年末が押し迫るなか、海外では力強い大作から実験的なインディータイトルまで、驚くほどの豊作ぶりを見せた2015年を振り返るGOTYアワードやベストゲーム企画の発表が続いています。
英語圏以外の細かなメディアまで含む膨大なアワードにおいては、“The Witcher 3: Wild Hunt”が100近いGOTYを獲得しており、“Fallout 4”や“Metal Gear Solid V: The Phantom Pain”、“Bloodborne”が続く状況となっていますが、今回はほどよく上位のバランスが保たれ、今年注目すべき作品のラインアップが窺える著名な19メディアのGOTYやトップ○○ランキングを一望できるようまとめてご紹介します。
今回選んだ19メディアにおいて、13ノミネート/4冠を果たした“The Witcher 3”や15ノミネート/3冠の“Metal Gear Solid V”、13ノミネート/3冠の“Bloodborne”、11ノミネート/2冠の“スーパーマリオーメーカー”といった大作群もさることながら、モジュラー方式のストーリーテリングで新境地を開いたFailbetter Gamesの傑作アドベンチャー“Sunless Sea”やアーティストViva Seifertの演技と見事なストーリーテリングが素晴らしい化学反応を見せた“Her Story”、Baldur’s GateやIcewind Dale的なクラシックを見事に現代化した傑作RPG“Pillars of Eternity”、Motherシリーズを彷彿とさせるようなカオスでキュートかつ驚きに満ちたRPG作品“Undertale”など、今年を代表する傑作の数々が並ぶ興味深いラインアップは以下からご確認下さい。
2015年11月に大規模な改善と新要素を導入する“Just Cause 2”用のマルチプレイヤーMOD“Just Cause 2: Multiplayer Mod”のバージョン0.2をリリースしたJC-MPですが、本日2016年の幕開けと共にJC-MPに公式サイトが更新され、新たに人気シリーズ最新作「Just Cause 3」向けのマルチプレイヤーMOD“JC3-MP”の開発を進めていることが明らかになりました。
今のところ、リリース時期やディテールに関する詳細は不明ながら、既に動作するビルドで複数のプレイヤーがカオスな戦闘やチェイスを楽しむ非常に楽しそうなプレイ映像が登場しています。
先日、アメリカの一部の映画館で“フォースの覚醒”上映前にお披露目されたCGIトレーラーが話題となった人気シリーズ最新作“Uncharted 4: A Thief’s End”ですが、新たにこの最新トレーラーを「LittleBigPlanet 3」で再現した可愛らしいファンメイド映像が登場し注目を集めています。
これまでにも幾つか「Grand Theft Auto V」で何かの映像をリメイクするファンメイド作品をご紹介しましたが、新たにRavenwestR1がGTAVで「Forza Motorsport 6」の素敵なローンチトレーラーを再現したファンメイド映像を公開。並べて再生すると一瞬どちらが本物が見失いそうになるほど見事な完成度の高さが話題となっています。
先日、ボストンのラジオ番組に出演したKen Levine氏が次回作について語り、“小規模なオープンワールド”作品だと明かした話題をご紹介しましたが、新たにKen Levine氏が本日スタートした“Take This Charity”の36時間チャリティ配信に出演し、再び次回作に言及。今回は来る新作に影響を与えた作品群について興味深い見解を提示しています。
毎週月曜にご紹介しているイギリス小売市場の週間セールスチャートにて、Treyarchの人気シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops III」の首位が続いていますが、新たにアメリカのAmazon.comが12月3週目におけるPrime関連の販売記録と共に、同期間の興味深い統計情報をアナウンスし、Bethesda Game Studiosの“Fallout 4”と“Call of Duty: Black Ops III”、そしてDICEの“Star Wars Battlefront”が米Amazonのホリデーシーズン中に最も売れたビデオゲームとなったことが明らかになりました。
今年も残すところ僅か数日となり、多くのデベロッパが年内の業務を終え、海外メディアのデイリーなニュースもすっかり影を潜める状況となっています。という事で、当サイトでは本日から通常更新の記事に加え、2016年に新たな動きを見せるであろう注目の新作やプロジェクトの中から、水面下で大きな変化を遂げているプロジェクトやスタジオの現状、錯綜している一部作品のディテールといった情報を年末の特集企画として、幾つか再整理してご紹介したいと思います。
第1弾の特集は、順当に行けば2016年の“Call of Duty”タイトルを手掛けるであろう新生「Infinity Ward」の現状をご紹介。周知の通り、フランチャイズを象徴する傑作“Modern Warfare”シリーズを生んだ旧“Infinity Ward”と、Respawn組の離反に伴う大変な混乱からMW3とGhostsを送り出した中期“Infinity Ward”は名前こそ同じではあるものの、全く別のスタジオと言っても差し支えない状態となっていましたが、現在はさらに大きな再編と統合を経て、文字通りの新生“Infinity Ward”として新しい何かに取り組んでいることが知られています。
“Black Ops II”を以てビジネス的な成功のピークに達し、その後やや影響力を落としたものの、今年の“Black Ops III”で再び勢いを取り戻した感のある“Call of Duty”フランチャイズですが、“Ghosts”以降のInfinity Wardがどういった体制でこれに続く新作に望むのか、気になる方は来る新作のお披露目に向けてスタジオの現状を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
ブラックフライデーの翌週以降、「Call of Duty: Black Ops III」の独走が続いているイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにGfK Chart-Trackが12月20日週の最新データを発表し、“Black Ops III”が再び“Star Wars Battlefront”と“FIFA 16”、“Fallout 4”を抑え見事連続3週目の首位を獲得したことが明らかになりました。
クリスマスとボクシングデー(26日の休日、スポーツのボクシングではなく、プレゼントの箱を開ける日を指す)を含む20日週の順位に大きな動きは見られませんが、販売が前週比で13%増、全体の収益が前週比で15%増を記録する結果となっています。
先日、映画にも登場するAbstergo社のCEO Alan Rikkinの名刺から興味深いメッセージが浮上した映画版「Assassin’s Creed」ですが、新たにEntertainment Weeklyがマイケル・ファスベンダーのインタビューを掲載し、美しいアサシン衣装をまとったアリアン ・ラベドとマイケル・ファスベンダーの未公開写真が登場しました。
また、映画化と本人による共同プロデュースが報じられた際に、シリーズ作品をプレイせずゲームプレイを幾つか見せてもらったと語っていた主演のマイケル・ファスベンダーが遂に“Assassin’s Creed”シリーズのゲームを実際にプレイしたことが判明。自身の役作りや映画に盛り込まれるシリーズの象徴的な要素について興味深い発言を見せています。
Naughty Dogのシニアシネマティクスアニメーターとして“The Last of Us”や“Uncharted 4: A Thief’s End”の素晴らしいカットシーンを手掛け、ジョエルのパロディ映像(ジャック・ニコルソンとアントニオ・バンデラスのネタ)を生んだ人物でもあるTal Peleg氏が、2012年から個人的なプロジェクトとして同じくNaughty Dogの同僚達と共に製作を進めているファンメイド映像「Dante’s Redemption」ですが、新たにドレ風のアートワークが印象的な本作のティザー映像が公開され、待望の“Act I”公開が2016年Q3に決定したことが明らかになりました。
“Dante’s Redemption”は、カルト的な人気を誇るVisceral Gamesの出世作“Dante’s Inferno”の地獄篇以降を描く続編……という体で製作が進められている映像作品で、Naughty Dogの現役アーティストが取り組む本気のファンメイドプロジェクトとして大きな注目を集めていました。
2015年も残すところ僅か数日となり、今年を総括するタイプの特集記事が多く公開される状況となっていますが、新たにGame Informerが今年で第6回を迎える“Glitchie Awards”の選出作品を発表し、“The Witcher 3: Wild Hunt”や“Fallout 4”、“NBA Live 16”、“Madden NFL 16”といった作品の愉快な映像が多数登場しています。
今回は、第6回選出作品の中から一部の代表的な映像と見事GOTY(“Glitch” of the Year)に選ばれたゲラルトさんのバグ映像をまとめてご紹介します。
昨日、今年大きな話題となった人気タイトルやお馴染みのデベロッパ、パブリッシャーがホリデーシーズンの到来を祝い公開した素敵な「ホリデーカード」のイメージと映像をまとめてご紹介しましたが、その後も様々なホリデーカードやメッセージの登場が続いています。
という事で、今回は第2弾のまとめとして本日分のイメージと映像をご紹介します。今年1年の活躍から2016年の取り組みまで一望できる興味深いホリデーカードの数々は以下からご確認下さい。
Vaultボーイが体を張って主要アトリビュートの重要性や特徴、代表的なPerkの効果を紹介する素晴らしいアニメーションシリーズが公開された「Fallout 4」ですが、新たに多数のパロディアニメを手掛けるPiemationsが公式に似たスタイルで本作のゲームプレイにおける“友情”を分かりやすく解説した愉快なファンメイド映像“Wasteland Survival Guide: Friendship”を公開しました。
今回は、この見事なアニメーション作品に加え、EpileptikRobotさんがガールフレンドに作ってもらったという素敵な“You’re SPECIAL”本のレプリカをまとめてご紹介します。
かつて“Assassin’s Creed”シリーズを支えた立役者の一人として活躍したものの、その後の複雑なUbisoftとの関係を経て、現在は自ら設立した新スタジオ“Panache Digital Games”で人類の歴史をテーマに描く野心的な新作“Ancestors: The Humankind Odyssey”の開発を進めているPatrice Desliets氏ですが、新たに氏がお馴染みDouble Fineのゲームプレイ企画“Devs Play”のシーズン2に出演し、シリーズの成功を決定付けた傑作「Assassin’s Creed II」のゲームプレイを通じて、当時の開発や作品のディテールについて非常に興味深い解説を加えています。
今回の映像は、Double FineのVP Greg Rice氏のゲームプレイを見ながら、Patrice Desliets氏があれこれと語る様子を1時間強に渡って収録したもので、ヴァチカンのVaultに関する当初の設定やデズモンドを演じたノーラン・ノースに関する言及をはじめ、ダ・ヴィンチ・コードや映画“ギャング・オブ・ニューヨーク”の影響、象徴的なロケーションの高い再現度が確認できる比較イメージなど、幾つかのアセットも織り交ぜ解説を加える見応えのある内容となっています。
わらの山に飛び降りる要素はファンタジーだと語り、ケビン・コスナー主演のロビン・フッド(Robin Hood Prince of Thieves)を例に挙げるPatrice Desliets氏や、ダブルアサシンブレード誕生の愉快なエピソードも確認できるシーズン2EP4の映像は以下からご確認下さい。
本日の休憩動画は、数多くのファンメイド映像や超クオリティのスクリーンショット作品を手掛けるBerduさんが新たに公開した「Just Cause 3」の見事な映像作品“Catch the Wind”をご紹介します。
ドノヴァンの名曲“Catch the Wind”に乗せて風を思いのままに操るリコさんと流れる景色、大規模な破壊を浮遊感溢れるスローモーションで描いた素晴らしい映像は以下からご確認下さい。
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