昨年7月、“Gunzilla Games”の未発表マルチプレイヤーAAAシューターにニール・ブロムカンプ監督の開発参加が報じられ大きな話題になりましたが、本日Gunzilla Gamesがプレスリリースを発行し、PS5とXbox Series X|S、PC向けの新作「Off The Grid」を正式に発表。サイバーパンクテーマのバトルロイヤルシューターを開発していることが明らかになりました。
“Off The Grid”は、ディストピアな未来を舞台に150人のプレイヤーが戦う三人称視点のバトルロイヤルシューターで、PvPの対戦やストーリー重視のPvEミッション、ゲーム内アイテムのクラフト/カスタマイズ/トレードといった要素を特色としており、ニール・ブロムカンプ監督とオルタード・カーボンを含むタケシ・コヴァッチシリーズで知られる小説家リチャード・モーガンがハードなストーリーを手がけることが判明しており、舞台となる世界とプレイヤーキャラクターらしき兵士の姿を描いたティザートレーラーが登場しています。
今のところ、本作のゲームプレイに関するディテールは不明ですが、発表を行ったニール・ブロムカンプ監督は、本作がバトルロイヤル2.0とゲームに参加する度に変化を遂げ、進化する世界と奥深いストーリー体験の構築を目指していると強調しています。
また、ニール・ブロムカンプ監督がGameSpotのインタビューに応じており、本作の舞台となる島で3つの異なる組織が宇宙エレベーター(莫大な富を生む小惑星の採掘に関係している)を巡って戦うプロットの概要が判明しています。
なお、本作の開発を手がける“Gunzilla Games”は、Crytek Kievの元CEO Alexander Zoll氏とBlackwood Gamesの共同創設者兼CSO Vlad Korolev氏が設立した新スタジオで、ロサンゼルスとドイツのフランクフルト、ウクライナのキーウにオフィスを構えており、Assassin’s CreedやThe Division、Far Cry、Watch Dogsシリーズの脚本を担当したベテランOlivier Henriot氏(エグゼクティブナラティブディレクター)、かつてCryEngineの開発を率いたTimur Davidenko氏、Gears of WarシリーズやStar Citizen、Hunt: Showdownといった作品のアートを手がけたJussi Keteli氏など、UbisoftやEA、THQ、Crytek等で活躍した開発者が多く在籍しています。
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