遂に昨日めでたく日本語版公式サイトのオープンがUbisoftよりアナウンスされた「Two Worlds II」ですが、これまで当サイトでお知らせしてきた(今も続いていますが……)前代未聞の開発経緯とトラブル、そして延期を繰り返して来た際にお茶を濁す程度に公開されてきた驚きの低クオリティプレイ映像等、色々な意味で注目を集めてきた経緯があります。
しかし、そんな各方面からの心配を余所にTopWareは驚きのブラッシュアップを完遂、出来上がったタイトルのレビューでは驚きの高評価を連発しており、改めて大きな注目の的となっています。
しかし、まだ北米やオーストラリア、一部ヨーロッパでのリリーススケジュールは明らかにされておらず、未確認ながらPS3版と共に2011年1月1日の北米リリースを迎えるといった話も聞こえています。そして、未だヨーロッパでもリリースされていないPS3版についてはTopWareのCEOがソニーの担当者にマジギレ、日本ではしっかり公式にアナウンスがされたものの、その他未リリースの地域での動きがどうなっているのか様子が分からない状況が続いています。
かろうじてヨーロッパの一部地域でリリースされた際も、気がついたら発売されていたというアメージングなローンチを果たした本作ですが、リリース絡みの情報が不透明なまま先日には遂にパッチもリリース、特定状況下でのクラッシュやogg映像の修正、ショップで販売されるポーション材料の種類、透明化スキルが無制限に利用出来る事などを様々な修正が施される内容となっています。
また、海外ではこれまで”Sordahon’s Journey”と名付けられた謎の愉快プロモーションがTopWareではなく、パブリッシャーを務めるSouthPeakにより展開されてきました。”Sordahon’s Journey”は本作の敵キャラクター”Sordahon”を主人公にした実写のシュールなプロモーション作品で、これまで数度お知らせして来たものの、ついて行けないレベルのシュールな回や、下品すぎる内容のエピソード等もあり、全ては紹介出来ないままとうとう最終回らしき物を迎える事となりました。
今回は最後に相応しく、ミュージカル!ですが……映像に収められている全てが一切判らない、歌ってる人も誰だか判らない、最早清々しいとも言える内容になっており、前述の事情や背景なども含めTwo Worlds IIというタイトルの愉快な意味不明ぶりをさらに際だたせる内容となっています。
最終エピソードらしい?内容で締めた今回ですが、映像の最後にはこの旅が続けられるかどうか、ファンに託される事が発表され、特設ページがオープン、続投を決める為の人気投票でもやるのかと思いきや、そこで行われているのはSordahonへの質問コーナー……、もう連携が取れてないのか狙ってるのか判別不可能な状況となっています。
という事で、毎回事情を説明するだけで大変なタイトルですが、多岐に渡るカオスな状況もゲームがしっかり仕上がってれば安心してネタとして楽しめるというもの。ローンチまでのアクロバティックな愉快さも類を見ないレベルながら、海外レビューの評価では近年のRPGタイトルの中でも抜群の高さを誇るTwo Worlds II、PS3版のトラブルも含め日本でのリリースはスムースに運ぶよう心から祈っています。
2003年にプロジェクト”Jane-J”として発表されて以来、様々な経緯と延期を経てようやく11月12日にドイツでリリースを迎えたアドベンチャーゲーム開発のカリスマJane Jensen女史の新作「Gray Matter」のデモ版がリリースされました。
今回リリースされたデモのファイルサイズは1.6GBで、オプションから英語を含む複数の言語が選択可能となっており、序盤のパートと思われるとある不気味な館の内部を調査する内容が含まれています。
Gray Matterはストリートマジシャンで読心術を身につけている主人公Samantha Everettが孤独な神経生物学者のオファーをきっかけにイギリスを舞台に様々な探索を進めていく物で、Jane Jensen氏らしいオカルトテイストを含む王道のアドベンチャータイトルとなっています。
なお、本作の開発を手掛けたJane Jensen氏はかつての傑作アドベンチャーゲームであるGabriel Knightsシリーズ(GoGで3タイトル販売中)の開発で知られ、Jensen氏の久しぶりの新作とあって発表時から大きな注目を集めていました。また、Gray Matterの音楽はJensen氏の夫でGabriel Knightsシリーズの魅力的なスコアを手掛けてきた作曲家Robert Holmes氏が担当しているのもファンには嬉しい所。
現在Gray Matterはドイツ語版のみがPCとXbox 360でリリースされており、EU版のリリースは2月25日に予定されています。
昨日はBungieの新作とされる数点のリークイメージが登場した事をお伝えしましたが(※ Bungieはフェイクと否定)、今日はなんと「343 Industries」が開発を進めている新作Haloのイメージがリーク、Gametrailersのフォーラムに登場しました。
このイメージからはHalo新作が”Halo: Nemesis”と呼ばれるプロジェクトである事、TPS化されている事が見受けられる訳ですが……左右の石のタッチが全く違う上に影の方向もはっきりしないわ、奥の遠景はコンセプトアートっぽいわで、真偽の程はまだ明らかになっていませんがFake臭ぷんぷんのイメージとなっています。フォントやレイアウト、UIも実に微妙!
という事で今年の年末も大きな盛り上がりを見せてくれそうなVGAの開催に向けて、こういった玉石入り交じるリーク祭りの盛り上がりは最早恒例のお祭り騒ぎとも言え、ないわー!という物もその無いぶりを楽しむのが吉といった所でしょうか。
11月上旬のローンチ以降、好評なセールスが報じられていたXbox 360用のモーションコントローラー「Kinect」、北米ローンチではリリースから10日間で100万セールスに達した事がマイクロソフトから発表されましたが、昨晩お馴染みMajor Nelsonが新たにKinectの世界的な販売がリリースから25日間で250万セールスを突破したと発表しました。
Major Nelsonではこのマイルストーンがクリスマス・セールが始まった先週のブラック・フライデーによるボトムアップにより達成された旨が記されており、マイクロソフトが今年のホリデーシーズンで目指す500万台セールスの記録に向けて順調に駒を進めていると言えそうです。
マイクロソフトのキラータイトルとしてビジネス的な理由から2011年秋へと発売が延期されてしまったシリーズ最新作「Gears of War 3」ですが、来月12月11日から開催されるSpikeのVideo Game Awardsにて新しいゲームプレイ映像が上映される事が明らかになりました。
これはVGAが昨晩公開した新しい予告トレーラーにお馴染みCliffy Bが登場した物で、自らGears of War 3のゲームプレイを公開する事を述べ、それが予想を超える素晴らしい物で、きっと皆が気に入る物になると、自信に満ちた様子で語っています。
昨晩Eurogamerにて今週のUKチャートが発表、ポリフォニー・デジタルが長い開発期間を経て遂に完成させた「Gran Turismo 5」がトップを飾り、3周目の首位を狙っていたCall of Duty: Black Opsを下しました。
また、3位にはこちらもシリーズ最高傑作との高評価を得たAssassin’s Creed: Brotherhoodがランクイン、先週3位だったNeed for Speed: Hot Pursuitは6位にランクダウンしています。
そして期待のEpic MickeyはWiiチャートで11位にランクしたものの、総合ランクでは残念ながら40位以内に入る事は叶わず、いよいよ明日迎える北米でのリリースに注目が集まります。40位までのランキング詳細は以下の様になっています。
- 1位. Gran Turismo 5
- 2位. Call of Duty: Black Ops
- 3位. Assassin’s Creed: Brotherhood
- 4位. FIFA 11
- 5位. Just Dance 2
- 6位. Need for Speed: Hot Pursuit
- 7位. Wii Party
- 8位. Art Academy
- 9位. Wii Sports Resort
- 10位. Fallout: New Vegas
- 11位. Professor Layton and the Lost Future
- 12位. Kinect Sports
- 13位. Wii Fit Plus
- 14位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
- 15位. Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
- 16位. Sonic Colours
- 17位. New Super Mario Bros. Wii
- 18位. WWE SmackDown vs. RAW 2011
- 19位. LEGO Harry Potter: Years 1-4
- 20位. Mario Kart Wii
- 21位. Toy Story 3
- 22位. Football Manager 2011
- 23位. New Super Mario Bros.
- 24位. The Sims 3
- 25位. Medal of Honor
- 26位. Just Dance
- 27位. F1 2010
- 28位. Star Wars: The Force Unleashed II
- 29位. Pro Evolution Soccer 2011
- 30位. Dance Central
- 31位. Fable III
- 32位. Michael Jackson: The Experience
- 33位. The X-Factor
- 34位. GoldenEye 007
- 35位. Halo: Reach
- 36位. Guitar Hero: Warriors of Rock
- 37位. Super Mario Galaxy 2
- 38位. Vanquish
- 39位. Red Dead: Redemption
- 40位. 007: Blood Stone
連日マルチプレイのおもしろネタで盛り上がっている「Call of Duty: Black Ops」ですが、シングルキャンペーンのストーリーも相当に面白い物になっており、当サイトでこれまで扱ってきた暗号記事の続きとも言える複雑怪奇な要素が見え隠れする謎の多い物となっています。
今回の記事は本編のキャンペーンを一先ず一度終わらせた方を対象にした物で、エンディングの内容や隠し要素の示唆を含む完全なネタバレを含む内容になっています。また、本サイトで以前にお知らせしたきた暗号記事の経緯や、且つBlack Opsのキャンペーンを一先ずミッション順にどういった物語だったかを理解したプレイヤーに有用な内容となっています。(参考記事:暗号記事のまとめ)
なお、未プレイの方やキャンペーンプレイ途中の方には本作の楽しみを決定的に奪ってしまう内容になっておりますので、一度キャンペーンを終えて以降に閲覧する事をお勧めします。
また、プレイ済みの方にはシングルキャンペーンが全く違う側面を見せ始める事になりますので、ベテラン難易度等の実績クリアなど、複数回プレイを新たな気持ちで始められる事と思います。そして今回のネタバレは非常に重大な内容ながら、これまでのお知らせしてきた暗号解析が再び始まるスタート地点に過ぎない”小さな”出来事となっていますので、今後さらに楽しみが拡がる物になっていると考えます。
前置きが長くなってしまいましたが、以下閲覧には十分ご注意下さい。
Halo: Reachのローンチを大成功させたBungie、現在はActivisionとの契約により新規IPのマルチプラットフォームタイトルの開発を進めている事が知られています。
昨晩、なんとこのBungieの新作タイトルとされるイメージがGametrailersのフォーラムにリーク、以前本物のHalo: Reachの開発イメージがリークされた時に酷似した署名がされており、前回のリークを行った”Tom Morello”では無く、”Not Tom Morello”の署名が行われています。
なお、このイメージを投稿した”Not Tom Morello”は、この新作タイトルが既に最初の3レベルがプレイ可能である事、映像周りはまだ完成していない事、そしてプレイの内容がHaloシリーズとCall of Dutyシリーズ、RainbowSixが混ざり合った様な物である事、ゲームの舞台が2020年から2040年辺りに設定されている事等を併せて報告しています。
さらにこのタイトルがシュータージャンルである事も示唆しており、ピストルやM-16風なライフル、スナイパーライフルが登場し、Halo: Reachに見られるようなアーマーアビリティーは存在していない事を併記しています。
やはり問題は、このイメージ群の真偽の程は如何ほどかという事になるわけですが、イメージに見られる吹雪の描写や、ヘリコプターのシルエットは先日VGAのティザー映像として公開された”Planet”トレーラーに似た印象を受け、VGAでの発表という事となれば今回のリークはタイミング的にも色々と含みのある物の様にも感じられます。
なお、Halo: Reachのリークは昨年の11月6日に登場しており、VGAにて正式なプレミア発表が行われています。
さらに、2枚目のイメージの右上部分には特徴的なアイコンが描かれており、こちらは今年3月に当サイトでお知らせしたBungieの商標登録“Bungie Aerospace”の登録マークと全く同じ物である事に気がつきました。
この登録における概要説明には”インターネットからダウンロード可能なゲームタイトル”、”PCおよびコンソール用のコンピューターゲーム”、”モバイル・携帯電話上でのゲームソフトウェア”、”ビデオゲーム開発用のゲームエンジンソフト“、”インタラクティブなゲームソフト”、”ビデオゲームソフトウェア”などの要素が記されていました。
なお、BungieのLuke Smith氏がNeogafにこのイメージが”これまでで最悪のフェイク”だ、と短いコメントを残しており、確かにUI周りが若干貧弱に見えなくもありません……。という事で、真偽の怪しい怪しげなこのリーク、VGAに向けたお祭り騒ぎとして楽しむには抜群の破壊力を持つリークでは無いでしょうか。VGA早く始まれ!
貯まる毎にお知らせしても次から次へと出てくる「Call of Duty: Black Ops」の愉快映像、今日は読者のlukeleiaさんから教えていただいたトマホークの超絶プレイ映像からスタート!超ロングショットに様々な偶然?が重なって旗取り中の敵をキルするプレイ的にも素晴らしい映像となっています。アメージング!
Halo: ReachやModern Warfare 2の”あれ”を”こう”すればどうなる?的な検証映像でお馴染みのdefendthehouseによる”Mythbusters”映像のCall of Duty: Black Ops版が登場、以下の様な興味深い検証が行われています。なお、最後に紹介されているRPGの検証は愉快ネタとしても見応え十分、必見の内容となっています。
- ラジコンにC4は設置できるか?
- ヴァルキリーミサイルは打ち落とせる?
- ケアパッケージ運んでくるヘリってぶつかったらクラッシュするのかな?
- Radiationマップのでっかいドア、あれ挟まったら死ぬ?
- フラックジャケットはラジコンから身を守れるか
- ケアパッケージ運んでくるヘリは打ち落とせるのか
- RPGをダイブで避ける事は出来るか?!
浪漫プレイなロングショットが映えるトマホークですが、超至近距離で素晴らしいプレイを成功させる実戦派のプレイヤーも世界には存在します。そんな渋いトマホークプレイがこちら、判断力がすごい!
世の中には色んな楽しみ方でゲームをプレイするゲーマー達がおりまして、海外にはMafia IIでキャラクター達が口にしたFu○kの回数を数えるなど、特定のゲームの”何らか”をカウントするというエクストリームなジャンルが存在します。
そんなカウントの中でも比較的知られているのがCall of Dutyシリーズのヘリコプターカウントです。という事でCall of Duty: Black Opsのヘリコプターを数えてみた動画が早くも登場、Black Opsには290機のヘリコプターが描かれている事が明らかになりました。
なお、今回のBlack Opsを含め過去タイトルのカウントも行ったCarlos Helicopters氏は、Black Opsの記録がModern Warfareの147機よりも多いが、Modern Warfare 2の411機よりは少ないと、Black Opsがヘリコプターにおいては大きな進化を見せなかったという数値的な結果を提示、しかしModern Warfare 2の411機の内、実に187機がBoneyardレベルに登場した(廃棄された)背景オブジェクトだった事を指し、稼働中のヘリコプター数ではBlack Opsがこれまでのタイトルを大きくリードしていると判断しています。誰得!
という事で、次から次へと登場するBlack Opsの愉快映像、また幾つか貯まったらまとめてお知らせしますので、お楽しみに。スーパープレイをお知らせ頂いたlukeleiaさんありがとうございました!
いよいよ今年も近づいてきたクリスマスの足音、大人達の事情はさておいて子供達にとっては一年の中でも大きな楽しみの1つであるイベントである事は今も昔も変わりません。やはり今の子供達は最新のゲーム機が欲しいよねきっと!と思っていたら案外そうでは無い模様で、お馴染みアメリカの調査会社ニールセンが興味深い調査結果を発表しました。
ニールセンがホリデーシーズンに先駈けて北米で行った”子供達が今後半年以内に欲しいと考えている物調査”において、近年大きな普及を見せるiPadやiPod touchの需要がすでにコンソールを追い抜いてしまったとの事で、新たなプラットフォームとも言われるモーションコントローラーにはあまり興味を持っていない事が調査結果には記されています。
調査は6歳から12歳の子供達を対象に行われており、多くのデジタルデバイスやコンソールを抑えiPadが31%で欲しい物No1に、以下コンピューター、iPod touchと続き、ようやくDSが登場、そして大きくポイントを落としPS3が5位にランクイン。
3DSやWiiはさらに下位にランクし、Xbox 360に至っては電子ブックリーダー並という結果に終わっており、なんとも興味深い結果となっています。
なお、13歳以上の子供達への調査結果はさらに衝撃的な内容となっており、コンピューターが1位にランクイン、そして次点は自分用のテレビ、3位にはiPhone以外のスマートフォン、そしてiPad、ブルーレイプレイヤー、電子ブックリーダーが並び、やっとその後にWiiが登場、以下コンソールやモーションコントローラーといった新ハードウェアには驚く程興味が薄い事が見受けられます。
連日愉快なリプレイ映像で楽しませてくれる「Call of Duty: Black Ops」ですが、マルチプレイの盛り上がりも相当な物で、多くのプレイヤーが切磋琢磨しながら対戦を楽しんでいます。
これまでハプニング系の愉快リプレイを多くお届けしてきましたが、今回は本当の凄腕プレイ!なんと70キル/2デスという驚愕の戦績を残しているプレイ映像で、デモリションモードながらアグレッシブなプレイで次々と各個撃破していくプレイヤーの様子が収められています。
キルレート1が高い壁にしか見えないdoope!スタッフから見ると完全に別ゲームに見えるこの超絶プレイ……くそういつか上手くなってヘリに乗ってやる。
発売日も5月17日に決定し、豪華な3エディションの詳細も発表されたCD Projekt期待のシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、以前に前作からの悲願であるコンソール対応についてプロデューサーを務めるTomasz Gop氏が頓挫を示唆する発言を行っていましたが、先日開催されたプレスカンファレンス会場にてGop氏がまだコンソール対応を諦めていない事を明らかにしました。
これはTomasz Gop氏がEurogamerに対して語った物で、スタジオ内部で何が起こっているか直接伝える事が出来ないものの、コンソールでのリリースについて出来うる限りの事を全て行っていると語り、Witcher 2が現世代のコンソール上でリリースを果たすだろうと発言しています。
また、Gop氏は既に1レベルがPS3とXbox 360で動作している事を示唆しており、コンソール対応について”それは成し得る”とも語っています。
コンソール対応についてはタイトルの存在が明らかになったCD Projekt内製のエンジンによる技術デモのリークの段階から既にマルチプラットフォーム対応が謳われており、今回のプレスカンファレンスでもCD ProjektのCEOを務めるMarcin Iwinski氏が改めてマルチプラットフォーム対応の技術を擁している事をアピールしており、イギリスでも北米と同様に多くのプレイヤーがXbox 360でゲームをプレイしている事をCD Projektが理解していると、Gop氏同様コンソール対応を示唆する発言を行いました。
先日Xbox 360向けにアナウンスされた「Fallout: New Vegas」のDLC第一弾”Dead Money”、いくつかの舞台設定も明らかになったこのDead Moneyですが、公式サイトにてDLCの導入によりレベルキャップが35まで解放される事が明らかになりました。
New Vegasでは、キャラクターの各ステータス値やFallout 3からスキルの統合/整理が行われ、非戦闘系スキルの強化による万能キャラクター育成の困難さから育成の楽しみが大きく増す絶妙なバランスが施されていました。今回のレベルキャップ解放は多くのプレイヤーが感じるであろう”あとほんの少しのポイントがあれば!”な楽しみがさらに悩ましくなる事を意味しており、今後アナウンスされるであろうXbox 360以外のプラットフォーム対応にも期待が高まります。
1996年に公開され監督・脚本・主演を務めたスリング・ブレイドの公開で一躍注目の役者に成り上がったビリー・ボブ・ソーントン、以降オリヴァー・ストーン監督でショーン・ペンが主演を務めたUターンでの怪演やシンプル・プランで演じた複雑な役柄等、俳優デビュー当時は見る度に顔が違うカメレオン俳優として注目を集め、今では泣く子も黙る超実力派の俳優として、或いはアンジェリーナ・ジョリーの元旦那としての認知度も高いでしょうか。
そんなビリー・ボブ・ソーントンがテレグラフ誌にて私見と断った上で”ハリウッドの映画産業が歴史上最悪の映画を作っている時代に我々は暮らしている”と発言、その背景にハリウッドのゲーム産業が映画をビデオゲーム世代に向けた物にしてしまっている状況があると批判しました。
ソーントンは自分の息子がビデオゲームにどっぷり浸かっている事を挙げ、ゲームはおもしろ半分に人を殺していると批判、暴力表現を有する映画には伝統的にある種のレッスンが常に存在したと思うとの見解を述べています。
と、ここまで述べて次の映画の宣伝になる訳ですが、ソーントンは本日から上映がスタートするFasterに言及、ザ・ロックのアニキことドゥエイン・ダグラス・ジョンソン主演のこのアクション映画が前述の様な安易な暴力が存在しないとアピール、刑務所や殺人者が生み出す現実的な物が描かれており、70年代の作品に似た作風には近年流行のCGや3D、ファンタジーなどに依存しないと述べ、Fasterが”本物の映画”であると強調しました。
結局の所新作”Faster”のプロモーションとも取れる内容ですが、興味深いのはゲームが映画に接近する事への揶揄やメディアの在り方などに議論が集中する中、映画産業もやはりゲームという巨大なメディアに影響を受けている事がビリー・ボブ・ソーントン級の俳優から口に出る事が、ゲームコンテンツの広い一般化を指す物であるという事ではないでしょうか。
暴力や死にレッスンが存在する映画もあれば、何の教訓も無い”死”やヒロイズムが散りばめられた映画も存在しており、最早要素の含有率に関わる問題として、ゲームも同様に様々な”物”が存在すると言えます。しかしビリー・ボブ・ソーントンの語る事が全く的外れとは言えない点があり、言及の中で指された”レッスン”がイニシエーションや通過儀礼を指した物だと考えた場合、映画とゲームの間にはまだかなりの隔たりがあるとも感じられます。この辺りが昨今議論の的となるメディア間に差異をもたらす言語の違いに大きく関係しているのかもしれません。
Treyarchがリリースしたシリーズ最新作”Call of Duty: Black Ops”の大きな成功により、「Call of Duty」シリーズに加入モデルやマイクロトランザクションビジネスが開始されるとの噂が続いていますが、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がシリーズのマルチプレイは今後もパッケージ以外は無料であるだろうと言明しました。
Hirshberg氏はActivisionがFPSシリーズを利用した新しいマネタイズの検討を行っている事を明かした上で、オンラインの加入ビジネスが開始されるとの噂について”議題に存在していない”とはっきりと否定の言葉を述べています。
マルチプレイへの課金にはっきりと”No”と答えた氏は、Call of Dutyシリーズのゲームプレイにおいてオンラインコミュニティに接続する経験はゲームにとって不可欠な物で、マネタイズの対象では無いと語り、マルチプレイはパッケージの一部だと強調しました。
マネタイズの検討を行っている事は以前からActivisionにより言及されており、今回のHirshberg氏の発言が意味する事はフランチャイズの拡張/スピンアウトか、それとも新規フランチャイズの構築か、或いはBattlefield Heroes的なフリーミアムモデルの登場を意味する物か、いずれにしても今後もActivisionのメインIPである事は間違い無いCall of Dutyシリーズ、今後の動向に注目です。
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