今年6月に第56回ネビュラ賞のベストゲームライティング部門を獲得し話題となったSupergiant Gamesの集大成的な傑作アクションRPG「Hades」ですが、ワシントンD.C.で12月15日に開幕した“DisCon III”にて、新たに“ヒューゴー賞”の授賞式が実施され、見事「Hades」がヒューゴー賞のベストビデオゲーム部門を制したことが明らかになりました。
これにより、“Hades”は初のヒューゴー賞受賞ビデオゲームかつ、ネビュラ賞/ヒューゴー賞のダブル受賞という、前人未踏の偉業を達成したことになります。
なお、ヒューゴー賞初のベストビデオゲーム部門は、1年限定の特別部門として設けられたもので、“Hades”のほか、「あつまれ どうぶつの森」と「The Last of Us Part II」、「FINAL FANTASY VII REMAKE」、「Spiritfarer」、ホラー野球シム「Blaseball」のノミネートが報じられていました。
Wish I could have attended the #HugoAwards in person. I wasn't able to make an acceptance speech there on behalf of the team though did have a few words here. I'm grateful that the awards are recognizing work in this category, much less the work we did! pic.twitter.com/S9bfSp1i8H
— Greg Kasavin (@kasavin) December 19, 2021
なお、特例的に設けられたビデオゲーム部門について言及したDisCon IIIのColette Fozard共同議長は、2020年初頭からゲームに費やす時間が予想を超えて多くなっていると語り、有意義で楽しく、優れたビデオゲームを称えるべく、恒久的なベストビデオゲーム、もしくはベストインタラクティブ経験部門の設置を検討していると伝えています。
余談ながら、今年のヒューゴー賞長編小説部門は、国内でも先日邦訳が発売された
マーサ・ウェルズの“マーダーボット・ダイアリー”続編「ネットワーク・エフェクト」が受賞したほか(マーサ・ウェルズは“マーダーボット・ダイアリー”でベストシリーズ部門も受賞)、Nghi Voの抒情的な中編「The Empress of Salt and Fortune」が中長編小説部門を、サラ・ピンスカーの新作「Two Truths and a Lie」が中編小説部門を受賞。さらに、人気ドラマ「グッドプレイス」の見事な大団円を描いたシーズン4の13話“いつでもどうぞ”(Whenever You’re Ready)が短編映像部門を受賞しています。
This is an immense honor for our team. Not only are the #hugoawards a true legend in fantasy and science fiction, this is the first year that the awards are recognizing the video game category. Thank you so much, and we salute all our wonderful fellow nominees! https://t.co/sgGVMFXeWi
— Supergiant Games (@SupergiantGames) December 19, 2021
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