昨晩、予てからのアナウンス通り人気アドベンチャー“Sunless Sea”の続編「Sunless Skies」のKickstarterキャンペーンが開始され、僅か4時間足らずで10万英ポンドの初期ゴールを達成しました。(※ 記事執筆時点で3,400人を超えるファンが約13万5,000英ポンドの資金を提供している)
“Sunless Skies”は、Failbetter Gamesが生んだ“Fallen London”世界で展開した前作“Sunless Sea”の直接的な続編で、太陽を失った星々が次々と死を迎えるなか、女王が遂に地上のロンドンを捨て、新たな大英帝国を築きあげるべく宇宙へと進出する物語を描くことが報じられていました。
また、Kickstarterキャンペーンの始動に伴い、“Sunless Skies”のゲームプレイや概要、テーマ、改善を紹介するプロモーション映像が登場しています。
■ “Sunless Skies”のディテール
- “Sunless Skies”は、トップダウンの2D世界を探索するストーリードリブンのアドベンチャーゲームで、“Sunless Sea”の出来事から10年後の世界を描く続編ながら、前作をプレイしておく必要はない。
- “Sunless Skies”の舞台となる“Fallen London”ユニバースは、H・G・ウェルズやC・S・ルイスのSF小説、リイ・ブラケットの作品、アール・ヌーヴォー、Planescape: Tormentにインスパイアされた世界として知られる。“Sunless Skies”は、Fallen London世界に起こりうる未来の1つを描いたもの。宇宙で再建された大英帝国は、従来のイギリスよりもはるかに権威主義色を強めている。
- 新たなロンドンから一望できる宇宙環境は“The Reach”と呼ばれ、調査や植民地化、開拓の広大な舞台となる。
- 帝国の利益は十分に武装した優れた貿易商社(The Windward CompanyやLeadbeater & Stainrod等)によってもたらされる。また、これに属さない荒々しい開拓者達の連合“The Independents”が存在するほか、ロンドンに対抗すべく、新しい国家の樹立と統一が必要だと考える勢力も存在している。また、プレイヤーの行動は各地域における勢力バランスを左右する。
- 新たなロンドンに築かれた天上帝国の中心には、イギリスの技術の粋を集めた機械仕掛けの太陽“Albion”が存在する。
- ロンドンでは新しい産業が台頭している。貿易商社はReachで手つかずの“時間”を採掘し、これを精製し熟成させ証紙を貼った時間の樽をAlbionの女王が座する“Throne of Hours”へと輸送している。
- 舞台となる宇宙には、Windward Companyの拠点でThe Reachへと繋がるロンドン鉄道Isambard線の終着駅である“Port Prosper”が存在する。“The Independents”達はこれを“Little London”と呼び、気取ったティーショップや美しく装飾されたサロン、派手な劇場を揶揄している。“Port Prosper”では、Mother of Mountainsから時間の採掘を行っている。
- 前作と同様に、主人公となるキャプテンの多彩な出自や所属、勝利条件を決める野心によってストーリーが変化し、選択に伴う結果が描かれる。また、キャプテンのプログレッションに併せて新しいFacetsが選択可能となり、スキルに影響を与えるほか、主人公のさらなる過去が明かされる。また、ゲームにおける新たな達成が新しいFacetsをアンロックする場合がある。
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