昨日任天堂が行ったプレスカンファレンスでWii Uを発表し終わった直後に、ActivisionのボスBobby Kotick氏がアメリカの大手ニュース専門チャンネルCNBCのインタビューに登場、近年しばしば取り沙汰されるEAとの競合や任天堂の新ハード“Wii U”について言及した内容が注目を集めています。
EAが度々示してきた“Call of Duty: Modern Warfare 3”と“Battlefield 3”の直接対決について聞かれたKotick氏は、“Battlefield 3”をはっきりと競合相手だと発言、しかし現状ではBattlefield 3がPC版で動作する様子を見るのみで、Activisionのビジネスにおける大部分を占めるコンソール上で動作している様子をまだ見ていないと述べ、それが単にPCタイトルである場合、昨今のPCゲーム市場は非常に小さなオーディエンスしか居ないとの冷静な見解を明かしたKotick氏は、続けて「しかし、私たちは競争相手が何を行っているか興味があり、それを常に確かめている。」と発言しました。
また、ActivisionがこれからリリースするCall of Duty: Modern Warfare 3がオーディエンスに対する夥しい研究の結果から産まれたものだと述べ、1000万人のプレイヤー達が望む新しいアクション経験を提供すると続け、Modern Warfare 3の仕上がりが前作よりも良く、前例の無いレベルの需要をもたらすだろうと、プレオーダーやCall of Duty Eliteのベータテストへの応募数などを元に強調しています。
また、任天堂が発表した新ハード“Wii U”について聞かれたBobby Kotick氏はWii Uが(今世代HDコンソールに)“追いついた”と表現、映像表現やオーディオ、ユーザーインターフェースが非常に良くエキサイティングだと語りました。
さらに大規模な障害が長期的に続いたPSNのネットワークトラブルについても言及、今後ソニーのような企業が正確に消費者の個人情報を取り扱う事に巨大な投資をしなければならないだろうと今後の動向を示唆しています。
E3の開催と共に遂に正式なアナウンスを迎えたIO InteractiveのHitmanシリーズ復活作「Hitman: Absolution」、既にE3会場からいくつかの新情報が登場しましたが、新たにデンマーク国営放送のニュース番組がデンマークのゲーム史上最大の予算が投じられるタイトルの開発を手掛けるスタジオとしてIO Interactiveにスポットを当てた特集番組を放送、その中でHitman: Absolutionのプレイ映像が上映されました。
今回登場した映像は短いものの、相変わらずバリエーション豊かな暗殺方法に掴みやぶら下がり動作、ドア越しのシネマティックな格闘戦などが収められており、47の復活が高いクオリティで実現されている様子が感じられます。
なお、このニュース番組ではデンマークの大学がIOの開発をベンチマークにプログラミング専門のコースを設立したことや、現在ではデンマークの政府がゲーム開発を正当な産業として見なしていることなどが併せて報じられたとのこと。
国内リリースも決まったHitman: Absolutionのリリースは2012年予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
昨晩E3会場のActivisionブースにて「Call of Duty: Modern Warfare 3」のプロモーション映像を上映するイベントが開催、なんと会場全体を巨大なモニターで360度囲み、いくつかのシーンを全方位に見渡せる状態で上映、ニューヨークでの海上シーンやロンドンでの地下鉄とのチェイスなどが信じられない迫力で描かれています。
全体が見渡せないのが非常に残念ですが、ドイツやイギリスでの場面などいくつか未見のシーンも登場しており必見の内容となっています。
先日ActivisionがInfinity Ward開発によるCall of Duty: Modern Warfare 3を発表し大きな注目と期待を集めていますが、しばしば取り沙汰されるDICEのBattlefield 3とのビジネス的な対峙に加え、かつてInfinity Wardを率いたスタジオ創設者Vince Zampella氏とJason West氏が新たに起ち上げElectronic Artsと提携した新スタジオRespawn Entertainmentの動向にも注目が集まっています。
今年のE3ではRespawnの新タイトルに関する具体的な発表などは行われませんでしたが、本日E3会場で行われたミーティングにてEA GamesのFrank Gibeau氏が同社のFPSフランチャイズに関するビジネス戦略について言及、その中でRespawnの新作がHaloやギアーズと競合する“SFシューター”になると明らかにしました。
Frank Gibeau氏は、Electronic ArtsがFrostbite 2に象徴される技術的な投資を最大限に活かし十分な磨き上げを行う方法として、各FPSフランチャイズのタイトル開発に2年の期間を与えローテーションでリリースしていくと発言、このサイクルを元にBattlefieldとMedal of Honorタイトルを交互にリリースしていくと説明した上で、このサイクルとは別にRespawnの新プロジェクトが発表されるだろうと説明しています。
さらにこのRespawnの新プロジェクトが最高のSFシューターになると発言した氏は、ギアーズやHaloシリーズといった著名なフランチャイズと競合し、互いに食い合わないスケジュールでリリースカレンダーに組み入れる予定だと明言しました。
かつてInfinity Wardで巨大な近代戦シューターフランチャイズを作り上げたVince Zampella氏とJason West氏がSFタイトルを手掛けるとあって、驚きと期待に満ちたサプライズだと言えますが、先日にはRespawnが映画スターウォーズのデザイン(ダースモールやアミダラ女王)など手掛けた世界的なアーティストIain McCaig氏を雇い入れたことが明らかになっており、この新プロジェクトの規模がかなり壮大なものであることを示唆しています。
E3の開催直前にキャットウーマンがプレイアブルキャラクターとして登場することが判明した「Batman: Arkham City」、先日からペンギンの登場やリドラーの姿とトロフィーに関する具体的な情報も登場し始め、遂にゲーム全体の輪郭がはっきりと見え始めてきた印象を受けます。
そんな中、E3会場ではキャットウーマンのゲームプレイパートも含むデモンストレーションの上映が幾つかのメディアブースで行われており、これまで伝えられてきた数々の新要素が実際に確認できる映像が各所で登場しています。ということで、今回はGameSpotのブースにて行われたRocksteadyのディレクターSefton Hill氏も登場するゲームプレイのデモ映像に加え、新たに公開されたスクリーンショット、幾つかの新情報をまとめてお届けします。
先日残念ながら中国のMMOスタジオ“Perfect World”に売却されてしまったCryptic Studiosが開発を手掛けているPC向けのオンラインファンタジーRPG「Neverwinter」、本作はR.A.サルバトーレ氏の新しいNeverwinter3部作”Gauntlgrym”を原作にしたもので、過去にリリースされたBioWareの“Neverwinter Nights”とObsidianの“Neverwinter Nights 2”の続編にあたる作品だとCrypticは説明しています。
しばらく続報が途絶えていたNeverwinterですが、本日新たにE3トレーラーが公開、開発が順調に進んでいると見受けられるインゲームプレイの様子もたっぷりと収められており、続報が楽しみな内容となっています。
なお先日には公式サイトもオープン、リリース時期についてはまだ明らかになっていませんが、いよいよ具体的な始動が始まるか、ビジネス的な事情も含め今後の動向に注目です。
ついに始まった今年のE3、超大作タイトルが豊作と呼べるレベルを軽く超え、もはや大氾濫とも言える嬉しい状況で、紹介記事を書いても書いても後から新しいニュースが飛び込んでくる大変な状況となっています。
という事で、今回は紹介が追いつきそうにないタイトルの動画達を新鮮なうちにまとめてお届けしてみます。いずれも期待度の高い見応えあるタイトルが揃っていますのではりきってどうぞ!
PS Vita版のリリースに加え、inFamousのコール参戦も明らかになったカプコンの新作格闘ゲーム「ストリートファイター X 鉄拳」、E3会場ではプレイアブル展示も行われている本作の新しいプレイ映像が登場しました。
映像には先日からティザー映像が定期的に公開されてきたキャミィやサガット、花朗、ジュリアの姿も確認でき、お祭りタイトルなテイストが強く感じられる拾い判定が印象的なプレイの様子がたっぷりと収められています。
爽快感の高いコンボが楽しそうなストリートファイター X 鉄拳のリリース時期はまだ未定で、対応プラットフォームはPS3とPS Vita、Xbox 360となっています。
いよいよ始まったE3会場にクローズド出展されているIO Interactiveの新作で久しぶりのHitmanシリーズ復活タイトルとなる「Hitman: Absolution」ですが、E3開催前にメディア向けに行われたプレスイベントのプレビュー情報が本日解禁、遂にゲームプレイに関する具体的な情報が明らかになりました。
今回のプレビュー解禁に併せてIO Interactive内製の新エンジンとなる“Glacier 2”のパワーアップぶりが窺える美しいスクリーンショットも複数登場、想像を超える新生47の格好良さにワクワクが止まらない素晴らしいイメージとなっています。
数年ぶりの復活で現世代のコンソールでは初のリリースとなるHitman: Absolutionですが、ゲーム性は良い意味で今シリーズの特徴であるオールドスクールな部分を残しつつ、新たにカジュアルなゲーマーに向けた間口を拡げる“Instinct”モードの搭載が判明、この“Instinct”モードではBatman: Arkham Asylumの捜査モードの様なX線ビジョンや、付近のNPCのルートを示すなど、プレイに関する補足的な機能が用意されていることが明らかになりました。
今回は各所のプレビューから判明した新情報とスクリーンショットをまとめてお知らせします。
先日行われたMicrosoftのプレスカンファレンスは「Call of Duty: Modern Warfare 3」のライブデモから開始され、思わず声が出るようなど派手な演出の連続で群雄割拠するE3 2011のキックオフを見事に果たしました。大手各社のカンファレンスも無事に終わり遂に本開催が始まったE3ではCall of Duty: Modern Warfare 3のSpec Opsモードのデモが行われ、現在ハンズオン情報が出揃い始めています。
こちらの新情報は改めてお知らせしますが、本日イギリスの小売店Gameにて通常版よりも10英ポンド高いCall of Duty: Modern Warfare 3の“Intel Pack”と名付けられた商品が3プラットフォームともリスト入り(参考リンク:Xbox 360、PS3、PC)したことが明らかになりました。
現在のところIntel Packに同梱される特典の詳細などは明らかになっていませんが、近年のCall of Dutyタイトルでは通常版に加えてLimited EditionとPrestige Editionが用意されており、今回も同様と考えた場合“Intel Pack”には何が同梱されるのか、Call of Duty Eliteの存在も併せ注目を集めることとなりそうです。
先日行われたUbisoftプレスカンファレンスにNadeoの女性プロデューサーが登場し、ManiaPlanetと総称されるUCCプラットフォーム上で動作するTrackmaniaシリーズの最新作「Trackmania 2 Canyon」の映像が上映されましたが、本日新たにインゲーム映像だけで構成されたトレーラーが公開、Trackmaniaらしい非現実的なコースを凄まじいスピードで大量の車両がかっとぶ様子が収められています。
なお、プレスカンファレンスの会場でTrackmania 2 Canyonは“PC向けのMMOレーシングゲーム”と紹介されており、UCC共有のソーシャル要素も持ち合わせるManiaPlanetのオンライン機能と共にゲームの具体的な情報にも改めて注目が集まりそうです。
Trackmania 2 Canyonのリリースは2011年9月の予定で対応プラットフォームはPCとなっています。
先日PS3専用タイトルとして改めてアナウンスされ、来年のリリースが発表されたCCPの新作シューター「Dust 514」、同社が開発運営を手掛けるEVE Onlineとダイナミックな連携が実現され、数千に及ぶ星系を舞台にした大規模なMMOシューターとして注目を集めています。
そんな中、CCPのCEOを務めるHilmar Veigar氏が本作の流通について言及、CCPが保持するインフラは大きいと強調し、Dust 514がデジタル販売専用になると明言しました。まだ正式なアナウンスなどは行われていませんが、AAA級のゲームと感じられる巨大なタイトルだけに動向が気になるところです。
いよいよE3も始まり大量の新情報や映像が登場している「The Elder Scrolls V: Skyrim」、ど派手なドラゴン戦や活き活きとした生活感に溢れる街とNPC達、柔軟なシステムに生まれ変わった熱い戦闘など想像以上の改善と進化が明らかになっていますが、ちょっと地味目な噂が海外で注目を集めています。
これはOPM誌に掲載された1枚のイメージが発端となった噂で、The Elder Scrolls V: Skyrimにライカンスロープが登場するのではないかというもの。既にThe Elder Scrolls V: Skyrimではオオカミに近い人狼風の敵の存在が確認済みですが、今回のイメージに描かれている人間の瞳は通常の人間のそれとは違う物に見え、バンパイア以外に人に近い半身半獣としてのライカンスロープが描かれるのではと議論を呼んでいます。
なお、かつてThe Elder Scrolls III: Morrowindの拡張パック第2弾として2003年にリリースされたThe Elder Scrolls III: BloodmoonではMorrowind地方の北に位置するSolstheim島を舞台に人狼達の物語が描かれており、プレイヤーも狼人間になることが可能でした。今回もヴァンパイア病が登場するならばもしや……ということで変態プレイ好きには楽しみなこの噂ですが、実現してもHand to Handスキルの廃止が決定しているのでBloodmoon的なプレイは難しいかもしれません。
リアルなミリタリシューターを手掛けるBohemia InteractiveのArmAシリーズ最新作「Arma 3」のE3向けティザートレーラーが本日公開されました。
映像はライブアクションによるもので、インゲームの映像は残念ながら確認できませんが、現存するPCゲームタイトルの必要動作環境で最もハイスペックな機器を要求する理由に合点がいく複数のスクリーンショットをPC Gamerが公開しており、今後登場するであろうプレイ映像やインゲームのトレーラーに期待が高まるところです。
本物の地理データからモデル化された地中海の島を新たな舞台に選んだArma 3のリリースは2012年の予定となっています。
いよいよ始まったE3会場の近くに突如として登場した「The Elder Scrolls V: Skyrim」の巨大広告が非常にハイクオリティかつ迫力の仕上がりで注目を集めていますが、この広告が描き上げられている様子を収めたタイムラプス映像が登場、信じられないスピードで描かれていく巨大などばきんの姿に本職の方達の凄まじさが感じられる素晴らしい映像となっています。
また、E3会場のThe Elder Scrolls V: Skyrimブース入り口には映画“ロード・オブ・ザ・リング”のハイクオリティなVFXの数々で知られるニュージーランドのプロダクション“WETA”が制作を手掛けた“Elder Scroll”のレプリカが展示されており、これぞアーティファクト!な素晴らしいクオリティに仕上がっています。……というかElder Scrollその物が存在することに自体に今更ながら驚きが隠せません。これは凄い!
先日行われたMicrosoftのプレスカンファレンスではKinectサポートの具体的な情報が明らかになったTurn 10開発の人気レースシリーズ最新作「Forza Motorsport 4」ですが、本日E3会場に出展された本作の様々な直撮り映像が登場、車体をじっくりと眺めることが出来る“Auto Vista Mode”での凄まじいクオリティで再現された車両や、3台のモニタを使用したマルチスクリーンでのプレイに加え、通常プレイの映像も確認できます。
今回はこれに併せて昨日公開されたハイクオリティな9枚の新スクリーンショットもご紹介。多種多様な新機能を搭載し、映像表現やゲーム性にも大幅な強化が施されたForza Motorsport 4の北米リリースは10月11日、国内リリースは10月13日に決定しています。
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