8月25日にリリースされたBatman: Arkham Asylum、すでに絶賛の嵐で素晴らしいタイトルに仕上がっている模様です。そんな中こっそりとBatmanシリーズの舞台であるゴッサムシティとアーカム精神病院の公式サイトが立ち上げられ、何やら大がかりな仕掛けが用意されているようです。
アーカム精神病院のサイトはもう見るからに一昔前の企業ページ!といった趣で、あからさまに何らか装った物に感じられます。サイトの右上部からログインをすると明らかに表サイトとはテイストの違う病院内のイントラサイトに飛びますが、ログインができません……。
方やゴッサムシティの公式ページでは市の成り立ちや市長についての細かな情報、オリンピックの誘致や市政にかんする情報、市議会の内容など、もうこれでもか!というくらいの圧倒的な情報量でページが作成されています。そうして、トップニュースの事件の速報など見ていると、あれこれと気に掛かる事がいくつか見つかりはじめ……。
と言う事で、アーカム病院へログインするためにあちこちに点在する情報を読み解き、時にはトレーラー映像なども確認したり、アカウントハッキング(演出)なども行いながらアーカム病院へのログインを試みる事ができます。かなりのこだわり具合でログイン可能になるまででも相当ボリュームのある謎解きを楽しむ事が出来ます。
筆者もなんとかかんとか病院内にログイン、内部のサイトでは院内の監視カメラの様子など様々コンテンツが用意されているのですが……なんとログインまでの謎解きなどほんの一部だったようで、さらに様々な仕掛けとコンテンツが用意されている様子。ちょっとさすがにここで断念して記事を書いております。
こういったギミックや設定に凝ったプロモーションは、これまでもポータルのAperture Science社や映画クローバーフィールドなどでも見られた手法ですが、Batman: Arkham Asylumのこれはこれまでと毛色が全く違うと感じるほど恐ろしく手の込んだ物になっています。まだ導入部分しか見れていませんが、コンテンツもかなり用意されている気配。興味がある方は是非チャレンジしてみては如何でしょうか。
不況にも大きく原因があるのでしょうか、近年いくつもの開発スタジオのレイオフがニュースになっていますが、なんと昨日はウィル・ライト氏が率いるスポアやシムシリーズ等を手掛けるMaxisとWolfensteinをリリースしたばかりのRaven Softwareのレイオフが確認されました。
MaxisのレイオフはEAがアナウンス、スタジオのサイズは販売状況によって変動するもので、今回のレイオフはMaxisを集中させて労働力の縮小を図る処置だとの事。リリースしたばかりのThe Sims 3のセールスが好調だというニュースはこれまでも何度も報じられており、突然のレイオフに驚きを隠せません。現在レイオフの規模など、詳細は明らかになっていません。
さらに続いて先日WolfensteinをリリースしたばかりのRaven Softwareもレイオフを敢行したことをオフィシャルにアナウンスしました。レイオフの範囲はスタジオから特定のチームなど職種に限られず180人居るスタッフの内、56人がその対象となった様子。古くはQuakeの時代から歴史の長いRaven Software、3月にはSingularityのリリースも控えています。
高いレベルでマルチプラットフォーム対応を実現しているCryEngine 3、gamescom 2009ではその完成度の高さを示す情報や映像が公開され、現実的なその姿を現し始めました。やはりそこで気になるのが各プラットフォーム間のクオリティに差。昨日、gamescomと併催されたGDCでの比較映像が公開されました。
相変わらずどちらも素晴らしいクオリティになっていますが、やはり若干の差は見られる様子。発色や遠景の描写にライティング、水面の表現等に少しの差が感じられます。但しもはや好みの問題とも言えるレベルでやはりエンジンの完成度の高さに驚嘆する他ありません。
以前は一時的に開発の中断も囁かれていたFPSタイトルのAliens: Colonial Marines、一先ず延期扱いになり制作の方は進められているようですが、リリース等詳細についてはなかなか情報が出てこない状態が続いています。
G4TVがSEGAヨーロッパのMike Hayes社長に電話インタビューを行ったところ、「結局のところAliens: Colonial Marinesはリリースされるだろう」との答え。一応開発は進められているようですが、当初エイリアン・フランチャイズを作ろうとしていた計画は大きく変更された模様で、Obsidian Entertainmentが開発を進めていたThe Aliens RPGは開発がキャンセル、先日リリース日が決定したAliens vs. Predatorが最優先リリースとされ、現在Aliens: Colonial Marinesは2番目のリリースタイトルとして控えているとの事です。
同氏はAliens: Colonial Marinesのリリース時期が、Aliens Vs. Predatorのセールスの良し悪しによって影響を受けるだろうと述べています。Aliens Vs. Predatorはこれまでの通りRebellionが開発を進めており、Aliens: Colonial Marinesは初代Half-Life関係やBrothers in Armsシリーズを手掛けてきたGearboxが開発を担当しています。恐らくAvPの新作となればある程度のセールスは見込めるとは言えますが、Gearboxの心中察するになかなか複雑な所。AvPに頑張って欲しい所です。
さらにMike Hayes氏はThe Aliens RPGはキャンセルとなったものの、現在は3番目のエイリアン・フランチャイズのタイトルを探しているとの事。このあたり背に腹は代えられない状況があることも伺えて事情はなかなか複雑そうです。頑張れAvP!
Baldur’s Gateシリーズの精神的な後継者ともされている「Dragon Age: Origins」、久しぶりにハードコアなプレイが楽しめそうな本格ファンタジーRPGとして期待を集めています。やはり気になるのはそのボリューム感、今回はルールもAD&D準拠から離れオリジナルのものになり事前情報や映像等も多く出回っていますが、やはりこういったRPGはルック&フィールよりも実際の中身が重要!正直期待は大きいものの、やってみないとわからないというのが正直な所です。
という事で誰もが気になるDragon Age: Originsのボリューム感、BioWareの副社長を務めるRay Muzyka氏がVG247に語ったところによると、同氏は1周プレイするために丸5日間かかっており、まだ90%しか終えてない状況だそう。さらにgamesconでBioWareの役員は1周プレイするのに120時間が掛かったと話していたそうで、どうやらかなりのボリュームを実現している様子です。
まだプレイ内容に関する詳細があまりはっきりしないDragon Age: Originsですが、Baldur’s Gateの様に仲間や職業などを何度も変えて楽しめる作りであれば相当コストパフォーマンスの高いタイトルになるかもしれません。筆者もBG1~2を10年近く遊んでいますが、まだやり尽くせないのがBiowareのRPGタイトルの恐ろしさ!Dragon Age: Originsもそういった息の長いタイトルになるように期待しています。
先日お知らせした二丁拳銃の”Akimbo”Perkの存在が明らかになったイベントで、Modern Warfare 2のco-opロビーの様子が明らかになりました。画像からは特別ミッションを行うためにチャプターのアンロック等が必要な事が判ります。さらに今週末に新しいマルチプレイのトレイラーが発表され新Perkなどが明らかになる予定になっています。
さらに周辺機器メーカーのMad Catzが販売するModern Warfare 2用のアクセサリーの解説映像も到着、各コンソールのコントローラーやヘッドセット、キーボード、マウス、フロントパネル、マウスパッド等が用意されており、いずれもModern Warfare 2にぴったりなテイストのアイテムに仕上がっているようです。
本日開催されたGameCrazyコンベンションでInfinity Wardのコミュニティマネージャーを務めるRobert Bowling氏が現在開発中の「Modern Warfare 2」のシングルでもプレイを披露、そこでデザートイーグルを二丁手に持ってしまうハプニングがあり、二丁拳銃が使用可能な事が明らかになりました。
但し二丁拳銃に関する詳細についてはまだ明らかになっていませんが、プレイバランスは制限とバランスを考えて導入されているようです。当然ながら利用は携帯用武器に限定されており、両手に武器を持つことからaimが若干下に下がるようになっているとの事。これがマルチプレイでも使用可能なのかはまだ明らかになっていません。
今週末には新しいマルチプレイのトレイラー発表が控えており、このあたりの詳細もはっきりするのかもしれませんね。
BlizzConで大々的に発表されたBattle.netのリニューアル、当サイトでもその概要やStarCraft IIから見られる新Battle.netの詳細など様々お伝えしてきましたが、まだまだ気になる事は山ほど残っています。先日ShacknewsがBlizzardで新Battle.netの立役者を担っているGreg Canessa氏にインタビューを行い、様々気になるあれこれについて質疑応答が行われました。本日はその内容をダイジェストでお知らせいたします。
まず前置きとしてGreg Canessa氏について少し説明しておきます。現在Blizzardで新Battle.netのオーバーホールに携わっているGreg Canessa氏は、なんとこれまではマイクロソフトでXbox Live Arcadeの責任者を務めていた方。なるほどBlizzardがこの大きな新サービスについてどれほどの力を注いでいるのか、非常によくわかる象徴的な人選だと言えます。 (続きを読む…)
去年のUbidaysで大きく発表されたBeyond Good & Evil 2、ラビッツシリーズやレイマン(実質は同義ですが)を手掛けてきたMichel Ancel氏の新作という事で期待を集めていましたが、北米Ubisoftの社長を務めるLaurent Detoc氏によると現在同タイトルのプロジェクトはストップしているとの事。ただしコメントからは開発を諦めている様子ではなく、なんらか後に繋げたいと願う様子がうかがえました。
現在Michel Ancel氏はUbisoftのMontpellierスタジオが開発を進めているRabbids Go Homeにデザイナーとして参加しており、いずれまた続報等があるのかもしれません。前作のBeyond Good & EvilはMichel Ancel氏らしいキュートで可愛らしいテイストに意外とシリアスな世界観やストーリー、そして多彩なプレイを盛り込んだ素晴らしい佳作でした。
発表時のイメージや後に発表されたトレーラーではこれまでのイメージも一新し、渋いハードボイルドなキャラクターや世界観で構成されており、さらに魅力的な作品になりそうな気配に満ちていました。それだけに今回のニュースは残念でなりません。プロジェクトが再始動する事を願って続報を待っていたいと思います。
ドイツのケルンで8月19日から23日開催されたヨーロッパ最大のゲームショー「gamescom 2009」様々なサプライズで世界中を熱狂させ、イベントも大成功の内に終わりました。
Koelnmesse GmbHからの発表によると、gamescom 2009の来場者数は245,000人、31の国から参加があり、458の企業が出展しました。17,000人のトレーダーが参加し、48ヶ国から4,000人のメディア関係者が出席、さらに出展者の90%が来年の出展を望んでいるとの事。既に来年のgamescom 2010も8月の18~22日に行われるだろうとコメントされています。今年のE3の来場者数が41,000人、去年のTGS 2007が193,040人となっており名実ともに世界最大のショーになったと言えそうです。
またgamescom Awardsも発表、結果は以下の様になりました。 (続きを読む…)
先日、新しい実績の存在からその姿を現したMass Effectの新DLC「Pinnacle Station」ですが、Eurogamerによると、新しいDLCは宇宙ステーションを舞台に13の戦闘シナリオが盛り込まれており、2~3時間のボリュームのゲーム内容になっているとの事。
また価格は400マイクロソフト ポイントでファイルサイズは237MB、スイスのオフィシャルサイトでは6月16日のリリース予定とされていますが、リリース日は明らかに間違いかと思われます。新しい実績等については前回の記事をご確認下さい。
gamescon 2009では新キャラクターも登場し、前作に新DLCの噂も囁かれるシリーズ最新作「Mass Effect 2」ですが、BioWareのJesse Houston氏がVG247に語ったところによるとMass Effect 2は30FPS固定の動作になってしまうそうです。同氏によると「最も良いと思われるシューターを見ると、それらは30FPSで動作している。私たちは同じ事をしたまで。」との事で、確かにハイクオリティな映像を実現しているMass Effect 2、こういったトレードオフは残念ですが仕方のない事なのかもしれません。
Mass Effect 2は2010年リリース予定で、対応プラットフォームはPCとXbox 360となっています。
“タイタニックの”と言うよりも今回は”アビスの”と言った方がしっくりくるジェーム・スキャメロン監督が長年温めてきたSF超大作「Avatar」、ゲームも映画公開に併せて開発が進められており、gamescom 2009でそのプレイ映像が公開されました。
一瞬レンダー映像かと見まごう美しさですが、なんとインゲームのプレイ映像という驚くべきクオリティ、惑星パンドラで繰り広げられるパンドラの住人と人間との戦いは高いレベルでファンタジーとSFが融合されており、一体どのようなストーリーが繰り広げられるのか今から楽しみです。
アクションアドベンチャーのAvatar: The GameはCo-opプレイにも対応しており、開発を手掛けているのはUbisoftのモントリオールスタジオ、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360、Wii、PSPとなっており、PS3とXbox 360ではなんとanaglyph 3Dを利用した3D映像にも対応しており、リリースは2009年11月の予定となっています。
現在開催中のgamescom 2009でも大きく注目を集めているMass Effect 2ですが、なんと前作に新しいDLCが用意されているかもしれないとの噂が聞こえてきました。
昨日Xbox360Achievements.orgに新しい3つの実績の詳細がポストされた模様で、これが新しいDLCの為のものではないかと言う物。ポストされた内容によると新DLCはPinnacle Stationと呼ばれる宇宙ステーションを舞台にしており、カジノやファイトクラブ等の新要素が含まれていると言う事です。
追加されるとする新しい実績は以下の3つ。
・Undisputed:Ahern’s survivalミッションを完了する(50)
・New Sheriff in Town:Pinnacle Stationのシナリオで最初の勝利を収める。(50)
・Best of the Best:Pinnacle Stationで12のコンバットシナリオで勝利する。(50)
以上の様に、随分具体的な物になっておりこれが真実であれば続編リリースの前になんらかアナウンスがあるのかもしれません。
海外での発売日もいよいよ間近に迫ってきた鉄拳6、gamescom 2009にも出展されており、ストーリーモードの映像が登場しました。
気になる今回のストーリーや様々な新要素、そして色々大変な事になっているキャラクター達の姿など興味深いシーンが多く見られます。
gamescon 2009で発表されたCryEngine 3のデモンストレーションでは、マルチプラットフォーム対応に大きな進化と完成度の高さが感じられ、PS3上で非常に美しく滑らかに動作しているプレイデモも非常に衝撃的でした。
さらに今回はCrysis 2についてもプレゼンテーションが行われ、新しいナノスーツに関する映像が発表されました。前作からナノスーツもバージョンアップがされた模様でNanosuit 2と名前が新しくなっています。元々ナノスーツの多彩な機能がゲーム性に大きく影響を与える本シリーズ、ナノスーツの進化でゲームプレイにも新たな要素などが追加されるのかもしれませんね。
現在ケルンで開催中のgamescom 2009でActivisionは現在開発中のModern Warfare 2にテクスチャストリーミング機能を追加した事を明らかにし効果を確認できる画像を公開しました。
テクスチャストリーミング機能をONにする事でより高精細なテクスチャが利用可能になり、画像の人物の頭部や戦闘服の繊維の質感に注目するとかなりのディティールの差が確認できます。以下に2枚でONとOFFを比べた画像を並べておきます。上がテクスチャストリーミングONの画像、下がOFFになります。
同様に全景を見た場合の比較画像もご覧ください。先ほどと同様に上がON、下がOFFの画像となっています。
さらに大きな画像は以下のリンクで確認できます。
・ON画像
・OFF画像
ちなみにこの画像の人物はソープだそうで、なんというか随分立派になったというかソフトモヒ……。さて、Modern Warfare 2ではCoD4と同様にInfinity WardによるオリジナルのIW4.0エンジンが利用されていますが、やはりエンジンの拡張は行われいる様子ですね。期待の注目タイトルModern Warfare 2は11月10日リリースの予定で、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
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