東西冷戦に挟まれたカリブ海の小さな島を大統領として発展させていく傑作箱庭シミュレーション”トロピコ”シリーズの最新作「Tropico 4」PC版の開発が進められている事がKalypso Mediaから明らかにされました。コンソールバージョンについても近く発表が行われるとの事。PC版Tropico 4のリリースは2011年Q2の予定とされています。
最新作では再び島の大統領となる訳ですが、今回はFacebookやTwitterとの連携機能を実装し、オンラインのスコアボードやランキングが搭載され、多くの新要素が登場する事になります。現在判明している要素は次の様になっています。
- 新しいキャンペーンは10マップ上の20ミッションから構成
- 証券取引所やショッピングモールなどを含むの新しいビルディング
- 火山、干ばつおよびトルネードを含む6つの災害が登場
- 市民を選んで閣僚に任命できる諮問委員会が登場
- ミッションの完了や実績のアンロックなどをTwitterやFacebookへポスト可能
- PC版のみの特典としてFacebookにスクリーンショットギャラリーを作成する事が可能
- 他国家への輸出入を備える新しい取引システムが登場
本日GSC Game Worldが公式サイトにおいて「S.T.A.L.K.E.R. 2」の存在を公式に発表、なんとマルチプラットフォームタイトルになる事が明らかになりました。GSCのCEOを務めるSergiy Grygorovych氏は「シリーズの公式販売数が400万を超え、S.T.A.L.K.E.R.ユニバースで新しい大きな展開を始める事に疑問は無い」を自信の程を語っています。
キエフのGSC Game Worldが開発したS.T.A.L.K.E.R.シリーズはこれまで3タイトルがリリースされ、アンドレイ・タルコフスキー監督の映画「ストーカー」をモチーフにした世界観をベースにチェルノブイリ原子力発電所の爆発以降の歴史のifを描いたFPSタイトルです。
2007年に始まったS.T.A.L.K.E.R.シリーズは、それまでのFPSにRPG的な要素を持ち込み、生態系シミュレータを目指して作られたA-Lifeシステム等や、独特の空気感と圧倒的な”そこに居る感”、そして群を抜いた廃墟を含む建築物の表現など、多くのPCゲームファンが虜になった名作中の名作で、MOD文化の大きな盛り上がりでも知られています。
今の所、様々噂されるエンジンに関する内容や、スクリーンショットやゲームの詳細と言った物は明らかにされていませんが、リリースは2012年の予定である事が記されています。このタイミングの発表という事は来週のgamescomに期待できるか、世界中のスタルカァ歓喜のこのアナウンス!続報がとても楽しみです。
昨晩の発表以来、世界中が大きな注目を寄せるIrrational Gamesの新作「BioShock: Infinite」、イベントの内容については改めてお知らせしますが、厳重なセキュリティからその内容まで、所謂ゲームのプレスイベントでは無かった事が参加したメディアから伝えられています。
先ほどIrrational Gamesの公式blogにて、ニューヨークで最も権威のある名門ホテルとして名高い”プラザ・ホテル”で行われたこのイベントの様子が公開、BioShock: Infiniteの舞台となる1900年代初頭の雰囲気をそのままに再現した会場は、まるで海底都市ラプチャーや空中都市コロンビアが人々の希望を受け華々しく輝いていた時代を思わせる様な荘厳な物となっています。
以前、ValveがBiowareを制して最強に輝いたデベロッパトーナメント”March Mayhem“が大きな盛り上がりを見せてくれましたが、GameSpotが新たにゲームに登場する最強の悪役キャラクターを決めるトーナメント「All Time Greatest Game Villain」の開催をアナウンス、すでに予備投票を終え最終トーナメントに出場する64人の名だたる悪役キャラクターが勢揃いしました。
既にトーナメント表とそれぞれのスケジュールも準備が整い、8月26日から第1戦が開始されます。投票にはGameSpotへのユーザー登録が必要なのでお忘れ無く。という事で、今回は全64人のリストを以下にご紹介、まぁ揃いに揃った悪人ども!かっこいい!誰もが思い浮かべるあの人からマニア歓喜のあいつまで、一体史上最狂は誰なのか、今後トーナメント結果は都度お知らせしてまいりますので、お楽しみに!
昨晩大きな驚きと共に発表されたIrrational Gamesの「BioShock: Infinite」、公開された映像では目を見張る様な美しい空中都市とBioshock特有の残酷な表現が混じり合い、まさにKen Levine氏の真骨頂とも言える驚きの内容が描かれていました。
リーク騒動の多い昨今にあって、これだけの大作が一滴たりとも漏れる事なく、この発表を迎えた事も驚きでしたが、発表されたBioShock: Infiniteの内容は本当に全ての人の虚を突くようなサプライズだったと言えます。事前情報では新IPとも噂されていたProject Icarusですが、明らかになったBioShock: Infiniteに対してIrrational Gamesを率いるKen Levine氏が何を考え、何を目指しているのか、Joystiqが氏に直接インタビューを行っています。
まずKen Levine氏は本作のモチーフにアメリカ人の優越性をベースにしたアメリカ例外主義の概念が存在している事を明かし、この概念を持ち込んだ事がここ半年ほどの出来事であること、しかし本作の舞台は始めから空中都市を舞台にしていた事を明かし、これが客観主義を突き通したアンドリュー・ライアンの概念が存在しないまま、開発中に多くのプロトタイプが作られた前作BioShockに酷似していると氏は発言しています。
前作BioShockに多くの哲学が盛り込まれていた事を指摘したJoystiqは、BioShock: Infiniteにも同じ雰囲気が感じられると述べ、本作の背景に敷かれた哲学が何であるか、またそれを理解する為にどのような本を読めば良いか質問しています。
この質問に対しKen Levine氏はBioShockは歴史的な物語では無かったが、歴史の文脈に基づいてセットされた物だと述べ、ここにはIrrationalが表現しようと試みたアメリカの雰囲気があったと発言。今回も同様である事を明かし、本作の舞台である世紀の変わり目に蔓延したオプティミズムを挙げ、セオドア・ルーズベルトの著書から学び始める事が良いだろうとアドバイスしています。
1901年のまさに世紀の変わり目にマッキンリーの暗殺に伴って大統領となったルーズベルトについてKen Levine氏は、彼が当時のアメリカのまさに中心的な人物で、当時のオプティミズムが有した、強いアメリカがどんな巨大な事でもできる、或いは全ての技術を持っている、そして法外な民主主義体制を持っているといった世論を象徴しており、実際にこの時代のアメリカ国民が望んでいた希望の指標だと表現。そしてその実際は君主制と独裁者で満たされた世界だったとKen Levine氏は続けています。
こういった背景からBioShock: Infiniteの舞台である空中都市”コロンビア”が生まれ、そして時代背景にコロンビアが基づいた物として自然に感じられる様、多くの方法を用意した事を明らかにしています。
さらに氏は本作の開発チームの規模にも言及、BioShock: Infiniteチームが80人体制で開発に取り組んでいる事を述べ、近年の超巨大な開発体制には及ばないものの、前作BioShockから明らかにスケールが大きくなった事を明らかにしています。さらに氏は前作のBioShockから一切の資産を共有していない事を明言、コードは全て新しくなり、エンジンもUnreal Engine 3へと刷新されたと発言しています。
また、今作ではUnreal Engine 3の利用により、空中都市の建造物が空中を浮遊し、ビルの崩壊が表現され、一度に多くの敵を相手にする事が少なかった前作の戦闘に比べ、今作では15人の敵と一度に戦う様なシチュエーションが存在する事を明らかにしています。
そして、空中都市となった事でエリアがラプチャーに比べ格段に広い物になった事を明かした氏は、長距離武器の重要度が大きく増し、同様に多くの敵が一度に登場する事からエリアエフェクトを持つ武器も有用だと発言、さらにプレイヤーが時速100kmで移動する様なシーンがある事を明かし、やはり武器の選択が大きなカギとなる事を示唆しています。
さらに氏は前回の記事でもお知らせしたBioShock: Infiniteの制作における只1つのルール”神聖にして犯すべからざるものを持たない”事を挙げ、多くのファンがBioshockに望むBioshockゲームが持っていなければならない要素でさえ、自分達が表現したい内容に適合しない物であれば登場させない旨を示し、前作Bioshockの象徴とも言えるビッグダディとリトルシスターが登場していない事を例として挙げました。
ここで、トレイラーに登場した大きな手を持つ頭部に心臓を有した謎のロボットがビッグダディに似ていると質問された氏は、あれはビッグダディでは無いと発言、ビッグダディとリトルシスターは共に前作のパッケージにも登場する主役キャラクターで、概念的に同様の扱いでは無い事を語りながらも、今作がやはりBioshockからのDNAを拡張した物である事を明らかにしています。
ここまで前作との大きな差を強調する氏に対してJoystiqは、なぜこれをBiochokと呼ぶ事にしたのか、マーケティングに拠る物か、それとも芸術的な選択かと質問。これに対して氏はBioShockと言うタイトルがラプチャーを超える物だと考えていると回答し、“Bioshock”とは驚く様な場所を舞台に、Irrationalの俯瞰とヒストリカルなアイデアからなるFPSタイトルだとIPの定義を明らかにしました。
これらは共有の遺産を持っており、それはファイナルファンタジーのそれと同様の物だと氏は発言、しかし続編を作成する場合には通常多くの共有資産やゲームプレイシステムを擁する場合が多く、そういった続編はIrrationalのBioshockには当てはまらない事を示唆、これこそがBioShock 2がIrrational Gamesにとって適切なプロジェクトで無かった理由で、Irrationalの野心にフィットするスケールのプロダクトでは無かったと発言、しかし2K Marineが手掛けたBioShock 2はまさしくBioshockゲームだったとも語っています。
さらにゲームシステムについてBioShockシリーズの特色とも言えるモラル選択について問われた氏は、モラルの選択がシリーズの主成分の1つである事を述べ、今作も同様にモラルの文脈にセットされたタイトルになると明言。但し、それは「悪い奴」と「良い人」に関するゲームになる事を意味しない事を強調しました。
……なぜ組み合わせたwwwだめだじわじわくる。
Relic Entertainmentが開発を進めている40Kシリーズ初のアクションRPGタイトル「Warhammer 40,000: Space Marine」、THQは本作をEPICに対抗する”ギアーズキラー”と評しており、その内容と高い目標に大きな注目が集まっています。
国内でも熱狂的なファンを多く擁する事で知られる40Kシリーズですが、ギアーズキラーかどうかは一先ず置いておいて、これまで登場したトレイラーなどはシリーズファンには垂涎物の内容になっており、来週から開催されるgamescomではゲームプレイのデモも登場するとあって期待は大きく高まります。
そんなWarhammer 40,000: Space Marineは既にgamescomに先駆けて海外の大手情報サイトに向けてゲームプレイのデモンストレーションを行っており、新しいスクリーンショットやゲーム内容に関する情報が登場しています。本日はデモから明らかになった新情報を要約してお伝えします。gamescomでは映像や更なる詳細も登場すると思われますので、心待ちにしている方は一度目を通しておくと良いかもしれません。
また発売日も明らかになり、2011年4月2日にPCとXbox 360、PS3でリリースされる事が判りました。
- Warhammer 40,000: Space MarineのPC版は引き続きWindows Liveを採用
- 主人公はCaptain Titus
- カバーアクションは採用されていない
- 近接戦闘はワンボタンでシームレスに行われる
- 近接武器はお馴染みのチェーンソーと剣を組み合わせたチェーンソード
- 近接行動には”つかみ”が存在する
- 1つめのデモはValkyrieガンシップ上での空中戦
- Titusはプラズマライフルなど、ゲーム中に様々な武器を入手する
- Titusはプレイと共に強力な攻撃方法やコンボ、アイテムや能力の改善をアンロック可能
- デモはPC版で動作しているが、まだ初期ビルドの物
- デモのメニューにはマルチプレイとCo-opモードのメニューが確認された、現在これに関する情報は無し
2001年にFirefly Studiosからリリースされて以降、多くのファンに愛されるタイトルとして多くのスピンアウトなどもリリースされたStrongholdシリーズ、今年に入りティザーサイト等も登場していたナンバリングの続編「Stronghold 3」がいよいよ正式に発表されました。
今作もこれまで同様Firefly Studiosの開発による物で、パブリッシャーは2KからSouthPeak Gamesへと変更されています。ゲームの内容も経済シミュとRTSのハイブリッドとも言える同シリーズの正統な続編と言った物になっており、オンラインマルチプレイも用意されている模様です。発表には次の様なゲームプレイの詳細が明らかにされています。
- 建築システムの改善により、これまでにない複雑さを実現した城と村のデザイン
- 物理エンジンを搭載、これにより攻囲戦がさらにエキサイティングな物に
- ストーリー駆動のキャンペーンが2種類登場
- 夜間の包囲攻撃はシリーズの戦闘に新しい側面をもたらす
- 歴史の場面を再現した攻城戦闘がプレイ可能
現在QuakeConを開催中のid software、Rageの次に登場するタイトルは基調講演でも名前の挙がったid Tech 6エンジンで開発が進められている”DOOM 4″だとされています。
久しぶりの新IPとなる”Rage”が好評を得ているidですが、Official PlayStation Magazineの最新号のインタビューに登場したカーマックは、今後10年間に渡って新IPを登場させるつもりは無い事を語り、現在idが権利を持つWolfensteinとDoom、Quake、そしてRageの既存IPを強化する事に専念したいと発言しています。
Electronic Artsが「codcannot.com」と「imperatorthegame.com」ドメインを取得している事が、お馴染みsuperannuation氏のサイトとtwitから明らかになりました。
codcannot.comはWhois情報に8月4日に登録された物で、その文言は”Call of Duty can not“と読み取れる物で、現在開催中のQuakeConにRespawnが参加している事もあって非常に妄想膨らむ所です。
さらにもう一つのimperatorthegame.comは”Imperator The Game”と読め、Whois情報の登録には連絡先が先日Biowareに吸収されたMythicである事が記されています。かつて2002年にはMythicが開発中のプロジェクトとしてImperator Onlineの名前が挙げられており、スペースオペラ的なSFMMORPGであるとされたこのプロジェクトは2005年にキャンセルされています。いずれ双方共に詳細が気になる登録と言えそうです。
かつてピーター・モリニュー率いるBullfrogが1997年にリリースしたダンジョンキーパー、プレイヤーは悪のダンジョンキーパーとなり、ダンジョンを手下共をこき使ってデザインし、正義の勇者達や他のダンジョンキーパー達を虐殺していくという、未だに類を見ないユニークなゲームシステムを持った傑作シミュレーションでした。
当サイトでは以前からElectronic Artsのリメイクシリーズに絡んでリメイクの噂をお知らせしてきたダンジョンキーパーですが、先ほどドイツのパブリッシャーKalypso Mediaが本シリーズに大きなオマージュを捧げたクローンタイトル「Dungeons」を発表、来週から開催されるgamescom 2010にプレイアブルで出展される事が明らかになりました。
発表によるとDungeonsは初代ダンジョンキーパーに似たゲーム性で、恋人を神にさらわれた主人公が復讐を果たすためダンジョンキーパーとなるとの導入部分が記されています。そして初代同様、正義の勇者達やライバルのダンジョンキーパー達を倒し、魂を集め、手下共を使役しダンジョンを拡張する、まさにダンジョンキーパー!と言える内容が記載されています。
gamescomではさらなる情報が登場すると思われるこのDungeons、続報が非常に楽しみです!
UPDATE:8月21日15:40
ダンジョンキーパーシリーズの最新作としてご紹介した「Dungeons」ですが、プレスリリースや情報サイトの続報などから本作がダンジョンキーパーシリーズとは直接的な関係が無く、オマージュを捧げた独自のIPであった事が明らかになりました。それに基づき上記の本文を修正しております。修正前の記事をご覧頂いて方には誤った情報をお知らせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
かつて”Quake 3″を始め、”American McGee’s Alice”や”Call of Duty”など、多くの有名タイトルで利用されたid Tech 3は、現在UE3やCryEngine 3などに見られるミドルウェアビジネスの先駆けとも言える存在ですが、「id Tech 5」においてはidとBethesdaは広域なミドルウェア市場に興味を持たなくなった様です。
これはEurogamerがidのボスTodd Hollenshead氏に行ったインタビューから明らかになった物で、Hollenshead氏はid Tech 5の存在は競合タイトルに対するアドバンテージだと述べ、自らがリリースするタイトルで利用する事に抑えておきたいと発言し、外部パーティに許可するつもりが無い事を明らかにしました。
さらにHollenshead氏は、id Tech 5を利用したタイトルを作る場合には、Bethesdaからパブリッシュする必要があると発言し、現在ミドルウェア市場を支配するUnreal EngineとEpicに対して賛辞の言葉を述べています。
先ほどIrrational Gamesの新作がいよいよ発表され、Bioshockシリーズの新作FPSタイトル「BioShock: Infinite」がアナウンスされました。どうやら”イカルス計画”は空中都市を指した物で、ティザーサイトのマークはタイトルに冠された”無限”を表していた模様です。
本作の舞台は1912年のアメリカの上空3万フィートの高さに浮かぶ空中都市コロンビアで、プレイヤーは幼い頃からコロンビアに閉じ込められている少女エリザベスを救う為に派遣された、ピンカートン探偵社の元エージェントBooker DeWittを演じる事となります。
(※ ピンカートン探偵社はシャーロック・ホームズシリーズやジェームス・ボンドシリーズ、映画「明日に向って撃て!」などにも登場した実在の探偵社で、リンカーン大統領の暗殺計画を未然に防いだ事などで知られています。)
Bookerはエリザベスとの関係の深さにより彼女が持つ能力を手に入れる事でパワーアップされるとの事で、FPSの戦闘は空中都市内のみならず、ハイスピードな空中戦なども用意されているとの事。まさかBioshockを空中でやるとは!後ほど公開される予定のデモンストレーションが非常に楽しみです!
Irrational Gamesを率いるKen Levine氏は初代BioShockがプレイヤー達の期待するFPSタイトルを再定義したと述べ、続けて「しかし、BioShock: Infiniteの計画を始めた時、我々は1つだけルールを誓った。神性にして犯すべからざるものはない、と。このゲームは人々がBioshockシリーズを愛している事に忠実で、そしてあらゆる前提に対して疑問を抱く事を恐れない。」と発言しています。
さらに氏は本作の実現に新しいエンジンが必要だった事を述べ、UE3が採用されている事を明らかにし、エリザベスに生命を吹き込むために新しいアニメーションとAIシステムを構築したとも発言しています。
なおBioShock: Infiniteのリリースは2012年の予定で、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
昨日Valveは同社が開発中のシリーズ続編「Portal 2」を来週ドイツのケルンで開催されるgamescomへと出展する事を明らかにしました。さらに会場では新しい15分に及ぶデモンストレーションが行われるとの事。
これまで導入部分や新要素の情報は多く登場しているものの、その世界観や状況、さらにはCo-opプレイなど、まだまだ多くの事が謎に包まれたままのPortal 2、15分のデモとなるとかなりの情報量があると考えられます。続報に期待!
フ○ックファ○ックとリズム感の良い物言いで以て類を見ないキャラクターへと成りつつあるTanya Jessen嬢、現在はEpicの新作”Bulletstorm”を手掛けるPeople Can FlyとTanya嬢ですが、どうやら来週から開催されるgamescomにて大きなサプライズを用意している模様です。
これはTanya嬢のtwitから明らかになった物で、”Bulletstorm並の発表”がgamescomで行われると述べ、「びっくりしないように気を付けといてね、でも関係ないか、だってその時はあんたの頭ぶっとぶもの:D」といつもの名調子で締めています。
さて一体何が待っているのか、新作の発表かそれとも……という事で頭の準備を十分に備えて続報を待ちたいと思います。発表をお楽しみに!
先日トゥーフェイスのイメージや戦闘システムの変更など「Batman: Arkham City」の特集情報をお知らせしましたが、クインシー・シャープ所長の秘密部屋の件といい、本当にRocksteadyのクオリティコントロールは目を見張る物があると言えます。
キャラクター版権物の新たな金字塔となった”Batman: Arkham Asylum”のハードルを自身でまた塗り変える事になりそうなRocksteadyがスタジオのポテンシャルと本シリーズの成功の裏側について言及しています。
RocksteadyのボスSefton Hill氏は先日Developに対して”Batman: Arkham Asylum”が同スタジオにとって始まりの役割を担う物で、ここから成長が始まっていると述べ、Arkham Asylumリリース後にさらなる成長を果たしたと発言しています。Hill氏は同スタジオのチームを見て、スタジオがまだピークに達していないと感じる事に興奮すると言い、今後まだ向かうべき先があると発言しました。
さらに”Batman: Arkham Asylum”が成功した要因として、クリストファー・ノーラン監督による映画「ダークナイト」の大成功と全く繋がりを持たせなかった事が大きな要因だとHill氏は発言しており、ワーナーがRocksteadyとバットマンに対して自由を認め、ダークナイトのゲームにならなかった事に感謝の意を表しています。
Hill氏はRocksteadyがバットマンの70年に及ぶフランチャイズの歴史に対して完全な自由を与えられたと述べ、この自由こそが比較的新しい解釈を持ち込んだノーランのダークナイトに対して、Rocksteadyがより忠実に、歴史に基づいたバットマンの体験を制作する事を可能にしたと明らかにしています。
Batman: Arkham Asylumではまだシリーズ初作として良い意味で抑えた構成になっている事もあり、ただBatman: Arkham Cityへ向けての仕込みや、Paul Dini氏の再起用なども考えると、明らかにBatman: Arkham CityはArkham Asylumを大きく超えて行く物になる予感に充ち満ちています。今回のインタビューで見られた冷静さや俯瞰、そして先見性などは、Rocksteadyのポテンシャルの高さを如実に表す事例だと言えそうです。
OnLiveが6月から正式サービスをスタートさせ好調な出足を見せていますが、いよいよライバルである「Gaikai」が正式サービスに乗り出す模様です。Gaikaiの創立者でありフロントマンも務め、アースワームジムのデザイナーとしても知られるDavid Perry氏が60日以内にローンチを果たすと明言しました。
これはカリフォルニアで行われたイベントで氏が発言した物で、既にサービスを開始しているOnLiveのサーバについて3つのデータセンターで北米をカバーするのは十分では無いと述べ、Gaikaiが15のサーバと共に北米で50サーバをゴールにスタートすると意気込みを明らかにしました。
Perry氏はインテルやTriplepointキャピタルとの提携を挙げ、Gaikaiが世界で最も大きなネットワークを構築する事が出来ると発言、ネットワーク品質がOnLiveと比べアドバンテージになると示唆しています。今の所正式なローンチ開始のアナウンスは明らかにされていませんが、これによりゲームクラウドサービスはOnLiveとGaikaiの2つから選ぶ事ができ、いよいよ適正な競争が開始される運びとなりそうです。
先日Electronic Artsのショーケースイベントにて処女作となる「Kingdoms of Amalur: Reckoning」を発表したカート・シリング氏率いる38 Studios、リリースは2011年秋とされ、まだまだ開発の真っ最中だと考えられる同スタジオが何やらトラブルに巻き込まれている様子です。
先日ロードアイランド州の企業Economic Development Corporation社が7500万ドルの融資を38 Studiosに約束し、現在38 Studiosが居を構えるマサチューセッツからロードアイランドへと誘致しました。しかし、この融資に対して地元の議員Lincoln Chafee氏が”38 Studiosへの関与を中止させる会”を結成、この融資を再考させ地元の小さな企業に対して有効な使い道を考えるべきだとの声明を発表しました。
今の所事態の詳細は明らかではありませんが、38 Studiosが持つ地元に対する雇用枠や、何となく他力本願な内容にも思えるこの会の声明を考えると、何とも腑に落ちないニュースだと言えそうです。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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