打倒Modern Warfare 2を掲げ、FPSブランドの王者に再び返り咲きを狙うElectronic Artsのシリーズ最新作「Medal of Honor」ですが、先日終了したGDC 2010で行われたインタビューにおいて同作のエグゼクティブプロデューサーを務めるGreg Goodrich氏が「ユーザーがトライ&プレイ出来るものを準備している」と語り、デモリリースのプランがある事が明らかになりました。
リリース日やデモの内容についてはまだ明らかにされていませんが、先日当サイトではお馴染みのHipHopGamerShowもGDC会場にてGreg Goodrich氏にインタビューを行っており、その中でMedal of Honorに近々マルチプレイベータテストのアナウンスがある事を独自に報じています。
両方ともにGreg Goodrich氏が語っている事や時期も近い事から、明らかになったデモの存在はマルチプレイベータである可能性は高いと思われます。Splinter Cell: Convictionのデモ登場に続き、HipHopGamerShowが先取り過ぎたのか……おっちゃんゴメン!!さて、これまでの予言も最終的に当たる結果になるのか、色々な意味で続報に注目が集まります。
みなさん日曜日いかがお過ごしでしょうか、明日からまた新しい一週間が始まりますが、週末ゲームの手を少し休めて気分のリフレッシュに美しい映像作品などいかがでしょうか。上の映像はニューヨークの街をミニチュアの様に撮影したショートフィルムで、抑えた雰囲気の音楽と不思議なオブジェクト感に満ちた街の風景にいつもと違ったインスピレーションが湧く事もあるかもしれません。
制作したのはAero FilmのディレクターSam O’Hare氏、tilt-shiftレンズを用いた魔法の様なこの映像はゴッドフリー・レッジョのコヤニスカッツィ(邦題:平衡を失った世界)を意識した物で、まさに平衡を失った世界と言うに相応しい不思議なテイストに仕上がっています。
昨晩Xbox LIVE MarketplaceにおいてModern Warfare 2の初DLCとなる”Stimulus Package”に含まれる5種類のマップがリストアップされました。その中にはCrashとOvergrownの2マップが前作Modern Warfareから復活採用される事が記されており、さらに新マップの3つもその概要が記されています。登場マップの詳細については以下の様になっています。
- Bailout:多層の団地
- Storm:重機が散らかるオープンな工業団地
- Salvage:破砕物と廃棄された車が積み重ねられた雪のジャンクヤード
- Crash:前作からの復活マップ、墜落現場のある都市マップ
- Overgrown:前作からの復活マップ、スナイプが熱い郊外マップ
大枠リーク通りといった内容になった”Stimulus Package”、あとはMapathyの展開がどのような影響を及ぼすのか、そのプレイ内容の詳細が気になるところでしょうか。なお本DLCはMapathyサイトにおいて3月30日リリースと表記されていますが、Marketplaceではまだ価格とリリース日についてはまだ記載されていません。続報在り次第改めてお知らせいたします。
GDC会場では実演デモが行われている「Medal of Honor」、EAの王座奪還を担う重要な役目を背負ったタイトルとして大きな期待を集めています。そんな本作の新映像が登場、スケールが大きく臨場感に満ち、渋い色遣いながら非常に鮮やかな日中表現など目を見張るようなクオリティに仕上がっています。
今回のMoHはアフガニスタンを舞台に現実志向でかなり渋めなゲームプレイを目指しているようで、GDCの実演デモでは派手なプレイだけではないMoHの新たな側面が見られたとの事。
さらに……当サイトではお馴染みの愛され情報サイトHipHopGamerShowがGDC会場でElectronic ArtsのプロデューサーGreg Goodrich氏にインタビューを敢行、今日は珍しくオーディエンスの多さからか、リズム感もいつになく良い感じでインタビューが進められ、なんとマルチプレイのベータテストが近日アナウンスされる事が明らかになりました。インタビューでのおっさんはもうすぐ開始されるよレベルで浮かれていますが、いつも信用ならないのでアナウンスされる程度に抑えておきました。
とはいうものの、一応このインタビューはMoHの公式TwitterでTwitされており、今回は信用してできる情報なのか……もしれません。しかしほんとにどんなに渋い世界観を持ったタイトルであろうと全てがギャグに見えてくるHipHopのおっさんのスキルには舌を巻くばかり、本人が一番テンションのも相変わらずで可愛くてしょうがありません。
Black Rock Studioが開発を行っている爆発レースタイトル「Split Second: Velocity」、PC版に関する情報の少なさから販売がSteamなどによるオンライン販売のみになるのではとの噂が出ていた本作ですが、昨日パブリッシャを務めるDisney Interactive Studiosがにコメントを行い、本作がパッケージ・デジタル販売共に行われる事が明らかになりました。デジタル販売におけるプラットフォーム等の詳細は不明ですが、続報があり次第お伝えします。
先日美しいスクリーンショットとプレイ映像も公開され、ますますリリースへの期待が高まるSplit Second: Velocityのリリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日に行われる予定となっています。
爆発!破壊!スピード!男の子の妄想を存分にぶち込んだ上で最新の映像技術をふんだんに盛り込んで開発が行われたBlack Rock Studioの「Split Second: Velocity」(※ これまでSplit/Secondと表記しておりましたが、先日サブタイトルが付与され正式タイトルが変更になりました)、Bizarreが開発を進めているBlurのライバルともされ、両タイトルとも所謂アーケードレーシングタイプのタイトルとなっています。
発売も間近に控えたSplit Second: VelocityがGDC会場にてデモが行われており、新情報やら映像、そしてとても美しいスクリーンショットが数多く公開されています。映像でたっぷりと確認できますが、プレイヤーは”PowerPlay”という爆発を引き起こすトリガーを利用してライバル車を攻撃する事が出来ます。
さらに会場では新しいプレイモード”Survival”の存在を明らかにしています。このサバイバルモードは最後まで生き残ったプレイヤーが勝ち!なモードで、デモンストレーションでは触れただけで爆発する樽が配置されたアリーナ状のコースを他のプレイヤーと生存を掛けて勝負する様子が見られた様です。
本作はUIも非常にシンプルでプレイヤー車の近くに上手くまとめられており、近年希に見る革新的で優れたインターフェースに思えます。このシンプルさはプレイアビリティにも活かされているようで、ボタンはアクセルとブレーキ、そして上述の”PowerPlay”ボタン、そしてもう一つ”Shockwave”ボタンの計4つしか利用しない事が明らかになっています。ハンドブレーキもないこの潔さ!存分に派手なプレイを楽しむ事が出来そうで清々しいというものです。
開発を務めたBlack Rock Studioが自己申告ながらレースゲームのModern Warfare 2とUncharted 2だ!と豪語するSplit Second: Velocity、リリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日は新マップのイメージと思われる動画や画像がリークされた「Modern Warfare 2」のDLC、登場は近いとお馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏が発言していましたが、昨晩新DLC用のプロモーションサイト”Mapathy“がオープン、Xbox 360版のDLCリリースが3月30日に行われる事が発表されました。なお、昨年のE3で発表された通りDLCはXbox 360版が30日の独占期間を持っているので、以外のプラットフォームでは4月末のリリースという事になります。
今回のDLCはマップパックである事が明らかになっていますが、オープンしたプロモーションサイトにはあたかも医療系サイトの様なテイストで”Mapathy”と言う謎の言葉が印象的に使われています。サイトにはこの造語らしき”Mapathy”の定義について記されており、近年の病んだマルチプレイの様々な要素(例としてクレーンの上に隠れる人などが挙げられています)を治療する事を目指している事が記されており、ただの追加マップパックという訳ではなさそうな気配です。
先日Modern Warfare 2のユニークユーザーが2500万人を越えた事がRobert Bowling氏のTwitから明らかにされていますが、今回の”Mapathy”と呼ばれる新要素の導入で2000万人を越えるユーザーがMapathyのリスクに晒されるとも記されており、大きくプレイスタイルの変更が余儀なくされる物になるのではないかと予想されます。MapとPathy(療法)を組み合わせたと思われるこの新コンセプト、一体どのような物になるのか詳細が気になるところです。
つい先日「Modern Warfare 2」のNo Russianステージに絡むストーリーを描いたマシニマ映像が登場、あまりのハイクオリティに言葉が出ない程の圧倒的なクオリティであの衝撃的なステージが再構成されています。カメラワークとライティングでここまで変わるとは……いずれこんなクオリティでゲームが楽しめる日が来るのかと思うと、ちょっと楽しみなようなぞっとしないような、そんな衝撃的な映像に仕上がっています。
“マシニマ”という言葉はまだ国内ではあまり馴染みの無い言葉ですが、マシンとシネマを足した(machine+cinema)近年の映像ジャンルの一つで、FPSのゲームエンジンを用いて作られる手の込んだMADムービーといった趣の物です。近年ますます高くなる表現力を活かして低予算で映像表現が可能な事からインディペンデントな制作分野として急成長を遂げています。本作の制作を手掛けたのはこのマシニマ作家として知られるMichael Barnes、公式チャンネルにはその他の作品も数多く用意されていますので、気になる方は要チェック!です。
しかしほんとに凄いクオリティ……興味深いのはモデルのクオリティが比較的ラフな物でも、ライティングとカメラワークでかなり印象が違うという事でしょうか。近年ゲームの映像やモデルのクオリティが上がる度に不気味の谷現象について考える事がありましたが、もう現実はもう谷底を軽く越えてしまったのかもしれません。
激化するInfinity Wardのボスだった2人とActivisionの騒動、今朝のニュースをお伝えして以降もどんどん新情報が出てきて泥沼化する一方で、本当に残念で悲しい展開になってしまいました。双方共に今後が心配の今回の件ですが、こんな展開を迎える程に「Modern Warfare 2」が素晴らしいタイトルだったとも言えます。
今回はそんなModern Warfare 2の懐深さや大きさをよく表していると言える、ちょっとトホホなところや豆知識、そして多くのプレイヤー達によって生み出された愉快なドラマ、そんな印象的なあれこれを集めた映像をお届けします。あるある!からすげえ!、ねーよ!まで色とりどりに揃っており、こんな楽しい体験が出来るのも本作の素晴らしさに拠る所が大きい事が本当によく判ります。
さらに以前ご紹介したトリビア的な豆知識の検証動画の続編もご紹介。並べて見てるだけで対戦したくなってくる不思議な魅力に溢れています。DLCの登場も現実的になってきたModern Warfare 2、まだまだ楽しませてくれそうです。
先日からお伝えしているInfinity WardとActivisionのトラブルですが、Infinity Wardを解雇されたかつてのボスJason West氏とVince Zampella氏がとうとうActivisionを提訴する事態に発展してしまいました。Bloombergが報じたところによると、2人の訴えは3600万ドル(約32億円)と”Modern Warfare”ブランドのコントロールの2つで、既に昨日ロサンゼルス高等裁判所へ提訴の手続きが行われました。
この両者の動きに対してActivisionが公式声明を発表、Jason West氏とVince Zampella氏に失望したと述べ、賠償請求には「価値が無い」と述べました。さらに文書では両名とElectronic Artsなどを含むActivisionの競合会社とのコミュニケーションについても言及されており、マーケティングやInfinity Wardのマネージメント、Modern Warfare 2やその後の続編開発に関する漏洩も示唆、両名に主張されるどんな賠償請求も受け付けられないと信じていると強くそのスタンスを明らかにしています。
Jason West氏とVince Zampella氏の訴えには、今回の泥沼騒動のそもそもの争点らしき内容が確認できます。両名の訴えには“Call of Duty”と”Modern Warfare”が別のフランチャイズである事が記されており、Modern Warfare 2の発表時から何度も話題になった正式タイトルの問題(Call of Dutyの有無)や、Modern Warfareのシリーズ化に関する両者の思惑の違いが発端である事が読み取れます。
2008年3月31日にActivisionと両名の間に交わされた契約書では、ベトナム戦争以降を舞台とした”Modern Warfare”のクリエイティブに関する権限と認可が2人に与えられており、将来的に”Modern Warfare”が両名に与えられる事が記されています。この2008年の契約が今回の”Modern Warfare”ブランドの要求へと相成った様です。なお、この協定には両名に対するModern Warfare 2に続く新IPの作成に関するオプション契約も含まれています。
さらにJason West氏とVince Zampella氏はInfinity Wardが持つ特許技術を利用するタイトルのロイヤリティーについても問題視しており、”007: Quantum of Solace”と”Call of Duty: World at War”がInfinity Wardの技術を利用している事、そして今後発生するロイヤリティーについても言及しています。
ActivisionとInfinity Wardの関係は既に8年に及び、ゲーム文化を大きく進化させた素晴らしいタイトルをリリースしてきた事は疑いようの無い事実ですが、今回の騒動の原因とされる”契約違反と反抗”による解雇はどうやら相当に根深い物で、金銭の問題とそれぞれのフランチャイズに対する思い、そして向かうべき将来のビジョン、そして先日もお伝えしたActivision自らも認める巨大IPへの依存体質など、本当に様々な糸が複雑に絡み合っているようです。
一体この事件がどういった結末を迎えるのか、デベロッパとパブリッシャのIPコントロールに関する問題もよく議論される昨今、今後のゲーム開発の何かを左右する大きな事件と言えそうです。
昨晩、海外情報情報サイトTheTechGameの掲示板に「Modern Warfare 2」のDLCの内容とされる動画が投稿され、”Stimulus Package”と名付けられたそのDLCが5つのマップを含む物になると噂になっています。
先日のActivisionによる発表からはInfinity WardがDLCの開発を2本進めている事も明らかにされており、春にリリースとされる最初のDLCの登場がいよいよ近くなってきた事は間違い無いようです。
先日突如降って湧いたInfinity WardとActivisionの騒動、情報が錯綜し事実確認が難しい状況が続いていましたが、昨晩発表されたActivisionのCall of Dutyフランチャイズに関する公式発表から様々な事が明らかになってきました。発表からはInfinity Wardの社員達が心配していた2人のボス、Vince Zampella氏とJason West氏が既にスタジオに居ない事が明らかになり、Activision主導の新体制で運営される事が明らかになりました。
Activisionの公式発表によると、Infinity Wardの新たなボスにActivision Publishingの最高技術責任者を務めるSteve Pearce氏とプロダクションのヘッドを務めるSteve Ackrich氏の2人が臨時の責任者として就任し、今回の騒動に揺れるInfinity Wardを率いていく事が明らかになりました。さらにCall of Dutyフランチャイズの業務はActivisionの重鎮Philip Earl氏が舵取りを務めていくと記されています。
さらに今回の発表でActivisionのCEOを務めるMike Griffith氏は「Vince ZampellaとJason WestはもはやInfinity Wardではないが、Infinity WardはCall of Dutyの将来を担う中心であるままです。そして私たちはこの集まった才能、専門知識、そしてリーダーシップに期待しています」と、依然同スタジオの重要性が非常に高い事を強調しています。
どうやら今回のInfinity WardとActivisionのトラブルはロイヤリティーとボーナス報酬に絡む雇用問題の様で、まだ詳細は明らかになっていないものの、ActivisionからInfinity Wardへのロイヤリティーの支払いがまだされておらず(通常ロイヤリティーの支払いはパブリッシャーの開発費回収後に行われるとの事)、2月末に支払われるとされていたボーナスも今回の件でどうやら保留になっている様子。ただ、今回の件は契約上の問題と雇用の問題が複雑に絡み合っており、Activisionの今回の行動は契約上は正統な動きだと言える様です。
SledgehammerのCoDフランチャイズ参加も明らかになり、さらにBlizzardが持つBattle.netのノウハウの投下も正式に発表された今回の発表とInfinity Wardとの事件、一体これからどうなっていくのか?しばらく騒動は続きそうです。
海外の情報サイトG4tvが報じた所によるとModern Warfare 2で知られるInfinity Wardに昨日から何らかのトラブルが発生している模様です。
昨日の朝、Infinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏がActivisionに出かけて以降、まだ戻っていないとの事。さらに、昨晩には制服を着ていないSP風の男性達がInfinity Wardスタジオにやってきて、何かを待っている様子の彼らにIWの社員が尋ねた所、そこに居る理由を明かさず、スタジオでは混乱とパニックの様な状態になっているとの事。
G4tvにこれを伝えたスタジオの情報筋はActivisionとInfinity Wardの関係が”緊張状態にある”と述べ、「私たちはただゲームを作っていたいだけなんだ」と胸中を語っています。
こりゃ何事かと当サイトでもお馴染みのRobert Bowling氏のTwitterを覗いてみたらどうやらボストンに向かっている途中の様で、40分程前に着メロ変えた!と喜んでおり(ちなみにドロップキック・マーフィーズのI’m Shipping Up To Bostonに)緊張感は全く見られない様子。
さらにJason West氏のFacebookでは飲んでたよー!との記述が発見され、飲んでたんかい!と思いきや、さらに職を失った旨が書かれており、G4tvではさらに同氏のLinkedinプロフィールページが次の様に変更されたと報告し、さらなる混乱が発生しています。
President/Game Director/CCO/CTO Infinity Ward
January 2001 – March 2010 (9 years 3 months)”
いったい何がどうなっているのか、情報がかなり錯綜している様子で詳細がわからない状態が続いています。ただの勘違いや行き違いが重なっただけであればいいんですが……。続報等あれば、改めてお伝えいたします。
ヨーロッパでは先月の24日にリリースを迎えた「Heavy Rain」(国内では18日リリースの「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」)がイギリスのゲームタイトルのセールス等をまとめているELSPAのチャートにおいて、PS3専用タイトルとしては昨年のKillzone 2以来のトップを獲得した事が明らかになりました。
先週までチャートのトップだったSEGAの「Aliens vs Predator」は2位にランクダウン、またイギリスにおいてWiiのサードパーティタイトルとしては異例の好セールスを続けているUbisoftのリズムアクションタイトル「Just Dance」が現在も3位にランクインしています。なおトップ10のリストは以下のようになっています。
1. Heavy Rain (Sony)
2. Aliens vs Predator (Sega)
3. Just Dance (Ubisoft)
4. Wii Fit Plus (Nintendo)
5. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision)
6. Wii Sports Resort (Nintendo)
7. New Super Mario Bros Wii (Nintendo)
8. Sonic & Sega All-Stars Racing (Sega)
9. Bioshock 2 (2K Games)
10. FIFA 10 (EA)
またSCE UKのスポークスマンはMCVに「私たちはHeavy Rainの需要を非常に喜んでいます」と喜びを伝えており、合わせてユーザーへの感謝も述べています。
Black Rock Studioが開発を手掛けるド派手な爆発レースタイトル「Split/Second」、その無意味に多い火薬の量や飛行機が訳もなく墜落してくる意味不明なシチュエーションなど、ハリウッドスタイル(というかマイケル・ベイ的な)の贅沢なバカゲー臭がたっぷりと漂っています。しかもそれを実現する技術的な素晴らしさも秀逸!スピード感や爽快感たっぷりでかなり楽しそうなゲームに仕上がりそうです。
そんな本作のプロデューサーを務めるJason Ried氏がCVGのインタビューに答え、今作のライバルとも言えるActivisionのBlurについて「明らかな競合だ」と述べ、お互いにレースゲームで違いはわずかであり、そして同様に風変わりな物でもあると評しています。しかしRied氏は他のレースゲームと違い、Split/SecondはModern Warfare 2やUncharted 2に接近しているタイトルだとも語り、本作の方向性を明らかにしています。
Ried氏はさらに本作がこれまでのレースゲームで最も大きな大志を持った物だと続け、上記の2タイトルと比較されるようなタイトルを目指している事を強くアピールしました。気持ちは判る。言葉は判るが、意味がちょっとよく判らない!でもこの意気込みこそが本作のよくわからんが何だか凄そうだ……的な謎の魅力に繋がっているのかもしれません。近年豊作が続くレースゲームジャンル、さらに新しいイノベーションを達成する事ができるか?Split/Secondは北米で5月18日、ヨーロッパでは5月21日のリリースで、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨年末から2009年の様々なゲームに関する賞の受賞等をお伝えしていますが、先日デンマークでDanish Game Awards 2010が発表され、各賞受賞作品のアナウンスが行われました。セールスが10億ドルを突破するなど、歴史的なローンチを果たしたInfinity Wardの「Modern Warfare 2」が同賞のGame of the Yearを獲得しました。各賞受賞作品は以下のようになています。
Game of the Year — Call of Duty: Modern Warfare 2
Sports Game — FIFA 10
Racing Game — Need for Speed: SHIFT
Platformer — New Super Mario Bros Wii
Strategy — Empire: Total War
Social Game — Wii Sports Resort
Open Category — Dragon Age: Origins
Action Game — Call of Duty: Modern Warfare 2
Critic’s Prize — Batman: Arkham Asylum
また「Mini Ninjas」やヒットマンシリーズの開発を手がけたIO InteractiveがDanish Game Awardsのデベロッパ賞を受賞しています。
まだまだマルチプレイの熱狂も衰える様子が見えない「Modern Warfare 2」ですが、昨日お馴染みのRobert Bowling氏がDLCのミーティングを行っているとTwit、リリース日とその詳細のアナウンスが近日明らかにされる事が判りました。
この初DLCはリリースから30日間はXbox 360向けに独占配信され、マルチプレーヤーの新マップが含まれている事がこれまでに明らかになっています。一体どんなDLCになるのか、アナウンスあり次第改めてお知らせいたします。
DICEサミットに登壇したGearboxのボスRandy Pitchford氏が「Borderlands」のローンチの際に、否定的な分析を行った有名アナリストのMichael Pachter氏が”間違っていた”と批判しました。
MOとRPGとFPSを融合させた意欲的なハイブリッドタイトルとしてローンチされたBorderlandsは当初の予想を超える大きなヒットで販売本数が300万本を突破し、今後のTake-Twoにおける重要な位置を担うIPとなりました。氏はこの成功について語った後にDICEの壇上で、本作のリリースが「スタジオに死を招くだろう」と分析したWedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏の発言に対して「彼が間違っている事は初めから判っていた」と発言しました。
なお、Pachter氏の分析はHalo 3: ODST、Modern Warfare 2、Dragon Age: Originsなどの大作タイトルと発売時期が近い事などの理由から、本作がセールスに苦しむだろうという物で、実際の結果はこれらの大作タイトルと十分に肩を並べる成功を納めたと言えます。
さらにRandy Pitchford氏はこれまでGearboxによって開発されたゲームが2000万セールスを越え、5億ドルを越える収益を生んでいる事を明らかにしています。しかしこの結果にはBorderlandsの成功が含まれておらず同スタジオの売り上げはさらに多くなると好調をアピールしています。
いよいよレベルキャップの引き上げなどが盛り込まれ、高レベル帯のコンテンツが強化される第3弾のDLC”The Secret Armory of General Knoxx”も先日アナウンスされ、チャレンジを続けるGearboxのBorderlands、フランチャイズ化なども噂される同作はHaloやCoDのような大型IPとなるか、今後の展開に注目です。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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