先日、薄暗い廃工場の内部を撮影したスクリーンショットをご紹介したBattlestateのオンラインMMOシューター「Escape from Tarkov」ですが、新たに本作の開発を率いるBattlestateのCOO兼プロジェクトリードNikita Buyanov氏がGameSpotのインタビューに応じ、様々なディテールに言及。さらに、前述した廃工場のゲームプレイを15分弱に渡って収録した最新ビルドの映像が登場しています。
- “Escape from Tarkov”は、当初からプレイの敷居をかなり高めに設定していた作品で、現在もシミュレーター分野のオーディエンスに向けた新しいハードコアタイトルとして開発を進めており、Call of Dutyに代表される射撃の容易なカジュアル作品のプレイヤーはこの作品を不快に感じる可能性があるとのこと。Nikita Buyanov氏はこのアプローチを踏まえた上で、現代的な傾向の要因を調査し、タクティカルアクションゲームに不慣れなゲーマーにも面白く感じられるような取り組みを進めているとのこと。
- ゲームに登場する敵は人間のみで、モンスターやアノマリーといった非現実的な要素は登場しない。既に野生化した犬や幾つかの野生動物を導入するアイデアが存在していたものの、これについてはローンチ後のDLCとして実装される可能性が残されているとのこと。
- 登場する銃や装備、カスタムパーツ、アタッチメントは全て実在する既存の製品で、プロトタイプは登場しない。銃器からナイフに至るまで全てに耐久値が存在し、銃弾に至っては弾薬の数だけではなく、その品質まで考慮する必要がある。
- ゲーム内に登場する銃や装備品、アタッチメントといった全てのアイテムは、探索やLoot、交換、インゲーム通貨専用のトレーダーショップなどから入手可能で、マイクロトランザクションやアンロックは存在しない。
- “Escape from Tarkov”におけるキャラクターのプログレッションは4つのカテゴリ(戦闘、探索、アイテムLoot、治療)に分類され、それぞれの行動全てに経験値が与えられる。“Raid”(本作のストーリー展開を担うミッションの名称)のプレイ内容に応じて、ベース経験値と乗算分の経験値が得られ、レベルアップ時には、一定のスキルアップグレードに加えて、追加のスキルポイントが与えられ、任意のスキルを重ねて強化可能。また、特定の行動を繰り返し行うことで、関連スキルが向上する。
- 進行が異なるプレイヤーであっても制限なく一緒にプレイすることが可能。プログレッションで先行しているプレイヤーは、既にクリア済のRaidに戻ることが可能で、上級プレイヤーであっても初心者のRaidに参加しこれを支援することができる。
- 本作にはキャラクターの評判やトレーダーとの関係、プレイヤー間の態度に影響する名声システムが存在し、PKによって名声や評判を失い、病気やLoot品質の低下など、ゲームプレイに悪影響を与えるランダムなハプニングが生じ、これをさらに重ねる犯罪者には懸賞金が掛けられる。一方で、この名声をクリアする方法も検討されており、自らの自由を掛けてアリーナで戦うといったアイデアが存在しているとのこと。
- 既にVR向けのテストを実施しており、VR環境で“Escape from Tarkov”をプレイするアイデアは気に入っているものの、今のところこれをサポートする議論を進める準備が出来ていないとのこと。
- ※ “Escape from Tarkov”のジャンルやプロットの概要、その他システムについては非常に情報量が多いことから、気になる方は過去記事をご参照下さい。また、一部のスキルやLootシステム等についてはアルファ開発中に変更となった箇所が存在します。(参考:プロットと作品、勢力の概要、UIや武器カスタマイズ、Lootシステムの概要、ゲームモードや各種システムについて、セッションやカルマ、弾道モデルについて)
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