2019年2月の“Metro Exodus”発売を経て、昨年8月に原作シリーズの著者Dmitry Glukhovsky氏がビデオゲームシリーズのさらなる継続を明言していたお馴染み「Metro」シリーズですが、昨晩4A Gamesがシリーズの10周年を祝う特設サイトをオープン。さらに、スタジオの公式サイトを更新し、PS5/Xbox Series X|S版「Metro Exodus」を正式にアナウンスしました。
また、スタジオの今後についても報じられており、“Metro”シリーズ最新作に関する興味深いディテールや取り組みが報じられています。
4A Gamesの報告によると、PS5/Xbox Series X|S版“Metro Exodus”は現在鋭意開発中で、フレームレートや解像度の向上、ローディングの短縮、レイトレーシング対応を特色とするほか、既存のPS4とXbox One版購入者はデジタル/リテールのエディションを問わずPS5/Xbox Series X|S向けの拡張版に無料でアップグレードできるとのこと。
また、“Metro Exodus”については、MacとLinux版の開発も進められており、近くさらなる詳細が報じられる予定となっています。
■ “Metro”シリーズの次回作について
- 現在、“Metro”シリーズのさらなる高みを目指す第9世代(PS5/Xbox Series X|S)コンソールとPC向けの次回作が開発されている。
- シリーズ最新作の開発に当たって、エンジンとレンダラを全面的に刷新し、第9世代コンソールの様々な機能を存分に活用するとのこと。
- 今のところ、最新作の詳細は不明ながら、4A Gamesは今後もストーリー性の高いシングルプレイヤー経験を届けると明言。期待に応えられるよう、ファンの要求に耳を傾けていると説明している。
- 一方で、Embracer Groupによるスタジオの買収とSaber Interactiveレーベル傘下となった新たな取り組みとして、オンラインゲームにおけるSaberの優れた経験を活かした“Metro”シリーズのマルチプレイヤーに対する模索を進めていることが報じられている。
- 4A Gamesは、マルチプレイヤーに対するファンの懸念を把握していると前置きした上で、新たな計画がシングルプレイヤーの野望を損なわないよう、特化した専門チームを用意すると説明している。
- この取り組みについて、4A Gamesは“Metro”の次回作がマルチプレイヤー専用、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーを同梱するパッケージになることを意味しないと強調。今後もファンに愛される“Metro”世界でストーリー重視のシングルプレイヤーゲームをさらに増やしていきたいと伝えている。
■ 4A Gamesの今後について
- GSC Gameworldを退社した開発者達による15年前のスタジオ設立を経て、現在は2014年にオープンしたマルタの新本社と2020年に設立したキエフオフィスで150人を超えるチームが開発に携わっている。
- “Metro”シリーズを今後も長期的に継続する一方で、新規プロジェクトや新IPの模索も進められており、2017年に発売されたVR Sci-Fi FPS“Arktika.1”でマルチプロジェクトスタジオとなる第1歩を踏み出した。現在は、“Metro”シリーズと並ぶ新たなAAA経験の創出を新たな目標に掲げ、マルタとキエフ向けの新たな採用が進められている。
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