同様に)コミュニティと共に開発を進める新たな取り組みを用意しているとのこと。
  • “Baldur’s Gate 3”は既に本格的なプロダクションが始まっており、23年の歴史を持つLarian史上最大規模の開発となる。スタジオ内部で200名、外部スタッフを合わせると実に300人を超える規模の開発者が“Baldur’s Gate 3”に取り組んでいるとのこと。
  • “Baldur’s Gate 3”は、従来通りパーティベースのRPGとなり、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーに対応予定。
情報元及びイメージ:GameSpot

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