予てから、“StarCraft”と“World of Warcraft”をごっちゃまぜにした遊園地や“Diablo V”の拡張パックがリリースされたりと、Blizzard作品の怪しいクローンが話題となる中国ですが、新たにBlizzardが中国市場で「HearthStone: Heroes of Warcraft」の著作権侵害を巡る裁判に勝訴し、上海市第一中級人民法院が“HearthStone”を三国志テーマの作品に置き換えたクローン作品“Crouching Dragon Legends”を開発・販売していたUnico Interactiveに約160万ドルの支払い命令を下したことが明らかになりました。
これは、今月6日木曜にBlizzardと“HearthStone”の中国展開を担当するNetEaseが共同で上海の知的財産に絡む問題を扱う上海市第一中級人民法院が下した支払い命令と勝訴をプレスリリースで発表したことから明らかになったもので、リリースには“Crouching Dragon Legends”の情報やゲームの販売・頒布の中止に加え、自社のWebサイトにて著作権の侵害を知らせる公式声明の発表を命じる判決の内容が記載されています。
なお、“Crouching Dragon Legends”を販売するUnico Interactiveも今回の発表を受け、声明を発表しており、新聞報道が誤りであること、支払い命令に関する文書を裁判所及びBlizzard、NetEaseから受け取っていないことを主張し、間違った報道に対する処置を講じるために弁護士と準備を進めていると説明。さらに、Unicoが知的権利を尊重しており、只1つのゴールはプレイヤーの為に尽力することだと述べ、今後もファンに向けて新作の開発と拡張を続けるとアピールしています。
“Crouching Dragon Legends”は、パラディンを呂布に置き換えるといった三国志テーマのそのまま過ぎる雑なクローンで、唯一の違いとして独自のキャンペーンモードを搭載していることが報じられています。
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