本日、GDCの開幕に併せて多数の発表を行った“Valve”が、かつて2012年11月3日(※ ゲイブ50歳の誕生日)に存在が明言され、その後長らく正式な発表と具体的な情報が待たれていた待望の新エンジン「Source 2」を正式にアナウンスし、2004年の“Counter-Strike: Source”以降、秘伝のタレが如く継ぎ足しと魔改造が繰り返されてきた“Source”が遂に全面的な刷新を果たすことが明らかになりました。
昨日開幕した“GDC 2015”関連の大きな発表が続くなか、先ほど“Valve”がGDCの開催に併せてプレスリリースを発行し、未発表のリビング向けストリーミングハードウェア「Steam Link」を正式アナウンス。予てから続報が待たれていた“Steamコントローラー”と併せて2015年11月に発売を予定していることが明らかになりました。
また、“Steam Machine”に関する続報もアナウンスされ、同じく2015年11月に複数のサードパーティ製“Steam Machine”が発売を迎える予定となっています。
今年1月6日に、世界的な累計販売台数が1,850万台を超え、ホリデーシーズンの販売は410万台規模に達したことが報じられた「プレイステーション 4」ですが、本日SCEが2015年3月1日までの統計を元にした最新の販売データを発表し、“プレイステーション 4”の世界的な累計販売台数が遂に2,020万台を突破したことが明らかになりました。
およそ2ヶ月で200万台近い販売を達成したPS4ですが、SCEは今後も更なる普及を支える多数の注目タイトルを掲げており、現在GDC会場でプレゼンテーションが行われているProject Morpehusの続報を含め、今後の動向に改めて注目が集まる状況となっています。
2014年にTelltaleとDisneyの元開発者が設立したサンフランシスコのインディーデベロッパ“Night School Studio”が本日スタジオ初のプロジェクトとなる新作アドベンチャー「Oxenfree」をアナウンスし、何やら只ならぬ雰囲気を漂わせる素敵なトレーラーがお披露目されました。
“Oxenfree”は、異母兄弟のJonasを連れてティーンエイジャー達のパーティに参加したAlexと呼ばれる女の子を主人公に、友人グループが意図せず霊的な超常現象に巻き込まれる様子を描くアドベンチャー作品となっており、The Wolf Among Usの“Snow”やTales From the Borderlandsの“Sasha”を演じたErin YvetteやThe Walking Deadシリーズで“Kenny”を演じたGavin Hammon、Borderlandsシリーズの“Angel”役で知られるBritanni Johnsonといった馴染み深いアクター達に加え、FezのリミックスやGalak-Z、スキタイのムスメを手掛けたコンポーザーSCNTFCを起用していることが判明しています。
主人公達のフレッシュな会話や、素敵なサウンドトラック、シンプルなUI、他に類を見ない独特のビジュアルスタイル、僅かに差し込まれる不穏なイメージの数々など、気になる要素が多数盛り込まれた見事なアナウンストレーラーは以下からご確認下さい。
昨年末にDouble Fineの未発表プロジェクトのキャンセルと12人のレイオフを引き起こす結果となった“Majesco Entertainment”の事業規模縮小と同社のインディーレーベル“Midnight City”を率いたCasey Lynch氏の退社ですが、昨晩同レーベルからコンソール版「Gone Home」の発売を予定していたFullbrightのボスSteve Gaynor氏がKinda FunnyのGDC特集に出演し、コンソール版の計画がMajescoの経営不振を経て頓挫していたことが明らかになりました。
昨年3月に月額19ドルの安価なサブスクリプションモデルを発表したEpicの統合開発環境「Unreal Engine 4」ですが、本日迎えるGDCの開催に併せてEpicがなんと“UE4”の無料化を正式にアナウンスし、Tim Sweeney氏のメッセージ映像とGDC 2015向けに用意された素敵なデモリールが公開されました。
今回の無料化は、UE4を利用し開発したゲームの四半期における売上げが3,000ドルを超えた場合に5%のロイヤリティが必要となる以外、全てのツールや複数プラットフォーム向けの対応、ソースコード、テンプレート、サンプル、定期アップデートといった要素をはじめ、VRや教育、建築、映像分野の利用が全て無料となるもので、サブスクライバーには直近の支払い分が返金されるほか、サブスクリプションの利用者にはマーケットプレイスで利用可能な30ドル分のクレジットが提供されるとのこと。
前回、世界同時リリースを果たしたReady at Dawnの新作“The Order: 1886”が初登場1位を獲得していたイギリスの週間セールスチャートですが、先ほどGfK Chart-Trackが2月22日週の最新データを発表し、ヨーロッパとEMEA、アジア地域向けのリテール版発売が2月27日に延期となっていたTechlandの新作「Dying Light」が、デジタル版の発売から1ヶ月遅れたにも関わらず見事初登場1位を獲得したことが明らかになりました。
また、好調な販売が続く“Call of Duty: Advanced Warfare”は15日週から販売を15%落としながらも2位をキープし、27日にヨーロッパローンチを迎えたバンダイナムコゲームスの新作“Dragon Ball XenoVerse”(ドラゴンボール ゼノバース)が見事トップ3入りを果たしています。
新IP/タイトルの登場に大きく順位が変動した22日週の上位20作品は以下からご確認下さい。
先日、Rareの“あつまれ!ピニャータ”のデザイナーGavin Price氏やバンジョーとカズーイのボイスアクトを担当したリードプログラマChris Sutherland氏を含むRareのベテラン数名が、元RareのコンポーザーGrant Kirkhope氏やアーティストSteven Hurst氏が2012年に設立していたPlaytonic Gamesに参加し、“バンジョーとカズーイの大冒険”の精神的な後継プロジェクト「Project Ukulele」(仮名)をアナウンスし大きな話題となりましたが、新たにPlaytonicの公式サイトと“EGX Rezzed”の公式ページが更新され、3月12日にロンドンで開幕を迎える“EGX Rezzed”にて、本作のお披露目を予定していることが明らかになりました。
かつて“Ultima Online”や“Star Wars: Galaxies”、“Star Wars: the Old Republic”の製作総指揮を務めたベテランGordon Walton氏と“Shadowbane”のクリエイティブディレクターを務めたJ. Todd Coleman氏が設立した新スタジオ“ArtCraft Entertainment”が2月26日に新作MMO「Crowfall」のKickstarterキャンペーンを開始し、僅か4日で初期ゴールの80万ドルを超える93万5,000ドルもの資金調達を果たし、大きな注目を集めています。
MMOジャンルのベテランに加え、初期UOの開発に多大な影響を与えたRaph Koster氏がデザインコンサルタントとして参加する“Crowfall”は、永久に生きるキャラクターと、プレイヤーの選択によって滅亡する可能性を持つ世界が複数同時に存在する多重世界を舞台とするMMO作品で、プレイヤーが消滅の可能性を持つ多重世界を移り変わりながら従来のMMO的なゲームをプレイする一方で、永久に存続する唯一の世界“Eternal Kingdoms”でプレイヤー経済とプレイヤー間の勢力争いによって駆動するストラテジー要素(※ プレイヤーは“Eternal Kingdoms”の資源を獲得するため、消滅する可能性を持つ“Realm”を旅する)を特色とする“ゲーム・オブ・スローンズ”的な世界と“Eve Online”を組み合わせたような意欲的なMMO作品で、既に動作する開発ビルドが存在しており、ゲームのコアモジュール開発に必要な初期ゴール80万ドルの獲得を目指していました。
“System Shock 2”や後期“Wizardry”シリーズ、Humongous EntertainmentのSCUMMエンジン作品といった現世代PC向けのリマスターを次々と手掛ける“Night Dive Studios”が昨年5月に傑作スパイFPS「No One Lives Forever」シリーズの関連商標4種を米国特許商標庁に出願し、念願の復活に大きな期待が掛かる状況となっていましたが、新たにNight DiveのボスStephen Kick氏とディレクターLarry Kuperman氏が米Kotakuのインタビューに応じ、“No One Lives Forever”シリーズの再販に向けた取り組みが複雑な権利問題によって頓挫したことが明らかになりました。
先日、50万ドル調達を突破し、オンライン投票から判明したプレイヤー層に関する興味深い情報をご紹介したPaul Neurath氏率いるOtherSide Entertainmentの新作「Underworld Ascendant」ですが、Kickstarterキャンペーンの終了が6日後に迫るなか、本日遂に初期ゴールの60万ドル調達を達成したことが明らかになりました。
プレイヤーの動きに応じて時間が進行するパズル的な要素を特色とする斬新な戦闘システムやCliffy Bがゲストデザイナーとしてレベルデザインを提供するといったトピックが大きな注目を集め、昨年6月にスタートしたKickstarterキャンペーンにて、目標額の2.5倍を超える25万ドルの資金を獲得したポーランドのインディーシューター「SUPERHOT」ですが、新たに本作の開発チームが追加の25万ドル調達に成功し、Kickstarterの調達分と併せて50万ドル規模の予算を獲得したことが明らかになりました。
今月中旬にアナウンスされたNPD報告において、遂にPS4/Xbox One/Wii U向けソフトウェアの販売がPS3/Xbox 360/Wii作品の販売規模を超えたことが報じられ、デジタル販売の著しい成長が取り沙汰されるアメリカのビデオゲーム市場ですが、新たにF2Pビジネスとデジタルゲームの動向を専門に扱う調査会社SuperDataが2015年1月の米コンソール市場におけるデジタル収益のランキングを発表し、3,180万ドルの売上げを記録した“Grand Theft Auto V”が1位を獲得したことが明らかになりました。
また、490億ドル規模となった2015年1月の世界的なデジタルコンソールゲーム市場における“PlayStation”と“Xbox”の内分けも報じられ、幾つか興味深いディテールが明らかになっています。
ビデオゲームの利用に関する様々な調査で知られるアメリカの大手調査会社Nielsenが、昨年のホリデーシーズンを以てコンソールの世代交代が本格的に進行し、ホリデーシーズンにおける子供と成人の“欲しいものリスト”の上位にゲームコンソールが挙げられる昨今の状況を受け、第8世代(PS4とXbox One、Wii U)コンソールの購入者に関する調査を実施し、第8世代コンソールを購入したユーザーのほぼ9割が第7世代コンソールを所有しているといった状況や、コンソール別に購入を決めた要因をまとめた調査結果を発表し注目を集めています。
今回の市場調査は、Nielsen 360 Gaming Reportの一環として、アメリカに居住する13歳以上の第8世代コンソール購入者4,400人を対象に行われたもので、PS3やXbox 360、Wiiを所有しない第8世代の新規ユーザーが平均で1割を切る状況や、新世代機購入時にコンソールファミリーを移行したユーザーの規模、アメリカの消費者が抱いているコンソール別の印象や魅力が見て取れる非常に興味深い内容となっています。
先日、不穏な外観のキャラクターとポップな町並を描いたコンセプトアートをご紹介した“Compulsion Games”の新プロジェクトですが、本日公式サイトにて新作「We Happy Few」が正式にアナウンスされ、3月6日から8日にかけてボストンで開催される“PAX East”にてパブリックなデビューを果たすことが判明。お披露目に先駆けて“Contrast”を生んだCompulsionならではの世界観が印象的なアナウンストレーラーが公開されました。
“We Happy Few”は、60年代風のレトロフィーチャーな架空のイギリスを舞台とする新作で、映像にも登場している住民達とプレイヤーのエクストリームな関係を描くことが報じられています。
今年1月下旬にXbox One版とのクロスプラットフォームプレイに対応するWin 10版がアナウンスされ、先日巨大な剣“Brobdingnagian”を手にした女性剣士“Evienne”がアナウンスされたLionhead Studiosの人気シリーズ最新作「Fable Legends」ですが、先ほど海外でハンズオンプレビューが解禁され、4vs1のマルチプレイヤーアクションRPG作品となる本作がF2Pモデルを採用することが正式にアナウンスされました。
また、F2P採用のアナウンスに併せて、未見のゲームプレイを収録した新トレーラーと12分強のゲームプレイを収録したプレビュー映像、さらに幾つかの新スクリーンショットが登場しています。
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