iPhone版「Plants vs. Zombies」がリリースから9日間で100万ドルを売り上げる

2010年2月26日 18:28 by okome
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「Plants vs Zombies」 「Plants vs. Zombies」

家へ侵入して来ようとするゾンビ達に可愛らしい植物で応戦するタワーディフェンス系タイトル「Plants vs. Zombies」、昨年PCでリリースされた本作のiPhone版Plants vs. Zombiesの販売本数が9日間で30万ユニットを達成し、100万ドル以上を売り上げた事を開発元であるPopCap Gamesが明らかにしました。これはこれまでのiPhoneアプリの最も大きなローンチになるとの事。

近年、大手各社がますます力を注ぐカジュアルゲームの存在ですが、長期間好セールスを続ける本作とフットワークの軽いPopCapの開発は大きな成功事例と言えるかもしれません。

情報元及びイメージ:VG247

任天堂のミリオンタイトルはなんと184作!うちサードパーティタイトルは117タイトル

2010年2月26日 13:02 by katakori
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「New スーパーマリオブラザーズ Wii」

先日サンフランシスコで開催された北米任天堂メディアサミットにおいて、任天堂アメリカのビジネス開発トップであるDan Adelman氏が任天堂に100万本以上を売り上げるタイトルがWiiに76タイトル、DSには108タイトル存在している事を明らかにしました。

ミリオンを達成しているWiiの76タイトルのうち、22がファーストパーティのタイトル、残りの54作がサードパーティタイトル、またDSの108タイトルのうち45はファーストパーティ、残りの63作がサードパーティのタイトルとなっています。

さらにDan Adelman氏は2009年に30%の成長を果たしたWiiウェアは189タイトル、DSiウェアは127タイトル、またバーチャルコンソールは347タイトルなど、650を超えるダウンロードタイトルを抱えている事も合わせて公表しています。

情報元:Edge

Naughty Dogがスタジオお引っ越し!キュートなアートワークが公開

2010年2月26日 11:57 by katakori
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Naughty Dog

あっちこっちで絶好調のNaughty Dogですが、公式サイトにてスタジオの引っ越しが行われるとのアナウンスがありました。新スタジオは3月1日から稼働し、現在の場所から150m程度の近所への移動となるようです。ノーティのFlickerには引っ越しの様子が公開されており、ボスEvan Wells氏は次の10年間と未来に向けてクオリティの高いプレイステーションタイトルを開発していく旨を語っています。

これに併せてお引っ越しの様子を描いた素晴らしくキュートなアートワークが公開、ドレイクはじめノーティのみんなが引っ越しトラックに乗って新しい犬小屋に向かって移動しています。社内のワンコ達も登場して……ほんとノーティはいちいちやることがキュートでたまらん!という事でパワーアップした新居へ引っ越すNaughty Dog、これからも一層素晴らしいタイトルを届けてくれるに違いありません。おめでとうノーティ!

Naughty Dog
Naughty Dog
Naughty Dog
Naughty Dog
情報元:Naughty Dog

韓国のBluehole StudioがBlizzardやElectronic Artsから人材を集めたMMOデベロッパー”En Masse Entertainment”を設立

2010年2月25日 16:38 by katakori
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Blizzard NCSoft Masse Entertainment

先日韓国のMMOデベロッパーBluehole StudioがEn Masse Entertainmentと名付けられた新しい子会社の立ち上げをアナウンスしました。En Masse Entertainmentはシアトルを拠点にMMO開発を行うデベロッパとの事で、欧米市場に向けた高品質なオンラインゲームを提供していくとしています。

さらにこのEn Masse EntertainmentではBlizzardやElectronic Arts、ArenaNetそしてNCsoftから多くの人材が集められており、経験を多く積んだ開発者からチームが編成されているとの事です。En Masse Entertainmentは最初のプランとして韓国でリリースされている「TERA」というタイトルのMMOの欧米向けローカライズを手掛けるとの事です。Aionを始め、海外進出が目立つ韓国MMOタイトルですが、この豪華な開発メンバーを擁するスタジオからどのようなタイトルが飛び出すか、ビジネス的な動向も含めて興味が尽きません。

情報元及びイメージ:Joystiq

大予言は当たる?!Bungieの新IPがPS3で発表される可能性はまだ残されているか

2010年2月25日 12:33 by katakori
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Bungie

Bungieが手掛ける最後のHaloタイトルとして注目を集める「Halo: Reach」ですが、海外ではHalo: ReachがBungie最後のHaloではない?などの話しも飛び出して、同スタジオの動向に大きく注目が集まっています。さらに現在開発中とされる新IPタイトルのパブリッシャー候補も様々な憶測を呼んでおり、やれEAかActivisionか?それともUbiかBethesdaかと様々な候補が挙がっています。

先日海外情報サイトのCVGがBungieのコミュニティ部門のボスBrian Jarrard氏にインタビューした際に新IPがPS3にやってくる可能性について質問、Jarrard氏はそれに対し肯定も否定もせず、それはまだ不確定だと答えています。

Jarrard氏はBungieがHalo: Reachチームとは別の開発チームを有している事を明言し、それが次の大きなタイトルの為に開発を進めている事も併せて明らかにしています。ただ、Jarrard氏はその詳細に入るにはまだ時期尚早だとしつつも、Bungieが古い血と新しい血の良いミックスを持つだろうと意味深な発言でこの話題を締めています。

昨年7月にはすでに次期パブリッシャーの選定に大手各社と接近していたとされるBungie、先日当サイトでお知らせしたHip Hop Gamer Showsが物凄く嬉しそうに語っていた大予言が当たる可能性は残されているのか?動向に期待です!

情報元:VG247

Wiiウェアが好調、2009年はバーチャルコンソールと合わせて113億円以上のセールスを記録

2010年2月25日 10:08 by katakori
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WiiWare

先日デジタル流通などの調査を行っているForecasting and Analyzing Digital Entertainment (FADE) が、2009年Wiiウェアと過去タイトルを扱うバーチャルコンソールの両プラットフォームの売り上げが計1億2500万ドル(約113億円)を越えるセールスに達しているとの調査結果を発表しました。

FADEによるとWiiウェアのセールスが伸びており、6600万ドルに達するとの事で、サービス開始年から30%の伸びを記録したと記しています。一方バーチャルコンソールはサービス開始年から25%の伸びを見せているものの、前年比では-6%成長となっているようです。

またセールスの内訳も発表されており、最も売れたスーパーマリオブラザーズ3の販売本数が100万本に達している事が見て取れます。なお、上位のタイトルは以下の様になっています。

  • スーパーマリオブラザーズ3 (Nintendo, NES) — 500万ドル (価格:5ドル)
  • World of Goo (2D Boy, WiiWare) — 480万ドル (価格:15ドル)
  • スーパーマリオブラザーズ (Nintendo, NES) — 330万ドル (価格:5ドル)
  • スーパーマリオワールド (Nintendo, SNES) — 290万ドル (価格:8ドル)
  • スーパーマリオ 64 (Nintendo, N64) — 270万ドル (価格:10ドル)
  • テトリスパーティ (Hudson, WiiWare) — 260万ドル (価格:12ドル)
  • ゼルダの伝説 時のオカリナ (Nintendo, N64) — 230万ドル (価格:10ドル)
  • 乱戦!ポケモンスクランブル (Nintendo, WiiWare) — 220万ドル (価格:15ドル)
  • ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 (Nintendo, N64) — 210万ドル (価格:10ドル)
  • みんなのポケモン牧場 (Nintendo, WiiWare) — 200万ドル (価格:10ドル)
情報元及びイメージ:Default Prime

PAX EastでIrrational Gamesの新作発表は無し、Ken Levine氏が発言

2010年2月23日 16:34 by katakori
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Ken Levine

年明けにすっかり聞き慣れた2K Bostonから懐かしいIrrational Gamesに社名が戻り、Ken Levine氏が大きなプロジェクトを進めている事が注目を集めています。進められているプロジェクトは名作シミュレーションX-COMシリーズのFPSタイトルとも噂されており、ファンはその発表を今か今かと待ち望んでいる状態が続いています。

そんな中IrrationalのボスKen Levine氏がGamerNodeのインタビューに応え、来月3月26日からボストンで開催されるPAX Eastにスタッフが多く参加するものの、新作の発表は行われない事を明かしました。

またインタビューではBioshockをいつか再び手掛ける事はあるか?との質問にコメントを拒否するという事態も見られました。PAX Eastで発表が無いと言う事はやはりE3までおあずけと言った所でしょうか。本当にX-COMが復活する事になるのか、それとももっと大きなサプライズが控えているのか、今後の動向に注目です。

情報元及びイメージ:VG247

FPSジャンルの先導者、id SoftwareのJohn Carmack氏がGDCのゲームデベロッパ特別功労賞を受賞する事が明らかに

2010年2月23日 12:42 by okome
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John Carmack

DoomやQuakeなどを生み出し、現在は最新作「Rage」の開発を進めているFPSジャンルの先導者id SoftwareのJohn Carmack氏が3月9日から13日までサンフランシスコのMosconeセンターで行われるGDC 2010において、ゲームデベロッパ特別功労賞(Game Developers Choice Awards Lifetime Achievement Award)を受賞する事が明らかになりました。

GDCのボスMeggan Scavio氏は「John Carmackとid Softwareは現代の3Dゲーム、とりわけFPSジャンルにおいて巨大な影響を与えました。Johnはビデオゲームの歴史の重要人物の一人です。我々は今年特別功労賞を彼に贈れる事を大いに喜びます」と語り、John Carmack氏の功績を称えています。

GDCのゲームデベロッパ特別功労賞はこれまでに任天堂の宮本茂氏、そしてSimsシリーズの生みの親Will Wright氏などが受賞しています。授賞式は3月11日にGDCのイベント内で行われます。

情報元:VG247

昨年12月のゲームの違法ダウンロードカウントが980万以上に、実際の被害はさらに深刻

2010年2月20日 15:30 by okome
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著作権侵害

米国の国際知的財産権同盟IIPAとコンピューターゲーム産業の業界団体ESAによって行われた最近の調査から、昨年12月におけるゲームタイトルの違法なDLが980万件以上、200ものタイトルに及ぶ事が明らかになりました。被害の多い国として、スペインが12.5%、フランスが7.5%次いでブラジルの6%、中国の5.7%が上げられています。

しかしこの980万という数値は追跡の行いやすいP2Pアプリケーションによる被害の統計によるもので、その他の著作権侵害の温床になっているオンラインストレージやトレース不可能な物を考慮すると、被害はさらに大きく拡大するとされています。以上のような状況からIIPAは、国を超えて制裁を課すことが可能になるように求めて米国通商代表部に被害状況の調査結果を提出しています。

情報元:Joystiq

「Borderlands」の売り上げが300万本を突破!最新DLCの実績やGearbox社長の驚愕のゲーマースコアが明らかに

2010年2月20日 12:10 by okome
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「Borderlands」 ボーダーランズ

先日12月中旬に発表されたTake-Twoの業績から売り上げが200万本を突破した事をお伝えした「Borderlands」、今後のTake-Twoの重要なタイトルになるであろう本作が、さらに売り上げを伸ばし300万本に達した事をGearboxのCEO Randy Pitchford氏が明らかにしました。

また先日アナウンスされた最新DLC”The Secret Armory of General Knoxx”の最新スクリーンショットも公開されています。第三弾となる今回のDLCは武器やアイテム、敵、多くのミッションが新たに追加され、レベルキャップの解放も行われるなど現在までにリリースされているDLCよりもかなり大きなものになるようです。

さらに海外の情報サイトではThe Secret Armory of General Knoxxの実績も明らかになっています。実績のリストは以下よりご覧ください。同DLCのリリース時期は不明ですが、Pitchford氏は「まもなくリリースされるだろう」と発言しており、近々公式なアナウンスがあるのではないかとされています。

10G/ Bronze: Making a Monster — 新車両”Monster”を作る
25G/ Bronze: Athena, Out — Athenaを救出
25G/ Bronze: Depot Demolition — Lance Depotを破壊
25G/ Bronze: Sneaky Little Buggers — Killed each of the loot midgets
25G/ Bronze: Speed Kills — Racerの間にいるLancerを破壊
15G/ Bronze: Ding! Overleveled — 51レベルに到達
25G/ Bronze: Completionist — Secret Armoryの全てのミッションを終える
50G/ Silver: Vincible — Crawmeraxを倒す
40G/ Silver: Ding! Overleveled to 11 — 61レベルに到達

さらに昨晩は(現地では朝)DICE 2010のセッションにRandy Pitchford氏が登場、壇上で自身のゲーマースコアを披露しました。なんとそのスコアは83,586!!よく8万もプレイしてBorderlandsがちゃんとリリース出来た!と感心した次第ですが、本作のヒットの要因がCliify Bも絶賛するゲーマーによるゲーマーの為のタイトルだと考えれば、このゲーマースコアは実はBorderlandsを象徴する重要な何らかかも知れません。

「Borderlands」 ボーダーランズ

Alan Wakeに新フランチャイズの望みを託すRemady、Rockstarに移った「Max Payne」について語る

2010年2月20日 11:19 by katakori
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「Max Payne 3」

Alan Wakeのリリースがいよいよ現実的な物になり、DLCの展開など意欲的な動きを見せるRemedy Entertainmentですが、かつてのRemadyの看板タイトルで現在はRockstarがIPを持つ「Max Payne」について、Remadyのフランチャイズ開発のヘッドOskari Hakkinen氏がその思いをVG247に語り、RockstarがMax Payneを素晴らしいタイトルにするだろうと述べました。

Hakkinen氏はRockstarがMax Payneに対してRockstar的な解釈を与えるだろうと話し、Max Payne 3のスクリーンショットを目にした事を明かした同氏は、「Rockstarはけして悪いゲームを作ったりはしない。彼らはいつも威厳に満ちたタイトルを作るし、彼らは彼らのMax Payneを作るだろう。それはRemedyのゲームではないよ。」とRockstarに敬意を表し、Rockstar版Max Payneの登場とプレイを楽しみにしていると発言を締めています。

Max PayneはIPごとRockstarに売却されているので、当然今後Remadyが絡む可能性はほぼ無いわけですが、IPの移動に絡むトラブルも散見する昨今、アランとマックスが切磋琢磨する様な未来が待っていれば素敵ではないでしょうか。

情報元及びイメージ:VG247

[Update] [DICE 2010] ロード・ブリティッシュが活動再開!新しくソーシャルゲームの会社を立ち上げ

2010年2月20日 10:30 by katakori
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UPDATE:2月20日10:30
DICEでのインタビュー映像を追加しました。久しぶりに姿を現したリチャード・ギャリオット氏がPortalariumのビジョンについて語っています。

※ 以下アップデート前の本文になります。

Richard Garriott

ウルティマシリーズの生みの親、この人が居なかったら今のゲームは無かったかもしれないと言っても過言ではないゲームカルチャーの数少ない生ける神ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏、NCSoftとのトラブルも喉元を過ぎ、宇宙を見て戻った氏がいよいよ活動を再開するという嬉しいニュースが入ってきました。

リチャード・ギャリオット氏は昨日カジュアルゲームとソーシャルゲームの開発を行う新会社「Portalarium」を設立した事を明らかにしました。ただソーシャルゲームとは銘打ってあるものの、カジノゲーム的なライトな物を想定しているわけではなく、FlashとUnityエンジンを用いたリッチなタイトルを考えている様です。

Portalariumはゴールの1つにソーシャルコミュニティをグローバルに拡大し、学習や健康、そして科学や環境、開かれた政治、その他の様々な事象を仮想世界とソーシャルネットワークで包んでしまう事と、いかにも氏らしい野心的で崇高な理想が掲げられています。

またPortalariumのCEOにはOrigin時代からのベテランFred Schmidt氏が、VPと技術ディレクターにはNCSoftのDungeon Runnersを手掛けたStephen Nichols氏がそれぞれ就任して暴れん坊なギャリオット氏の脇を固めています。

さらに現在開催中のDICE 2010でもセッションにギャリオット氏が登場、telltaleのDan Connors氏とともにゲームのストーリーテリングの手法について議論しています。ビデオゲームにおけるストーリーテリングのfixについて解はあるかという興味深い内容で、氏はこれを未だ誰も実現しておらず解法も無いと発言、しかしそれを見つける事は出来ると述べています。

この流れでヘビーレインにも話題が及び、カットシーンとゲームプレイの関係について言及、NPCをクリックする事が滑稽である事を挙げて、近年のシームレスなキャラクターインタラクションは物語を助けるだろうと氏は述べています。氏はさらにMystを例にあげ「大部分がカットシーン、ときどきパズル」と表現、こういったゲームスタイルがどんどん古くなっていくだろうと述べています。確かにエンカウント、インタラクション、カットシーンの繰り返しは昨今の大きな議論の1つにもなっているので耳が痛い所ではあります。

いずれにしてもApple IIの時代からシームレスを常に意識して作品作りを行ってきた氏らしい意見で、相変わらずの王様ぶりな発言とPortalariumの理想に、久しぶりに王が帰還した!と感じられる素晴らしい一声であると感じました。ロード・ブリティッシュとPortalariumの今後に期待です!

情報元及びイメージ:GameInformer

[DICE 2010] ActivisionのBobby Kotick氏が賞金50万ドルのインディーゲームコンテストを開催

2010年2月19日 18:26 by katakori
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Blizzard

様々なゲーム業界情報が聞こえてくるDICE 2010ですが、今度はActivisionのBobby Kotick氏が独立系デベロッパ向けに賞金が50万ドルというインディーゲームのコンテストを開催する計画がある事を明らかにしました。

多方面で話題の多いBobby Kotick氏ですが、DICEの壇上では1991年にActivisionのCEOに就任以来の様々な変遷について触れ、当時プロジェクト・ジェファーションと呼ばれていた後のSimsの誕生前夜のウィル・ライト氏とEAより前に出会っていたにも関わらず、マクシスを買収しそこねた事や、Blizzardがまだ700万ドル程度で買えた90年代中頃にMMOの課金モデルなど成り立つ筈がない!とこちらも買収し損ね、結局2000倍近い金額の70億ドルで買収する事になった事など、失敗談をユーモラスに語っています。

さらにGuitar Heroの登場など印象的なエピソードを挙げながら、独立系の開発を活性化するための業界全体に及ぶ資本不足を嘆き、インディーゲームのコンテストを開催する予定がある事を発表しました。DICEではアートゲームやインディータイトルについての議論も多く交わされており、ソーシャルゲームとはまた違った注目が集まっている分野ではあるものの、やはりそのパブリッシュについてや資金面での問題を多く抱えている現実があります。今回のような動きが抜本的な掘り起こしに繋がるか、期待が高まる所です。

情報元及びイメージ:GameInformer

[DICE 2010] ゲーム界のアカデミー賞で「Uncharted 2: Among Thieves」がGame of the Yearを含む10の賞を獲得!

2010年2月19日 16:49 by katakori
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「Uncharted 2: Among Thieves」 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団

現在ラスベガスで開催されているのゲーム開発者の祭典D.I.C.E. Summitにおいてゲーム界のアカデミー賞とされている”13th Annual Interactive Achievement Awards”の各賞受賞作品が発表され、先日同アワードにおいて過去最多となる15の賞にノミネートされた事をお伝えした「Uncharted 2: Among Thieves」が最優秀のOverall Game of the Yearを始め、アニメーション、ゲームプレイ、エンジニアリング、アートなどなど、ほぼ総なめと言える10の賞を獲得した事が明らかになりました。

また、革新的なゲームとポータブルゲームの2部門で「Scribblenauts」が受賞、マックスウェルくんおめでとう!!そしてパイオニア賞にピットフォールや懐かしいメガCDのナイトトラップなどを手掛けたDavid Crane氏が、そして功労賞的なLifetime Achievement AwardにESRBのレーティングや巨大ゲームイベントE3の運営を行うESAのDoug Lowenstein会長が選ばれています。

各賞はゲーム業界のスペシャリストであるAcademy of Interactive Arts & Sciencesのメンバーによって投票が行われ、その年に最も素晴らしい功績を残した作品に贈られます。各賞の詳細は以下をご覧ください。

(続きを読む…)

[DICE 2010] Zyngaに移籍したブライアン・レイノルズ氏がカジュアルゲームについて語る

2010年2月19日 16:45 by katakori
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ソーシャルメディアゲーミング

かつてシド・マイヤー氏と共にマイクロプローズを離れFiraxisを立ち上げたブライアン・レイノルズ氏、Firaxis時代には今なお人気の高いアルファケンタウリやコロナイゼーション、そしてCivilization IIを開発、その後はBig Huge Games社を立ち上げRise of NationsシリーズやAge of Empires 3: The Asian Dynasties等、多くのシミュレーションタイトルに携わってきた同氏ですが、2009年の6月からカジュアルゲームの雄として知られるZyngaに移籍しています。

DICE 2010にはこれまでのハードなイメージとは全く違う分野に見えなくもないカジュアルゲームの分野で活躍する事となったブライアン・レイノルズ氏が登場、近年大きく注目を集めるソーシャルゲーミングビジネスについて講演を行いました。

Zyngaは多くのプレイヤーを抱えるMafia WarsとFarmvilleを運営しており、レイノルズ氏によるとたった5週間で開発されたFarmvilleは現在3100万人以上のプレイヤーを抱えており、それらのユーザーのうち3~5%のユーザー(93~155万人)が実際に少額課金を行いながらゲームを楽しんでいるそうです。

レイノルズ氏は伝統的なゲーム開発とソーシャルゲームタイトルの開発の相違について、巨額の開発費がかかるビデオゲームタイトルと数十万ドルで開発可能なFacebookアプリとの間にある資金的な問題、そして年単位で掛かる開発と迅速な開発が可能なスピード感の差を挙げています。

これらのフットワークの軽さに対してソーシャルゲームはリリース後のアップデートや管理、そして多くの投資を必要とする事を挙げています。ソーシャルスペース上にいるゲーマー達の所在は非常に不安定で、さらに多くの選択肢が存在している事から、プレイヤーに自社のゲームを再訪するようアピールする事は非常に重要であると説明しています。

さらにプラットフォームがWebであるという事の利点として、プレイヤーからのフィードバックと、それに対してレスポンスの早い開発側の対応でユーザーのニーズを満たすことが出来ることを挙げています。そして氏はMafia WarsとFarmville両タイトルの成長を図表化したグラフを提示し、週末等の現実生活とプレイヤー層の増減について興味深いリンクを示唆しています。

しかし実際には山の様にあるソーシャルタイトルの中で成功するデベロッパはほんの一握りで、氏はこの理由についても言及、すぐにプレイを止めてしまうユーザーが何故止めてしまうのかという部分に着目、本当に単純な理由ではあるもののロード時間がクリティカルな問題になると考えを述べています。そしてこうした最も初期の簡単なハードルを越えたユーザーはすぐにフレンドを招待して連れてきてくれると加えています。

そして氏はゲームの大きさ(カジュアルゲームの場合ゲームの規模が大きいとユーザーは混乱します)と単純さ、常に最小を目指す投資の規模、テーマカラーの選択の重要性などについて触れ(氏によるとピンクが最も成功した色との事)、カジュアルゲーム開発の難しさや視点の重要性について説いています。

長々とご紹介してきましたが、ここまで読めばハードなシミュレーションタイトルを多く手掛けてきたブライアン・レイノルズ氏とカジュアルゲームの関係に感じた最初のミスマッチ感に、不思議な調和が感じられさえします。どうやらレイノルズ氏がこれまでの経緯を経てたどり着いた場所はソーシャルスペースの上に存在する人とビジネスを元にしたリアルなシミュレーションゲームの様な世界だったようです。

昨年のスタートアップ投資で最も巨額の資金1億8000万ドル(約165億円)を得たロシアのZynga、ここに天才ブライアン・レイノルズ氏が加わって仮想コミュニケーション上のトランザクションモデルをクラウドのようにコントロールするその様は、すでに現実を越えた何かの様にも感じます。国内でも注目を集めるソーシャルビジネス、現在海外では既に始まっている淘汰が終わった後、さらなる成長分野となるのか否か、注目です。

情報元及びイメージ:GameInformer

[DICE 2010] さらなる広帯域化がより大きな著作権侵害を産み出す「OnLive」のStephen Perlman氏が講演

2010年2月19日 15:21 by katakori
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「OnLive」

現在ラスベガスのRed Rock Resortで開催中のゲーム開発者の祭典D.I.C.E. Summit、すでに様々なニュースがアナウンスされていますが、リリース関係のニュースのみならず技術的な話題や文化的な取り組み、そしてゲーム業界の動向といった部分にも大きくスポットが当てられており、興味深い講演が数多く行われています。

そんな中クラウドゲーミングサービスのフロンティアである「OnLive」のボスStephen Perlman氏もDICEに登壇、より広帯域の早いブロードバンドサービスがさらに高いレベルの著作権侵害をもたらす事になるとセッションで語りました。

Perlman氏は音楽とビデオ産業のこれまでの状況を引用し、ここからゲーム業界が学習するべきだと発言、著作権侵害が常にこれに先立つ1つステップであると述べ、音楽がCDメディアからiTunesに代表されるようなオンラインサービスに移行した事、映画やビデオも同じ方向に進んでいる事、すでに多くの消費者がテープメディアではないデジタルビデオレコーダーでTVを視聴している事を挙げて、物理媒体が非常に早いスピードで衰退していると分析しました。

これらの一般的な状況からビデオゲームも同じようにシフトしていくだろうと述べ、すでにベータテスト段階に入っているOnLiveのアドバンテージをアピール、そして満足なクオリティを提供するために6ヶ月毎にサーバーのアップグレードを行うと述べてから、テクノロジーデモを行いました。

今回のデモンストレーションでは現在ベータテストでも稼働中のUnreal TournamentとBurnout Paradiseの実演が行われた様子でスムースなプレイぶりをアピールした様です。また、既にアナウンスが行われていた携帯デバイス対応の実演としてiPhoneでのCrysisデモについても言及、数秒間だけチラ見せした様です。

Perlman氏は北米サービスのサーバー状況についても触れ、以前当サイトでお知らせしたベータテストの遅延問題に絡んで現在3箇所に用意しているデータセンターの数を5箇所に増やす事を明らかにしました。これにより北米全体がカバーされ、データセンターから1000マイル以上の距離のクライアントで発生していた50~80ミリ秒程度のレイテンシが解消されると述べています。

今回の講演の映像

すでに当サイトではファイナンスのニュースやクライアント端末の価格のニュース等、様々なOnLiveに関するニュースをお伝えしています。興味がある方はこちらのOnLive関連情報の一覧からご確認下さい。

情報元:VG247

ソニーのケンブリッジスタジオがモーションコントロール対応の新IPを開発中か

2010年2月19日 12:19 by katakori
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Sony

Killzone 2やEyeToy、PSP版のLittleBigPlanet等多くの開発に参加してきたソニーのケンブリッジスタジオがどうやら新IPの開発に取り組んでいる様子です。先日のPlayStation Jobsサイトが更新され、同スタジオがPS3タイトルの経験豊かなリードエンジニアを募集している事が明らかになりました。

この募集要項にはPS3のゲームタイトルのためのエンジニアチームを率いる為の経験者を必要としている事、そして新IPの文字も記されており、PlayTVやHomeのようなアプリケーション的な物ではないタイトルを計画している事が判ります。PS3リリース以降PlayTVやPSPタイトルの開発が多かった同スタジオですが、この新IPはこれまでの同スタジオのノウハウを活かしたモーションコントロール対応のタイトルになるとも噂されており、続報が気になる所です。

情報元及びイメージ:That VideoGame Blog

GSC Game Worldが「Metro 2033」を開発する4A Gamesを盗作で非難、4Aが否定

2010年2月19日 11:53 by katakori
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「Metro 2033」

Stalkerシリーズのリードプログラマーと技術的なアーキテクトを手掛けていたOles Shishkovtsov氏が中心になって新設された4A Games、現在処女作となるシュータータイトル「Metro 2033」のリリースを控え、その高度な技術とロシアらしい喧噪と埃にまみれた世界観に大きな注目が集まっています。

そんな4A Gamesに盗作の噂が持ち上がりニュースになっています。出所はStalkerシリーズを手掛けるGSC Game Worldの創立者Sergey Grigorovich氏で、同氏はShishkovtsov氏がGSCを去る際に自身のデスクからX-rayエンジンの技術的な何らかを持ち去り、4Aエンジンに利用したと考えている様です。

Digital Foundryで行われた4Aに対するインタビューでOles Shishkovtsov氏はこの噂について「両エンジンに関係は全くない」と否定、X-rayエンジンがマルチスレッドに無力である事、そしてネットワークコードが弱くエラーが起こりやすいシステムである事、リソースやメモリ管理のストリーミングが禁止されている事等を挙げ、X-rayエンジンがPC向けに定義されたエンジンであると述べ、コンソール対応を念頭においた4Aエンジンとは技術的な哲学が根本的に異なるので、コードを共有する事が出来る箇所などはほとんど存在しないと主張しています。

Shishkovtsov氏はこれらを以て疑惑に関する最終的な答えは”ノー”だと述べ、X-rayと4Aはコードを共有しておらず、またそうする事は可能ではないと強く否定しています。今週末にDigital Foundryで4Aエンジンに関する技術的なディスカッションがされる予定のようなので、何らか続報等あれば改めてお知らせしたいと思います。

Stalkerシリーズが本当に唯一無二の素晴らしいタイトルである事に間違いありません。しかしすでに1.6までコンマアップデートが果たされたX-rayエンジンは長年に渡って大幅な増築工事を繰り返して肥大化してきており、DX11対応も果たしてはいるものの、アセット管理なども含め所謂近年流行のモダンなエンジンとは言い難い所があるのは事実です。もちろんそこがMOD文化的には功を奏したメリットでもあったわけですが、Shishkovtsov氏が言うとおり、現在判っている4Aエンジンの情報を見る限りX-rayエンジンからの盗作と言われると少しピンと来ないのが正直な感想です。

期待の大きい両タイトルに起こったこの騒動、どういった展開が待っているか動向が気になる所です。

情報元:Gameinformer
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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