今年の6月18日からPC向けのサービスを正式に開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、先日には月額加入料金の無料化が発表され、さらには北米地域以外のサービス計画とヨーロッパでのベータテストもアナウンス、さらなるユーザーベースの拡大を虎視眈々と狙っている様子が明らかになっていました。
昨日とうとう同じクラウドサービスの2番手として期待されるGaikaiのオープンベータテストがアナウンスされましたが、本日OnLiveが待ち構えていたかの様にセットトップボックス”MicroConsole”のローンチスケジュールを正式発表、なんとホリデーシーズンのど真ん中12月2日に100ドルを切る99ドルという安価な価格設定で登場する事が明らかになりました。
商品の構成はセットトップボックスのMicroConsole本体と1つのワイヤレスコントローラー、各種接続用ケーブルに加え、用意されている無料ゲームライブラリの中から1タイトル好きなゲームを選べる権利が同梱されているとの事。なお、Perlman氏は12月のローンチから来年にかけての出荷量に限りがある事を伝えています。
著しい成長が全く失速する様子を見せないソーシャルゲーム開発の覇者Zyngaが次期メジャータイトルとなる「CityVille」を発表、公式サイトもオープンし、ベータプログラムの開始が近い事が併せてアナウンスされています。
さらに今年に入りYahooとの提携が発表されていましたが、遂に今週Yahooサービス上にZyngaのゲームタイトルがローンチを果たす事が明らかになりました。まずはFarmVilleとMafia Warsのサービスが開始され、先日発表されたマイクロソフトとソーシャルゲーム開発の大手CrowdStarのBing上での提携と本格的に対峙する形となりました。
FarmVilleに続いてFrontierVilleでも成功を収めたZynga、今回のCityVilleも手堅い成功を収める事は想像に難くありませんが、このイメージに見える既視感は大きなリスペクトとインスパイアか、それとも狡猾でコストパフォーマンスの高い再発明か、莫大な成功の影にジャッジ不在が続く状況に違和感を感じてしまうのはレガシーな感慨なのでしょうか。
昨晩ティザーイメージが登場したVGAで発表予定のBioWare新作ですが、ティザー映像の最後に”注意深く見ろ”とのテロップと共に、なんとFallout: New Vegasに登場するヴィクターの胸部モニターに映る顔が一瞬登場している事が発見されました。よくよく映像を見てみるとティザー映像のノイズにはFallout: New Vegasのデビュートレーラーの映像がちらちらと写り込んでおり、件のヴィクターの顔部分の映像が下記に掲載したトレーラー内の映像と完全に一致している事が判ります。
これがBioWareとObsidianのタッグによる完全新作の存在を意味するのであれば、FalloutシリーズやBaldur’s Gateシリーズ、Icewind Daleシリーズを生んだBlack Isle Studiosの復活となる大事件だと言えます。果たしてそんな夢のような事が起こるのか、これまでの両スタジオの経緯を知るファンにはにわかに信じられないこの天地がひっくり返る程のサプライズ!続報を恐る恐る待ちたいと思います。
なお、以下にFallout: New Vegasのデビュートレーラーと昨晩発表されたBioWare新作のティザー映像を並べて掲載しておきましたので、是非ご自分の目で確認してみては如何でしょうか。
昨晩BioWareの新作がアナウンスされる事が明らかになった今年のVGAですが、VGA公式サイトにて各部門のノミネート作品やスタジオが発表、今年のゲーム産業が如何に豊作であったかを如実に表す顔ぶれとなっています。
また、Geoff Keighley氏によると今年のVGAをプロデュースするのは3月に行われた第82回アカデミー賞のディレクターを務めた映像監督としても知られるハミッシュ・ハミルトン氏との事で、イベントとしてのクオリティと意義、そして規模が年々拡大していく様が感じられます。
本日Geoff Keighley氏が12月11日に開催されるVGAに先駆け2つのワールドプレミアアナウンスを行うと発言した事をお伝えしましたが、つい先ほどGeoff Keighley氏が自身のTwitterにてこの2つの発表がBatman: Arkham CityとBioWareの次期作を指した物である事を明かしました。
また、このBioWareの新作はすでに短いティザー映像が登場しており、どうやらMass Effect的なシュータータイトルの様に見受けられ映像となっていますが、受ける印象はMass Effectに酷似しており、新IPかそれともMass Effect 3か非常に気になる所です。
すでにOnLiveが一足先にサービスをローンチさせたクラウドゲーミングサービスですが、2つ目のサービスとして期待されていた「Gaikai」が遂にオープンベータテストをスタートさせた事がDavid Perry氏のblogから明らかになりました。
現在はFacebook等を通じて1万人規模の招待を順に発送しているそうで、24箇所存在するデータセンターの内、15のデータセンターが既に稼働中との事。現状の一番人気タイトルはBioWareのMass Effect 2で、blogではブラウザ上で動作するMass Effect 2のプレイ映像も公開されています。
尚、ベータテストへの応募は公式ぺージからも可能になっており、メールアドレスを入力するだけで、サービスに適合するかどうか自動的に判別して案内が行われる模様です。(※ 筆者が試したところ適合せずとの判断が下されました。)
これまでローンチやリリースに向け不透明な部分が目立ったGaikaiですが、いよいよ現実的なサービススタートにこぎ着けるか、今後の動向に注目です。
来月11日に開催されるSpikeのVGA awardsに先駆けたアナウンスが明日行われる事が、お馴染みGeoff Keighley氏のTwitterから明らかになりました。
氏は、2つのワールドプレミアアナウンスが現地時間水曜日に行われ、来る4週間のうちにさらに多くの情報が登場する事も示唆しています。
さらに、EAのマーケティングVPを務めるPatrick Buechner氏が、BioWareのファンに向け明日のVGAアナウンスに”注目するべき”との発言をTwit、この事から明日発表が行われる物がBioWareタイトル関連のアナウンスである可能性が囁かれています。
今年のVGAでは、既にTHQのボスDanny Bilson氏からギレルモ・デル・トロ監督の新作や、Saints Row 3などの登場が予告されていますが、昨年の同イベントではBatman:Arkham Cityや、Halo: Reach、True CrimeにMedal of Honorなど多くの注目作が発表された事から明日のアナウンスにも大きく期待が高まります。
長い開発期間を経て意欲的な要素を多く盛り込んだRealtime WorldsのMMOタイトル「APB:All Points Bulletin」(以下:APB)、PC版のローンチは果たしたものの、セールスとマネタイズが低迷、コンソール対応も頓挫したことから、APB以外のプロジェクトを全て切り離す大規模なレイオフを敢行しAPBに集中する事で再建を目指しましたが、力及ばずリリースから2ヶ月半という短期間でサービスを終了、9月18日にRealtime Worldsもついに閉鎖となってしまいました。
その後管財人によりAPBの売却が検討され、EpicかそれともCodemastersかと様々な憶測が飛び交っていたAPBの買い手が遂に決まり、2001年の設立以降基本無料プレイのオンラインMMOタイトル運営を専門に行うGamersFirstが新たな運営先となり、2011年前半のローンチを目指し調整を進めている事が明らかになりました。
既にGamersFirstによるAPBの新しい公式ページも公開されており、掲載されたプレスリリースにはAPBの全IPを取得したのが正確にはGamersFirstの子会社であるReloaded Productionsである事、IPの売却によりRealtime Worldsが抱える未払い賃金や休日給与に関する問題が完全に解決されるだろうとの見解が記されています。
なお、新たに運営を務めるGamersFirstは無名タイトルを多く扱いながらも近年大きな成長を遂げており、今回のAPB取得によりネームバリューのある訴求力を持つ事となり、今後南米をはじめ新地域への展開を視野に入れているとの事。
GamersFirstのCEO及びCOOを務めるBjorn Book-Larsson氏はオリジナルのAPBが当初から擁していたイタリア、フランス、スペイン、英語圏、ロシアの言語対応に着目、これらの対応地域でもれなくサービスを開始させると共に、新たな地域でのリリースも予定しており、一例として前述の南アメリカの存在を挙げています。
また、氏はRealtime Worlds時代にAPBを購入したプレイヤーついても言及、閉鎖前のプレイヤーデータの同一性を保存する手段を検討している事を明言し、新サービスのローンチ時にはかつてのプレイヤー達が自身のキャラクターデータを部分的にでも取り戻す事が出来る様取り組んでいる事を明らかにしています。
さらに、ローンチ後リリースが果たせていなかったレースモードや、追加予定のコンテンツ及び新地域などを含むパッチもRealtime Worldsから引き継いでリリースを果たす事を目的としている事が語られており、GamersFirstが運営に意欲的に取り組んでいる姿勢が見受けられます。
浮き沈みの激しい波瀾万丈な道乗りを歩んでいるAPBですが、これが終の棲家となるのか、APBの産みの親でありGTAシリーズも手掛けたDave Jones氏の動向も含め、今後も注目する必要がありそうです。
先日行われたActivision BlizzardのQ3会計報告において、初月で300万本セールスを達成し販売好調が伝えられたシリーズ最新作「StarCraft II: Wings of Liberty」ですが、本日海外情報サイトのEdgeがStarCraft IIがBitTorrent上で最も多い転送データの記録を樹立したと報じました。なお、StarCraft IIのDL販売ではBitTorrent技術が利用されています。
海外情報サイトのTorrentfreakが発表したTorrentのいくつかの記録によると、StarCraft II: Wings of Libertyのダウンロードは230万回に達し、2001年のBitTorrent技術登場から最も多いデータ転送量となったそのサイズはなんと15.77ペタバイトに達するという脅威的な数値を指しています。
ただし、この記録が喜ばしい物か大きな著作権侵害を意味する物か、実際の所Blizzardによる正式なDL販売が利用するトラッカーの集計詳細が発表されていない事から、正規版と著作権侵害の詳細な内訳が判断出来ない模様で、情報元では正統な販売データの方が多いのではないかとの見解が記されています。
先ほどGhost Recon: Future SoldierとDriver: San Franciscoの再延期をお知らせしましたが、同じくUbisoftの半期会計報告からダウンロード販売タイトルとしてPrince of Persia trilogyとSplinter Cellシリーズのタイトルが予定されている事が明らかになりました。
これは今半期の報告資料にてダウンロードコンテンツの販売強化を謳い、今後のデジタル販売市場向けのタイトルとしてPrince of Persia trilogyとSplinter Cellタイトルが掲載されていた事から明らかになった物で、これまでUbisoftのCEOを務めるYves Guillemot氏がScott Pilgrim vs. The Worldが今四半期のPSNタイトルでのベストセラータイトルだった事などを語り、デジタル販売の強化を示唆していた事を裏付けるラインアップとなっています。
これまでPrince of Persia trilogyとSplinter CellはHDリメイク作として存在が噂されてきましたが、正式発表が既に行われたPrince of Persia trilogyについては、ヨーロッパと中東、オーストラリア地域で今週末からパッケージ販売が行われる事が明らかになっています。
また、今回の会計報告ではGuillemot氏がUbisoftがXBLA及びPSNへの十分なタイトルの提供を計画していると述べ、Beyond Good & Evil、Splinter Cellの初期3部作、Prince of Persia trilogyの名を例に挙げており、一部地域でのパッケージ販売済みの現状と併せ、資料が示唆するデジタル販売の強化が、北米地域でのデジタル販売専用タイトル登場を意味するのか、Xbox版のダウンロードサイズリミットなども含めてビジネス的な側面からも注目が集まります。
昨晩Ubisoftが2011年度半期会計報告を行い、ともにリリース延期が発表されていた「Ghost Recon: Future Soldier」と「Driver: San Francisco」のリリースの再延期を発表、リリース時期の明言はされておらず2012会計年度のラインアップタイトルと表記されています。
今回の再延期で少なくとも2011年4月以降のリリースとなったDriver: San FranciscoについてUbisoftのCEOを務めるYves Guillemot氏は新作DriverがレーシングジャンルにおけるUbisoftのポジションを確立する為の役割を担っている事を示唆し、ブラッシュアップの重要性を強調しています。
Ghost Recon: Future Soldierについては今年の5月に2011年Q1(1月から3月末)への延期が発表されており、今回の延期の再アナウンスによりQ2以降のリリースになる事が予想されます。
また、前回共に延期されていたGhost Recon: Future Soldierのベータテストですが、Ubisoftのコミュニティデベロッパを務めるKimi Matsuzaki氏がベータテストのスケジュール発表が近く行われる予定である事を明らかにしています。
先日ZeniMaxがThe Chronicles of Riddickの開発を手掛けたStarbreezeの開発者達がスウェーデンで新たに起ち上げたデベロッパ「Machinegames」を買収したとの噂をお知らせしましたが、11日にZeniMaxがこれを正式に発表、同スタジオの初タイトルが”id Tech 5″を用いたトリプルAタイトルになる事が明らかになりました。
MachineGamesのCEOを務めるJerk Gustafsso氏は今回の発表について「新しい仲間となったidと世界的なパブリッシャーとして知られるBethesda Softworksと共に開発に取り組む事はとても大きな機会だ」と発言、Gustafsso氏は新タイトルの総制作指揮も務める事を示唆しており、Starbreezeで評価の高いタイトルを手掛けてきたMachineGamesの初タイトルに期待が高まります。
先ほど11月7日から13日までのUKセールスチャートがVG247にて発表、今週はこれまでのローンチ情報からも明らかな通りTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得、以下、FIFA 11が2位をキープし、Just Dance 2が3位と安定した順位のラインアップとなっています。
またイギリスのゲーム情報メディア”MCV“がCall of Duty: Black Opsのローンチ初日セールスがイギリス史上最大の140万本に達し、Modern Warfare 2の記録を14%上回ったと発表しています。また、売上げは5800万英ポンド(約77億5千万円)規模との事。なお、上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. Call of Duty: Black Ops (Treyarch, Activision)
- 2位. FIFA 11 (EA Sports, EA)
- 3位. Just Dance 2 (Ubisoft, Ubisoft)
- 4位. Kinect Sports (Rare, Microsoft Game Studios)
- 5位. Football Manager 2011 (Sports Interactive, Sega)
- 6位. Professor Layton and the Lost Future (Level 5, Nintendo)
- 7位. Fallout: New Vegas (Obsidian Entertainment, Betheda)
- 8位. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo, Nintendo)
- 9位. The Sims 3 (EA, EA)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (LucasArts, LucasArts)
今月13日、遂に正式な発売日が2010年11月25日と発表された「Gran Turismo 5」、長かった開発もついに終結し世界中のファンが喜びも声を上げています。正式発表に併せ71種類のコースリストに加え、1031台にも及ぶ脅威の全車種リストも公式サイトにて公開されました。
ゲームの歴史に残る巨大な規模の開発を終えたPolyphony Digitalと山内氏ですが、以前からトレーラー等に見られた開発の様子はとてもゲームを作っているとは思えない物で、本気で車を作っているのではないかとさえ思える内容でした。
そんな世界中のどのデベロッパとも違う異質な雰囲気を醸し出すPolyphony Digitalとは一体どんな所なのか、ドイツの情報サイトPlay Frontが印象的なスタジオのイメージが多数公開、そこには工場感たっぷりのスタジオの様子が納められ、どう見てもゲーム開発スタジオには見えない驚愕のスペースが拡がっています。
こんな場所からGran Turismo 5が生まれたのかと考えると、このモンスタータイトルが持つ異様な過剰さが何となく腑に落ちた、そんなスタジオツアーイメージでした。
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