5月3日スタートのマルチプレイベータ開催が近づいてきた「Halo: Reach」、これまでアーマーアビリティーやアサシネーション(近接攻撃での暗殺)、スパルタンの情報、マッチメイクとソーシャル機能の登場などが明らかになっていますが、1UPがマルチプレイに関するプレビュー記事を掲載し、ベータテストに登場する新たなマルチプレイモードの詳細が明らかになりました。
Bungieのコメントによるとヘッドハンターモードは”新しいパーティゲーム”で、ゴールは最も多くのスカル(頭蓋骨)を集める事です。このモードでは基本的にプレイヤーは死んだ際にスカルをドロップします。プレイヤー達はそれを拾い集め、指定のスカルデポジットゾーンに運ぶ事となります。なお、このスカルデポジットゾーンはマップ内を常に移動しています。
プレイヤーは複数のスカルを運ぶ事ができますが、デポジットゾーンに運ぶ途中でキルされれば、全てのスカルをドロップしてしまいます。さらにもしプレイヤーが10個のスカルを運ぶならwaypointに星マークで判りやすく他のプレイヤーに位置を示される事になります。
ヘッドハンターモードはデフォルトの状態でFFA(free-for-all)ですが、チームバージョンの同モードも用意されており、スナイプやエリアの制圧などを行いながらランナーをサポートする様な連携プレイが求められる事必須のモードとなりそうです。
なお、CTFの旗と違って頭蓋骨を運ぶプレイヤーは全ての武器とアビリティを普段通りに使用することが可能になっています。スプリントの使い所がかなり熱そうですね……。
これは端的に言うとTerritoriesとCapture the Flagを組み合わせた様なモードです。チームはマップ内に発生する中立の旗を自陣のキャプチャーポイントに持って帰るという内容になっています。このストックパイルの旗はマップ内の全体にわたって出現し、発生スポットは決まっている模様(本文には10程度と記述)。なお旗は60秒毎に発生するようです。
記事には防御役のプレイヤーの手軽な戦術も記されており、ショットガンか剣を装備しアーマーをセットして旗の発生ポイントに潜伏しておく待ち伏せ作戦が提示されています。今回は光学迷彩も存在するのでなかなか白熱しそうです。
ジェネレーターディフェンスはこれまでのシリーズとの違いをより感じられるプレイモードで、オブジェクティブ駆動のゲームタイプになっています。Bungieによるとこれは3人のスパルタンと3人のエリートを対抗させる物だそうで、ジェネレーター破壊を目的にするエリートとその防衛を行うスパルタンに分かれて戦うモードとなっています。
エリートは優れた治癒能力と素早い移動能力を持っていますが、その巨体ゆえに攻撃をヒットされやすいという欠点があります。さらにスパルタンは防衛ポジションがはっきりしているというアドバンテージもあり、キャラクターの特徴を活かした非常にユニークなプレイが楽しめそうです。
ジェネレーターディフェンスは5分間の2ラウンドゲームとなっており、それぞれのラウンドで攻守を交代する事でプレイヤーは両方のプレイを楽しむ事ができます。
4つめの新モードはビークルを特色としたプレイモードです。今回のベータテストのインベイションモードで使われるマップは唯一ビークルが登場するマップとなっています。ビークルモードに相応しくマップはたっぷり走り回れる広い物となっており、このモードは6vs6で対戦する事になります。
以上がベータテストに登場する4つの新しいマルチプレイモードですが、この他にも馴染み深いSlayer、King of the Hill、one-flag CTF、Territoriesモードが用意されています。
残念ながら国内ローンチが若干延期となってしまった「iPad」、登場を今か今かと待ちわびている方も多いかと思いますが、海外ではもうすっかりiPad充しまくっているうらやましからんレポートや映像が沢山登場しています。先日そんなiPadを2歳の女の子が楽しんでいる驚愕映像をお届けしましたが、今日はとうとうネコ!!!
あまりの可愛さにもう正常な思考ができないので、とりあえず見て撃沈して下さい。あれっ?あれっ?という感じのネコの挙動がたまらなく可愛いです。立ち耳のスコかな……美人さんすぎもふりたい!それにしてもげに恐ろしはAppleよ、iPadが10倍増しくらいで欲しくなりました……。
昨年明らかになったElectronic Artsによるかつての名作タイトル復活のプロジェクトですが、その中でも大きな注目を集めるシンジケートのリメイクにはThe Chronicles of Riddickの開発で知られるStarbreeze Studiosが担当していると公式な発表は行われていないものの、インタビューなどからほぼ公然の情報となっていました。
先日シンジケートのリメイクとジェーソン・ボーンシリーズの新作を手掛けていたStarbreeze Studiosのプロジェクトが一つキャンセルされた事が報じられ、あわやシンジケートが?!となりましたが、キャンセルされたのはジェーソン・ボーンの方でファンは一安心という騒ぎがありました。
そんなシンジケートに関する契約文書の存在がアメリカの著作権を管理するU.S. Copyright Officeの登録内容から発見され、これでほぼStarbreeze Studiosによるシンジケートタイトルの開発が確定という運びになりました。今回発見されたのはシンジケート開発に関するElectronic ArtsとStarbreeze Studiosとのライセンス契約書、Starbreeze StudiosとCity National Bankのコピーライトのモーゲージ証書、Starbreeze StudiosとSidecarの仮契約書となっています。
先日はX-COMの復活に今回のシンジケートの確定、さらにはRoad RashやWing Commander、さらにポピュラスやダンジョン・キーパーの復活なども予定されており、おっさんゲーマー歓喜感涙の一年になりそうです。めでたい!
先日7名のキーマンがInfinity Wardを去った事をお伝えしましたが、今日もまた新たに2名のキーマンが同スタジオを後にした事が明らかになりました。今回明らかになったのはリードアニメーターのMark Grigsby氏、リードキャラクターアニメーターのPaul Messerly氏の2名となっています。
Mark Grigsby氏はCall of Duty 4: Modern WarfareのSeargent Griggs役のボイスアクトも努めた人物。もう一人のPaul Messerly氏はInfinity Wardの前身である2015 Inc時代からかつてのInfinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏の両名と共に歩んできた人物です。
Jason West氏とVince Zampella氏達も含め、これでとうとう13人の離脱者を生んだ今回の騒動、さらにこの13人のほとんどがModern Warfare 2の開発チームにおけるリーダー達であった事を考えると今後のInfinity Wardブランドがどうなってしまうのか、一抹の不安を感じずには居られません。
先日、ニューヨークのタイムズ・スクウェアで衝撃的なトレイラーを上映し、ティザーサイトSOSNewYork.comが公開されて以降、一気に情報が出始めた「Crysis 2」ですが、シナリオを手掛ける事となったリチャード・モーガン氏が近年成功を収めたタイトルのシナリオについてかなり否定的な発言を連発、Crytekにしては珍しい舌戦を繰り広げている状態になっていますが、コンソール進出におけるCrytekの巧妙な戦略か何かなのでしょうか……。
さらに昨日火に油を注ぐような話題が登場、Crytekのビジネス開発のボスCarl Jones氏がCrysis 2はXbox 360よりPS3の方がわずかにパフォーマンスが”良い”と発言しました。さらにPS3での開発が困難であるとは思わないとCrytekの技術力に自信を見せ、他のデベロッパよりも遅れて開発を始めたおかげでゆっくりと開発を進める事ができ、開発が困難とされるPS3にアプローチする正しい方法を作りだしたと語っています。
こういった過程を経てPS3の方がパフォーマンスが上がる状態になった様で、Carl Jones氏はCryEngine 3を利用したタイトルが全てのプラットフォーム上に登場すること確信していると述べています。
CrytekはCryEngine 3のリリースでビジネス的な成功も収める為に同エンジンを基にした無料の開発プラットフォームのリリースを計画するなど、強い意欲を示しています。今回のパフォーマンスの問題もXbox 360タイトルに強いUnreal Engine 3への対抗にも感じられます。
さらに刺激的な発言はCrytekの社長Cervat Yerli氏にも及んでおり、OXMのインタビューに応じたYerli氏はコンソールゲーマーがゲーム開発を尊重していないと発言しています。これはPCとコンソールのプレイヤー間に見られる違いについての例証として発言された物で、PCゲーマーがロード時間など1分程度の”待つ”事について寛容なのに対し、コンソールゲーマーの許容範囲は2秒程度で価値は”動く”か”動かない”であり、彼らはデベロッパの開発をリスペクトしないという物。
しかしYerli氏はこういった圧力が最終的にCrysis 2をより良いゲームにしたと発言しています。
確かにレスポンスの問題などについて、コンソールの方がシビアである事に間違いは無いと思いますが、そもそもこれはPCがそれぞれスペックが違う事との相対的な比較によるレギュレーションの差であり、コンソールのプレイヤーがPCゲーマーよりも寛容でないとは到底考えられません。
これまでこういった舌戦とも取れるスタンスやアプローチをほとんど見かける事のなかったCrytekに一体何があったのか、プラットフォーム間の差についても具体的な言及が全くされていない事も先進的な技術を特徴とするCrytekらしからぬ内容に感じられます。クレバーなCrytekの事ですから刺激的なパフォーマンスのリスクを見誤ったりする事はなさそうですが、少しだけ心配なニュースです。
現在クローズドベータテスト中のBlizzard次回作「StarCraft II」ですが、国によって料金体系の大きな変更や接続制限などの可能性がある事をincgamersが明らかにしました。
記事によるとロシアでのStarCraft IIのDVD版は999ルーブル(約3,200円)となっており、ロシア国内に接続制限された1年間のマルチプレイヤーアクセスが可能になります。さらに標準版は価格がこの半分になり、マルチプレイへのアクセスは120日に制限されます。
そしてアクセスへの期限が切れると、それ以降のプレイには月額380円程度のアクセス料金が必要になるとの事で、さらに価格は明らかにされていませんが、無制限で利用できるライフタイムプランも用意されているようです。なおポーランドについてはこの制限が適用されない事が明らかになっています。
今回はロシアのニュースでしたが、アジアの中でも比較的冷ややかな対応がされる事が多く見受けられる日本でのBlizzardタイトル、国内ではこのような対応にならない事を願っています。
様々な国で運営されているMMORPGの「Runes of Magic」(国内ではミスティックストーン)、本作の台湾版にキャラクター同士で結婚できるアップデートが実装される事が判りました。それだけなら今時何も珍しい話ではないわけですが、驚くべき事にゲーム内で同性キャラクター同士でも結婚できるジェンダーフリーな仕様になっている事が明らかにされています。
先日Fable IIIがCo-opパートナーと結婚し子供が作れるとのニュースをお伝えしましたが、こちらはさらに先んじたリベラルで先進的な自由を実現している様です。可愛い子と思ったら中身がおっさんだったという本人が願わない状態で同性婚に陥る悲喜劇の可能性はFableの方が上そうですが……。それにしても、先日の韓国におけるゲーム依存の問題など、コミュニケーションがどんどん代替・仮想化していく様を見ていると、フィクションよりも現実の方がよっぽど非現実的な時代になったと感じずにはいられません。
本日とうとう発表されたシリーズ復活タイトルとなる「XCOM」ですが、6月号のOfficial Xbox Magazine誌にて早速特集が組まれる事が明らかになりました。この特集で新しいスクリーンショットやゲームの詳細、バックストーリーなどが姿を現す事になるようです。
さらに表紙は定期購読者向けと通常販売の物と2バージョンが用意されており、特集のアナウンスと共に登場した2枚のカバーアートには宇宙人によるアブダクションなどを想起させる様なイメージが描かれています。古き良きSF小説の世界観を復活させると発表されたXCOMにぴったりのイメージとなっており、久方ぶりのシリーズ復活と共にシリーズ初のFPSタイトルとなる本作が一体どのような作品になるのか非常に楽しみです。
リリースが目前に近づいてきたスーパーストリートファイターIV、多くの格闘ゲームファンの期待を背負った期待の続編ですが、ストリートファイターIVは今作で完結である事がプロデューサーを努める小野義徳氏の口から先日明らかにされました。
そんな中Videogamer.comが小野氏にインタビューを行い、各プラットフォームがモーションコントローラーを登場させる中、モーションコントロールを用いたストリートファイターシリーズの可能性について語られています。
小野氏はWiiの登場以降モーションコントロールについて興味を持っている事を明らかにし、現在のストリートファイタースタイルの複雑なバランスの上に成り立つ対戦タイトルにモーションコントロールが有効ではない事を述べつつ、カジュアルな“ストリートファイターFIT”や”ストリートファイター・エクササイズ”の可能性はあると発言しています。
ヒット確認からのコンボやセービングキャンセルを自在に操るハードコアなファンにとってみれば鼻であしらう様な内容かもしれませんが、小野氏は上記のようなアイデアにより格闘ゲームに多面的に存在する高い敷居を下げたいと考えているようです。
ストイックな格闘ゲームの極北とも言える存在となったストリートファイターIII 3rd STRIKEは多くのファンからコアな支持を集めましたが、同時に敷居の高さから一見さんお断りの雰囲気をありありと出していた事も事実です。
ストリートファイターIVのリリースによりかつてのスト2ファンが一定数復活した形になりましたが、小野氏はさらに格闘ゲームをプレイしない層へのアピールをどうやって行うべきかをこの先数ヶ月の課題として考えているそうです。
小野氏はコアなファンとカジュアルプレイヤーが何らか繋がって共存できるようなタイトルを実現したいと語っています。確かにウメハラ氏やジャスティンなど象徴的なプレイヤーと共にカジュアルなプレイヤーも同じく楽しめるストリートファイターが実現する事があれば、これほど楽園的なタイトルは無い様に感じます。見事な完全復活を果たしたストリートファイターシリーズの灯が今後も続いていくよう期待したいと思います。
かつてのInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏の両氏が、Electronic Artsの後ろ盾の元に新スタジオRespawn Entertainmentを立ち上げた事が明らかになりましたが、古巣であるInfinity Wardの状況は混迷を極めた状態が続いているようです。
先日Infinity WardのベテランスタッフであるリードデザイナーのTodd Alderman氏とリードエンジニアを努めたFrancesco Gigliotti氏が同社を退社したとのニュースをお知らせしましたが、さらなるキーマンの退職が昨晩いくつかの海外情報サイトで報じられました。今回明らかになったメンバーは以下の7人となっています。
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Rayme Vinson氏 – プログラマー
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト
- Jon Shiring氏 – Modern Warfareシリーズのプログラマー
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー
これで前述の2名のキーマンを含め合計9名のスタッフがInfinity Wardを去った事が明らかになりました。その動向がはっきりとしているのはアニメーターのBruce Ferriz氏だけで、それ以外の方についての動向は明らかになっていません。しかしRespawn Entertainment設立のタイミングに併せTwitterやLinkedInで退社の報告を行った方も存在しており、動向が気になるところです。
これまで当サイトでも何度もお知らせしてきた名作シミュレーションX-COMシリーズ復活のニュースですが、先ほどとうとう2K Gamesがシリーズ新作を発表、Bioshock 2で知られる2K Marinが開発を担当するFPSタイトル「XCOM」の存在が明らかになりました。
今作の物語はこれまでのX-COMシリーズの世界観を忠実に再現しつつ、未知の宇宙人に相対する人間性のドラマを描いており、古き良きクラシックなSF作品の再創造を目指す物だとプレスリリースに記されています。なお、これらのテーマを踏まえた今作の主人公がFBI捜査官である事も明らかにされています。
今回のアナウンスに併せ公式サイトもオープンし、ミステリアスなイメージやスクリーンショットが公開されました。リリース時期についてはまだ未定ですが、対応プラットフォームはPCとXbox 360である事が明らかにされています。
これによりIrrational Gamesが開発を行っていると噂された本作は2K Marinタイトルである事が確定したわけですが、つい先日もIrrationalのKen Levine氏がオリジナルタイトルの開発を進めている事を発言しており、名前だけは登場している”Project Icarus”がX-COMタイトルでない事が明確な物となりました。
さらにX-COMシリーズの復活については、FPSタイトルと共にFiraxisが担当しているとされるシミュレーションタイトルの存在も噂されており、シリーズ復活が現実となった今こちらの動向も非常に気になるところです。
後継機の登場などもまことしやかに噂されるPSPですが、先日13ものPSPタイトルが一気にESRBレーティングを通過した事が明らかになりました。タイトルのリストは以下の様になっています。
- Sweet Reversi:クッキーを駒にしたオセロゲーム
- Shogi:日本テイストの将棋ゲーム
- Ramen Heaven:ラーメンの油を取り除くパズルゲーム
- Quiz Animania:動物を取り扱った雑学クイズゲーム
- Pinball Duel:ピンボールスタイルの対戦ゲーム
- Pile Up Bakery:ケーキやフルーツを積み重ねるバランスゲーム
- One Two Boat Racing:ボートのオールを漕いで競うレースゲーム
- Music Quiz:楽器や音楽の知識に関する雑学クイズ
- Charge! Tank Squad:戦車とヘリを操作するアーケードスタイルのシュータータイトル
- Busy Sweets Factory:コンベアに乗って運ばれるケーキをデコレートするゲーム
- Love Cupid:空に浮かぶハートをキューピットが矢で射るタイトル
- Homerun Hitters:野球をモチーフにしたバッティングゲーム
- Finger Connection:マルチプレイのパーティゲーム、指を用いたツイスター的なゲーム
以上の13タイトルがESRBを通過したわけですが、今の時期にこういった類のミニゲームが13本も登録される事に少なからず違和感を覚えます、今になってオセロに将棋?Minisタイトルである可能性も十分に考えられますが、それにしても不思議なラインアップに感じられます。
さらに、上記タイトルの内“Finger Connection”にはツイスターゲームの様な内容が記されており、指を色分けされたポイントに置いていき、捻れずに指定のポイントに指を置けなかったプレイヤーが負けると、タッチパネルでマルチタッチを実現したハードでのゲームプレイを指している物に見えます。
そう考えるとこの奇妙な上記の13タイトルの多くがタッチパネルにぴったりのタイトルで、いかにも新機種ローンチ時に用意されるタイプのタイトルに見えなくもありません。ESRBレーティングをPSPで通過しているという事を鑑みると、上位互換でマルチタッチ機能を新たに加えた改良機の登場が予定されているのか、それとも噂のPSP携帯が登場するのか、今回の情報は噂レベルではなくレーティング通過のニュースだけに続報が非常に気になるところです。
かつて3大RPGの1つとされ、ロードブリティッシュと共に世界に君臨していたウルティマシリーズ、3DRPGやMMORPG、勧善懲悪でない豊かなストーリー、その功績を挙げれば本当にキリが無い化け物フランチャイズなタイトルですが、王が去って以降その威光は見る見る勢いを失い、今ではすっかり思い出のタイトルとなってしまいました。
そんなウルティマのフランチャイズ復活を試み、現在オープンベータを開催中のブラウザでプレイできるMMOリアルタイムストラテジー「Lord of Ultima」が4月20日に正式にローンチする事をElectronic Artsが発表しました。
なおプレイの様子などはYoutubeにて様々公開されていますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。しかし、今作ではUltimaの世界観も一新されており、かつてのソーサリアは粉々に砕け散り、それらの破片が島となったという設定になっており、その欠片の一つCaledoniaが舞台になるとの事。
プレイヤーは交渉や公益、軍事行動やスパイ活動などを駆使し敵都市を打ち破り、強くそして恐れられる”Lord of Ultima”を目指すとの事。……これがUltimaである必要があるのか、少々疑問ですがアバターを目指す訳じゃないし、まぁいいのかな。いやEAこれでいいのか……ほんとに。世界観は直接ゲームの面白さとは関係ないかもしれませんが、何かしっくりこないのは気のせいでしょうか。
昨日とうとう正式に発表され印象的なトレーラーと共に登場した「Gears of War 3」、3部作の完結となる事も明らかになり一気に世界中の注目を集めました。そんなGears of War 3のディティールが早くも登場し始めています。スペインの情報サイトのインタビューに応じたCliffy Bが本作のゲームプレイについて様々な新要素を明らかにしました。
Cliffy Bはこのインタビューで本作のキャンペーンが前作までのスタイルから大きく変化し、Modern Warfareシリーズで知られる様なプレイアブルキャラクターがシーンによって変わるシステムに変化する事を明らかにしています。キャンペーンのあるポイントではマーカスとドムでは無く、別の分隊のキャラクターを操作し彼らの物語を体験する事になります。これらがいずれオーバーラップし物語が紡がれる事が語られています。
Cliffy Bはこれをタランティーノ作品の”パルプフィクション”の様なスタイルと呼び、Gears of War 3の物語を一段上の物にすると述べています。
さらに今作では4人Co-opプレイが大きな特徴になるとされていますが、Cliffy Bは残り2人のキャラクターについても言及し、黒人兵士のコールとメカニックとしても活躍するベアードがプレイアブルキャラクターとして登場する事が明らかにされています。さらにAshes to Ashesトレイラーで登場した女性兵士が通信兵として登場していたアーニャである事を自身のTwitterで明らかにしています。
余談ですが、Ashes to Ashesトレイラーでのドムの老け具合?に衝撃を受けた方が多かったようですが、Cliffy BがTwitterであの髭の色は灰を被った物で白髪になった訳じゃないとTwit、ドムはオールドスネークじゃ無いと発言しています。
さらに新登場の触手を持ち姿を変化させる敵が”Lambent”と呼ばれる敵である事や、 “Pendulum Lancer”とCliffy Bが呼ぶ新たなランサーアサルトライフル的な武器が登場する事、かなり強力なダブルバレルショットガンが登場する事、そして古いマップの復活が行われる事、最新のUnrealエンジンによりライティングが改善されている事(色深度とポスプロ処理が豊かになった事が語られています)、カバーシステムの変更(これはカバー状態を遠隔攻撃するLambentの登場に関係か)、そして新しいムーブが実装される事についても触れられています。
直接ゲームとは関係ない小ネタですが、昨日のLate Night With Jimmy Fallonで語られたNintendo Power誌に掲載されたスーパーマリオのハイスコアのエピソード、なんと実際にその号を持っていた方が現れ、その証拠画像(上イメージ)がTwitpicにアップされCliffy Bが大喜びでReTweetしています。一番上に堂々とCriff Blezinskiの名が!
これはポルトガルのアーティストDanilo Salvego氏が撮影した「Grand Theft Auto IV」の舞台リバティーシティの風景写真です。”Turismo”(旅行)と名付けられ、見慣れた筈のリバティーシティがまるで現実の風景の様に見えるこの作品群は、なんとモニターに映ったゲーム画面をそのままカメラで撮影した物。まさに発想の転換、頭良い!
以前にもリバティーシティを舞台にした素晴らしい映像作品をご紹介しましたが、GTA4の懐の深さは本当に特別な物ですね。いよいよPCとPS3でもDLCを同梱したGrand Theft Auto: Episodes From Liberty Cityが発売される運びとなり、なれ親しんだ街並みを今一度新しい気持ちや視点で遊び直す良い機会かもしれません。しかし素敵すぎる……!
近年eスポーツの隆盛や韓国産MMOの成功の影で常に並行して論じられるMMO中毒の問題ですが、先月にはネットゲームに没頭する両親が生後3ヶ月の幼児を餓死させてしまう等の凄惨な事件が起こっています。こういった連続する社会問題にメスを入れる目的で韓国の行政機関である文化体育観光部がゲーム中毒を抑制するための2つの新しい政策を発表しました。
1つは夜間のゲームサービス停止で、これは19歳以下の未成年を対象にしており、夜間6時間のゲームサービス停止を課す物です。この制度は今年後半からメイプルストーリーやマビノギなど多くのポピュラーなオンラインゲームに適用されるとの事。
さらに2つ目はスローダウンシステムで、未成年のプレイヤーが長い時間ログインしている状態が続くと、インターネットの接続スピードが著しく遅くなるという物。こちらのシステムは既にDungeon & FighterとDragon Nestにおいて実装されており、今後19のRPGタイトルにその対応を増やしていく予定とされています。
なお、この19のRPGタイトルは韓国市場のおよそ79%のシェアにおよぶ大きな物で、新政策が大がかりな物である事が読み取れます。当然この実施に対して制限から外れようとする未成年ユーザーとのいたちごっこが予想される訳ですが、文化体育観光部は未成年の両親のアカウントと住民登録番号を紐付けし、未成年ユーザーの特定を徹底して行う予定のようです。
ゲームへの依存については国内でもテレビなどにおいて、”廃人”と呼ばれ社会問題として認識される様子が見られる様になりましたが、こういった一定のコンテンツに対する極度な依存の問題は世界的に同時発生している社会問題でもあり、アメリカでもリハビリプログラムの登場など大きく注目を集めています。
今回明らかになった韓国の新政策については未成年に対する政策だけで改善される問題なのか、個人的に大きく疑問を残さずにいられませんが、ゲームを愛するプレイヤーとして、こういった問題には自制も含め客観的な視点を失わないよう努めたいものです。
デベロッパに向けてCryEngine 3を早々にリリースし、いよいよCrysis 2もその姿を現し始め、コンソール市場に打って出る事となるCrytek。その高い技術力や未来を見据えたデザイン力など大きく注目とリスペクトを集めるCrytekですが、エンジンビジネスにおいてはまだ成功しているとは言い難い状況が続いています。
Developの取材に応じたCrytekのボスCevat Yerli氏は同社のエンジンビジネス強化の為に、CryEngine 3を中心に据えたスタンドアロンの無料開発プラットフォームの計画を進めている事を明らかにしています。これによりエンジンビジネスで成功を収めるEpicやUnityに競合していく意気込みの様です。
Epicは以前Unreal Engine 3を元にした無料版の”Unreal Development Kit”をリリースし、1週間で50,000人のユーザーを得ています。
さらにUnityも同様にfreemium(フリーとプレミアムを組み合わせた物)戦略で多くのユーザーを獲得した後も様々な利用プランを提示しており、1500ドルのProバージョンや、199ドルのインディーデベロッパ向けの料金設定などが登場、先月とうとう登録ユーザーが10万人を越えた事を発表しています。
Crytekはイギリスなどで学術利用目的にCryEngineの無償提供などを行ってきましたが、今回のコンソール進出に併せて、いよいよエンジンビジネスにも本腰を入れる事となりました。いずれCrysis 2の登場が一番の宣材になる事は間違いなく、ますます本作の仕上がりが気になるところです。
先ほどLate Night With Jimmy FallonにとうとうCliffy Bが登場、Cliffy B本人の口から「Gears of War 3」の発表が行われ、”Ashes to Ashes“と名付けられたトレイラーが公開されました。これまでにない悲壮感漂うテイストにダブルバレルのショットガン、新登場の女性ソルジャー、そして四方を敵に囲まれた絶体絶命の様子が描かれています。
ショーに登場したCliffy Bはゲームに携わる事となった自身の幼かった頃のインスピレーションについて触れ、近所の家にあったAtari 2600でスペースインベーターに衝撃を受けた事や、Nintendo Power誌の創刊号に掲載されたスーパーマリオのハイスコアアタックについて話しています。
さらに”良いゲーム”を作る事について尋ねられたCliffy Bは、「グラフィックは人々の興味をいち早く引くものだけど、重要な事はゲームプレイだよ」と答えています。さらに今回公開されたAshes to Ashesトレイラーについて、「あなた達がGears of War 3で見る事になる世界のアウトラインだよ」と語りました。
映像には触手を持った新しいタイプの敵の姿も確認でき、Cliffy Bはこの敵について”姿を変化させる敵”だと表現しています。さらにダブルバレルショットガンと女性ソルジャーについて語ったCliffy BはGears of War が2011年4月8日リリースの予定である事を明らかにしています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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