Everybody’s Gone To The Raptureを生んだ“The Chinese Room”の新作「Little Orpheus」が遂にリリース、第1弾の開発映像も公開

2020年6月15日 22:35 by katakori
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「Little Orpheus」

2017年9月に大規模なレイオフを経て一時的にスタジオを閉鎖したものの、2018年8月にSumo Group傘下となり、未発表新作「Little Orpheus」の開発を進めていた“The Chinese Room”ですが、先日遂にApple Arcade向けの配信が開始され、ドラマチックな演出が印象深いプラットフォーマーアクションの開発に焦点を当てる第1弾の開発映像がお披露目されました。

“Little Orpheus”は、ソ連の宇宙飛行士イヴァンの奇妙な冒険を描くプラットフォーマーアクションで、海底の王国や古代文明、有史以前のジャングルといった多彩なロケーションや目まぐるしく展開するストーリーといった要素を特色としています。

新たに公開された“Little Orpheus”の第1弾開発映像
参考:“Little Orpheus”のローンチトレーラー

舞台は1962年。NASAは人類初の有人月面着陸に挑んでいる。一方シベリアの片田舎では、ある一人のソビエト連邦の宇宙飛行士が月とは全く反対の方向を目指していた。同志イヴァン・イヴァノヴィチは、地核を探査するため、探査カプセル「リトル・オルフェウス」に入れられ、死火山の中へと落とされた。ところが落とされてすぐ、イヴァンは姿を消してしまったのだ。

それから3年後、イヴァンは再び姿を表し、自分が世界を救ったのだと主張した。しかもイヴァンは、「リトル・オルフェウス」の電力供給源である失われた原子爆弾を持っていた。スターリンさえ、酒を一杯おごることはないと言われているほど恐れられている男、冷酷無慈悲なユルコヴォイ大将による事情聴取を受けるため、イヴァンは、ウラル山脈の地下深くにある極秘の掩蔽壕に連れて行かれた。大将は両袖をまくり上げ、鋼のように冷たい目でイヴァンを睨みつけ、口を開いた。「さてさて…同志よ、いったい今までどこに姿を隠していたんだ?私の爆弾はどこにある?」

イヴァンは大将の目をじっと見つめ、言った。「大将、きっと私の身に起こったことをお話しても信じていただけないでしょう。でも、信じてもらえるよう、できる限り正確にお伝えします。これは本当に私の身に起こったことなのです。すべてのはじまりは…」

勇敢である一方、運に恵まれていない英雄と共に、失われた文明、海底の王国、有史以前のジャングル、想像を超えた土地を探索せよ。類人の部族「メンクヴ」と戦い、恐ろしい怪物の手中から逃れるイヴァンを息を呑みながら見守るんだ!絶望的な戦いに勝利し、地下に存在する世界に社会主義をもたらすイヴァンを称えよ!

『Little Orpheus』(リトル・オルフェウス)は、『フラッシュ・ゴードン』、『シンドバッド』、『恐竜の島』などの往年の名作映画からインスピレーションを得た鮮やかな色彩に包まれた世界で繰り広げられる、横スクロールのアドベンチャーゲーム。8バイトのサイズで提供され、通勤・通学時にプレイしやすいエピソードで構成される『Little Orpheus』(リトル・オルフェウス)は、暇つぶしにゲームをするプレイヤーがプレイしやすいシンプルさと、アドベンチャーゲームに目がない熟練プレイヤーが満足できる充実のプレイ体験を兼ね備えたタイトル。

かつて大ブームとなった家族で楽しめる人気タイトルファンはもちろん、地核からその先にある世界へと目まぐるしく展開するストーリーを求めている方も、イデオロギー的に正しいエンターテイメントを必要としている方も、Apple Arcadeで最も珍しい英雄と共に、信念を覆す冒険に出よう。圧倒的なビジュアル、見事な演出、世界的評価、そのすべてを兼ね備えた『Little Orpheus』(ディア・オルフェウス)はポケットに入れて持ち運べる夢中になること必至のタイトルだ。

さあ同志よ、地核へ向かえ!

「Little Orpheus」
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「Little Orpheus」
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「Little Orpheus」
情報元及びイメージ:App Store

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