「Fallout 4」の素晴らしいトレーラー“The Wanderer”を筆頭に、超豪華キャストを起用した「Call of Duty: Black Ops III」の“Seize Glory”、俳優イドリス・エルバを起用した「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」の“Siege The Day”など、非常に見応えのある豪華なトレーラーが大きな話題となった今年のホリデーシーズンですが、新たにVentureBeatがTVCMの調査を専門に行うiSpot.tvと提携し、11月のビデオゲーム産業全体におけるTVCMの出稿規模とメーカー別の占有率を発表。全体の約20%を占める1位のActivisionに続いて、Bethesdaが1,400万ドルを超える規模で“Fallout 4”のTVCMを出稿していたことが明らかになりました。
また、今年前半においてはKing(Candy Crush)やSupercell(Clash of Clans)といったソーシャル系パブリッシャーが支配的だったビデオゲーム産業のTVCM出稿において、11月はActivisionとBethesda Softworks、EA、Ubisoft、任天堂の5社が上位を独占する非常に興味深い状況となっています。
- 今回のデータは世界113局のブロードキャストとケーブルネットワークをカバーし、リアルタイムでTVコマーシャルやトレーラー、プロモーションの統計調査を行っているiSpot.tvがVentureBeatと共にアナウンスしたもので、2015年11月1日から2015年11月30日までに放送されたモバイルゲームとビデオゲームのTVCM放送を集計したもの。
- ビデオゲーム産業全体における11月のTVコマーシャルは、32種のゲームブランドと120本のコマーシャルからなり、累計2万2,000回を超える放送が行われた。CM出稿の規模は総額で9,400万ドルとなっている。
- TVCM出稿の占有率における1位はActivisionで、全体の19.5%を占め、11種のCMを2,475回放送。計1,860万ドル規模の予算を費やしている。うち、90%が“Call of Duty: Black Ops III”向けのもので、残り10%に“Guitar Hero Live”や“Destiny”が含まれる。
- 2位のBethesda Softworksは全体の14.9%を占め、1,400万ドル超の出稿を記録。“Fallout 4”のTVCMを21社のネットワークで779回放送している。
- 3位のEAは“Star Wars Battlefront”のTVCMで全体の10%を占有。女優アナ・ケンドリックを起用した実写CM“Become More Powerful”が500回を超える規模で放送された。
- 4位のUbisoftは、俳優イドリス・エルバを起用した“Siege The Day”CMを23のネットワークで350回以上放送。“Siege The Day”CMはUbisoftが出稿した700万ドルのうち、約60%を占めていたとのこと。
- 任天堂はWii Uと3DS向けに15種の広告を用意し、およそ700万ドルを出稿している。大部分は“Pokemon Super Mystery Dungeon”(ポケモン超不思議のダンジョン)が占めていたとのこと。主な出稿先はCartoon NetworkやNicktoons、Disney XDとなっている。
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