今年5月、ロシアによる侵攻が続く中で謎の新プロジェクト“Project Palianytsia”を発表したFrogwaresですが、その後の動向に注目が集まるなか、先ほどFrogwaresがこのプロジェクトを正式に発表。なんと、2006年にリリースされたシャーロック・ホームズ作品「Sherlock Holmes: The Awakened」の現世代/新世代向けフルリメイクを進めていることが明らかになりました。
かつて“Might and Magic: Dark Side of Xeen”や“Lords of EverQuest”、“Fear Effect”の開発に携わり、2018年のBioWare入り以降は“Anthem”やシリーズ最新作“Dragon Age: Dreadwolf”の開発を率いたベテランChristian Dailey氏ですが、今年2月下旬にBioWareを退社した氏の動向に注目が集まるなか、本日Christian Dailey氏が新スタジオの設立を発表。なんとD&DやMagic: The Gatheringでお馴染み“Wizards of the Coast”と共に「Skeleton Key」と呼ばれる開発スタジオを立ち上げたことが明らかになりました。
先日開幕したSDCC 2022にて、“ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー”を含むフェーズ4~6の壮大な計画がアナウンスされたマーベル・シネマティック・ユニバースですが、新たにEAが「ブラックパンサー」のシングルプレイヤー向けオープンワールドゲームを開発しているとの噂が浮上し、大きな話題となっています。
前回、Amazonのプライムデーセールで大きく販売を伸ばした“レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ”が首位を獲得していたイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにUkieが2022年7月17日週の販売データを報告し、PS5を同梱するバンドルの販売が好調な「Horizon Forbidden West」が“Nintendo Switch Sports”や“レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ”を抑え1位に返り咲いたことが明らかになりました。
1994年にリリースされた“ライブアライブ”のHD-2Dリメイク「LIVE A LIVE」が初登場6位にランクインした以外、前週に続いて大きな動きが見られない最新の上位10作品は以下からご確認下さい。
昨晩、POP!やDORBZシリーズでお馴染み「Funko」がSDCCパネルを開催し、5つのBAFTAアワードを受賞した元TT Gamesの著名な開発者Jon Burton氏が率いるイギリスの新スタジオ10:10 Gamesとの提携をアナウンス。「Funko」テーマのAAAアクションプラットフォーマータイトルを2023年内に発売することが明らかになりました。
先日、SDCCパネルで言及されたジョーカーの話題をご紹介したオープンワールドCo-opアクションRPG「ゴッサム・ナイツ」(Gotham Knights)ですが、2022年10月25日のローンチに期待が掛かるなか、新たにWarner Bros. Gamesが本作のプリクエルを描くコミックシリーズ「Batman: Gotham Knights – Gilded City」をアナウンスし、本編と同じ10月25日に第1話の発売を予定していることが明らかになりました。
先日、Ubisoftが実施した2022-23会計年度第1四半期の業績報告にて、“Splinter Cell VR”と“Tom Clancy’s Ghost Recon Frontline”、さらに2本の未発表タイトルを含む計4本のキャンセルに加え、期待作“Avatar: Frontiers of Pandora”の延期が報じられ話題になりましたが、新たにBloombergのJason Schreier氏がUbisoft作品のさらなるスケジュール変更に言及。今年始めに話題となった「Assassin’s Creed」の未発表スピンオフ“Rift”(コードネーム)の発売が延期されたと報告し注目を集めています。
前回の第2回特集では、「ディスコ エリジウム」の概要や本質的な魅力、テキストの規模といった情報と共に、スタジオとタイトルの数奇な出自についてご紹介しました。
第3回となる今回の特集は、前回言及した“巨人の肩”の下りに焦点を当て、本作に影響を与えた作品やその背景についてご紹介します。
■ 参考:「ディスコ エリジウム」特集のリンク
- 第1回:傑作と謳われた「ディスコ エリジウム」は何が特別だったのか、発売当時の現象を改めて振り返る
- 第2回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的な概要と魅力、日本語版のインプレッション
- 第4回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的なゲームシステムについて
- 第5回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」における“スキル”とは何か?
- 第6回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の最も奇妙なシステム“思考キャビネット”について
- 第7回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に登場する個性的な登場人物達と主要な勢力
- 第8回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」のオープンワールド環境と名所について
- 第9回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に影響を与えた作品について – 後編
- 第10回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の作品世界“エリジウム”と政治ビジョンクエストについて
なお、ZA/UMは予てから「ディスコ エリジウム」の誕生に影響を与えた作品について数多く言及しており、“The Game Awards 2019”のベストインディーゲーム賞を受賞した際には、ステージに登壇したZA/UMのリードライターHelen Hendepere氏とアートディレクターAleksander Rostov氏が、作品の誕生に影響を与えた先人に対する謝辞を述べ、ロシアの画家ウラジーミル・マコフスキー、ソ連時代に活躍した伝説的ロッカーとして知られるヴィクトル・ツォイ、さらに政治的な教育を施してくれた偉人として、『共産党宣言』の著者であるカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの名を挙げ大きな話題となっていました。
(注:このマルクスとエンゲルスに対する謝辞は、当然ながらZA/UMの面々が共産主義者であることを指しているわけではありません。これについてはZA/UMも直接否定していますが、共産主義に対する複雑な思いや政治的に不安定だったエストニアの情勢は「ディスコ エリジウム」に通底する重要なモチーフの一部であり、この謝辞は本作の難解な背景やテーマを紐解くヒントの1つでもあるのです。余談ながら、欧米向けに美化されたエンターテインメントの華やかな場であるThe Game Awardsで共産党宣言の著者を挙げた件について、後のHelen Hendepere氏はステージに登る時よりも降りる時のほうが怖かったと笑って振り返っています)
(※ さらに蛇足ながら、ZA/UMがThe Game Awards会場でマルクスとエンゲルスの名を挙げた僅か2ヶ月後、第92回アカデミー賞の授賞式において、アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『アメリカン・ファクトリー』のジュリア・ライカート監督が壇上で『共産党宣言』の著名な最終行“万国のプロレタリア、団結せよ”を引用し、政治的な発言が抑えられがちなオスカーにおいて異例とも言える過激な政治的瞬間として議論を呼ぶことになりました。つまり、前述したHelen Hendepere氏の後の発言は、ハリウッド的な場で共産党宣言を想起させることのリスクを示しているわけです)
長いベータ運用を経て2019年9月にPC製品版のローンチを果たし、昨年3月にはモバイルにも対応したマジック:ザ・ギャザリングのF2PデジタルTCG「Magic: The Gathering Arena」ですが、昨日Hasbroが2022年会計年度の業績報告を実施し、その中で本作のSteamとコンソール対応がアナウンスされ話題となっています。
先日、原田勝弘氏のメッセージ映像が公開されたNetflixの鉄拳アニメ「Tekken: Bloodline」ですが、年内の放送に期待が掛かるなか、新たにNetflixが本作の新トレーラーを公開し、2022年8月18日の配信開始を予定していることが明らかになりました。
平八をはじめ、キングや一ハ、ポール、ファラン、シャオユウ、ニーナ、リロイ、ジュリア、オーガの姿も確認できる最新映像は以下からご確認ください。
Obsidian Entertainmentの小規模チームが開発を手がけた新作サバイバルとして、2020年7月に早期ローンチを果たし、リリースから僅か2日で100万プレイヤーを突破する大ヒットとなった人気サバイバルアドベンチャー「Grounded」ですが、新たにDeadlineが独占情報として本作のアニメシリーズ化を報告し、“スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ”の一部脚本を手がけたブレント・フリードマン氏が翻案を担当することが明らかになりました。
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