昨晩Electronic Artsが2009年9月にリリースされたNeed for Speed: Shiftの続編となる「Need for Speed Shift 2: Unleashed」をPCとXbox 360、PS3向けに発表、2011年春のリリース予定である事が明らかになりました。併せて緊迫感溢れるデビュートレーラーも公開されています。
Need for Speed Shift 2: Unleashedの開発は前作同様ロンドンのデベロッパSlightly Mad Studiosが手掛けており、内製のエンジンも新しい物を用意、革新的なヘルメットカメラビューやHot Pursuitに登場した新機能を強化した新しいAutolog機能などが用意される事が明記されています。
なお本作のプロデューサーを務めるMarcus Nilsson氏がOfficial Xbox 360 Magazineのインタビューに登場、Shift 2が60フレームを実現するかとの質問に対し、ForzaとGran Turismoを例に挙げて現在の技術では選択を行う必要があると発言、ForzaとGran Turismoの映像表現が穏やかで粗い物に感じるとの個人的な見解を明かした氏はパフォーマンスを取るか、コンソールが実現出来る境界をさらに押し上げる事を目指すか、2つの選択肢を提示しています。
そして、Shift 2が30FPS動作を採用し、Slightly Madが映像表現での革新を目指す事が決定されている事を明らかにしています。アナウンスと共に登場したトレーラーは氏の発言通り表現的な挑戦が感じられる物で、今回の発言がビッグマウスとなるか、本物のサプライズを生むか、続報の登場が今から楽しみです。
いよいよ国内でもローンチを迎える「Call of Duty: Black Ops」、すでにマルチプレイをどっぷり楽しんでいるプレイヤーの方も多いかと思いますが、現在パフォーマンスやバグ・グリッチ等の問題と共に、改善と修正が待たれる問題点が多く確認されています。
新パッチが待たれる本作ですが、昨晩TreyarchがPS3とXbox 360版で進行中の改善リストを発表、日付は明言されていませんが、マルチプレイで問題視されている銃声と足音の可聴範囲の改善なども盛り込まれており、ローンチ後も休み無く改善に取り組むTreyarchの姿勢が垣間見られる大量のリストとなっています。
今後改めて詳細なパッチ情報なども発表されると考えられますが、今後の修正点の概要として確認しておいては如何でしょうか。
- マッチメイキングの検索スピードの改善
- マッチとホスト選択の改善:より良いネットワーク状態(ラグの少ない)のゲームへの接続を実現
- 週間/月間スコアボードのキル/デス/アシストのステータスリポートを正確な物に
- パーティシステムへの新機能追加による改善
- パーティシステムでのマッチメイキング速度の改善
- パーティシステムでのマッチ品質を改善
- ゲーム開始前のロビーで常に最良のホストが選出される様に改善
- パーティが解散されないようパーティシステムを改善
- プレイヤーがプレイヤーマッチング中にプライベートマッチやコンバットトレーニング、シアターロビーへ参加できる事を廃止
- フィルムアップロードの失敗をサーバ側クライアント側共に減少
- まれにコンバットトレーニングの戦績がマルチプレイ戦績に差し変わる事を修正
- コンバットトレーニング下でまれにkillstreakセレクトが無効になる不具合を修正
- まれに起こるValkyrie rocketの予期しない爆発を修正
- まれに起こるGunshipが十分にコントロール出来ない問題を修正
- ボタン押しの状態で入力が一時的に失われる状態になる問題を修正
- 銃声と足音の可聴範囲と音声レベルを追加調整
- 爆弾の設置及び解除のオーディオレベルを追加調整
- オンラインセキュリティーの拡張を追加実装
- Arrayマップ:プレイヤーのめり込みが見られた樹木へのコリジョン(衝突設定)追加
- Launchマップ:B3エリアのロケット基地付近に存在する見えない棚へのジャンプを無効にするコリジョンの追加
- Summitマップ:カスタムゲーム時にプレイヤーが戦闘地域外へジャンプする事を無効にするコリジョンの追加
- Havanaマップ:C2エリアにある見えない棚の上へのジャンプを防ぐコリジョンの追加
- Nuketownマップ:プレイヤーがリスポーン時にマネキンの頭上に現れる事を修正
- 2回続けて前のマップに投票できる事を修正
- ゲームプレイ中におけるフレンドリストからのスパムを最適化、PS3版で大量のフレンドリストを持つ場合のゲームパフォーマンスの改善
長い開発期間を経て意欲的な要素を多く盛り込んだRealtime WorldsのMMOタイトル「APB:All Points Bulletin」(以下:APB)、PC版のローンチは果たしたものの、セールスとマネタイズが低迷、コンソール対応も頓挫したことから、APB以外のプロジェクトを全て切り離す大規模なレイオフを敢行しAPBに集中する事で再建を目指しましたが、力及ばずリリースから2ヶ月半という短期間でサービスを終了、9月18日にRealtime Worldsもついに閉鎖となってしまいました。
その後管財人によりAPBの売却が検討され、EpicかそれともCodemastersかと様々な憶測が飛び交っていたAPBの買い手が遂に決まり、2001年の設立以降基本無料プレイのオンラインMMOタイトル運営を専門に行うGamersFirstが新たな運営先となり、2011年前半のローンチを目指し調整を進めている事が明らかになりました。
既にGamersFirstによるAPBの新しい公式ページも公開されており、掲載されたプレスリリースにはAPBの全IPを取得したのが正確にはGamersFirstの子会社であるReloaded Productionsである事、IPの売却によりRealtime Worldsが抱える未払い賃金や休日給与に関する問題が完全に解決されるだろうとの見解が記されています。
なお、新たに運営を務めるGamersFirstは無名タイトルを多く扱いながらも近年大きな成長を遂げており、今回のAPB取得によりネームバリューのある訴求力を持つ事となり、今後南米をはじめ新地域への展開を視野に入れているとの事。
GamersFirstのCEO及びCOOを務めるBjorn Book-Larsson氏はオリジナルのAPBが当初から擁していたイタリア、フランス、スペイン、英語圏、ロシアの言語対応に着目、これらの対応地域でもれなくサービスを開始させると共に、新たな地域でのリリースも予定しており、一例として前述の南アメリカの存在を挙げています。
また、氏はRealtime Worlds時代にAPBを購入したプレイヤーついても言及、閉鎖前のプレイヤーデータの同一性を保存する手段を検討している事を明言し、新サービスのローンチ時にはかつてのプレイヤー達が自身のキャラクターデータを部分的にでも取り戻す事が出来る様取り組んでいる事を明らかにしています。
さらに、ローンチ後リリースが果たせていなかったレースモードや、追加予定のコンテンツ及び新地域などを含むパッチもRealtime Worldsから引き継いでリリースを果たす事を目的としている事が語られており、GamersFirstが運営に意欲的に取り組んでいる姿勢が見受けられます。
浮き沈みの激しい波瀾万丈な道乗りを歩んでいるAPBですが、これが終の棲家となるのか、APBの産みの親でありGTAシリーズも手掛けたDave Jones氏の動向も含め、今後も注目する必要がありそうです。
CD Projektが開発を進めているシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」のリリースが5月17日に行われる事が発表されました。さらに明日18日にはCD Projektがカンファレンスイベントを開催、更なる新情報が登場する事となる模様です。
またカンファレンスに先駆けてGameStopから豪華な特典を同梱したコレクターズエディションの存在も判明、価格は129.99ドルとなっており、特典の詳細は以下の様になっています。
- インゲームアイテムの”The Vernon Roche Commando Jacket”(Vernon Rocheのジャケット):装備時に剣による戦闘能力を上昇させる
(※ Vernon RocheはThe Witcher 2の登場キャラクターの一人で、舞台となるTemeriaの王からゲラルトを支援する為に送られた使者で有能な戦士、ゾルタンやダンデライオンとも面識がある模様)- メイキングDVD
- サウンドトラック
- 世界地図
- アートブック
- ゲラルトの彫刻
- Temerianのコイン
- ダイスセット
- ステッカー3種
- トランプとルールブック
- 呪われたコインとパンフレット
- 2種のペーパークラフトフィギュアとボーナス
- ゲームディスク
なお、明日開催されるカンファレンスではこのコレクターズエディションや予約特典、世界各地でのリリーススケジュールに関する情報なども明らかにされると予想されています。いよいよ現実的なリリースが見えてきた期待のThe Witcher 2: Assassins of Kings、中二病テイスト満載な笛好きの隻眼Iorvethもしばらく登場していないので、そろそろ敵側の新情報なども出てきて欲しい所です。
先日行われたActivision BlizzardのQ3会計報告において、初月で300万本セールスを達成し販売好調が伝えられたシリーズ最新作「StarCraft II: Wings of Liberty」ですが、本日海外情報サイトのEdgeがStarCraft IIがBitTorrent上で最も多い転送データの記録を樹立したと報じました。なお、StarCraft IIのDL販売ではBitTorrent技術が利用されています。
海外情報サイトのTorrentfreakが発表したTorrentのいくつかの記録によると、StarCraft II: Wings of Libertyのダウンロードは230万回に達し、2001年のBitTorrent技術登場から最も多いデータ転送量となったそのサイズはなんと15.77ペタバイトに達するという脅威的な数値を指しています。
ただし、この記録が喜ばしい物か大きな著作権侵害を意味する物か、実際の所Blizzardによる正式なDL販売が利用するトラッカーの集計詳細が発表されていない事から、正規版と著作権侵害の詳細な内訳が判断出来ない模様で、情報元では正統な販売データの方が多いのではないかとの見解が記されています。
まさかのTPS化とXbox 360版のKinect対応で一躍注目タイトルとなったElectronic Artsによるハリー・ポッターのゲームシリーズ最新作「Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1」もいよいよ北米では各プラットフォーム共に明日発売を迎える事となり、本日ローンチトレーラーが公開されました。
映像には本作のゲーム性が判りやすく描かれ、同時期に公開される映画の最終作前篇とリンクした内容になっており、シリーズのファンにはたまらない内容となっています。これまで驚きの斜め上なゲーム性でファンやゲーマー達を驚かした本作がどれほど楽しめる物に仕上がっているか、来年7月公開予定の映画パート2の存在と合わせ、Kinectの販売が好調な事もあり動向が気になる所です。
Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1は北米で11月16日、ヨーロッパは11月19日リリースで、対応プラットフォームはXbox 360、PS3、PC、Wii、DSとなっています。
昨晩Ubisoftが2011年度半期会計報告を行い、ともにリリース延期が発表されていた「Ghost Recon: Future Soldier」と「Driver: San Francisco」のリリースの再延期を発表、リリース時期の明言はされておらず2012会計年度のラインアップタイトルと表記されています。
今回の再延期で少なくとも2011年4月以降のリリースとなったDriver: San FranciscoについてUbisoftのCEOを務めるYves Guillemot氏は新作DriverがレーシングジャンルにおけるUbisoftのポジションを確立する為の役割を担っている事を示唆し、ブラッシュアップの重要性を強調しています。
Ghost Recon: Future Soldierについては今年の5月に2011年Q1(1月から3月末)への延期が発表されており、今回の延期の再アナウンスによりQ2以降のリリースになる事が予想されます。
また、前回共に延期されていたGhost Recon: Future Soldierのベータテストですが、Ubisoftのコミュニティデベロッパを務めるKimi Matsuzaki氏がベータテストのスケジュール発表が近く行われる予定である事を明らかにしています。
先日大規模なリニューアルを果たしたCD Projektが運営を務めるオールドゲーム販売プラットフォーム「GOG.com」ですが、リニューアル後の”Planescape: Torment”登場を皮切りにBlack Isle/BioWare関連タイトルが続々と発売され、Icewind Dale IIのコンプリートパックやNeverwinter Nightsなども登場していました。
そんな中、遂に本尊「Baldur’s Gate II」がリリース、9.99ドルで本編の”Baldur’s Gate II: Shadows of Amn”と拡張パックの”Baldur’s Gate II: Throne of Bhaal”を含むだけでなく、特典満載のGoGらしく15枚のHD壁紙、サウンドトラック、13枚のアバターイメージ、87点のアートワーク、マップ、Throne of Bhaalのリファレンスカードと、オマケだけでも欲しくなる様な盛りだくさんの内容となっています。
歴史的な名作として知られるBaldur’s Gate II、ハードコアRPGファンにはこれ以上ない深い世界と冒険が楽しめる巨大なモンスタータイトルです。しかしそれと比例してハードルの高さも相当な物で、状況と目指すプレイによっては遊びきる事に年単位の時間を覚悟して挑む必要がありました。
今回、GoGが実現した容易な入手性と安価な価格設定によって、新しい世代のRPGファンに古典の名作を気軽にプレイできる機会を設けた意義はそれだけでも非常に大きな物だと考えられます。英語のハードルの高さも問題ではありますが、国内版のリリースも発表された期待作Dragon Age: OriginsがBaldur’s Gateの精神的な後継を謳っており、今も強い影響力を持つタイトルとして知られる歴史的な名作を体験してみる良い機会ではないでしょうか。
People Can FlyとEpicが開発を進めている「Bulletstorm」の新トレーラーが本日公開されました。もう笑うしかない巨大な”何か”や浪漫的な爆発など滅茶苦茶なド派手さと共に、「Son of a d○ck!!!」といった過激なスラングなど、良い意味で脳筋ハッピーな素敵トレーラーとなっています。楽しそう!
また、以前にはBulletstormプロモーションの一環として海外メディアにUBSストレージ入り食肉パックを送りつけるなど、いつも過激なバイラルマーケティングや愉快なプロモーションでファンを楽しませる事で知られるElectronic Artsが、新たな謎キャンペーンを展開。先日、海外ゲームメディアのGame InformerとDestructoidに新たな荷物が届けられ、中にはBulletstorm印のオレンジジュースと共に、主人公のGraysonやサイボーグの相棒Ishi Sato他、濃すぎるキャラクター達のプロフィールが収められていた模様です。
という事で、気がつけば2月22日の北米リリースもそう遠くない時期となり、Gears of War 3の延期も含めEpicタイトルとして担う役割も大きくなった筈のBulletstormですが、そんな事情などどこ吹く風と快楽のみを執拗に追求するゲーム性には最早清々しい程の貫禄も感じられ、今後の続報に期待が高まります。Bulletstormのリリースは北米で2月22日、ヨーロッパで2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先ほど11月7日から13日までのUKセールスチャートがVG247にて発表、今週はこれまでのローンチ情報からも明らかな通りTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得、以下、FIFA 11が2位をキープし、Just Dance 2が3位と安定した順位のラインアップとなっています。
またイギリスのゲーム情報メディア”MCV“がCall of Duty: Black Opsのローンチ初日セールスがイギリス史上最大の140万本に達し、Modern Warfare 2の記録を14%上回ったと発表しています。また、売上げは5800万英ポンド(約77億5千万円)規模との事。なお、上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. Call of Duty: Black Ops (Treyarch, Activision)
- 2位. FIFA 11 (EA Sports, EA)
- 3位. Just Dance 2 (Ubisoft, Ubisoft)
- 4位. Kinect Sports (Rare, Microsoft Game Studios)
- 5位. Football Manager 2011 (Sports Interactive, Sega)
- 6位. Professor Layton and the Lost Future (Level 5, Nintendo)
- 7位. Fallout: New Vegas (Obsidian Entertainment, Betheda)
- 8位. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo, Nintendo)
- 9位. The Sims 3 (EA, EA)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (LucasArts, LucasArts)
先日にはPC用のベンチマークもリリースされ、最低・推奨動作環境も発表されたUbisoftのアーケードフライトタイトル「Tom Clancy’s H.A.W.X. 2」、肝心の発売日がまだ発表されていませんが、今月中のリリースが予定されており、早ければ今週中にも発売されるとも予想されています。
PC版のH.A.W.X. 2はDirectx 11に対応しており、テッセレーション機能により地形の描写などが大幅に強化される事が明らかにされていますが、本日Nvidiaが本作のテッセレーション機能の有無を比較する映像を公開、山の尾根を見下ろすシーンが多い本作には想像以上にテッセレーションが有効である事が一目で分かる素晴らしい映像となっています。
先日Xbox Liveでリリースされたアメコミらしいグロさとポップなテイストが特徴的な2Dアクションタイトル”Super Meat Boy”ですが、今月リリース予定のPC版には6体の専用キャラクターが用意されている事が判明、MinecraftのMr. MinecraftとVVVVVVのCaptain Viridianがアナウンスされ、残る4人が順次登場する事が発表されていました。
そんな本作の3体目の専用キャラクターが発表、なんと当サイトではお馴染みAmanita Designによる「Machinarium」から主人公のヨセフ君が参戦する事が明らかになりました。発表に併せてアートワークも公開、手がぐにゃぐにゃになりつつ相変わらずどこを見ているか判らないキュートなヨセフ君のイメージが登場しています。
VVVVVVにMinecraft、Machinariumと、なかなか心憎いラインアップを用意してきた”Super Meat Boy”、残る3キャラクターにどんな面子が用意されているのか、ゲームの目的である彼女もちゃんと新キャラが用意されるのか……続報に期待です!
今年のGamescomにかなり完成度の高い状態で展示され、突如発表されたFuncomの新作「Bloodline: Champions」、本作はDiabloやDotaのファンに強く訴求出来そうなアリーナスタイルのオンライン対戦アクションですが、すでに何度かのベータテストも行われ、調整などのブラッシュアップが進められています。
そんな本作のリリースが今年の12月後半から来年の1月前半に掛けて行われる事が明らかになりました。これはFuncomがEurogamerに語った物で、ベータテストの登録者が既に15万人に達した事も明らかにされています。なお、ベータテストは現在も公式ページで受付中です。
Bloodline: ChampionsはeSportを強く意識したPvPタイトルで、競技性を優先する事から、レベル性の廃止、モンスターの狩りも無く、装備品もありません。さらにクリティカルヒットもパッシブスキルも無く、あるのはスキルの種類のみで、チームとの連携やプレイヤーの操作スキルに重きを置く硬派なバランス調整が適用されています。
なお、本作の開発はFuncomでは無く、スウェーデンの新興デベロッパStunlock Studiosが務めており、完成度の高い状態で持ち込まれ、意欲的で多くの層に訴求できそうなタイトルと思える本作の存在に一番喜んだのは当のFuncomではないかとも思われます。
モントリオールスタジオの新設に加えレイオフの嵐、業績悪化のコンボが続き、期待の新作MMO”The Secret World”の進捗もなかなか状況が芳しく無い中、やっとリリース出来るタイトルを手に入れたFuncom、ここで一発当ててなんとか次へと繋いで欲しい所。頑張れFuncom!
今年の6月22日に発売され、目も当てられない評価が並ぶ歴代のトランスフォーマー物のタイトルにおいて、驚きの高評価で成功を収めた”Transformers: War for Cybertron”ですが、先日行われたハズブロの投資者向け会議にて、本作の続編「Transformers: War for Cybertron 2」が2012年リリースの予定で開発が進められている事が明らかになりました。
ハズブロのデジタルメディアとゲーム関連のSVPを務めるMark Blecher氏はTransformers: War for Cybertronに対する市場の反応に満足したと発言、本作がハズブロブランドの持つ数あるゲームの中で最も高いスコアを得た重大な成功タイトルだと述べ、この2012年に予定された続編の登場を楽しみしていると語っています。
まだ詳細は明らかにされていませんが、前作と同様にサンディエゴのデベロッパHigh Moon Studiosが開発に当たる事が示唆されています。さらにBlecher氏はトランスフォーマーの新作映画公開に併せたゲームタイトル”Transformers: Dark of the Moon”を年内にリリースする予定である事を明らかにしています。
さらに、トランスフォーマー関連ではNetDragonが開発を進めているMMOタイトルの存在もあり、全米第2位の玩具メーカーとして知られるハズブロがWar for Cybertronの好評価を活かし、リリース予定のタイトルを経て価値あるフランチャイズを築くことが出来るか、今後の動向に注目です。
リリース延期のトラブルが続いていた「Two Worlds II」ですが、先日ヨーロッパでPC版とXbox 360版がなんとアナウンスもないまま突然リリース、以前に開発元のTopWare Interactiveがパブリッシャーを務めるSouthPeakの1月リリースへの延期に対し反論、特定の地域で無理矢理リリースする計画を進めているとにわかに信じられない様な発言を行っていましたが、どうやら本当に強行してしまった模様です。
一体どんな恐ろしい状況になっているのか想像すら及びませんが、今度はなんとTopWareとZuxxezのCEOを務めるDirk Hassinger氏がPS3版がリリースされていない事についてZuxxezのフォーラムで言及、直訳が躊躇われる罵詈雑言でソニーがしっかり仕事をしていない事でリリースが出来ないと糾弾、なんと場合によってはソニーの担当者女性の電話番号とメールアドレスを公開しても良いくらいだと怒りに満ちた投稿を行い、リリーススケジュールがソニーの決定待ちである事を明かしています。
これを報じたEurogamerはこのTopWareの激しい批判と糾弾がPS3版のリリースが行われない可能性を生みかねないとも記しており、トラブルばかりが続くTwo Worlds IIの動向が心配されます。
以前リリース日とされていた10月5日にアナウンスも無く延期され、来年1月とも噂される正式なリリーススケジュールも発表されないまま、突然部分的なリリースを迎えるという前代未聞のアクロバティックなローンチを現在進行形でかっとばすTwo Worlds IIですが、ゲームの評価はかなり高く、先日お知らせしたXBG 360 Games誌が評価した92/100のスコアに続いて、新たにEurogamerドイツがレビューを掲載、なんと9/10の高評価を得ています。
American McGee氏がついに手掛けるアリス イン ナイトメアの続編「Alice: Madness Returns」、開発はMcGee氏が率いる上海のデベロッパSpicy Horseが手掛けていますが、以前からMcGee氏のblogやflickerでは上海らしいオリエンタルなイメージと共に現地の様子が紹介されており、上海がクリエイティブ的にも洗練された状況にある事が伝えられていました。
そんなMcGee氏が珍しくスタジオビジネスについて言及、中国のオンラインゲーム市場が2014年には100億ドル規模に達すると予想される成長市場である事を述べ、今後18ヶ月かけてスタジオ規模を拡大し、現在80名のスタッフを160人まで増やす予定である事を明らかにしました。さらにMcGee氏が6年前に中国へやってきた理由ついても口を開き、当時西側諸国でのゲーム開発とパブリッシングが既に壊れ始めていた事、そしてビジネスが機能不全に陥っていたとの見解を語っています。
これらを踏まえ、現在開発に取り組んでいるAlice: Madness Returnsの開発コストがなんと1500万ドルと比較的小規模である事を明かし、北米で開発すれば倍の3000万ドルが必要となると上海での開発のメリットを強調しました。
2011年リリース予定のAlice: Madness Returns、この上海での意欲的な開発がどのような作品を生む事になるか、上に掲載したスタジオツアーの映像に見られるクリエイティブの様子は西側デベロッパとそう違わない良い環境にも見え、今後の新情報に期待が高まります。
先日から海外では登場が示唆されていたAlien Breedシリーズの最新作にして3部作の最終パートとなる「Alien Breed 3: Descent」ですが、Team 17が本作のリリースを正式に発表、11月17日にXBLA向けにリリースが行われる事が明らかになりました。
発表に併せてトレーラーとスクリーンショット、アートワークなども公開。トレーラーにはメインキャラクターであるTheodore Conradが彼の宇宙船Leopoldに潜入したエイリアン達と繰り広げるトップダウンシューターの激しい戦闘が収められています。
XBLA版の価格は800MSPとなっており、SteamとPSN版のリリーススケジュールと価格の詳細は近く改めて行われる模様です。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。