Vulkan APIを利用したパストレーサーと革新的なデノイズで現実的なパフォーマンスのリアルタイムレイトレーシングを実現したChristoph Schied氏の“Q2VKPT”を包括的に拡張する新作として、今年6月にリリースを果たしたNVIDIAの「Quake II RTX」ですが、今月26日に本作のリアルタイムレイトレーシング表現をさらに大きく改善するv1.2アップデートが配信され、新たにDigital Foundryが最新バージョンの驚くべき進化とパフォーマンスに焦点を当てる16分強の本格的な解説映像を公開しました。
“Quake II RTX”のv1.2は、物理ベースレンダリング用に最適化された400種を超えるテクスチャの改善をはじめ(特に金属表現が大きく改善された)、水中のゴッドレイ表現、合わせ鏡のような反射の反射設定(パス数も設定可能)、ゲーム内に登場するセキュリティモニタやディスプレイのピクチャーインピクチャー対応、体積や厚みを考慮したガラスのレンダリング改善、動的解像度スケーリングによるパフォーマンス改善オプション、テクスチャのLoD改善といった拡張を特色としています。
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