本日、クロアチアのドゥブロヴニクで開催された“Reboot Develop 2017”にて、プレアルファビルドのフッテージを含むティザートレーラーがお披露目されたPanache Digital Gamesのデビュー作「Ancestors: The Humankind Odyssey」ですが、開発を率いるPatrice Desilets氏が登壇したパネルの終了に伴い、来る野心作の具体的なディテールが多数判明しています。
アナウンス時に報じられたエピソード形式の廃止を含む“Ancestors: The Humankind Odyssey”のディテールに加え、未発表新作“1666: Amsterdam”の現状、スタジオの拡張や開発規模など、多岐にわたる新情報は以下からご確認下さい。
■ “Ancestors: The Humankind Odyssey”について
- “Ancestors: The Humankind Odyssey”のプロジェクトが当初の想定よりも大規模となったことから、エピソード形式が廃止された。
- ゲームは既にプレイアブルな状態で、スタジオは未発表ながら具体的な発売日を視野に入れている。Patrice Desilets氏は本作の発売がいわゆる“完成したらリリースする”といったスタンスではないことを明言している。
- “Ancestors: The Humankind Odyssey”は、三人称視点のアクションアドベンチャーゲームで、1,000万年前から200万年前の歴史を描く。開発を率いるPatrice Desilets氏は、かつてUbisoftで初期Assassin’s Creedの成功を支え、Prince of Persiaを手掛けたことで知られており、来る“Ancestors: The Humankind Odyssey”もこれらの血統に属する作品になるとのこと。
- ゲームはリソース管理とサバイバル要素を特色としている。
- チームはカニバリズムがゲーム内で重要な役割を担うか議論を重ねたとのこと。(実装の有無は今のところ不明)
- ゲームには戦闘や部族間の対立が存在する。ただし今のところ実装には至っていない。
- “Ancestors: The Humankind Odyssey”は、当初“時代から時代”へと移る構成からエピソード形式を予定していたが、よりオープンで巨大な作品となったことからエピソード形式を廃止したとのこと。
- “Ancestors: The Humankind Odyssey”のキャラクターアニメーションは、Assassin’s CreedのエツィオやPrince of Persiaのプリンスのアニメーションを手掛けた開発者が担当している。
- Patrice Desilets氏によると、ゲームの大部分はアフリカが舞台となり、ゲーム世界は非常に大きいとのこと。
- また、Patrice Desilets氏は“Ancestors: The Humankind Odyssey”を“Ancestors 1”と呼び、Ancestorsのシリーズ化を示唆している。
■ “1666: Amsterdam”やスタジオの現状について
- “Ancestors: The Humankind Odyssey”は十分な資金を得ており、現在スタジオには32名のスタッフが在籍している。(※ 設立当初のスタッフは僅か6名だった)
- 当初のスタジオは24人分のデスクで限界だったことから、壁を壊しスタジオを拡張しており、既に数人の女性スタッフを雇用しているとのこと。
- Panache Digital Gamesは土日に加え、月曜を休日としている。これによって開発者の募集がより容易となっているほか、スタッフが週末にアイデアを十分に練られるよう、金曜には如何なる決定も下さないとのこと。
- Ubisoftから権利を取り戻した“1666: Amsterdam”は、現在保留された状況にあり、まずは“Ancestors: The Humankind Odyssey”の開発に注力している。“1666: Amsterdam”の概要と出自については過去記事を参照のこと。
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