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F2Pやデジタルゲームの市場動向を専門に扱うお馴染み“SuperData”が、2017年5月の世界的なデジタルビデオゲーム市場の販売動向を報告し、前年同月比9％増となる78億ドルの販売を記録したことが明らかになりました。

また、報告に伴いモバイルとPC、コンソールカテゴリの販売ランキングに加え、「Overwatch」や「Injustice 2」、「Call of Duty: Black Ops III Zombies Chronicles」、「PlayerUnknown’s Battlegrounds」といった作品を含むハイライトが報じられています。

■ 2017年5月の世界的なデジタルゲーム市場における販売ハイライト

• 2017年5月の世界的なデジタルゲーム市場は前年同月比9％増となる78億ドルを記録。うちアメリカ市場のデジタル販売は、全プラットフォームを含むグロスで10億ドル強に達している。
• モバイル分野は前年同月比で16％増。
• F2P作品の売上げは前年同月比17％増、一方P2P作品は前年同月比12％を記録している。
• ソーシャルゲーミング分野は前年同月比4％減、コンソールは7％、プレミアムPC市場については30％減を記録している。コンソールとPCの減少については、昨年5月にローンチを果たした“Overwatch”の売上げが好調だったことによるもの。
• “Call of Duty: Black Ops III”は“Zombies Chronicles”DLCの好調に伴い、“Call of Duty: Infinite Warfare”を超えるデジタル販売を記録している。
• “Overwatch”のデジタル販売は継続的な成長を示しており、5月の売上げは2017年4月よりも多く、2016年5月よりも低い。ただし、アニバーサリーイベントに伴い5月は全体的な売上げの記録を更新している。
• “Injustice 2”はローンチに成功し、5月だけで50万本を超えるコンソール版のデジタル販売を達成。コンソールのデジタルランキングで4位を記録している。
• “PlayerUnknown’s Battlegrounds”も非常に好調な販売を記録し、5月だけで250万本を超える販売を達成したとのこと。

■ モバイル分野の販売TOP10（集計はiOSとAndroidのみ、中国のAppストアを含まず）

1. Clash Royale
2. Clash of Clans
3. Monster Strike
4. Mobile Strike
5. Game of War: Fire Age
6. Fate/Grand Order
7. Candy Crush Saga
8. Lineage 2 Revolution
9. Fantasy Westward Journey
10. Honour of Kings

■ PC分野の販売TOP10

1. League of Legends
2. Crossfire
3. Fantasy Westward Journey Online II
4. Dungeon Fighter Online
5. DOTA 2
6. World of Warcraft
7. World of Tanks
8. Overwatch
9. New Westward Journey Online II
10. Counter-Strike: Global Offensive

■ コンソール分野の販売TOP10

1. FIFA 17
2. Grand Theft Auto V
3. Battlefield 1
4. Injustice 2
5. Call of Duty: Black Ops III
6. Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands
7. Call of Duty: Infinite Warfare
8. Overwatch
9. NBA 2K17
10. Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege