EAのボスJohn Riccitiello氏が、2010年にはデジタル流通の市場が従来のコンソールと小売業の規模を越えると発言するなど、成長が著しいデジタル流通の市場ですが、先日ダウンロード販売やモバイルゲームを中心に市場調査を行っているForecasting and Analyzing Digital Entertainment(FADE)が2009年のXbox LIVE アーケードの利益が1億ドルを越え、前年から34%成長を果たした事を明らかにしました。
成長の背景としては2008年に8.33ドルだった1タイトルの平均価格が2009年には9.22ドルにまで上昇した事があり、その要因として3~5ドルの低価格なタイトルが多かったDLタイトル市場に、15ドル前後の少し高めでボリュームのあるタイトルが多く登場した事が挙げられています。
2009年にXBLAで最も売れたタイトルは80万本以上を売り上げたEA Diceの「Battlefield 1943」、2位の「Castle Crashers」は2008年にリリースされその年に48万本を売り上げ、さらに2009年も継続的に売れ続けトータルで100万本に達しています。この事からも2010年はさらにダウンロード販売の市場が伸びるのではないかと予想されています。なおリストの詳細は以下のようになっています。
1. Battlefield 1943 (EA Dice) – 1250万ドル (価格:15ドル)
2. Castle Crashers (The Behemoth) – 730万ドル (価格:15ドル)
3. Trials HD (RedLynx, LTD) – 710万ドル (価格:15ドル)
4. Shadow Complex (Epic Games) – 610万ドル (価格:14.38ドル)
5. Family Game Night (Hasbro) – 420万ドル (価格:9.53ドル)
6. Marvel vs. Capcom 2 (Capcom) – 420万ドル (価格:15ドル)
7. Magic: The Gathering (Stainless Games) – 280万ドル (価格:10ドル)
8. Worms 2 (Team 17) – 180万ドル (価格:10ドル)
9. Peggle (PopCap Games) – 180万ドル (価格:8.86ドル)
10. Turtles in Time: Reshelled (Ubisoft Singapore) – 170万ドル (価格:10ドル)
ソニーでマーケティングとPSNのバイスプレジデントを務めるPeter Dille氏がIGNイギリスのインタビューに応じ、PS3の販売台数について述べ、Xbox 360の販売台数を追い抜く事について「あまり長くはかからないだろう」と発言しました。同氏はXbox 360が10年後に市場には残っておらず、PS3の方がプロダクトとしての寿命が長い考えを明らかにし、累計出荷台数が3100万台のPS3が3900万台のXbox 360を追い抜く事に10年待つ必要はないと、具体的な期間は明らかにせず発言を締めています。
両社とも次世代機については様々な憶測が飛び交う現状ですが、当然新ハードの未来を探る事は進めつつもやはり現行機の延命という現実的な選択(※1)も大きな候補として考えられており、近年の映像配信やソーシャルネットワークとの連携などに見られるオンラインサービスのリッチ化やモーションコントローラのリリース、さらには3DTVの対応など、コンテンツ勝負な面が強調されているようにも感じます。
(※1 参考リンク:Xbox 360でのDavid Hufford氏の発言)
とはいえ次世代の技術研究は技術として進めなければならないのは当然の話で、それらを鑑みると近い将来には大規模なチキンレース化する可能性もある次世代機戦争、PS3もエンジンが掛かってきた感のある昨今、どのような展開を迎える事になるのか非常に楽しみです。
先ほどお知らせした「Red Faction: Guerrilla」の続編登場をお知らせしたTHQ関連のニュースですが、同じ会計報告からリリースされたばかりの「Darksiders」の続編、そして「Saint’s Row」シリーズの新作、さらにWarhammerシリーズの新作「Warhammer 40k Space Marine」の開発が進められている事が明らかにされました。これらのリリースは2012年を目処に進められているとの事です。
今年度のTHQのセールスは第3四半期までの売り上げが7億150万ドル、純利益が140万ドルと赤字はなんとか免れた形に落ち着きましたが、株価は昨年の第3四半期終了時と比べ334.2ドル下がる結果となっています。
さらに今回の報告ではリリースしたばかりのDarksidersのセールスが4週で120万本に達した事も挙げられており、Red FactionシリーズとSaint’s Rowシリーズと共にTHQの有力なポートフォリオであると宣言されています。
さらに気になるのがこの会計報告会で壇上にたったTHQのボスBrian Farrell氏がPS3のモーションコントローラの事を「ARC」と2回発言したとのレポートがされています。Arcの名称に関しては以前から噂として囁かれていたものの当のソニーが否定、さらにリリースが秋へと遅れる事態になっていましたが、ソニーが東京からplaystationarc.com取得した事が発見されたりと、状況が二転三転する中のBrian Farrell氏の発言となりました。
昨年のgamescom 2009で大きなサプライズとして発表されたLionhead Studiosの新作「Fable III」ですが、発表以来ほとんど具体的な情報の無いまま極秘裏に開発が続けられてきました。そんな本作のインゲーム映像かはたまたスクリーンショットになるのか、3月9日からサンフランシスコで開催されるGDC 2010のピーター・モリニュー氏の基調講演においてFable IIIの何らかが新たに公開される事が明らかになりました。
GDCの運営元によるとモリニュー氏の講演内容は「直感的なデザインの複合的な挑戦」(The Complex Challenges of Intuitive Design)という物で、ゲーマーをより早くそして簡単にゲームの世界に没頭させる為の技術について議論すると記されており、Lionhead Studiosが取り組むユーザーフレンドリーなゲームデザインの例としてFable IIIがプレゼンテーションに用いられるとの事です。
いよいよその姿を現す事になるFable III、前作では1ボタンでの戦闘システムを導入したFableですが、今度はとうとうコントローラすらなくなってしまう事になるのでしょうか……。講演タイトルからもNatalを想起せざるを得ない今回の基調講演、開催が今から楽しみです。
先日プレイボリュームが10時間を越える物である事が明らかになったPS3専用タイトルの大作「God of War III」ですが、昨日イギリスのレーティング機関BBFCの登録内容から、本作には3時間に及ぶボーナス映像が含まれていることが判りました。
BBFCの情報には3時間のボーナス映像の内容の内訳として、God of War IIIの恐らくメイキング等であろう特典映像が1時間半・33分・58分の3本、さらに今秋に発売が噂されている「Gran Turismo 5」、「Heavy Rain」、そして「MAG」、「Modnation Racers」のトレーラー映像が含まれている事が記載されています。一見派手なニュースではありませんが、ビジネス的にはディスク上でのPS3専用タイトルの広告展開が始まるという、大きな出来事とも言えそうです。
いよいよ「Dante’s Inferno」がローンチを迎えるVisceral Games、次回作にはアイザックさんが超絶かっこよくなった「Dead Space 2」が控え、さらには切り裂きジャックを題材にした「The Ripper」もプロジェクトが進められています。
もうすっかりメジャーデベロッパの仲間入りを果たした感の強いVisceral Gamesですが、まだまだ大人しくしている様子はなくアグレッシブさは相変わらずのようです。先日VisceralのプロデューサーJonathan Knight氏がIndustryGamersのインタビューに応じ、シェイクスピアの「マクベス」のゲーム化を何年も考えていると明かしました。さらに同氏は、近年のゲームがエモーショナルな表現や演出、音響などの質がマクベスをゲーム化するにたり得るクオリティを達成しているとも語っています。
マクベスはシェイクスピアの四大悲劇の1作で、スコットランドのマクベス王をモデルにした短い作品です。王位を軸に人間の欲や謀、そして殺人が深く描かれており、四大悲劇の中でも背筋にくる空恐ろしい種類の物語です。ダンテといい切り裂きジャックといい、Visceral Gamesは本当に文学的なタイトルがお好みの様です。実現すればマクベスの映画や舞台は素晴らしい物が数多く存在するので、さぞ作りがいのあるタイトルになる事と思われます。
最近ファッションデザイナーのMarc Ecko氏がマクベスのゲーム化について黒澤明監督の超名作「蜘蛛巣城」の名を挙げてリメイクしたいとかとんでもない事を喋ったりしてますが、おかしな物を作られる前に是非Jonathan Knight氏には頑張って頂きたい所。できればGottfried Helnwein版のマクベスで……
海外のセブンイレブンで販売されているものごっつい色した炭酸飲料のシャーベットSlurpeeに「God of War III」キャンペーンが登場しました。上記のキャンペーン用Slurpeeのカップには応募用のコードが記載されており、特設ページでポイントを貯めて交換するというもの。上記のモーフィアスアーマーは10杯!あんな色したもん10杯も飲めるか!
それ以外にも壁紙やPlayStation Home用のGod of Warテーマの衣服なども用意、なぜかSlurpeeロゴ入りとセブンイレブンマークの上着も用意されています。逆に欲しい!全部ゲットするには37杯!アメリカ在住のクレイトスファンの方、健闘を祈っております。なお、セブンイレブンの他にも予約特典等でクレイトス様のスキンが用意されています。海外版購入を予定されている方は参考になさってみてはいかがでしょうか。
今年の上半期の大型商戦の先陣を切る形で北米では1月26日に、ヨーロッパでは1月29日にリリースを迎えたBioWare期待の続編「Mass Effect 2」がイギリスのウィークリーセールスチャートのトップに輝いた事が明らかになりました。
Mass Effect 2の初週の売り上げは、Xbox 360版がPC版の3倍近くになっており、現在までに200万本の出荷を記録しました。初週の結果は前作の2倍に達する勢いで、今作の期待の高さを感じられます。
さらにMass Effect 2の後にはModern Warfare 2を打ち倒したUbisoftのリズムアクションゲーム「Just Dance」、サードパーティのタイトルが売れないと囁かれるWiiでダークホース的な売り上げを達成した本作が未だにModern Warfare 2を抑え2位に付けている事はなかなか興味深い現象と言えそうです。
なお、今週のイギリスのセールスチャートは次のようになっています。
1. Mass Effect 2 (EA)
2. Just Dance (Ubisoft)
3. Call Of Duty: Modern Warfare 2 (Activision)
4. MAG (Sony)
5. Wii Sports Resort (Nintendo)
6. Wii Fit Plus (Nintendo)
7. FIFA 10 (EA)
8. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo)
9. Army Of Two: The 40th Day (EA)
10. James Cameron’s Avatar: The Game (Ubisoft)
今月9日に発売予定の「BioShock 2」のメイン開発を行った2K Marinが、現在マルチプレイのシステムデザイナーを募集していることが2K Gamesの公式ページから明らかになりました。
来週リリースされるBioShock 2のマルチプレイ開発は2K MarinではなくDigital Extremesが担当しており、今回のクロスデベロッパ開発を機に次回の作品では2K Marin自らがマルチプレイに力を入れるトリプルAタイトルが作られるのではないかとされています。
またマルチプレイのシステムデザイナーに求めるスキルとして、チーム管理等のディレクションを行える。3年以上の実務経験が有り、Xbox LiveやPlayStation Networkの開発を行ったことがある。そしてUnreal Engineのスキルを持っているなどの条件が挙げられています。
Crysis 2の情報をいよいよ明らかにし始めたCrytekですが、かつてCrytekに所属し現在はUbisoftでレベルデザイナーを務めているYegor Bondar氏のLinkedInプロフィールからCrytekがMMOFPSタイトルを開発していたとの記載が発見されました。
それによると同氏がCrytekに所属していた2008年11月から2009年7月の間キエフスタジオで未発表のMMOFPSタイトルのレベルデザインに従事していたとの事。以前商標登録が発見された「Warface」にキエフスタジオが関与していたとの話題と関連があるかとも囁かれています。CryEngineによるMMOはAionでの開発実績もあり以外と無くもない話かもしれませんね。
28日にマイクロソフトが2009年10月から12月(2010年度第2四半期)の会計レポートを発表、その内容から昨年末の年末商戦時のXbox 360出荷台数が520万台に達している事が明らかになりました。この成長率の影には昨年11月10日にリリースされ数々の記録を打ち立てた「Modern Warfare 2」の影響があったとされています。
また、昨年のXbox 360の販売台数が520万台であり2008年の600万台から13%下落したものの、2005年からの販売台数の累計が3900万台に達したとも報告されています。この成長率の下落は昨年9月に実施された100ドルの本体値引により、1台当たりののコンソールの収益が減少したためと思われます。
さらに全世界のXbox Live登録ユーザーの数が2300万人を突破し、2009年の10月から12月の間に新規登録を行ったユーザー数が前年の同時期に比べ35%成長した事も併せて明らかにされています。
懐かしの名作タイトルの数々を安価で販売しているGOG.comが新たにActivisionと提携、懐かしいRPGタイトル「Arcanum: Of Steamworks and Magick Obscura」、そして名作アドベンチャーガブリエルナイトシリーズの一作目「Gabriel Knight: Sins of the Fathers」をリリースしました。価格は両タイトルとも5.99ドルとなっています。
GOGのディレクターAdam Oldakowski氏はこの提携をサービス開始以来の最も大きな出来事であると同時に大きな前進だと語っています。今回の様にシエラ時代のタイトルも次いでリリースされ、現在のOSで安心して楽しめるとなればちょっと無視できない重要な存在になりそうです。
2009年の4月から12月の9ヶ月間の収益と、DS・Wiiのセールス情報を販売元の任天堂が公表しました。DSは2009年の4月から12月の間に2335万台、累計で1億2513万台の売り上げを達成し、Wiiは1705万台を売って累計で6745万台に達したようです。
レポートからは2008年の同時期と比べ、純売り上げが23.8%ほど下落した事が明らかになっていますが、任天堂は「2009年は社の歴史の中でベスト3に入るような最良のパフォーマンスができた」との報告を行ったようです。2008年の4月から12月のDS・Wiiハードウェア、ソフトウェアの販売数と、2009年の同時期の販売数との比較リストは以下のようになっています。
■ Nintendo DS
08年4月-12月 | 09年4月-12月 | 累計 | 予測:09年4月-10年3月 | |
ハードウェア | 25.62 | 23.35 | 125.13 | 30 |
日本 | 3.29 | 3.52 | 29.92 | |
アメリカ | 9.54 | 10.53 | 44.99 | |
その他の国 | 12.79 | 9.30 | 50.23 | |
ソフトウェア | 163.78 | 121.38 | 688.29 | 150 |
日本 | 27.11 | 25.04 | 171.99 | |
アメリカ | 64.55 | 56.95 | 261.90 | |
その他の国 | 72.11 | 39.38 | 254.41 |
■ Wii
08年4月-12月 | 09年4月-12月 | 累計 | 予測:09年4月-10年3月 | |
ハードウェア | 20.52 | 17.05 | 67.45 | 20 |
日本 | 1.89 | 1.76 | 9.72 | |
アメリカ | 9.80 | 8.48 | 32.02 | |
その他の国 | 8.83 | 6.81 | 25.71 | |
ソフトウェア | 163.78 | 156.64 | 509.66 | 192 |
日本 | 11.04 | 12.48 | 46.57 | |
アメリカ | 90.29 | 82.84 | 275.84 | |
その他の国 | 62.46 | 61.32 | 187.24 |
昨年6月に発表され世界中が驚いたZeniMaxによるid Softwareの買収ですが、あれから半年が過ぎたものの蜜月はまだしっかりと続いている様です。Edgeのインタビューに応じたidのボスTodd Hollenshead氏によるとZeniMaxとの関係は非常に良好な様で、ZeniMaxがセールスの為の開発ではなく、プロダクト自身の目的の為の開発を評価する姿勢にあり、エンターテインメントの価値に重きを置いている事に大きく満足していると述べています。
この良好な関係はこれまで多くの買収を拒絶しつつ、セールスの伸び悩みにかつての勢いを失速させていたid Softwareにとってはこれ以上ないとパートナーシップと言えそうです。さらにZeniMaxはBethesda Softworksも所有しており、やはりゲーマーとしてはidのFPS成分とBethesdaのRPGがいつか融合する事を夢見ずには居られません。
idの次回作となる「Rage」もどんどんブラッシュアップが進められており、こちらも続報が楽しみなニュースです。さらにカーマック渾身のid Tech 6エンジンとDoom 4(仮)も控えているとされるid Software、これまでの枷から解放されてidの復権を実現してほしい物です。
昨晩Appleが開催したlatest creationイベントで満を持して発表されたタブレットデバイス「iPad」、すでに様々なメディアで報じられている通り非常に注目度の高いイノベーティブなデバイスになりそうな気配に充ち満ちています。その詳細については当サイトでは一先ず置いておいて、ゲームデバイスとして見た場合どうなのか?昨日の発表から明らかになっている情報をまとめてお届けしたいと思います。
昨晩の発表の内容や実機の映像等から判断する限り非常にレスポンスが良いのがまず特徴的で、今回が初採用となる1Ghz駆動の”Apple A4″チップが非常にパワフルである事が判ります。まだ具体的な性能や仕様などが明らかにされていない”Apple A4″ですが、グラフィック機能も内包された統合型チップである事だけは確かで、iPhoneアプリがそのまま動作する事から恐らくARM互換の物である可能性が高いようです。
メモリ周りやグラフィック部の3D性能についての詳細もまだ明らかにされていませんが、これまでiPhone 3GSに搭載されていたPowerVR SGXも32nmプロセスへの進化が見えていた時期でもあり、今回の統合チップの中身がどうなっているか非常に気になる所ですが、720pのh.264映像を30フレーム再生できるパワフルさを持ち合わせている事を考えると3D性能にも期待出来そうです。
すでに昨日の発表に併せて大手パブリッシャーも対応タイトルを発表しており、早速プレイ映像なども登場しています。Electronic ArtsはiPad版「Need for Speed: Shift」のデモンストレーションを行い、実際にプレイの様子なども映像で公開されています。処理についての問題点は無いように見えますが、やはり物理的にプレイし辛い様に見受けられます。大きさもさる事ながら重さが700g程度とあって、長時間のアクションゲームなどは結構辛いのではないでしょうか。
さらにGameloftはiPad用のFPSタイトルをデモ、同社がiPhoneでリリースしている「N.O.V.A.」をiPad用にカスタマイズした物のようですが、1024×768解像度でテクスチャ品質もそれなりの状態でかなり軽快に動作する様子が確認できます。こちらもNeed for Speed同様、動作は素晴らしく軽快であるものの、やはり実際のゲームプレイに関する問題が大きそうです。映像では途中で重くなったのかAimとショットと移動が両立できなくなったのか、とうとうiPadを置いてプレイを進めています。
こちらもイベントでデモンストレーションが行われたスノーモービルレースの映像です。こちらもえらく軽快な動作に見受けられます。
こちらはオフロードレースのプレイ映像、iPhoneアプリを拡大表示してプレイしている様子が確認できますが、iPhoneアプリでもほとんど違和感なくプレイできる事が判ります。この様子なら細かい操作で苦労していたシミュレーション系などはiPadでの操作の方が楽しくプレイできるかもしれません。
さらにiPhoneのエピックなRPGタイトルとしてリリースされた「Ravensword: The Fallen King」がiPad版をリリースする旨を発表しています。こちらはiPadに最適化したグラフィック等の強化版になる模様で、近いうちにスクリーンショット等が公開される模様です。
以上、発表当日から早くも多くのゲームが具体的な対応を見せていますが、正直な所iPhoneアプリがそのまま動作するとはいえ、ゲームとして楽しい物であるかはどうかは明らかに別だと言えそうです。同じモーションセンサーや加速度センサーを搭載しており操作体系は同様であるものの、サイズと重量がここまで違う物になると全く別のデバイスだと考えておかないと快適なプレイは難しそうな印象を受けます。
しかしこのサイズと処理速度は非常に魅力的な物である事には間違い無く、この利点を活かしたRPGやシミュレーション、テーブルゲーム、そして近年流行の兆しを見せる拡張現実などの技術が盛り込まれたゲームタイトルなどが出てくれば本当にイノベーショナルなゲーム体験が可能になるかもしれません。iPad対応ゲームはUIが鍵!といった所でしょうか。
Civilizationシリーズを始め数々の名作で知られるシド・マイヤー氏が3月9日からサンフランシスコで開催されるGDC 2010で基調講演を行う事が明らかになりました。シド・マイヤー氏の講演は12日で、”The Psychology of Game Design (Everything You Know Is Wrong)”「ゲームデザインの心理学(あなたが知っている全ては間違っている)」という物。
この講演はゲームデザインにおける推進力はプレイヤーの心理を理解する事であるべきだという主旨の物で、一見重要に思える現実世界の事実や歴史、数学的な真実という物では成功するゲームタイトルのデザインを構築する事は出来ないとのシド・マイヤー氏の見解が議論される事になります。実際の講演では氏の作品を例に様々な具体的な手法について語られるようで、ゲーム開発の真のパイオニアとも言える氏の思索のプロセスを覗くことができる良い機会となりそうです。
今年の年末商戦を大きく賑わすであろう各プラットフォームのモーションコントローラーですが、今秋に発売される予定のPS3のモーションコントローラーArk(仮称)の対応ソフトが10本程度予定されている事が明らかになりました。詳細等は不明ですが、スポーツやペット育成タイトルなど、広範囲なラインナップになるとの事です。
また以前Sony Computer EntertainmentのCEOである平井氏は「私たちはモーションコントローラー用の魅力的・革新的なゲームのを開発するために、SCEの世界的なスタジオだけでなくサードパーティ・ディベロッパやパブリッシャーにも働きかけ続けています」と語っており、モーションコントロール対応タイトルの熱心な開発状況を明らかにしています。
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