昨日サンタモニカ空港で開催された「Call of Duty: Black Ops」のローンチイベントはオープニングアクトをメタリカが務める等、Activisionらしいど派手なイベントとなりました。そんなイベントの様子をまとめた映像がようやく登場、大量のセレブ達と共にメタリカのメンバー達、さらにはBobby Kotick氏も姿を現し、会場の異様な熱狂が収められています。
さらに会場では空軍、陸軍、沿岸警備隊、海兵隊、海軍、州兵に所属するCoDシリーズファンのアメリカ軍兵士達がそれぞれ6つをグループが結成しBlack Opsのマルチプレイトーナメントが開催、そのトーナメントの様子も映像には収められており、Activision自身が設立した退役軍人への福祉団体CODEへの寄付や後述のBobby Kotick氏の発言など、アメリカ軍との親和性を強調するActivisionの姿勢が強く表れています。
ローンチイベントに登場したActivision BlizzardのボスBobby Kotick氏は退役軍人達に対し100万ドルの寄付を発表、そして「Call of Dutyは”敬意”」だと明言、続けてCall of Dutyは勇気と献身、そして世界におけるアメリカとアメリカ国民の自由を守護する為に犠牲となった人々への捧げ物であると語りました。
そしてCall of Duty: Black Opsがこれまでの歴史で最も大きなエンターテイメントローンチになるポテンシャルを秘めていると強調しました。また氏はActivisionのQ3会計においてBlack Opsが5100万ドルの利益をもたらすとも語っています。
さらにActivisionのCFOを務めるThomas Tippl氏は近年の娯楽プロバイダ達がより短くなる消費スピードや引き留められない顧客の問題などコンテンツ消費の問題を抱えている事を指摘し、Call of DutyフランチャイズはModern Warfare 2のセールスにも見られる様により長い成長カーブを持っている事をアピールしています。
Call of Duty: Black OpsではModern Warfare 2と同様にMad CatzからBlack Ops仕様の周辺機器があれやこれやとリリースされる事は既にお知らせ済みですが、その中にはゲーミング用メガネも含まれており、正直あまりの斜め上さに驚いたものの詳細は明らかにされていませんでした。
昨日ついにこのBlack Opsのプロゲーミングメガネの詳細が登場、70年代風なちょっと懐かしめのフォルムにUSBメモリのドッグタグも付属、発表時に含まれていたマイク機能はどうやら含まれていない模様です。
なお、このメガネはGUNNAR Optiks i-AMPRレンズを採用しており、装着すると画面のコントラストが増加、映像のディテールを光学的に向上させる事でより正確なプレイを補足する物だとの事。本当にこんなので強くなるとは1mmも思えない上にこれを掛けてプレイしている様はとてもじゃないが人に見られたくない!という訳で羞恥系ネタアイテムとしてのポテンシャルは類を見ない程に大きい……と思います。
Call of Duty: Black Opsの公式Facebookにてイギリスでのローンチイベントが11月8日に開催される事が明らかになりました。案内に公開されたイメージには、なんとピンク・フロイドのAnimalsのジャケットで知られるテムズ川沿いに聳え立つBattersea火力発電所跡にて行われる事が記載。どうやらイギリスのローンチイベントもアメリカに負けず劣らず盛大な物となりそうです。
ローンチを控え北米では8日深夜からの販売についてもアナウンスが登場し始めています。GameStopの4400店舗が午後9:30分にオープンする事を発表、GameStopの上級VPを務めるBob McKenzie氏はGameStopが深夜販売の為に開店するこの数がCall of Duty: Black Opsが2010年を代表するゲームである事実を証明していると述べ、Call of Duty: Black Opsの存在自体が今年最大のゲームイベントとなるだけでなく、GameStop史上最大のローンチにもなるだろうと語っています。
また、Best Buyは700店舗で深夜販売を午後10時から開催、Call of Duty: Black Opsを3D立体視で楽しむ為の3Dホームシアター関係の商品なども併せてセールを行うとの事。
これらに加えて元々24時間営業のWal-Martも存在しており、いずれ恐ろしい規模の深夜販売となる事は間違い無さそうです。
さらにTreyarchはGoogleマップを利用した販売店の検索システムを発表、Zipコードを入力するだけでCall of Duty: Black Opsが購入できるGameStop、Best Buy、Wal-Martの店舗が案内される便利なサービスとなっています。国内では関係ないのが悲しい現実ですが、これもCall of Duty: Black Opsのローンチの巨大さを物語る様なプロモーションだと言えそうです。
これまでお知らせしたローンチイベントや販売規模等の大きさは相当な物で、ビジネス的な側面から見た場合にはCall of Duty: Black OpsのローンチがModern Warfare 2の記録を塗り替えるか否かが、やはり今後の大きなポイントとなる事は間違いありません。
そんな中、Janco Partnersの経済アナリストMike Hickey氏がCall of Duty: Black Opsのローンチ規模について、Black OpsがQ4の期間中に世界で1800万本以上を売上げ、8億1800万ドル以上の売上げを生み出すだろうと発言しました。
なお比較の為にModern Warfare 2の記録を記しておくと、2009年11月9日のリリースから1月18日までに2000万本セールスを超え10億ドルの売上げを達成、ローンチから24時間で470万本を売り上げています。
司会のJimmy Fallon氏がいつも愉快なNBCのトーク番組”Late Night With Jimmy Fallon”にKudo Tsunoda氏が登場し、Jimmy Fallon氏と共にKinectを実演、相変わらずハイテンションでオーバーリアクションなパフォーマンスでKinectの楽しさを紹介しました。
さらにHarmonixのDance Centralもプレイ、Jimmy Fallon氏の見事なリズム感とおっさんセンスが炸裂する滑稽&キュートなリアクションは必見。そして先日のオプラ・ウィンフリー・ショーと同様、会場参加者全員にKinectバンドルのXbox 360本体をプレゼントしています。
マイクロソフトはKinectをコントローラーでは無く重要なプラットフォームとして認識していると明言しており、ローンチ前後のもってけ泥棒的な大規模プロモーションにはインストールベースビジネスを強く意識したマイクロソフトの本気が感じられます。
昨晩Game InformerにてGame Informer誌12月号のカバーアートが公開、多くの人気キャラクターが一堂に会する様子が印象的に描かれた素晴らしいアートワークが登場しました。
このカバーアートはアーティストSam Spratt氏の手による物で、横長の一作品として描かれたイメージの一部が表紙として採用されており、マスターチーフやクレイトス、ドレイクにレイトン教授からアンドリュー・ライアンまでゲーム文化を象徴する重要キャラクター達が描かれています。
この歴史を振り返る様なカバーアートと共に12月号のGame Informer誌では、これまでのゲームの歴史におけるGIが選ぶトップ200タイトルの発表に加え、ここ10年間のトップ30キャラクターを発表、年末に相応しい特集が28ページ以上のボリュームで掲載されています。
この他にもGears of War 3のハンズオンレポートや、5th Cellを率いるJeremiah Slaczka氏が語るスタジオの将来や3DSとKinectに対する評価を語ったインタビュー、Diablo IIIやDota 2、Homefront等のプレビューも掲載されているとの事で、発売が今から楽しみな内容となっています。なお、以下の画像はクリックすると大きなイメージで確認できます。
いよいよ国内版もリリースされたシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、今作の開発はBethesdaではなくObsidianが担当しており、ゲームデザインを務めたChris Avellone氏はこれまでに旧FalloutシリーズやIcewind Daleシリーズ、Neverwinter Nights 2を手掛け、さらに本来Fallout 3としてリリースされる予定だったVan Buren(2003年キャンセル)にも深く携わった人物で、Fallout: New Vegasは所謂本家によるシリーズ新作と呼んでも過言ではない内容となっています。
また、New VegasはFallout 3をベースに進められた物ですが、Kamikazeを含む懐かしいTrait要素の復活(LV1の初期Perkとして選択)や低INT時の追加選択肢の復活、さらにはBarterやSpeechといった非戦闘系スキルの重要性と効果も強化され、Fallout 3が持つオープンワールド的な楽しさの上に旧シリーズが持ち合わせていた深い物語性やプレイスタイルの柔軟性が強化されています。
と、前置きが長くなりましたがこの様な経緯と共に、New Vegasではキャラクターの戦闘能力を重視せずともクリア可能である事が以前より語られていました。そんな中、遂に人間もクリーチャーも一切Killせずに本編クリアを果たしたプレイヤーが登場。その内容を証明する統計結果を公開しました。
このプレイヤーによるとクリアは51時間程度で、幾つか断念したサブクエストが存在した事が記されています。スキル選択等に関する具体的な情報は控えますが、完全なノーキルが実際に可能であった事はNew Vegasのプレイ性の深さに加え今後も様々なやり込みプレイに夢が膨らむニュースだと言えそうです。後の問題はバグfix、頑張れObsidian!
先日Electronic ArtsのBen Cousins氏がBattlefield新作を予告していましたが、昨晩基本プレイ無料の現代戦FPS「Battlefield Play4Free」がアナウンスされました。リリースは2011年春を予定しており、既に運営中のフリーミアムタイトルBattlefield Heroesと同様にマイクロトランザクション課金が用意されています。
Battlefield Play4Freeはシリーズタイトルらしく様々なビークルが登場し、32人対応を果たすサンドボックスタイプのゲームプレイを実現。発表に併せて公開されたトレーラーもその一端が垣間見られる内容となっています。
本作はBattlefield 2のポピュラーなマップとBad Company 2のクラス制とパワフルな武器が組み合わされたユニークなコンボを実現している事も記されており、ゲーム自体がBattlefield Heroesと来るBattlefield 3にリンクする物になる事が明らかにされています。
また、Electronic ArtsのBen Cousens氏がロンドンで開催中のLondon Games ConferenceにてBattlefield Play4Freeのフリーミアムビジネスについて言及、現在のゲーム産業は消費者行動によりリードされており、今後2年から5年を掛けて市場がひどく分裂した物になると予想。
そしてElectronic Artsやその他のパブリッシャー達は今後コンソールメーカーからTVスクリーンを奪う必要があると明言、今後メーカーがプラットフォームのオープン化を進めなければ、今後基本無料プレイのマーケットとユーザー達が自ら次の世代のコンソールを必要とするか問う事になるだろうと大胆な予想を語っています。
Electronic Artsは昨今デジタル販売の強化を強く進めており、今回のBattlefield Play4Freeは遠くない未来を見据えたEAの戦略的な役割を担う一タイトルだとも言えそうです。
今朝方から突如PS3版「Call of Duty: Black Ops」に地域マッチメイキングが存在していないとの噂が噴出、David Vonderhaar氏のTwitterにはキレ気味の罵詈雑言が寄せられていましたが、Vonderhaar氏からははっきりした答えが得られず、お知らせして以降さらに問題が複雑化していました。
そんな中、お馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏がシンプルにこの噂を否定、噂が真実では無く、PS3にはXbox 360と同様の地域別マッチメイキングを持っていると明言しました。
マッチメイクや分割スクリーンの詳細については以前にdoope!でもお知らせしており、北米Playstation.Blogでも地域マッチメイキングに関する同様の記事が公開されています。どうもVonderhaar氏のはっきりしない様子が不可解ではありますが、一先ずJosh Olin氏の言うとおり今回の噂は誤った情報だった模様です。
先ほどお知らせしたスピルバーグ監督とEAによるLMNOプロジェクト等、ゲーム開発の歴史の中で日の目を見る事のなかったコンテンツ特集が1UPにて行われており、LMNOに続いてGod of War IIIに採用されなかったコンテンツを映像で紹介しています。
映像にはGod of War IIIのディレクターStig Asmussen氏が登場し、”実にクールなキャラクターだった”と評価する”Ixion”(ロードウォーリアーズからインスパイアされたキャラクターとの事)の存在やリリース時に話題となったカットされたエンディングについても言及、ガイアとゼウス、クレイトスが登場する該当パートの様子が映像に収められています。
この映像は先日PSPでリリースされた”God of War: Ghost of Sparta”のローンチを祝い公開された物で、「God of War II」で採用されなかったアトランティスレベルの開発段階の映像がたっぷりと収められ、デザインスケッチと共に普段あまり目にする機会の無いレベルデザインの様子が確認出来る貴重な映像となっています。
2008年にリリースされたWiiタイトル”Boom Blox”で手を組んだElectronic Artsとスティーブン・スピルバーグ監督ですが、2007年にはBoom Blox(当時のプロジェクト名は”PQRS”)以外にも「LMNO」がアナウンスされていました。しかし続報はなかなか聞かれず、とうとう先日Electronic ArtsがLMNOの正式なキャンセルを明らかにしました。
このLMNOは数点のアートワークが公開されており、ETが可愛い女の子になったら……的な印象のAIキャラクターとの協力プレイが盛り込まれた”逃げる”事に特化したゲームプレイが特徴のタイトルであった事が伝えられています。
また、開発の一環としてデベロッパがゲームの目標を判りやすく映像で表現するために作成されたターゲットフッテージを1UPが本日公開、AI制御でプレイヤーと協力する前述のキャラクター”イブ”が登場し、本作がテーマにしていたゲーム性の高そうな”逃げる”様子が短いながらもしっかりと収められています。
スピルバーグ監督とのプロジェクト頓挫には様々な予算・ビジネス的な問題があったかと予想されますが、EA側でLMNOをコントロールしていたのが2008年にEAを退社したNeil Young氏だった事が1UPの特集記事等で明らかにされており、この他にもLooking GlassやEidosでの活躍で知られるカリスマ的な開発者Doug Church氏などもプロジェクトに参加するなど、最高のチームとも思えるオールスターチームの難しさが逆に仇となった模様。
しかしタイトルのコンセプトやユニークさは今も衰えを見せておらず、魅力的に思える事が残念でなりません。
かつて2003年にInfinity Wardにより開発された初代”Call of Duty”、元々Infinity WardはElectronic Artsの下で”Medal of Honor: Allied Assault”の開発を進めていた2015, Inc.の開発者達(MoHAAのプロジェクトリーダーも含む)が独立して起ち上げたスタジオで、Modern Warfare以降のCoDシリーズの大成功を経たその後のInfinity Wardの数奇な運命は皆さんの記憶に新しい事件ではないでしょうか。
そういった大きな物語性も含め、まさにモンスターフランチャイズとなった「Call of Duty」シリーズですが、この2003年以降のタイトルでどのような進化を遂げてきたのか、判りやすく各タイトルのプレイをまとめた映像をIGNが公開、Call of Duty: Black Opsのローンチを控え非常に感慨深い映像となっています。
今回は簡単に担当デベロッパやリリーススケジュールなど、シリーズの変遷をまとめてご紹介。今後もコンスタントに登場するであろうCoDシリーズの歴史をざっくり理解するにはちょうど良い機会ではないでしょうか。
■ Call of Duty
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2003年10月29日
- プラットフォーム:Windows、Mac、N-gage、Xbox 360(XBLA)、PS3(PSN)
- 概要:第二次世界大戦が舞台、シングルキャンペーンではアメリカ、イギリス、ソビエトの視点から3種類のシナリオを用意。PC版のマルチプレイは32人対戦、コンソールは8人
■ Call of Duty 2
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2005年10月25日
- プラットフォーム:Windows、Mac、Xbox 360
- 概要:第二次世界大戦が舞台、前作同様アメリカ、イギリス、ソビエトの視点から描かれる。PC版のマルチプレイは64人対戦を実現、コンソールは8人。リリース後にマップパック等のDLCも登場。
■ Call of Duty 3
- 開発:Treyarch
- リリース:2006年11月7日
- プラットフォーム:PS2、PS3、Wii、Xbox、Xbox 360
- 概要:前作と同様に第二次世界大戦が舞台にしているが、キャンペーンはアメリカ、イギリス/フランス、カナダ、ポーランドの視点から構成。3種類のDLCが登場。マルチプレイにはクラス要素も登場している。
■ Call of Duty 4: Modern Warfare
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2007年11月5日
- プラットフォーム:Windows、Mac、PS3、Wii、Xbox 360、DS
- 概要:現代戦へと生まれ変わったご存じModern Warfare、ここからCoDシリーズの成功はある意味異質な物になっていく。
■ Call of Duty: World at War
- 開発:Treyarch
- リリース:2008年11月11日
- プラットフォーム:Windows、PS3、Wii、Xbox 360
- 概要:再びWWIIを描いた本作にはゾンビモードが初登場している。
■ Call of Duty: Modern Warfare 2
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2009年11月5日
- プラットフォーム:Windows、PS3、Wii、Xbox 360
- 概要:ご存じモンスタータイトルModern Warfare 2、リリースから一年経った今も売れ続ける化け物タイトルであり、旧Infinity Wardの幕引きとなった罪深いタイトルでもある。
昨日正式タイトルが「Infinity Blade」に決まった事がアナウンスされたiOS用Unreal Engine 3を利用したChairのアクションRPG新作ですが、先ほどGametrailersにてデビュートレーラーが公開、携デバイスで動作するとは信じがたい素晴らしいクオリティと迫力の映像が登場しました。
トレーラーには実際のプレイ映像を始め、プレイキャラクターの成長要素として用意されている盾や鎧、武器といった装備品の数々やQTEの様にも見える戦闘シーンなども確認でき、Epicのアナウンス通りInfinity Bladeが携帯デバイス用のAAA且つフルゲームのタイトルである事がありありと感じられる内容となっています。
いよいよ発売まで5日と迫るCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、今年ナンバー1のローンチを目指す本作もいよいよ発売とあって、海外ではイベントや大規模なプロモーションで賑わっています。今回はそんなBlack Opsに関する大量の情報からリーク絡みのネタバレを避け、セールスや周辺販売物、プロモーション関係などをひとまとめにお知らせします。
まずは北米で新たに放送開始されたTVCMの紹介から。上記の映像はオフィシャルなライブアクションCMで”There Is a Soldier in All of Us”(我々の全てに兵士が存在する)と名付けられた物で、女性ビジネスマンやホテルのコンシェルジュやベスト・バイの店員にファーストフードの従業員まで、様々な普通の人達が兵士としてCall of Duty: Black Opsで戦っている事を表現しています。
さらにこのCMにはNBAのスター選手コービー・ブライアントに人気司会者のジミー・キンメルが登場、豪華かつ笑ってしまう程にバカバカしいある意味でBlack Opsの持つ異常な過剰さを見事に表した映像に仕上がっています。このCMはNFLを始めとしたスポーツ番組やレイトショー、ゴールデンタイムなどをターゲットに放送されるとの事。
また、大型量販店として知られるWalmartもCall of Duty: Black OpsのCMを独自に放映、なんと4種類のCMにロングバージョンなども用意してプロモーションを行っています。4種類いずれも紹介しようかとも思いましたがどうにも絶望的につまらないCMだったので1タイプのご紹介に留めておきます。
また本日は海外にてCall of Duty: Black Opsのローンチイベントが行われています。このローンチイベントはサンタモニカ空港の8番格納庫をまるまる会場として借り切り、オープニングにはなんとメタリカが登場しライブ。退役軍人への就職支援などを行うCall of Duty Endowment(CODE)を通じて100万ドルの寄付を募っています。
なお、Modern Warfare 2でも行われていたこのCODEへの寄付について、Activision BlizzardのボスBobby Kotick氏はベテラン退役軍人達の失業者が50万人を超え、アメリカの平均失業率に比べて21%も高い事を指摘しています。
まだ会場での詳細や映像、情報などは登場していませんが、お馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏が会場の写真をTwitterにて公開、賑やかなイベントの一端が垣間見られるイメージとなっています。
昨晩ActivisionがCall of Duty: Black Opsのリリースが行われる11月9日に合わせて、iTunesを始めとしたデジタル音楽販売のプラットフォームにて本作のデジタル版サウンドトラックの販売を開始すると発表しました。
Black Opsのスコアは前作Call of Duty: World at Warや”バフィー 恋する十字架”で知られるSean Murray氏が担当しており、サントラには30曲が収録され、価格は11.99ドルとなっています。
また、11月9日のローンチに併せBrady Gamesからガイド本の発売も明らかになりました。このガイドはハードカバーの限定版も用意されており、全てのシングル・マルチ用マップを始め、アイテムや武器、Co-opモード等に関する情報が掲載されているとの事。上記のイメージはこの限定版の外観で、ファンにはコレクションとしても十分なディテールを実現していると言えそうです。
今朝ほどお知らせしたActivision Blizzardの会計報告でも述べられた通り、月額加入やデジタル販売やライセンスといったビジネスが同社の利益のおよそ半分と言っても過言では無い割合を占めており、以前からActivisionの上役達がCall of Dutyシリーズの課金ビジネスを明日にでも始めたいとの発言を行ってきました。
そんな中ActivisionのEric Hirshberg氏が2011年のCall of Dutyシリーズに過去最大のデジタルコンテンツの提供を行うと投資者向けに報告しました。Hirshberg氏は2011年にCall of Duty: Black Opsの継続的な販売に加えて、新たな強い推進力を持つタイトルを投入するつもりだと発言、Call of Dutyコミュニティに対し最大のラインアップで新しく著しいデジタルコンテンツを登場させる事を示唆しました。
これがCall of Duty: Black Opsを指す物か、それともSledgehammerの新作を表すのか、いずれ2011年に次期CoDが登場するとあれは具体的な動きを見せ始めるのもそう遠くない状況にあるのかもしれません。
今年最大のローンチとも期待されるCall of Duty: Black Opsの登場を控え、Xbox 360のマーケティングディレクターを務めるStephen McGill氏がXbox 360こそCall of Dutyシリーズをプレイする事に最適のプラットフォームだと発言、そしてそれは誰でも知っている事だと挑発的なアピールを行っています。
これがマイクロソフトによる独占的なDLC販売を指している事は明白ですが、後ほど真偽が確認出来次第改めてお知らせしますが、現在PS3版が出荷段階では地域別のマッチメイキングが不可能になっているとの噂が飛び出し注目を集めています。
すでにTwitterなどでTreyarchのDavid Vonderhaar氏がこの問題に対しTreyarchが嘘を付いたと批判を顕わにしたファンと対話、プラットフォームは140文字で説明できない複雑な問題が存在すると述べ、誤りは起こると発言、決して嘘をついた訳ではないとTwitしており、リリース後のパッチで実装されるのか、或いは情報自体が間違っているのか、続報が待たれます。
UPDATE:19:06
※ Josh Olin氏が上述のPS3版に関わる噂を否定するコメントを出し、地域別マッチメイキングが盛り込まれている事を明言しました。
先日人気ゲームデザイナーの三上真司氏率いるTangoをBethesdaの親会社ZeniMaxが買収した事で話題になりましたが、パブリッシャーとしての役割を強化していると思われるZeniMaxが新たに元Starbreezeの開発者達がスウェーデンで起ち上げたデベロッパ「Machinegames」を買収したとの噂が登場しました。
当サイトではStarbreezeについてピーター・モリニュー氏がBullfrog時代に手掛けた名作”シンジケート”のリメイクに携わっている流れで何度かお知らせしてきましたが、同スタジオは評価の高いアクションタイトルThe Chronicles of Riddickの開発なども手掛けています。
これまでStarbreezeは”ジェーソン・ボーン”シリーズの新作も手掛けていましたが、今年3月末にプロジェクトがキャンセル、以降はシンジケートの開発を続けているとされていましたが、今回噂に登場したMachinegamesはStarbreezeの創設者の1人であるMagnus Hogdahl氏を含めたスタジオの重要開発者により2009年に設立されたスタジオである事が明らかになっています。
買収の真偽についてはまだ明らかにされていませんが、MachinegamesのドメインはZeniMaxスウェーデンが所有する物で、スウェーデンの業務記録にはスタジオがZeniMaxスウェーデンと関連する内容が記されているとの事。
Machinegamesが手掛けているタイトルや内容についても明らかになっていませんが、これまでにエキサイティングなAAAタイトルの開発を手掛けている事が語られており、The Chronicles of Riddickを産み出した開発者達による新しいAAAタイトルの登場と、しばらく情報が途絶えているシンジケートの動向に期待が高まる所です。
以前Cliffy BがTwitterでファンからの質問に答えた際に、ゲーム開発者にインタビューするなら誰という質問に対し、Ken Levine氏を挙げた事をお知らせしましたが、その後Ken Levine氏がCliffy Bとディナーを共にする事をTwitし、Cliffy Bの希望がマッハで叶う事となりました。
その後も何度かお互いについて言及する様子がTwitterで見られた2人ですが、遂にCliffy BがIrrational Gamesのポッドキャストにゲスト出演、世界中の人気者であるCliffy Bならではの視点からデベロッパや開発者達の重要性を語っています。
また、Ken Levine氏と共にIrrational GamesのChris Remo氏も議論に参加、ゲーム産業の中でもアンバサダー的でユニークなポジションを担うCliffy Bの役割について語り、ゲーム産業のセレブリティの考察と共に、ゲーム業界の危機的な状況、ゲーム開発におけるチームベースでの具体的な開発プロセスなどについても言及されています。
さらにCliffy Bはお気に入りの”Heavy Rain”についても言及、Heavy Rainが女性向けのゲームとして申し分無い物だと発言、自身の作るタイトルが所謂男性向けである事に触れ、決して女性嫌いな訳では無いが、所謂昨今のグレートなゲームが女性向けでは無いと明言しています。
そして、Heavy Rainが実際の犯罪を用いたタイトルである事を指し、「女性はこの世で2つの物が好きだよ、Queso Dip(※1)と現実の犯罪さ」と発言、ソニーがHeavy Rainを女性誌にプロモーションしていれば2倍は売れただろうねと分析しています。
(※1:Googleイメージ検索にリンクしています)
という事で、スタジオとフランチャイズ、ゲーム産業の枠を超えて支持される巨星の2人がこうやって今後の産業について真剣にかつ愉快に、そしてオープンに語り合う様はまさに現在が海外のゲーム産業が黄金時代に入っている事を反映する印象的な出来事とは言えないでしょうか。
先日”TimeSplitters”復活の噂をお知らせした、かつてFree RadicalとしてHazeやTimeSplittersシリーズを手掛けた現Crytek UK、2009年2月のCrytekによる買収以降は主に「Crysis 2」のマルチプレイパートの開発に務めています。
そんなCrytek UKのボスKarl Hilton氏がGamasutraのインタビューに応じ、Crytek UKとなって以降のスタジオの状況やCrysis 2でのマルチプレイ、前述のTimeSplittersなどFree Radical時代のIPについて等、様々な状況について言及、そしてCrysis 2のライバルがCall of Dutyタイトルだと明言、これらを超えるタイトルにしたいとアピールしています。
買収によりCrytek UKとなったFree Radicalはスタジオ自体も移転しており、現在はノッティンガムの郊外に居を構え、18ヶ月に渡ってCrysis 2のマルチプレイパートの研究と開発に専念。この間にスタジオは雇用も進めており、90人規模となったスタッフのほとんどがCrysis 2の開発に関わっているとの事。
なお、スタジオ内部にはエンジン技術の研究開発に携わるチームとCrysis 2のマルチプレイ開発チーム、そして新しいアイデアのプロトタイプを作成する数人のチームが存在する事が語られています。
また、氏はCrytekの他スタジオについても言及しており、Crytekのブタペストとソフィア、キエフのスタジオそれぞれが強く独立しつつオープンな関係を持っており、それぞれの地域による大きな差がタイトルの開発に有用に作用していると発言、Crysis 2のマルチプレイパートの開発についても、セカンドオピニオンを持っている事がクオリティアップに非常に役立っている旨を明らかにしています。
さらに氏は今後のCrytek UKの活動についても言及、Free Radical時代のIPが全てCrytekの手に渡っている事を明らかにした上で、噂に上っているTimesplittersの続編登場の可能性についてもかなり前向きな姿勢を見せています。
続けて、Crysis 2のマルチプレイがナノスーツの活用や、パルクール或いはフリーランニングといったゲームプレイを実現している事などをアピール。Crysis 2マルチプレイにおける競合タイトルは何かとの質問に対し、Hilton氏は「Call of Dutyゲームは驚異的な記録を持っている」と述べ、Call of Dutyがクオリティ等様々な面からベンチマーク的な成功タイトルだと明言。そしてHilton氏はCoDシリーズが達成するセールスやプレイヤー数をCrysis 2で超えたいとローンチへの意気込みを強く語っています。
昨日はElectronic ArtsとTHQの第2四半期会計報告をお知らせいたしましたが、昨晩Activision Blizzardも第3四半期の会計報告を発表、Call of DutyやWorld of Warcraft、StarCraftといった有力フランチャイズの好調により前年からの大きな成長を果たす結果となっています。
Activision Blizzardの今四半期売上高は7億4500万ドルに達し、利益は前年Q3の1500万ドルから大きく成長し5100万ドルに達しています。なお、前年Q3の売上げは7億300万ドルでした。
売上の内訳はプロダクト販売が3億9700万ドル、加入やライセンスと雑収入の合計が3億4800万ドルに達しており、デジタル販売の売上げが前年から15%の成長を果たしています。
Activision BlizzardのCEOを務めるBobby Kotick氏は今回の良好な会計状況について、予想以上の結果だと評価、Call of Dutyフランチャイズに加え、World of Warcraftと初月に300万セールスを達成したStarCraft II: Wings of Libertyの強い成功を挙げています。
さらにKotick氏は最も重要な事はActivision Blizzardが世界中でベストのゲームの幾つかを提供し続けている事だと述べ、ローンチまであと数日と迫ったCall of Duty: Black Opsに続き、World of Warcraftの新拡張パックCataclysmのリリースにより、今年最も大きなエンターテインメントローンチを果たすと明言、今年のセールスが同社のこれまでの歴史の中で最も有益な物になるだろうと強い自信を明らかにしました。
またActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏はPS3とXbox 360のソフトウェアセールスが39%の成長となった事を明らかにしており、Spider-Man: Shattered DimensionsとWarriors of RockがQ3の販売を支えたと評価しています。さらにHirshberg氏は今後のフランチャイズ拡大についても言及し、アジアに向けたフランチャイズの強化を明言、近くこれに関する計画の説明が行われる事を示唆しています。
国内ではエルシャダイのパブリッシャーとして知られるIgnition Entertainmentが5年越しで開発を続けていたアクションタイトル”WarDevil: Unleash the Beast Within”がロンドンスタジオの閉鎖と共にキャンセルになった事をお伝えしましたが、そのIgnitionの親会社UTVがWarDevilプロジェクトの生存を明言、事実確認が求められると共に、何やら込み入った状況にある様子が報じられていました。
そんな中、新たにIgnitionのフロリダスタジオの閉鎖したとの情報をGI.bizが掲載、スタジオに近い匿名筋の情報とされるこの噂によると、先日フロリダスタジオにUTVとIgnitionの数人からなるメンバーが警察官と共に訪れ、ゼネラルマネジャーやプロデューサーを含む70人のスタッフ全員に荷物をまとめて帰宅するように促したとの事。
また、この情報筋はUTVがスタジオに2300万ドルの投資を行い、”Reich”と呼ばれるプロジェクトを進めていたとの事や、このタイトルの開発が思ったように進んでいなかった経緯を語っています。
何やら降って湧いた様な噂ですが、現状ではロンドンスタジオの閉鎖自体もUTVが否定しており、今回の様な噂が登場する事も事態の混迷さの一端を表す物と言えそうです。なお、UTVとIgnitionは開発機能を縮小し、パブリッシャーとしての役割に注力していく事を明言しており、エルシャダイの開発には影響が無い事をアピールしています。
なかなか具体的な情報が出て来ないゲームストリーミングサービスの「Gaikai」、12月中旬から大規模なベータテストが行われる事がアナウンスされていましたが、この大規模ベータが北米の有力ゲームサイトによりホストされる可能性をフロントマンのDavid Perry氏が示唆しました。
これは本日開催されるLondon Games ConferenceでのPerry氏によるスピーカーセッションに先駆けてMCVに語られた物で、氏は現在Gaikaiがローンチの準備が済んだ状態にあり、次期サーバーデザインに取り組み始めていると発言、そんな中ローンチ直前に北米の有力なゲーミングサイトからクローズドβをホストさせて欲しいとのアプローチが有り、スムースに運べば10万人規模のベータテストとなると語っています。
有力ゲームサイトのホストとはIGNか或いはGamespotか詳細は明らかにされていませんが、予定通り12月中旬に大規模ベータテストが開催されるのであれば、アナウンスも近く行われる事になるのでは無いでしょうか。Perry氏は早くサービスをLiveにしたくて落ち着かないと語っており、今度こそ具体的な動きが見られる事に期待したい所です。なお、Perry氏は前述の次期サーバーのデザインを”Server Design 2.0″と口にしており、色々これまでの経緯も含め大丈夫かなぁという気が……しないでもありません。
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