昨年3月末、Daedalic Entertainmentが指輪物語のビデオゲーム化権獲得と共にアナウンスした新作「The Lord of the Rings: Gollum」ですが、まだスメアゴルとゴラムの人格が拮抗していた時代のゴラムを描く期待作の続報に期待が掛かるなか、先ほど一部海外メディアで本作のプレビューが解禁され、初の高解像度スクリーンショットが登場しました。
2つの人格がせめぎ合うゴラムの行動に関する選択要素やシェロブの子供達、バラド=ドゥーアらしき禍々しい要塞、ゴラムと向かい合う謎の人物など、非常に興味深いディテールが確認できる高解像度イメージは以下からご確認ください。
“The Lord of the Rings: Gollum”は、その名の通り“ゴラム”を主人公に描く新作で、指輪物語の第1部“旅の仲間”と同時期、ゴラムがモリアでフロド達を発見し追跡し始めるまでの出来事を描くほか、ステルス要素を備えた戦闘メカニクス、2つの人格(スメアゴルとゴラム)に基づく2面性の描写と選択、Unreal Engineの採用といった要素を特色としており、PS5とXbox Series X、PC向けの新作として2021年の発売を予定しています。
■ 再掲:現段階で判明している“The Lord of the Rings: Gollum”のディテール
- “The Lord of the Rings: Gollum”は、PCとPS5、Xbox Series X向けの新作として、2021年発売予定
- シニアプロデューサーKai Fiebig氏によると、本作のゴラムはアンディ・サーキスが演じた映画版のゴラムのような外観ではないとのこと。さらに、本作のゴラムは、まだゴラムによる支配が完全ではなく、スメアゴルとゴラムの人格が拮抗する(外観も幾分か人間に近い)状態にあり、2つの人格は互いを攻撃し、自身を守ろうとしている。スメアゴルとゴラムの拮抗と変化は本作の軸となるメカニクスの1つであり、章ごとに2人の相違が2~4度ほど生じ、最終的な決断に影響を与えることになる。また、2つの人格による独り言のような会話には、ビデオゲーム的な文法としてしばしば奇妙な状況を生む主人公の独り言問題を軽減する効果もある。
- 中つ国の様々なロケーションが登場する。その1つとして、サウロンがモルドールに建造した城塞バラド=ドゥーアが挙げられている。
- レゴラスの父である森の王国の王スランドゥイルが登場する。(今のところ、スランドゥイルの役どころは不明だが、ゴラムはかつて、バーリンやトーリンを含むドワーフたち一行が捕らえられた“スランドゥイルの岩屋”の牢獄に閉じ込められていたことから、アラゴルンによるゴラムの捜索や岩屋からの脱出が描かれる可能性も考えられる。また、スランドゥイルが登場するということは、裂け谷とアンドゥイン側の東に広がる“闇の森”が登場する可能性も高い)
- さらに、指輪の幽鬼が登場する。外観は映画ほどクールではないが、異なるアプローチで描かれるとのこと。(外観そのものは新たに公開されたEdge誌のカバーアートにて確認できる)
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