これまで何度かお知らせしてきたEAとActivision間で繰り広げられてきた醜く実にくだらない舌戦ですが、本日Electronic ArtsのVPを務めるPatrick Soderlund氏がIGNのインタビューに応じ、この争いに停戦を呼びかけたことが明らかになりました。
インタビューに登場したPatrick Soderlund氏は、EAがCall of Dutyのもたらすものと、それに付随する事象を尊重すると発言、セールスの好調が伝えられるBattlefield 3のローンチに触れ、“既にEAは市場に出た、それが全て”と語った氏は、これからローンチを迎えるCall of Duty: Modern Warfare 3に“最上の運が訪れることを祈っている”と、これまでの全てを覆すような発言を見せています。
さらに氏はActivisionがこの産業においてパートナーであり、自身がActivisionのゲームを全てプレイし、その多くを今後も楽しみにしているとエールを送りました。
これまで、John Riccitiello氏がCall of Dutyが中心から腐るところを見たいと語ったとされる発言や、Frank Gibeau氏の“みんなヘビー級の試合が好きで我々は競合するべくしてこの場所に存在している”といった発言など(※ これまでの経緯については過去記事を参照下さい、参考1、参考2)が報じられたEAのActivisionに対する激しい敵視が、今回のSoderlund氏による発言を機に現実的な歩み寄りが見られるのか、両社の今後が気になるところ。
なお、この争いの背景にはActivisionとRespawn Entertainmentを率いるJason West氏とVince Zampella氏の間に起こった軋轢も大きく影を落としており、この問題に関する裁判の開廷が来年の5月以降となっている状況もあることから、今後本格的なスタートを迎えるホリデーシーズンのビジネス的な動向にも改めて注目が集まることとなりそうです。
なお、EAとActivisionがどうでも良い舌戦を繰り広げる中、DICEとInfinity Wardの皆はそんな事情などどこ吹く風とばかりにいつも仲良くゲームを楽しんでいることを明記しておきます。
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