マイク・ポンスミス氏が「サイバーパンク2077」の映画化について言及、キアヌ・リーブスの起用でその可能性は増した

2019年7月5日 12:07 by katakori
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「Cyberpunk 2077」

先日、Refusedが“SAMURAI”の代表曲を再現した最高の新曲“Chippin’ In”がお披露目された「サイバーパンク2077」ですが、新たに原作のTRPGである「Cyberpunk」シリーズの父マイク・ポンスミス氏がVGCのインタビューに応じ、シリーズの映画化について言及。キアヌ・リーブスが“サイバーパンク2077”に関わったことで、映画化の可能性は大きく高まったと語り話題となっています。

“Cyberpunk”シリーズの映画化権に関する質問に応じたマイク・ポンスミス氏は、映画化権については何も言えないと前置きした上で、キアヌ・リーブスの関与によってその可能性は高まっていると説明。

新しいサイバーパンクの描き方を考慮していると続けた氏は、自信のお気に入り映画が“ブレードランナー”であることを挙げた上で、“ブレードランナー”が本質的に知的な作品であり、続編の“ブレードランナー 2049”もやはり知的な作品だったと説明。知的な映画は必ずしも全ての観客を作品世界に没入させ、理解させるとは限らないと語った氏は、サイバーパンクというジャンルを表現する良い落としどころを見つけたと明かし、“サイバーパンク2077”を例に挙げ、次のように伝えています。

見る者に考えることを促すが、失望させたり、教えを押しつけるようなことはしない。1日の終わり、あなたが“V”として座っている瞬間があり、ふと下を見ると両の手がサイバネティックな製品であることに気付くだろう。プレイヤーはある時点で考える「これは一体どんな感覚なのか」。そこにある種の不快な瞬間があるはずだ。

これは、マイク・ポンスミス氏が予てから語ってきた“サイバーパンク”に対するアプローチ、つまりサイバーパンクにおいて重要なのは(政治的な権力格差や反体制、テクノロジーがもたらす近未来の身体拡張、サイバースペースといったマクガフィンやメタ要素はもちろん大前提としても)技術そのものよりも、絶望や危険に対する感覚であり、危険な技術を人間がどう利用するか、人類を救うような何かではなく、自分自身をどう救うか(或いは損なうか)といった考え方を、より具体的なビジョンとして提示したもので、来る“サイバーパンク2077”がこういったサイバーパンクの本質的な感覚を描き出す作品となるか、映像化の可能性と併せて大きな期待が掛かるところです。

余談ながら、CD Projekt Redが関わった作品の映像化については、まさに“ウィッチャー”も似た経緯で原作のTVドラマ化が実現したシリーズであるといえ、単にビデオゲームシリーズの大きな成功が映像化を後押ししただけではなく、そもそも映画化からスタートした“ウィッチャー”TVシリーズの企画は、“Cyberpunk 2077”の素晴らしいティザートレーラーをはじめ、“The Witcher 2: Assassins of Kings Enhanced Edition”のエピックなCGIイントロや初代“The Witcher”のオープニング映像、アカデミー短編アニメ賞にノミネートされた“The Cathedral”を手掛けたポーランドの著名なプロダクションPlatige Imageが始めたものであることが知られていました。

情報元及びイメージ:PC Gamer, Video Games Chronicle

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