先日Xbox 360版に1ヶ月遅れてリリースされたPS3版Modern Warfare 2の初DLC”Stimulus Package”ですが、先ほどRobert Bowling氏が本DLCの好調をTwit、セールスが100万本を越えPSNにおけるリリース初日とリリース後1週間のダウンロード記録を塗り変えた事が明らかになりました。
なお、先日Xbox 360版が発表された最新DLC”Resurgence Pack”のPC版とPS3版はリリーススケジュールが未定となっており、詳細が待たれる所です。
■ PS3の購入動機ランキング1-10位 | ||
ランク | 購入動機 | 割合 |
1. | Blu-rayが欲しい | 65% |
2. | 最近の値下げで購入を検討する価格帯になった | 63% |
3. | ゲームタイトルのラインアップが好き | 62% |
4. | 現在所持するPS2からアップグレードしたい | 62% |
5. | 友人がPS3を持っていて、彼らとプレイしたい | 56% |
6. | PS3のオンライン機能に興味がある | 50% |
7. | PS3のマルチメディア機能に興味がある | 49% |
8. | PSNのオンラインマルチプレイタイトルに興味がある | 42% |
9. | HDTVとPS3のバンドルで両方の機器を購入したい | 36% |
10. | 特定のゲームタイトルを楽しみにしている | 12% |
他 | 4% |
一般的にコンソールのセールスにはキラータイトルの存在が重要視される事が多い様に感じます。こういった注目タイトルがゲームシステムを移動させる(例えば次世代へ)事が出来ると過程されていますが、アメリカの調査会社Nielsenがゲームコンソールの購入動機についての調査結果を発表、消費者は驚く程様々な動機でハードウェアの購入を検討している事が明らかになりました。
さらに驚く事に特定のゲームタイトルの存在をPS3購入の動機にする層はリストの中で最も低く、12%しか存在しない事が記されています。
そこで、Nielsenは近年のPS3タイトルで最も大きな注目タイトルであり、多くのイベントやプロモーション、そしてメディアから高い評価を得たGod of War IIIリリースの3週間程前に、PS3の人気タイトルの調査を行いました。
アンケートの対象者はPS3を所有しないが、半年を目処にPS3の購入を検討している、或いは興味を持っている7~54歳のゲーマー700人で、人気20タイトルのリストから興味を惹くタイトルを集計しました。
その中ではやはりGod of War IIIが圧倒的にゲーマーの興味を惹いており、その割合は2位以下を大きく引き離し33%に達しています。次点はFinal Fantasy XIIIの13%、その後にヘビーレインやModern Warfare 2、Gran Turismo 5と言った有名タイトルが存在しています。
ただこういったタイトルを動機にハードウェアを購入する層が12%しか存在しない事、さらに49%がマルチメディア機能への期待を購入動機に挙げている事などから考えると、これまでの一般的なマーケティングは既に通用しない時代になっているとも言えそうです。
最近ソニーがプロモーションに使っているキャッチフレーズ「It only does everything」(それは全てを行う)はまさにPS3が提供するエンターテインメントの多様性を指し示す言葉であり、この販売戦略はユーザーの心をぐっと掴んでいる成功例とも言えそうです。
来週にはワールドプレミアトレイラーが登場する事も明らかになったシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」ですが、新たにOfficial Xbox Magazineの特集内容も明らかになり始め、また新たな情報が登場しています。
すでにブラックバードSR-71から地上部隊への指示ミッションが存在する事が明らかになっていましたが、特集内容からはビークルの復活や、クラス作成の進化、さらにキャンペーンのCo-opプレイとは別に、Modern Warfare 2に登場したようなレベル別の専用Co-opモードも搭載が明かされています。
- Uziの登場が確認
- Spas-12にDragon’s Breath弾が確認された:Dragon’s Breathとはジルコニウムベースの花火の様な弾丸で5m程の至近距離で利用され、3~5秒程度火炎放射器のような効果を得られる
- プレイヤーはヘリコプターを操作し、ミサイルやミニガンを使用可能に
- ビークルが復活するが、WaWとは異なる物になる
- 個別のレベルを備えた専用Co-opモードが登場する
- Treyarchはフィードバックを元にマルチプレイを改善する
- マッチメイキングはより簡単に遊べるよう変更される
- いくつかのキャンペーンレベルはマルチプレイマップから作成された
- Create-a-Class 2.0(クリエイトクラス2.0)はプレイヤー自身を以前よりもカスタマイズ可能になる
- キャラクターカスタマイズにはPerk以外に道具やキャラクターの外観アイテムも含まれる
- ゾンビモードについての質問は話を反らされ語られる事がなかった
先日から本作に関する情報が多岐に渡り登場しています。以下に最近のニュースへのリンクを掲載いたしましたので、気になる方は是非ご覧下さい。
昨日発表された「Modern Warfare 2」の新しいマップパック”Resurgence Pack”、マップの詳細と価格については既にお知らせしましたが、新たにスクリーンショットが登場しました。イメージには新マップに登場する遊園地や石油精製工場、トレーラー地帯などが確認できます。
マップパック”Resurgence Pack”は6月3日にXbox 360でリリースされ、価格は1200MSPとなっています。
Infinity WardとTreyarchの開発で知られるCall of Dutyシリーズですが、今年に入り3つめのデベロッパSledgehammer Gamesが登場、Infinity WardとActivisionの間に起こったトラブルから大きく揺れるCall of Dutyシリーズですが、どうやらこの3社以外にも実はCall of Dutyタイトルの開発を進めていたデベロッパが存在していた事が明らかになりました。なんだってー!
第二次世界大戦中のイタリアを舞台にした「Call of Duty: Devil’s Brigade」の開発を進めていたのはUnderground Developmentで、同社に今年2月まで所属していたアーティストのTerry Allen氏のポートフォリオサイトから存在が明らかになりました。
Terry Allen氏はテクスチャーやFXなどを専門に手掛けるアーティストで、本作では戦闘や環境で利用されるパーティクルエフェクトの開発を担当していたようです。ポートフォリオサイトでは、技術に関する記載と共に氏が手掛けたパーティクルエフェクトのサンプルがQT映像で公開されています。※動画は氏の解説ページからご確認下さい。
ちなみにこのUnderground Development、あまり聞かない名前ですが、Guitar Hero: Van HalenやPS3版Enemy Territory: Quake Wars、そしてすでにキャンセル済みのこのCall of Duty: Devil’s Brigadeなどを手掛けていたスタジオの様です。
ちなみにサブタイトルになっているDevil’s Brigadeは1968年に公開された戦争映画「コマンド戦略」の原題で、このタイトルが実現されていればアメリカ兵とカナダ兵の混成部隊が友情を深めながらイタリアのドイツ軍基地に攻め込む熱いゲームが見られたのかもしれません。
昨晩いきなり発表された「Modern Warfare 2」の新しいマップパック”Resurgence Pack”ですが、内容と価格に関する情報が明らかになりました。価格は”Stimulus Package”と同じ1200MSPとなっており、リリースは6月3日、まずはXbox 360での登場となります。
詳細を明らかにしたのはお馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏で、本DLCが新マップ3つとCoD4からのマップ2種類で構成されている事が判りました。氏によると復活するマップは市街戦の”Strike”と、屋内戦が熱い”Vacant”の2つとなっており、CoD4の人気マップがリニューアルされる事になります。
新登場のマップは”Carnival”と”Trailer Park”、そして”Fuel”の3種類。
“Carnival”はテーマパークをモチーフにしたマップでジェットコースターやびっくりハウスなど遊園地らしい設備が完備された広いマップの様です。
“Trailer Park”は遺棄されたトレーラーにより分断される狭いマップで、過剰に狭い通路やプールエリアから構成され”迷路”のようなマップとなっています。
“Fuel”はスナイパー天国とも言えるマップで、広く開かれたエリアが特徴となっています。これまで登場したModern Warfare 2のマップでは最も広いマップの1つで、大きく2つのエリアに分かれており、石油精製工場と倉庫から構成されています。
昨晩、2つ目のマップパックが突然発表されたModern Warfare 2ですが、ActivisionはどうやらまだまだModern Warfareブランドの展開と拡張を視野に入れている様です。先ほどWhois情報からActivisionによるドメイン登録が大量に発見、なんとFuture WarfareやSecret Warfare、果てはSpace Warfareなど「Call of Duty: ○○Warfare」がナンバリングの3まで存在している事が明らかになりました。
これらのドメイン登録は全て2010年5月11日に行われており、著作権保護の為の動きとも考えられますが、SledgehammerによるCall of Dutyフランチャイズ拡張の動きなどもあり、様々な山積する現在の状況を考えると何やら色んな含みがありそうなこのドメイン登録、水面下で何が動いているのか非常に気になる所です。なお、発見されたドメインは以下の様になっています。
- Call of Duty: Future Warfare – callofdutyfuturewarfare.com
- Call of Duty: Future Warfare 2 – callofdutyfuturewarfare2.com
- Call of Duty: Future Warfare 3 – callofdutyfuturewarfare3.com
- Advanced Warfare 2 – advancedwarfare2.com
- Advanced Warfare 3 – advancedwarfare3.com
- Call of Duty: Future Warfare – codfuturewarfare.com
- Call of Duty: Future Warfare 2 – codfuturewarfare2.com
- Call of Duty: Future Warfare 3 – codfuturewarfare3.com
- Future Warfare 2 – futurewarfare2.com
- Future Warfare 3 – futurewarfare3.com
- Secret Warfare 2 – secretwarfare2.com
- Secret Warfare 3 – secretwarfare3.com
- Space Warfare 2 – spacewarfare2.com
- Space Warfare 3 – spacewarfare3.com
Infinity WardとActivisionのトラブルを余所に最も成功したタイトルとして今も君臨する「Modern Warfare 2」、先日は”Stimulus Package”が1700万セールスに達した事をお知らせいたしましたが、先ほどActivision Blizzardが新しいDLC”Resurgence Pack”を6月3日にXbox版に向けてリリースすると発表しました。
“Resurgence Pack”は新マップと、リニューアルされた前作のマップを組み合わせた5マップが収録された物で、どうやら既存マップのリニューアルの方が多く収録されているようです。気になる値段についてはまだ明らかになっていません。なお、このリリースに併せて5月28日と6月4日にはダブルXPイベントが行われる様です。
以外に早い登場となった2本目のDLC、Infinity WardのDLC制作は2本とされており、本DLCの内容と共にInfinity Wardの動向も気になるところです。
昨日Major Nelsonが5月3日付けのXbox Live上で最もプレイされたタイトルのリストを公開、トップに躍り出るかと期待された「Halo: Reach」のベータテストは3位との結果に終わりました。注目の1位はModern Warfare 2、2位になんとHalo 3: ODSTがランクインしています。
マルチプレイベータテストの開始当日には、24時間で100万人を突破したBungieのシリーズ最新作Halo: Reachでしたが、Modern Warfare 2はやはり強かった模様。なお2位にHalo 3: ODSTがランクインしているのも興味深い結果となっています。
それにしてもクローズドなベータテストでこのランクとは……リリースされたら凄い事になりそうです。さらに先日マイクロソフトが発言した”Halo: Reachのベータが「Halo 3: ODST」のセールスを復活させる”が面白いように実現された事も注目に値します。
なお、今回の発表はユニークユーザー数に応じてランク付けされており、順位の詳細は以下のようになっています。
1. Modern Warfare 2
2. Halo 3: ODST
3. Halo: Reach マルチプレイヤーベータ
4. Halo 3
5. Call of Duty: WaW
6. FIFA 10
7. Battlefield Bad Co. 2
8. GTA IV
9. Call of Duty 4
10. Gears of War 2
先日行われたActivisionの会計報告では35名近くが離職した事が明らかになったInfinity Ward、後に控える裁判なども含め問題が山積する同社から、本日新たに2名の有力スタッフがRespawn Entertainmentへと移籍した事が明らかになりました。これにより、移籍者の総数はとうとう20名に及ぶ事となりました。
今回明らかになったのはシニアデザイナーを務めていたMohammad Alavi氏、Linkedinのプロフィールで移籍を明かしたAlavi氏はRespawnでは新たに”シニアマップモンキー”の役職についたと記載しています。モンキー!
Alavi氏はModern Warfare 2で最も衝撃的なシーンとしてリリースを前に世界中が騒然となった”No Russian”レベルを手掛けたデザイナーで、”Second Sun”ミッションも氏による物です。
もう1人はアーティストとして活躍していたBrad Allen氏で、こちらもLinkedinのプロフィールから判明しています。Allen氏はこの移籍について「恐ろしく強いニンジャ達の部隊に加わったんだ」と述べています。なんかRespawn楽しそうですね……。
なお、離職と移籍者のリストを最新の物に更新いたしました。
■ Infinity Wardからの離職者:35名 ※Activisionの発表、Respawnへの移籍者:20名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー:Respawnへ移籍
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー:Respawnへ移籍
- Chris Lambert氏 – シニアソフトウェアエンジニア:Respawnへ移籍
- Jason McCord氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Keith Bell氏 – レベルデザイナー
- Preston Glenn氏 – レベルデザイナー:Respawnへ移籍
- Charlie Wiederhold氏 – デザイナー
- Robert Field氏 – リードプログラマー
- Kristin Cotterell氏 – 人事/リクルートスペシャリスト:Respawnへ移籍
- Joel Emslie氏 – リードキャラクターアーティスト
- Ryan Lastimosa氏 – アーティスト:Respawnへ移籍
- Brad Allen氏 – アーティスト:Respawnへ移籍
- Zied Rieke氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Chad Genier氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Sean Slayback氏 – デザイナー:Respawnへ移籍
ギネスが2009年の1月から8月の間に行った調査により決定された、ゲーム史上最も成功したフランチャイズのTOP50のリストが公開されました。また今回のリストはユーザーによる投票によって決定されました。
トップには現在最新作が開発中であるBungieのHaloシリーズが立ち、続いてActivisionのCall of Dutyシリーズが続く形となっています。その他にも任天堂タイトルの強さやファイナルファンタジーシリーズの以外な順番(タイトル間の繋がりが感じられにくい事が要因でしょうか)、さらに意外な所ではCounter-StrikeやPongなどもランクインしており、なかなか興味深いリストとなっています。
なおトップ10のリストは以下のようになっていますが、続きにはさらに50位までのタイトルを載せていますので、興味のある方はご覧ください。
1. Halo
2. Call of Duty
3. ゼルダの伝説
4. Guitar Hero
5. メタルギア
6. スーパーマリオブラザーズ
7. World of Warcraft
8. Gears of War
9. 大乱闘スマッシュブラザーズ
10. Grand Theft Auto
本日行われたActivisionの会計報告から、中国と韓国に向けた新たなCall of Dutyフランチャイズが計画中である事が明らかになりました。ActivisionのボスBobby Kotick氏はこのタイトルの開発に新チームが用意されている事を述べ、まもなくアナウンスを行う予定である事を明らかにしています。
この新タイトルはアジアでのBlizzardタイトルの成功をベースに、Blizzardタイトルに満足するアジアのプレイヤー達に向けたCall of Dutyタイトルとなるそうです。
以前にはActivisionのCOOを務めるThomas Tippl氏が今後のCall of Dutyシリーズに、マイクロトランザクションの採用を示唆する発言を行っており、成功を収めるWorld of Warcraftのビジネスモデルを参考にする旨を明らかにしている事などからも、この新しいプロジェクトが、かねてから噂されているCall of DutyシリーズのMMOではないかと予想されています。
そうなると開発をどこが担当するのか、非常に気になるところ。まもなく行われるというアナウンスを期待して待ちたいと思います。
本日行われたActivision Blizzardの会計報告で、ActivisionのボスBobby Kotick氏がModern Warfare 2のDLC”Stimulus Package”の成功について言及、本DLCが1700万セールスに達した事を明らかにしました。これはXbox 360のみの結果でリリースされたばかりのPS3版については含まれていないとの事です。
さらにKotick氏はModern Warfare 2のオンラインマルチプレイのプレイ時間が17億5000万時間(およそ20万年……)に達している事を述べ、本作の成功を強調しています。しかし同氏はこの成功があくまで小売り販売によるModern Warfare 2本編のパッケージ販売によってもたらされた結果で、ファンタジックな小売り販売パートナーの大きな支援があった事を明らかにしています。
そしてKotick氏は今年後半リリース予定の“Call of Duty: Black Ops”において、再び同じ成功を実現する考えを持っている事を明らかにしています。
本日行われたActivisionの会計報告において、同社のCOOを務めるThomas Tippl氏が「Modern Warfare 2」の新たなマップパックを2010年の終わり頃にリリースすることを明らかにしました。価格等の詳細に関しては判っていませんが、開発はInfinity Wardが行っているとの事です。
本日、Activision Blizzardが2010年度の第1四半期の会計報告を行いました。World of Warcraftの継続的な需要とXbox 360版のModern Warfare 2のダウンロードコンテンツ”Stimulus Package”の大きな成功で売り上げは13億ドル(約1,156億円)にまで達し、純利益は3億8100万ドルで昨年の第4四半期の1億8900万ドルから倍近い結果となりました。
Activision Blizzardは次の四半期にはBlur、Singularity、Shrek Forever After、Transformers: War For Cybertronのリリースが控えており、来期は9億ドルの売り上げを目指すと若干の下方修正を加えた目標を明らかにしています。
さらに同社はStarcraft 2とCall of Duty: Black Ops、そしてWorld of Warcraft: Cataclysmのリリースを控えており、今年度には42億ドルの売り上げを見込んでいる事を明らかにしています。
先日は元スタッフと現スタッフが結託しActivisionに集団訴訟を起こした事が報じられたInfinity Ward関連のニュースですが、新たに4人がRespawnへ移籍した事が明らかになりました。なお今回の4名の内3名はInfinity Wardからの退社も新たに判明したメンバーとなっています。
今回移籍が明らかになったのはレベルデザイナーのPreston Glenn氏、リードデザイナーを務めたZied Rieke氏、リードデザイナーのChad Genier氏、そしてデザイナーのSean Slayback氏の4名で、それぞれLinkedinのプロフィールで明らかにされた物です。
移籍が明らかになったデザイナーのSean Slayback氏はかつてTreyarchでCall of Duty: World at Warのデザインを手掛け、WaWの完成後Infinity Wardに移籍、Modern Warfare 2の開発でデザインを手掛けていた人物です。
さらに以前退職をお知らせしたプログラマーJason McCord氏とアーティストRyan Lastimosa氏のRespawnへの移籍もLinkedinのプロフィールから新たに判明しています。
なお、今回の退職者と移籍者のリストを最新の物に変更いたしました。退職者については先日Twitterなどで新たに5名のスタッフが退職した事などが明らかになっていますが、まだ名前等が明らかになっていません。また、Respawnへの移籍者についてはこれでとうとう17名となってしまいました。
■ Infinity Wardからの離職者:26名、Respawnへの移籍者:17名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー:Respawnへ移籍
- Chris Lambert氏 – シニアソフトウェアエンジニア:Respawnへ移籍
- Jason McCord氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Keith Bell氏 – レベルデザイナー
- Preston Glenn氏 – レベルデザイナー:Respawnへ移籍
- Charlie Wiederhold氏 – デザイナー
- Robert Field氏 – リードプログラマー
- Kristin Cotterell氏 – 人事/リクルートスペシャリスト
- Joel Emslie氏 – リードキャラクターアーティスト
- Ryan Lastimosa氏 – アーティスト:Respawnへ移籍
- Brad Allen氏 – アーティスト
■ 5月1日追加離職者:3名(合計29名)
- Zied Rieke氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Chad Genier氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Sean Slayback氏 – デザイナー:Respawnへ移籍
連日Infinity Ward関連のニュースが絶えませんが、今日はInfinity Wardに残った社員の内17名と既に退社したスタッフ達総勢38名が”Infinity Ward Employee Group”(IWEG)を結成しロイヤリティーの支払い等を求めActivisionを相手に集団訴訟を起こしたことが明らかになりました。なおこの人数はModern Warfare 2の開発メンバーの実に40%に達する数となっています。
訴訟の内容は契約違反やカリフォルニアの労働基準の侵害、そして多額のロイヤリティーの未払いに対するもので、IWEGの代理人を務めるBruce Isaacs氏は「Activisionは私のクライアントに対し7500万ドルから1億2500万ドルの借りがある」(※ 約70億~117億5000万円)と発言しています。
Isaacs氏は「Activisionは離籍を止まらせる為に支払いを保留している」と発言、これがかつてのInfinity Wardが望んだ物では無くActivisionに支払いの保留を行う権利は無いと強調しています。
さらに申し立ての中にはかつてのボスWest氏とZampella氏が解雇されていなければ3月末日に支払われたボーナスが2.5倍の金額であったはずだとの内容も記されています。
なお、今回の訴訟内容は、その一部が以前にWest氏とZampella氏が起こした訴訟の内容に基づいており、Bruce Isaacs氏は今回の訴訟とWest氏とZampella氏が起こした訴訟の二つを統合するようにロサンジェルス上位裁判所に求めています。
この集団訴訟に対しActivisionのスポークスマンが「Activisionはこの行動にメリットがないと信じている」と発言、法的に問題は無く、司法がActivisionの正しさを証明する事を期待していると今回の訴訟を不当な物と考える旨を明らかにしています。
しかし今回の訴訟にInfinity Wardの現スタッフが含まれており、実際にWest氏とZampella氏の訴訟が統合され判断される事になればその勝敗に関わらず、Infinity WardとActivisionの関係が復旧に向かうとは微塵も感じられません。一体この騒動はどこまでいってしまうのか、いずれにしても非常に残念な事件である事は間違いありません。
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