2015年6月に記念すべき第1回の授賞式が開催され、昨年はColossal Cave Adventureとソリティア、Mortal Kombat、スーパーマリオカートが殿堂入りを果たしたニューヨークThe Strong美術館の“ビデオゲームの殿堂”ですが、本日The Strongが第6回目の開催を迎える「ビデオゲームの殿堂2020」のファイナリストをアナウンスし、今年は「Minecraft」や「Uncharted 2: Among Thieves」を含む12作品が最終選考に残ったことが明らかになりました。
また、発表に併せてユーザー投票の受付もスタートしており、今春開催予定の受賞式にて、ユーザー投票の上位3作品と美術館の諮問委員会が選出した1本が今年の殿堂入りを果たす予定となっています。
■ 2020年(第6回)“ビデオゲームの殿堂”のファイナリスト
- Bejeweled:2001年にWebベースのFlashゲームとして誕生し、マッチ3パズルを世界的に普及させた。
- Centipede:1981年に発売されたAtariの黄金時代を象徴するアーケードゲーム。80年代の数少ない女性開発者Dona Bailey氏が共同デザインを務め、女性向けのアーケード普及に貢献した。
- Frogger:Konamiのアーケードゲームとして誕生し、家庭用ゲーム機の移植で大きな成功を収めた。
- GoldenEye 007:家庭用ゲーム機で一人称視点のシューターを成功させた記念碑的なFPS。Haloを含むコンソール向けのシューターに多くのインスピレーションを与えた。
- Guitar Hero:2005年に発売されたHarmonixの人気音楽ゲーム。Activisionが権利を取得したシリーズの累計販売は2,500万本、6,000万曲を突破し、20億ドルを超える利益を上げた。
- King’s Quest:Sierra On-Lineの共同創設者Roberta Williams氏がデザインを手掛け、グラフィックアドベンチャーのジャンルを確立した。
- Minecraft:2009年の発売以来、無限の可能性を秘めたクリエイティブなゲームとして世界的な現象となった。2019年におけるシリーズの累計販売は1億7,600万本を突破している。
- NBA Jam:1993年にMidway Gamesのアーケードゲームとして発売され、初年度に10億ドルを超える収益を上げ、ビデオゲーム史上最も重要なアーケードゲームの1つとなった。
- Nokia Snake:フィンランドのNokiaが1997年に同社の携帯電話でプレイできるゲームとしてリリースし、3億5,000万台を超える携帯電話にプリインストールされ、発売から10年後に訪れるモバイルゲーム革命の礎を築いた。
- Super Smash Bros. Melee:1991年に発売され、700万本販売を超えるNINTENDO GAMECUBEのベストセラーとなった。
- Uncharted 2: Among Thieves:Uncharted: Drake’s Fortuneの続編として2009年にリリースされ、洗練されたストーリーテリングと優れたグラフィック、魅力的なキャラクターでアクションアドベンチャーの新たなスタンダートとなった。
- Where in the World is Carmen Sandiego?:Brøderbundが1995年にリリースし、教育系ミステリーゲームのベストセラーとなった。多くの続編が発売され、90年代のTV番組に影響を与えたほか、Netflixのアニメ“カルメン・サンディエゴ”で現在もメディアミックスが続いている。
■ 参考:2019年(第5回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- Colossal Cave Adventure
- Microsoft Solitaire
- Mortal Kombat
- スーパーマリオカート
■ 参考:2018年(第4回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- Spacewar!
- Tomb Raider
- ファイナルファンタジーVII
- John Madden Football
■ 参考:2017年(第3回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- ポケットモンスター 赤・緑
- ストリートファイターII
- ドンキーコング
- Halo: Combat Evolved
■ 参考:2016年(第2回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- Grand Theft Auto III
- ゼルダの伝説
- The Oregon Trail
- The Sims
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
- スペースインベーダー
■ 参考:2015年(第1回)の選出作品
- Doom
- Pac-Man
- Pong
- スーパーマリオブラザーズ
- テトリス
- World of Warcraft
■ 参考:ビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”の審査規準
- Iconic:広く認められ、忘れがたい“象徴”的な作品であること。
- Longevity:一時の流行を越えて残る“長寿”作品であること。
- Geographical Reach:前述した2つの条件を備え、かつ“国境を越えて”広く認知された作品であること。
- Influence:デザインや開発が他のゲームやエンタテインメント、社会、大衆文化に深い“影響”を及ぼした作品であること。
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