UPDATE:4月27日16:20
今朝方新たな3名の退職をお知らせしたばかりですが、さらにリードと人事のスタッフが退職した事が明らかになりました。今回明らかになったのはリードプログラマーのRobert Field氏、さらに人事とリクルートのスペシャリストKristin Cotterell氏の2名で、これにより離職者の総数は26名となりました。併せて下記のリストを最新版に修正してあります。
もうすっかりデイリーなニュースになってきた感さえあるInfinity Wardの激しい人材流出ですが、昨晩新たにリードキャラクターアーティストを含める3名の退職がFacebookのプロフィールから明らかになりました。
さらに併せて以前退職が明らかになったメンバーの中からデザイナーのBrent McLeod氏、シニアソフトウェアエンジニアのChris Lambert氏が新たにRespawnに入社した事がLinkedInで報告されています。これにより総勢24名がInfinity Wardを退社、内Zampella氏とWest氏を含めた11名がRespawnへ移るという異例の事態となっています。なお最新版に修正したリストを以下に用意しました。
■ Infinity Wardからの離職者:21名、Respawnへの移籍者:11名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー:Respawnへ移籍
- Chris Lambert氏 – シニアソフトウェアエンジニア:Respawnへ移籍
- Jason McCord氏 – プログラマー
- Keith Bell氏 – レベルデザイナー
- Preston Glenn氏 – レベルデザイナー
- Charlie Wiederhold氏 – デザイナー
■ 4月27日追加離職者:5名(合計26名)
- Robert Field氏 – リードプログラマー
- Kristin Cotterell氏 – 人事/リクルートスペシャリスト
- Joel Emslie氏 – リードキャラクターアーティスト
- Ryan Lastimosa氏 – アーティスト
- Brad Allen氏 – アーティスト
これまで何度かお知らせしてきたInfinity WardとActivision、Respawn EntertainmentとElectronic Arts関連のニュースですが、人材の流出が止まらないInfinity Wardから、昨晩さらに5名のスタッフが同社を去った事が明らかになりました。今回の離職者はシニアデザイナー等を含む以下の方達となっています。なお、今回の5名の行き先についてはまだ明らかになっていません。
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー ※ No Russianミッションのデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
Infinity Ward内部の状況についてはActivisionの役員などからInfinity Wardへの待遇の良さをアピールするような動きも見られ、なんとか被害を最小限に食い止めたいActivisionの意向が見受けられますが、新しい人材はいくらでも見つかるという風な旨の発言も見られたりと、もはや決壊は防ぎきれない状況となっている様に感じます。
皮肉な事に先日は史上最も成功したエンターテインメントローンチとしてギネスに認定されたModern Warfare 2ですが、今後のInfinity WardとModern Warfareシリーズがどうなってしまうのか心配な所です。これまでのお知らせでかなり情報が煩雑になっていますので、以下にこれまでの状況をリストにまとめました。まとめたリストからは改めて事態の深刻さが浮き彫りになっています。
■ これまでに判明している離職者:13名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
■ 4月24日追加離職者:5名
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
昨年末のメガ年末商戦で大きな勝利を納めた「Modern Warfare 2」、賞レースでは奮わなかったものの、ある種ゲームの歴史上もっとも異色でスキャンダラスな、そして異端児とも言える特種なタイトルになったように感じます。
ホリデーシーズンに行われたローンチでは初日に4億160万ドルの売り上げを達成し娯楽メディアにおける新しい記録を打ち立てました。出荷量についてはハリー・ポッターの最終巻とダークナイトのチケットを上回る事が出来なかったものの、ゲーム産業に止まらない娯楽産業の記録を多く築きました。
そんなModern Warfare 2のローンチが「これまでで最も成功したエンターテインメントのローンチ」であるとギネスブックが公式サイトで宣言しました。
しかし、この栄誉をInfinity Wardで喜ぶべき人達が多く欠けている事を思うと残念でなりません。ゲームの方は新DLCもリリースされまだまだ活発ですが、一方でInfinity Ward周辺のビジネスの状況やゲームの内容について、今も尚熱く議論される機会が見受けられます。こういった有象無象を含みつつ、どんなゲームとも違う異様な存在感を放つModern Warfare 2とは一体何だったのか?そういった事を考えてみる良い機会かもしれません。
私たちは現実社会やネットの中で人気ゲームタイトルが思いもしないような方法で利用されるシーンを見かける事がしばしばあります。時には合法的に、時には思いっきりアウトだったりとその姿は本当に様々ですが、ご存じ「Call of Duty」がまさか教会の礼拝に使われるとは夢にも思いませんでした。どんな内容なんだろう……。
これはケンタッキー州の西部の都市ルイビルの教会で行われるイベントを宣伝する為の広告で、なんと壁全体にこれが描かれているとの事。どんなだよ!中央の土嚢の中に鎮座するアウト!な感じのイメージにはCall of Duty: Sermon Seriesと記されており、これが何らかの説話をしかもシリーズで……行っている物である事を物語っています。
ネタとしては愉快なオモシロ写真と取る事もできますが、ここに書かれたCall of Dutyのイメージは、その内容からやはりInfinity WardのModern Warfareシリーズを想起せずにはいられません。Infinity Wardの騒動を含めModern Warfare 2というタイトルが持つ意味、ただ山ほど売れた続編タイトルという事に止まらない本作の特殊性を良くも悪くも象徴した一枚だと感じています。それにしても……どんな内容なのか気になる!
先ほどRockstarのTwitterが何やら愉快げにyoutubeの動画を紹介していたので、覗いてみたら……ファンメイドの「Red Dead Redemption」ローンチトレイラーと書かれた映像が。という事で実写でRed Dead Redemptionをやってみたよ!というパロディ映像な訳ですが、何だろうウエスタンじゃなくてメキシカンに見えるwww
中身は素晴らしい脱力映像に仕上がっていますが、みんな素晴らしく楽しそうで何より。そりゃRockstarもバカウケで紹介する。ナイスワーク!
5月のリリースが近づいて来たど派手な破壊レースゲーム「Split Second」、お互いにライバル視するBizarre Cの「Blur」も同じ5月リリースとなっており、爽快レースゲーム同士の直接対決が見られる事となります。両方とも大きな魅力に溢れるタイトルで非常に甲乙付けがたい所ですが、Split Secondが新たにプレイヤー車のダメージ表現が良くわかるクラッシュにスポットを当てたトレイラーを公開しました。
もうダメージ表現なんて生やさしい物では無いSplit Secondのクラッシュ、見たことない程にこっなごなのずったずたにぶっ壊れるその様子はもうスピードの恐怖を通り越して爽快感その物!本能に訴えかける映像に仕上がっています。Split Secondのリリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日に行われる予定で、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
当サイトではHipHopGamerShowのおっちゃんのネタでお馴染みのラップですが、ゲームとラップ、この二つのジャンルは一見相容れない接点の薄い物に思えてなりません。しかし50セントのアニキが自身のタイトルを出したりModern Warfare 2に登場したり……余談ですがModern Warfareのエンディングもラップでしたが、あれは先日Infinity Wardを残念ながら退社したGriggsことMark Grigsby氏が歌った物でした。
と、まぁ意外と探せば出てくるラップとゲームの関係、そういえばニューヨークから帰ってきてCOMPLICATION SHAKEDOWNをリリースしたMoto Lionは書いた文字よりも喋る事、そして喋る事よりも歌うことでより深くその内容を伝達する事を語っていました。海外のヒップホップのイメージは黒人の所謂ゴージャスなギャングスタスタイルの物がイメージされやすいと思いますが、やはりラップという表現方法は楽器もない、音楽的な知識もない、でも俺には伝えたい事があるぜ!という野望や心意気に溢れる場合、最良の表現方法なのかもしれません。
という事で探せばあるわあるわ!一言申したいハードコアゲーマーの魂のラップ!クオリティが残念とかちょっとコミカルじゃね?とかそんなことはどうでもいい!大切なのはハートだろ?的なパトス溢れるゲームトリビュートなラップ作品のトップ10を今日はお届けします。ちょっと文章でそれっぽく韻踏めないか頑張ってみましたがあまりの酷さにあきらめました。HipHopおっちゃんすごいのね……。
さて魂の!とか書いといてのっけからおっとっと感に溢れるWiiファンによる素晴らしい作品が登場です。たまに機敏な動きやソウル溢れるダンスに注目。やりたかった事を思う存分やった彼らは圧倒的に正しい。
昨年末はModern Warfare 2が歴史的なメガローンチを達成し、ホリデーシーズン商戦はかなり賑やかな物となりましたが、実際にこの盛り上がりは気のせいではなく、2006年以降かなり大きな成長を年々重ねてきた物である事がConceivablyTechの調査から明らかになりました。
この図からは例年明らかに各コンソールともホリデーシーズンの売り上げが増大している事が見て取れ、特にWiiの急成長ぶりには目を見張る物があります。確かに2008~2009年のホリデーシーズン間は売り上げ台数が落ちており、任天堂失速かとニュースで多く見られた事も記憶に新しいものの、昨年末のホリデーシーズンの急成長は前年の2倍近くにも達しており、PS3とXbox 360の比較的穏やかな成長率に比べて圧倒的な底力の強さを見せつけています。
昨年末あたりからPS3が大きく力を付けている様子も見受けられる昨今、今年のホリデーシーズンは一体どんな規模の動きが見られる事になるのか、モーションコントローラーの出揃いなども含めて動向には要注目のようです。
昨年10月に起こったModern Warfare 2のレーティング再審査の動きから当サイトでは追ってお知らせしてきたオーストラリアの18歳以上レーティングクラスの新設に関する問題ですが、現在は現状に理解を示す新しい司法長官が登場し、事態が改善する方向に大きく期待が持たれています。
そんなオーストラリアのレーティング問題が2分でわかるまとめ映像が登場、解説音声は英語ですが図を見るだけでも非常に判りやすく作られており、これを見れば大体の流れが掴めるようになっています。
つい先日とうとうその幕を下ろすこととなった初代Xbox Liveのサービスですが、2004年の登場以来「Halo 2」はXbox 360登場以降も多くのファンから愛されプレイされて来ました。先日のサービス終了ではBungieからのお別れメッセージも登場するなど、いかに本作が多くの人達に愛されて来たかが判る幕引きとなりました。
そんなHalo 2のLive上でのプレイに関する統計結果が明らかになり、人気の程を物語る物凄い数値が明らかになりました。その内容は次の様になっています。
- ゲストを含まないプレイヤー総数:660万3900人
- 死亡者の数:367億8483万7266人(地球の総人口のおよそ5.5倍)
- アシスト数:104億2255万
- マルチプレイの時間:5万6991年、時間換算で4億9957万2153時間
- キャンペーンのプレイ時間:2万6950年、時間換算で2億3623万9574時間
- 結成されたクランの数:865万3124団体
- 8人以上が所属するクランの数:6万8868団体
- 16人以上が所属するクランの数:1万6725団体
- バンハンマーが振られた回数(同プレイヤーの複数使用を除く):54万8479回
もうなんというか開いた口が塞がらない数字が書き並べられていますが、これがやはりHaloシリーズの底力を表している物と感じます。初代Xboxの時代からこれだけプレイされてきた事を考えると本当に遊んだ方も作った方も感無量と言った所でしょうか。Halo 2の大往生、お美事にござりまする。
先日大々的に発表された「Gears of War 3」、やっとCliffy Bが動き出すという事で大きな注目を集めています。すでにGears of War 3については様々な情報が明らかになっていますが、海外情報サイトのTechlandがLate Night出演直前のCliffy Bにインタビューを行っています。
インタビューではGears of War 3に関する事や、今世間を騒がせているInfinity Wardに纏わる騒動、さらにはゲーム開発のクリエイティブに関する考え、そして近年成功した多くの注目作についても言及する興味深いインタビューとなっています。
今回のインタビューで明らかになったGears of War 3関係のニュースはそのほとんどを前回ご紹介したまとめ記事に記してありますので、興味のある方はそちらも併せてご覧ください。本日はこのインタビューの興味深い箇所を整理してお届けいたします。
インタビューの中でCliffy BはGears of War 3のテーマについて言及、前作がドムとマリアのテーマが大きく存在した事を挙げ、3ではマーカスと父親(アダム)の物語が大きなテーマになる事を明らかにしています。
また今作の脚本を2作の小説版も手掛けたKaren Travis氏が取り組んでいる事を明かし、彼女が非常にギアーズ世界とキャラクター達に関して非常に理解が深く、より人間性に溢れたキャラクター達が描かれる事になると述べています。
これはいつもクールで力強いマーカスについても同様で、Cliffy Bはマーカスがただのストイックな男では無いと語り、プレイヤーがマーカスの感情的な部分をもっと目にする事になると明らかにしています。
さらにストーリーの導入部分についても語られており、前作から18ヶ月経った世界では人々が何ヶ月もローカストの姿を見ていない状況になっているそうです。
また今作ではデルタ部隊唯一の黒人兵士で今作ではプレイアブルキャラクターの1人に選ばれた”コール・トレイン”ことオーガスタス・コールの物語も深く描かれる事がCliffy Bの口から語られています。
またリリースに関する事にも触れ、近年Uncharted 2やModern Warfare等の優れたタイトルがクオリティのハードルを上げ続けているのでGears of War 3ではこれらのハードルを越える必要があると、高い意気込みをかたっています。
ポーランドのPeople Can Flyが手掛ける事となったEpicのもう一つの新作Bulletstormですが、これについてもCliffy Bが語っています。Bulletstormの開発にはCliffy Bも携わっているそうで、開発ビルドのレビューをすでに数回行い、週に数回のミーティングに参加しているとの事。具体的にはマーケティングも含めたEpic的なクオリティチェックや楽しいアイデアの提案などを行っているそうです。
Cliffy BはBulletstormの事をこう表現しています。
“Call of Duty”がFireflyとSerenity(海外のSFドラマシリーズです)と出会って、そこにちょっとDuke Nukeを混ぜた物を想像してくれ
何となく判ったような判らないような不思議な感じですが、Cliffy BはPeople Can FlyとBulletstormが全く以てクレイジーで、ギアーズが一作目でカバーシステムを採用しTPSの新しい発明を行ったようなレベルで、コアシューターのゲームプレイを再開発する物だと述べています。
今作では以前に紹介したスクリーンショット画像にも見られた”スライディング”、”キック”、そしてスローモーションのシステム、さらにエネルギーウィップとCliffy Bが呼んだ敵を掴む為の武器、これらを組み合わせて非常にユニークなゲームプレイを実現しているとの事です。
インタビューではCliffy Bが一番最近感銘を受けたタイトルについても質問されており、以下の様なやりとりが行われています。
Techland:あなたを唸らせた一番新しいタイトルは何でしたか?
Cliffy B:ヘビーレイン
Techland:ヘビーレインがゲーム産業における新しい進化だと感じますか?
Cliffy B:そう思うね、だけど僕はヘビーレインの熱烈なファンとして言うけど、まだ不気味の谷は解決されていないね。アバター(映画)はだいぶ接近(不気味の谷の閾値)したと思うけど、結局アバターでさえ青い人々(ナヴィ)を使うしかなかったからね。
ヘビーレインでは本当に大量のアニメーションで、彼らが目指した事について偉大な仕事を成し遂げたと思うよ。
本当の事を言うと僕はこのタイプのゲームは嫌いでありたかったんだ。かつては、なんだこのドラマみたいなクイックタイムイベント!なんだよこのドラゴンズレアみたいなゲームは!とかね。
実際、最初の20~30分はそう思ってたんだ。でも個人的に言うとこれは本当に新しいジャンルだね。僕は5年もすればきっとあなた達がジョージ・クルーニーみたいなイケメンが登場するNatalを使ったインタラクティブなドラマを見る事になると思うよ!
以上の様なやりとりが行われ、不気味の谷(ロボットや3Dモデルなど人間に似せる程に奇妙な嫌悪感や警戒感から奇妙に感じてしまう問題)に関してはまだ映画分野でも解決に至っていないとのCliffy Bの考えが明らかにされています。
インタビューでは現在ゲーム業界とファンを大きく賑わせているActivisionとInfinity Ward、そしてJason West氏とVince Zampella氏の問題についても、質問が及び、次のようなやり取りが行われています。
Techland:ActivisionとInfinity Ward、Jason West氏とVince Zampella氏の間に何が起こったと思いますか?
Cliffy B:それはとてもデリケートなトピックだね。僕は彼らの事を知っているし、とても多くのリスペクトを持っているよ。でも僕はこれについて”ビジネス”の問題だと理解してる。ちょっと言葉遣いに注意して喋らないといけないね。
ビデオゲームの続編ブランドのビジネスが行われている中で、開発の基礎部分が移動する事はいつも見られる事だと思うけど、僕はみんなが彼らが以前(2015, Inc.時代)にやった事を忘れてると思うよ。彼らがかつてMedal of Honorの為に働いていて、それからCall of Dutyを作った事。またもう一度同じ事をできないという理由は何もない。
多くのパブリッシャーを見渡せば、色んなタイプのクリエイティブを発揮する人が居て、違ったやり方が見られるけど、あるタイプのクリエイティブにおいて本質的な部分で僕が多くのリスペクトを持っている一人にDavid Jaffeがいるんだ。
彼はGod of WarとTwisted Metalを作ったけれど、一旦その確立された原型が出来上がれば、ビジネスマン達はこう思うんだ。「オーケー、我々は我々の原型を手に入れた。でもよく聞け、我々は”あなたに価値がある”事に金を払ってるんじゃないんだ」その後それらは流れ作業の組み立て工場に送られるって事さ。
一度才能のある人々が十分にタイトルを作り上げて方程式を持ってしまえば、それらはソリッドな続編を作る事ができるんだ。Bioshock 2を見ればよくわかるけれど、そこにKen Levineは関わっていない。だけどBioshock 1のテンプレートがあったから、少数のチームで価値のある物を作る事ができたんだ。
どれがパーフェクトに素晴らしいビジネスなのか、だけどクリエーターがサポートされている事に注意しないといけない。最近はクリエーターがエージェンシーに管理されているし、実際にビジネスの中で彼らが移動している事がよく見受けられるよね。
Techland:これがゲームデザイナー達にとってより多くのクリエイティブのコントロールを得る事になると思いますか?
Cliffy B:たぶんね。僕はEpicの中での自分自身の事だけしか話せないけど、僕は莫大な量のクリエイティブコントロールと自由を持ってるよ。なぜならTim Sweeney(Unreal Engineの開発者でありEpicのCEO)はスマートな男だからね。彼はクリエイター達を世話する事や実際にゲームを構築する人達をしっかり認知しているんだよ。彼はけして「お前等は消耗品だ!変わりなんて他にいくらでも居るんだ」なんて言ったりしないんだ。
主な内容については以上ですが、インタビューではこの他にもiPadについて出張のたびに本を運ぶ必要が無くなったとか、なぜかスーザン・ボイルが気になっている事(Cliffy Bはゲーム以外のメディアについて勉強するのが大好きで、そういった所から自身のゲームに適用させているとの事。)、さらには12歳頃の子供達のパワーは大きな駆動力で甘く見てはいけないと考えている事、そういった子供達、特に女の子達にどうギアーズを受け入れてもらうか考えている事など、様々な話題について語っています。
普段お知らせしている話題のニュースのあれこれが、ゲームを作る側のCliffy Bから見るとこの様に違う風景が見えているのかと、具体的に感じられる内容になっていて、やはりこういったフラットな視点や作る事や良いと思う事の閾値など、普段は気の良いあんちゃん風のCliffy Bですが、やはり本当にクレバーでゲーム愛に溢れるからこそのCliffy Bなんだなと納得のインタビューでした。
昨日発表された米国の調査会社NPDの3月期レポートから、詳細な本数等は不明ながら今年の3月までの「Modern Warfare 2」販売本数が、歴代のゲーム史上二番目のセールスを記録していると記載されている事が明らかになりました。トップは現在でも任天堂の「Wii Play」のようですが、今後コアタイトルであるModern Warfare 2がカジュアルなタイトルであるWii Playを抜いてトップに立つ事はあるのでしょうか。
先日からパブリッシャを務めるActivisionとの関係悪化により離脱者が相次いでいるInfinity Wardですが、そんな現在の状態を作り出した要因とも言えるModern Warfare 2は社内の状況とは裏腹に大成功を収めているようです。
先日7名のキーマンがInfinity Wardを去った事をお伝えしましたが、今日もまた新たに2名のキーマンが同スタジオを後にした事が明らかになりました。今回明らかになったのはリードアニメーターのMark Grigsby氏、リードキャラクターアニメーターのPaul Messerly氏の2名となっています。
Mark Grigsby氏はCall of Duty 4: Modern WarfareのSeargent Griggs役のボイスアクトも努めた人物。もう一人のPaul Messerly氏はInfinity Wardの前身である2015 Inc時代からかつてのInfinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏の両名と共に歩んできた人物です。
Jason West氏とVince Zampella氏達も含め、これでとうとう13人の離脱者を生んだ今回の騒動、さらにこの13人のほとんどがModern Warfare 2の開発チームにおけるリーダー達であった事を考えると今後のInfinity Wardブランドがどうなってしまうのか、一抹の不安を感じずには居られません。
かつてのInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏の両氏が、Electronic Artsの後ろ盾の元に新スタジオRespawn Entertainmentを立ち上げた事が明らかになりましたが、古巣であるInfinity Wardの状況は混迷を極めた状態が続いているようです。
先日Infinity WardのベテランスタッフであるリードデザイナーのTodd Alderman氏とリードエンジニアを努めたFrancesco Gigliotti氏が同社を退社したとのニュースをお知らせしましたが、さらなるキーマンの退職が昨晩いくつかの海外情報サイトで報じられました。今回明らかになったメンバーは以下の7人となっています。
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Rayme Vinson氏 – プログラマー
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト
- Jon Shiring氏 – Modern Warfareシリーズのプログラマー
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー
これで前述の2名のキーマンを含め合計9名のスタッフがInfinity Wardを去った事が明らかになりました。その動向がはっきりとしているのはアニメーターのBruce Ferriz氏だけで、それ以外の方についての動向は明らかになっていません。しかしRespawn Entertainment設立のタイミングに併せTwitterやLinkedInで退社の報告を行った方も存在しており、動向が気になるところです。
昨日とうとう正式に発表され印象的なトレーラーと共に登場した「Gears of War 3」、3部作の完結となる事も明らかになり一気に世界中の注目を集めました。そんなGears of War 3のディティールが早くも登場し始めています。スペインの情報サイトのインタビューに応じたCliffy Bが本作のゲームプレイについて様々な新要素を明らかにしました。
Cliffy Bはこのインタビューで本作のキャンペーンが前作までのスタイルから大きく変化し、Modern Warfareシリーズで知られる様なプレイアブルキャラクターがシーンによって変わるシステムに変化する事を明らかにしています。キャンペーンのあるポイントではマーカスとドムでは無く、別の分隊のキャラクターを操作し彼らの物語を体験する事になります。これらがいずれオーバーラップし物語が紡がれる事が語られています。
Cliffy Bはこれをタランティーノ作品の”パルプフィクション”の様なスタイルと呼び、Gears of War 3の物語を一段上の物にすると述べています。
さらに今作では4人Co-opプレイが大きな特徴になるとされていますが、Cliffy Bは残り2人のキャラクターについても言及し、黒人兵士のコールとメカニックとしても活躍するベアードがプレイアブルキャラクターとして登場する事が明らかにされています。さらにAshes to Ashesトレイラーで登場した女性兵士が通信兵として登場していたアーニャである事を自身のTwitterで明らかにしています。
余談ですが、Ashes to Ashesトレイラーでのドムの老け具合?に衝撃を受けた方が多かったようですが、Cliffy BがTwitterであの髭の色は灰を被った物で白髪になった訳じゃないとTwit、ドムはオールドスネークじゃ無いと発言しています。
さらに新登場の触手を持ち姿を変化させる敵が”Lambent”と呼ばれる敵である事や、 “Pendulum Lancer”とCliffy Bが呼ぶ新たなランサーアサルトライフル的な武器が登場する事、かなり強力なダブルバレルショットガンが登場する事、そして古いマップの復活が行われる事、最新のUnrealエンジンによりライティングが改善されている事(色深度とポスプロ処理が豊かになった事が語られています)、カバーシステムの変更(これはカバー状態を遠隔攻撃するLambentの登場に関係か)、そして新しいムーブが実装される事についても触れられています。
直接ゲームとは関係ない小ネタですが、昨日のLate Night With Jimmy Fallonで語られたNintendo Power誌に掲載されたスーパーマリオのハイスコアのエピソード、なんと実際にその号を持っていた方が現れ、その証拠画像(上イメージ)がTwitpicにアップされCliffy Bが大喜びでReTweetしています。一番上に堂々とCriff Blezinskiの名が!
PCでゲームを遊ぶ事の醍醐味と言えば、やはりMODの存在が欠かせません。この映像はお馴染みValveの「Left 4 Dead 2」にModern Warfare 2とMass Effect 2のキャラクター達を登場させた物、ジャガーノートや宇宙刑事ギャレスさんなど見慣れたキャラクターとゾンビが戦う様子は、なんというか不思議の一言。
しかし意外な程違和感が無いのがタリ!やはり萌えっ子はどこに持って行っても様になりますね。しかし最早なんのゲームか判らない。
映像はカラービーズを用いて、ファミコンのキャラクター達を驚く程にイキイキとストップモーションで動かしたアニメーション作品。作業量を考えただけでもぞっとしますが、何よりクオリティが高いのが凄い!
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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