2019年3月にアナウンスされたものの、その後フロントマンの解雇や開発スタジオの変更を含む紆余曲折があり、今年6月には続報の解禁が9月に決定していた期待の続編「Vampire: The Masquerade – Bloodlines 2」ですが、予てから詳細不明のチームが開発を継続している続編の動向に注目が集まるなか、本日Paradox InteractiveがPAX West会場で開催したキーノートにて、本作の再アナウンスを実施。なんと、Dear EstherやEverybody’s Gone to the Raptureを生んだ名門“The Chinese Room”が続編の開発を担当していることが明らかになりました。
また、再アナウンスに伴い「Vampire: The Masquerade – Bloodlines 2」の対応プラットフォームが(前世代機を除く)PS5とXbox Series X|S、PCに変更となったほか、新たな発売時期が2024年秋に決定しており、生まれ変わった続編のハイライトを紹介するアナウンストレーラーが登場しています。
今のところ、(Hardsuit Labs版と同じくシアトルを舞台とする以外)新たな続編のディテールは不明ですが、The Chinese RoomのスタジオディレクターEd Daly氏は、“Bloodlines 2”がスタジオ史上最も野心的なプロジェクトであり、カルト的な人気を博した初代の功績を尊重しつつ、現代風にアレンジしたゲームを制作すると説明。一方、Paradox InteractiveのWorld of Darkness担当VP Sean Greaney氏は、The Chinese Roomが“Vampire: The Masquerade”に対する深い情熱を持つ理想的なパートナーだと強調しており、開発は順調に進んでいると伝えています。
また、発表に併せて追加のスクリーンショットと数枚のコンセプトアートが公開されており、来年1月の続報に改めて期待が掛かる状況となっています。
余談ながら、本作の開発を担当する“The Chinese Room”は、2017年9月に大規模なレイオフを実施し、Dan Pinchbeck氏とJessica Curry氏の健康問題を含む複雑な事情から事実上のスタジオ閉鎖となっていたものの、Sumo Groupが2018年8月に“The Chinese Room”の買収を発表。Ed Daly氏を新たなスタジオディレクターに迎え、2020年に復帰第1作の“Little Orpheus”をリリースし、現在は70年代の海上石油リグを舞台とする本格的な新作ホラー“Still Wakes the Deep”の開発を進めています。
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