本日遂にその姿を現したCall of Dutyシリーズ向けの新しいソーシャルネットワークサービス「Call of Duty Elite」ですが、先ほど公式サイトがオープンし、今年の夏後半からクローズドベータテストが開催されることが明らかになりました。
また、本日Wall Street Journalが報じた課金の情報から錯綜していたサービスの概要について、ActivisionのJamie Berger氏とInfinity WardのChacko Sonny氏が言及、続報としてお知らせしたRobert Bowling氏の発言を補足する具体的な内容も明らかになっています。
両氏によるとCall of Duty Eliteへの登録や課金は義務的なものでは無く、課金しないプレイヤーでも多くの追加コンテンツにアクセス可能とのこと。まだ月額課金による新マップの配信以外に具体的な追加コンテンツが明言されていないCall of Duty Eliteですが、課金ユーザーはDLCとマップパックを追加の支払い無しで利用可能になると共に、非課金ユーザーはこれまでのタイトルと同様に別途これらを購入出来ることが明言されています。
一部でマルチプレイヤー自体が有料化になるとの誤報も広がり騒然とした今回のニュースですが、両氏は全てのプレイヤーがオンラインでCall of Dutyタイトルをプレイすること自体に支払いは発生しないと改めて明言、Call of Duty Eliteがソーシャルサービス全体を指し、その一部に課金コンテンツが用意されているシステムを強調しました。
Chacko Sonny氏はCall of Duty Elite誕生の理由について、タイトルリリースを毎にユーザーの層が分断されることを理解したことから、フランチャイズ全体を横切りユーザー層を1つのプラットフォームに集約する方法を見つけたかったと発言、そういった理由からCall of Duty Eliteのサービスにはインゲーム内のUIとモバイル対応なども含む外部サイトの両方からアクセス可能になっていることを明らかにしています。
また、Call of Duty Eliteのプレイヤー用ページでは取得XP値の情報や最近のマッチ、キル/デスのヒートマップが表示可能な地図や、キル/デス率などが確認できると共に、現在のプレイ状況から次のランクに到達するまでに必要な時間なども提示されるとのこと。
さらに、ソーシャルグループの作成やゲームプレイ映像が確認できるシアター機能、他のプレイヤーステータスのトラッキング、個別の武器やPerk、killstreakなどの使用状況に関する恐ろしく詳細な情報が確認できることも両氏から明らかにされており、今回公開されたトレーラーからもその片鱗を窺うことが出来ます。
なお、トレーラーの内容とベータテスト開催の時期からも明白ですが、Call of Duty: Black OpsがCall of Duty Eliteに対応することも両氏により改めて明言されています。
以上が今回判明した新情報ですが、まだ新マップ以外の課金コンテンツの内容や、月額利用の価格については明らかにされておらず、開催が近づくE3での発表などにも注目が集まるところです。
先ほど5月22日から28日のイギリス市場におけるソフトウェアセールスチャートが発表、先週首位に輝き大きな記録を打ち立てた「L.A. Noire」が今週も引き続き1位を獲得、先週発売を迎えたCodemastersの人気ラリーシリーズ「DiRT 3」は残念ながら2位となってしまいました。
なおイギリスでのDiRT 3販売は前作“DiRT 2”よりも好調な様子で、内分けはXbox 360が67%、PS3が37%、PC版のセールスは集計されていないとのこと。Zumba FitnessやBrinkの健闘も目立つ上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire
- 2位:DiRT 3
- 3位:Lego Pirates of the Caribbean
- 4位:Zumba Fitness
- 5位:Brink
- 6位:Wii Sports Resort
- 7位:FIFA 11
- 8位:Call of Duty: Black Ops
- 9位:Crysis 2
- 10位:Mario Kart Wii
現在シリーズ初のアクションRPGタイトル“Warhammer 40,000: Space Marine”の開発が進められているお馴染みW40Kシリーズですが、オーストラリアのレーティングサイトにてシリーズの新作と思われる「Warhammer 40,000: Kill Team」の登録が発見されました。
Warhammer 40,000: Kill TeamはコンピューターゲームとしてTHQにより登録されており、内容やプラットフォームに関する詳細は確認できませんが、5月27日に“M”レーティングで通過したこと、開発がRelicでは無く“THQ Digital Studios UK”であることなどが記されています。
先日には原作であるW40Kのミニチュアゲームを手掛けるGames WorkshopとTHQがW40Kライセンスの契約延長を取り交わしており、前述したWarhammer 40,000: Space Marineや、MMOタイトルとして開発が進められているVigilの“Dark Millennium Online”、先日リリースされたDawn of War II – Retributionもスタンドアロンのラストスタンドモード販売やDLC展開など、意欲的な動きを見せており、今後さらなるW40Kフランチャイズの強化が行われていくことは間違いなさそうです。
なお、今回発見されたタイトルにある“Kill Team”とはスペースマリーンに所属する小規模な部隊を指しており、Ordo Xenosの異端審問官の下に所属するDeathwatchから選ばれた5人のメンバーで構成される、特殊な任務を担当する部隊として知られています。
開発元が違うことからまた新たなテイストのW40Kタイトルが誕生しそうですが、今度は一体何ジャンルになるのか、続報に期待!です。
昨年2月に孤高の海外情報サイトとしてお馴染みHip Hop Gamer Showsのおっちゃんが予言していたSyphon Filterシリーズ復活の噂ですが、なんとここに来て「Syphon Filter 4」登場の噂が急浮上、技術的な内容やリリーススケジュールに関する話題と共にロゴも登場し、注目を集めています。
これは北米ソニーのPlayStation CommunityにSyphon Filter新作の情報が1時間程度公開され、そこに掲載されたロゴとタイトルに関する情報が海外フォーラムに記載されたもの。
既に情報元ページが削除され確認出来ない状態となっていますが、サイトにはSyphon Filter 4の開発がこれまでシリーズを手掛けてきたSCE Bend Studio(※ ちなみに現在はNGP用Unchartedを開発中)ではなく、SCEのロンドンスタジオが担当し、新エンジンを利用して2012年Q4のリリースを目指しているとの情報が掲載されていた模様です。
さて、おっちゃんの大予言がまた回収されるのか?E3の開催に期待したいところ。ちなみに毎回ぶっ飛んだ予言をしている印象の強いおっちゃんですが、BungieがPS3での開発を進めていることや、PSP HDと騒いでいた噂もNGPで回収、鉄拳タッグトーナメント2の登場も言い当てており、まだ成就されていない幾つかの予言の回収に改めて期待したいところです。(未回収の大予言参考記事その1、その2)
今年のE3では6日にプレスカンファレンスを予定しているUbisoftですが、本日Ubisoftの目玉でもあるAssassin’s Creedシリーズ最新作「Assassin’s Creed Revelations」の開発スタッフがE3への意気込みや思いを語った“The Road to E3”と名付けられたトレーラーが公開されました。
Ezio編3部作の完結作品としても注目を集める本作ですが、タイトルを重ねる毎に洗練されていくフランチャイズの1つであるAssassin’s Creedがどの様な場所から生まれてくるのか、そういった側面からも非常に興味深い映像となっています。みんな本当に楽しそう!
本日G4.TVのホストとしてお馴染みのGeoff Keighley氏がE3会場の近くで撮影した一枚の写真をアップ、巨大なビル3棟の側面全体を使って描かれる「The Elder Scrolls V: Skyrim」の広告が登場することが明らかになりました。。
どうやら12~14階立て程度の大きさと考えられるビルですが、完成したらどんな迫力の広告になるのか、今年は例年以上に大きな発表や続報の登場が予定されているE3のお祭りぶりに早くも胸が高鳴るところです。
Call of Dutyフランチャイズのマルチプレイヤー向け新サービス「Call of Duty Elite」関連のニュースが続きますが、新たにサービスの概要を映像で紹介したトレーラーが公開、かなり多機能なソーシャルネットワークサービスであることが判明しました。
トレーラーではCall of Duty: Black Opsのプレイ映像を元に各種ソーシャル要素が紹介されており、Call of Duty Eliteが“Call of Duty: Modern Warfare 3”だけを対象にしたサービスでは無く、CoDフランチャイズのマルチプレイヤーを包括する統合サービスであることが判ります。
Call of Duty Eliteではプレイヤーの勝率はキル/デス比率、取得した経験値やインゲーム通貨の情報などを筆頭に、各種銃器の詳細やヒートマップを含むマップ情報など、様々な情報がグラフや図などを利用して判りやすく確認でき、シアターの映像管理やElite内でのグループコミュニティの作成、クラン作成機能など、コミュニティに関する様々な機能も用意されている様子が窺えます。
今回登場した映像は6分強の内容ですが、トレーラーの最後には気になる小ネタも収められていますので、新サービスの内容が気になる方は是非一度確認してみてはいかがでしょうか。
先ほどご紹介したCall of Dutyシリーズ用の新サービス「Call of Duty Elite」ですが、“課金”の文字に情報が錯綜しており、一部ではマルチプレイヤーをプレイすること自体が有料になるとの誤報も拡散しています。そんな状況にお馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏が言及、“Call of Duty Elite”は全てのプレイヤーに対して無料で、幾つかの課金コンテンツについては未決定だと注意を喚起しました。
同様の内容をSledgehammer Gamesと同スタジオのコミュニティマネジャーであるGuyBeahm氏も発言しており、さらなる詳細が明日の午前中(現地時間)に発表されると呼びかけています。
決してマルチプレイヤーを遊ぶ事自体が有料になるわけでは無く、Call of Duty Eliteと名付けられたマルチプレイヤー用のソーシャルサービスの一部に課金システムが実装されるというのがどうやら実情の様子。こちらは続報が入り次第改めてお知らせいたします。
UPDATE:5月31日13:00
Infinity WardのRobert Bowling氏がCall of Duty: Eliteのサービス自体は無料で、マルチプレイヤー自体が有料になるわけではないと注意を喚起しています。続報はこちらの記事でご確認下さい。
以前から噂や業界アナリストの予想などでしばしば登場が示唆され、ActivisionのボスBobby Kotick氏も“可能なら明日からでもサービスを行いたい”と語っていた“Call of Duty”フランチャイズ用の課金サービスですが、本日Wall Street JournalがCall of Dutyシリーズ向けの課金サービス「Call of Duty: Elite」に関する情報を公開、今年リリースされる“Call of Duty: Modern Warfare 3”から実際に導入されることが明らかになりました。
これはWall Street Journalが行ったBobby Kotick氏へのインタビューから判明したもので、月額課金サービスとなる“Call of Duty: Elite”は、ゲーム本編に含まれないマップなどの追加コンテンツをプレイヤーに提供するサービスとのこと。
さらに、Call of Dutyプレイヤー向けのFacebook的なソーシャルコミュニティサービスを一部無料でリリース、このサービスでは株トレーディング情報サイトの様なプレイヤー用の分析ツールを提供、プレイヤーの戦績や武器別のパフォーマンスなど、様々な分析が可能になる模様です。
現在のところ、月額課金に関する費用や、具体的なサービス内容、DLCのリリース形態、国内での展開など、気になる詳細については明らかにされていませんが、遂にスタートする事が判明したCall of Duty課金がどのような新しいゲームの側面をもたらすことになるのか、E3を始め続報のアナウンスに注目です。
本日Naughty Dogが開発を進めているUnchartedシリーズ最新作「Uncharted 3: Drake’s Deception」のベータテストに関する新情報が大量に発表、ベータテストの開催スケジュールにも若干の変更が加えられ、マップやブースター、プレイモードに関する詳細な内容も登場しており、参加予定の方は必見の内容となっています。
マルチプレイヤーベータはまず“Infamous 2”のパッケージに付属するベータコード所持者と“PlayStation Plus”の会員向けに6月28日から開催され、それ以外のプレイヤーは7月4日から参加可能になります。(※ いずれも北米の日程)
ベータテストの開催は7月13日まで。なお、ベータテスト中のレベルキャップは25となっています。
さらにマルチプレイヤーベータでプレイ可能なゲームモードや、負けているチームに勝機をもたらす“Power Play”、ブースタースロットなどに関する詳細も明らかになっています。
bitComposer Gamesが今年の2月に発表したポイントアンドクリック型のアドベンチャータイトル「The Rockin’ Dead」のデビュートレーラーが公開、レジデンツが手掛けたアドベンチャーゲーム“The Residents: Bad Day on the Midway”やジョー・スパークスのトータルディストーションなどがツボな方にはたまらないタイトル……かもしれないぶっ飛んだ内容の映像に仕上がっています。
説明する気が一切無い近年には珍しいトレーラーに頭が痛いところですが、The Rockin’ Deadはガールズヘビメタバンド“Deadly Lullabyes”(かっこいいwww)のメンバーAlyssaが、仲間達と共に謎のライブへと招待され、到着直前で交通事故に遭うところから物語が始まるアドベンチャーで、トレーラーや以下に紹介するスクリーンショットからも明らかな通り、ユーモアに溢れつつ悪夢的な内容の作品となっています。
The Rockin’ Deadの開発はドイツのGrasland Productionで、リリースは2011年Q2、対応プラットフォームはPCとなっています。優等生なゲームタイトル達が肩を並べる中、不条理なアドベンチャー作品をお探しの方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
国内でも何かとオープンワールドタイトルに注目が集まる昨今ですが、サンドボックス型の典型的なタイトルとして知られる「Grand Theft Auto IV」の舞台“Liberty City”をGoogle マップAPIで再現したインタラクティブな地図が海外情報サイトGTA4.netにて公開されました。
このインタラクティブなマップはGoogle マップでお馴染みのストリートビュー機能を利用して街中を自由に歩き回れるだけでなく、銃器やアーマー、ヘルスといったアイテムの入手先や各種ショップの位置などがオーバーレイ表示出来、さらに文字列の検索から任意の情報を知ることが出来るという超スグレモノに仕上がっています。
先日遂にGrand Theft Auto IV本編もSteamにて解禁されたこともあって、これから新しくプレイする方には持ってこいのコンテンツではないでしょうか。なお、この“Liberty City”マップは8万枚のスクリーンショットを元に3000ポイントのパノラマから構成されているとのこと。
強烈な世界観とアートワーク、禍々しい物語で注目を集めるAmerican McGee氏の新作タイトル「Alice: Madness Returns」の6分30分に渡るプレビュー映像が公開されました。
映像にはジャバウォックの死体と共にヴォーパルブレードが登場するシーンや、様々な敵との戦闘、様子のおかしいキャラクター達、歯ごたえのありそうなプラットフォーマーアクションなど、多くの見所が収められており、最後に描かれる帽子屋による超展開も併せ、あと2週間強と近づいたリリースがとても待ちきれない内容となっています。
Alice: Madness Returnsのリリースは北米で6月14日、ヨーロッパでは6月16日、期待の国内版は7月21日発売予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
E3の開催が近づき様々な噂やアナウンスの登場が続いていますが、新たに次号のGame Informer誌にてVigil Gamesが開発を手掛けた“Darksiders”の続編「Darksiders 2」が発表されるかもしれないとの噂が登場しました。
これはGame Informer誌の編集長を務めるAndy McNamara氏が最新号のカバーアート発表についてアメージングで待ちきれないと語ったTweetをTHQのお馴染みDanny Bilson氏がRT、さらに続けてDarksiders 2の発表が数日の内に大々的にやってくる!と発言したもので、毎月上旬には公開される最新号のカバーアート発表に注目が集まります。
3月に行われたARGプロモーションを経て遂に正式発表を迎えたHitmanシリーズの最新作でフランチャイズの復活作でもある「Hitman: Absolution」、E3でのクローズド出展を控え、まだ具体的な情報の少ない本作ですが、IO内製の新エンジン“Glacier 2”による開発が進められていることやプロットの概要など幾つかの新情報がこれまでに報じられてきました。
そんな中、本作のディレクターを務めるTore Blystad氏が海外情報サイトDigitaltrendsのインタビューに登場、本作の開発に関する様々な経緯や進捗について語り、幾つかの新しい情報が明らかになりました。
ゲームプレイの難易度や、解決に多彩なアプローチが可能な暗殺ゲームとしてのプレイ性、長大なボリュームなど、いわゆるハードコアなタイトルとして知られるHitmanシリーズですが、Blystad氏は久しぶりの復活となるHitman: Absolutionの開発は、より多くのオーディエンスにアピールするために全ての要素を幅広くすることを念頭に、プレイすることがより簡単でアクセシブルなものへと変化したと明らかにし、その一方で非常に強力でハードコアな側面も保持していると発言、IOは長きに渡ってシリーズに誠実だった多くのファンの誰も阻害したくないと語っています。
これまでの過去作のコアな部分をさらに先鋭化したタイトルが登場しないことは今の市場を考えると自明ではありますが、IOはアナウンス時にオールドスクールなプレイ性を残していると強調しており、具体的な続報に期待したいところです。
また、Blystad氏は新エンジン“Glacier 2”についても触れており、ゲーム内の全ての出来事がエンジン内のリアルタイムなフィードバックに基づいていると説明、具体的な言及は避けていますが、プレイヤーの行動が全てリアルタイムでゲーム内に反映されると強調、開発はエンジン部分の技術チームとゲームプレイチームの2チームから構成されていることを明らかにしています。
さらにHitman: AbsolutionではAI技術の開発に最も長い時間が掛けられてると述べ、全てのキャラクターが名前と物語の中で演じるべき役割を持っており、それらを元にキャラクター達が自身の行動を演じていると発言、このパートが本作の最も重要で中心的な部分だと氏は強調しています。
Hitman: Absolutionは前述したAIの大幅な強化も含め、キャラクターにスポットを当てた物語にシフトしているとのことで、今回のインタビューでは、TVや映画で活躍する多くのハリウッド俳優が本作に登場するとの発言が見られました。
その中でも、今作最大の敵としてゲーム序盤から最後まで物語の全体に渡って多く登場する重要なキャラクター“Blake Dexter”を、今年北米で夏公開予定の映画“カウボーイ & エイリアン”に出演するキース・キャラダインが演じるているとBlystad氏が明言しました。なおキース・キャラダインは、キル・ビルや燃えよ!カンフーに出演し多くのファンに愛されながらも2009年に不幸な事故でこの世を去ったデビッド・キャラダインの弟としても知られています。
GfKの集計による北欧市場の最新セールスチャートが発表され、先週イギリスのチャートでも1位に輝いたRockstar GamesとTeam Bondiの新作「L.A. Noire」が北欧(※ ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク)でも首位を獲得したことが明らかになりました。
さらにCD Projektの意欲的なRPG新作「The Witcher 2: Assassins of Kings」がPC版のみの販売ながら4位にランクイン、先日はDRMの廃止も明らかになり今後まだセールスを伸ばすこととなりそうです。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire (Take-Two)
- 2位:Lego Pirates Of The Caribbean (Disney Interactive)
- 3位:Brink (Take-Two)
- 4位:The Witcher 2: Assassins Of Kings (Namco Bandai)
- 5位:FIFA 11 (EA)
- 6位:Lego Star Wars III: The Clone Wars (Activision)
- 7位:Crysis 2 (EA)
- 8位:Portal 2 (EA)
- 9位:NHL 11 (EA)
- 10位:Mortal Kombat (Warner Bros Interactive)
先日Microsoftを退社したOtto Berkes氏やTed Hase氏、Kevin Bachus氏達と共に初代Xboxの中心的な開発メンバーとして知られるSeamus Blackley氏が勤務していたアメリカの大手エージェンシーCreative Artists Agencyを退社、新スタジオを設立しゲーム開発の現場に復活することが明らかになりました。
Creative Artists Agencyではゲーム部門のボスを務めていたKevin Bachus氏は2002年にMicrosoftを退社し、2003年にCAA入社して以降、Gears of Warでお馴染みCliffy BことCliff Bleszinski氏やDouble FineのTim Schafer氏、Ken Levine氏、初代Assassin’s Creedのクリエイティブディレクターを務めたPatrice De’silets氏といった名だたるスター開発者達との契約を交わしています。
さらにModern Warfare 2のリリース後にInfinity Wardを襲ったJason West氏とVince Zampella氏の去就にも関与、両者の引き抜きにEAのボスJohn Riccitiello氏と共に深く関わったとしてActivsionが起こした訴訟の中でBlackley氏のメールのやり取りが証拠として提出されるなど、今も続く泥沼裁判の動向で注目を集めたことでも知られています。
さらにBlackley氏はHarmonixの売却にも大きな役割を果たしており、氏が率いたCAAのゲームチームのクライアントにはInsomniacやWill Wright氏が率いるStupid Fan Club、L.A. Noireで一躍脚光を浴びたTeam Bondi、FlowやFlowerでお馴染みのThatgamecompanyなど、名だたるデベロッパが含まれており、ここ数年の北米におけるゲームデベロッパの人材開発に大きな役割を果たしてきました。
新スタジオのスタートアップに興味が尽きないところですがBlackley氏の業務引き継ぎはかなり大変な内容らしく、CAAを退社したものの、今年の年末まで引き継ぎ作業で企業に留まる予定で、今後の業務はかつてSouthPeak InteractiveのVPを務め、北米Segaの法務関係などに従事したDavid Stelzer氏とOphir Lupu氏が率いていくとのこと。
ゲーム開発ビジネスにおける大物Seamus Blackley氏の動向が今後Infinity Wardの裁判や北米のゲーム産業にどのような影響を与えることになるのか、続報に注意する必要がありそうです。
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