昨日Activisionが元Infinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏に対して起こしていた訴訟の内容を更新し、新たにElectronic Artsを相手取り4億ドル規模の損害賠償を求めていたことが明らかになりました。
このActivisionの動きに対し、Electronic Artsの広報を務めるJeff Brown氏がロサンゼルスタイムに「これはつまらない事と計画的なミスディレクションに満ちた宣伝的なパフォーマンス」「Activisionは、解雇され、ただ彼らの未払いの報酬を正統に得たいと願う2人(Vince Zampella氏とJason West氏)のアーティストに対する明確な対応を持ち合わせていない事実を隠蔽したいだけだ」とActivisionの行動に強い批判を顕わにしています。
なお、今回のActivisionの応訴にEAが加えられるかどうかは法廷が1月に決定を下す予定となっており、年明けからいよいよ具体的な結審に向けて両社の動きが本格化すると思われます。また、Vince Zampella氏とJason West氏を中心とした退職者グループと現Infinity Wardの従業員グループが未払いのロイヤリティー支払いをActivisionに求めた裁判の公判期日は2011年5月23日となっています。
今年の3月2日、Modern Warfare 2の世界的なローンチを果たし、マップパックのリリースを控えていた当時のInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏が突如Activisionから解雇されて以降始まったInfinity WardとActivision、そしてInfinity Wardの2人が起ち上げたRespawn Entertainment、そしてRespawnと手を組んだElectronic Artsを巻き込んだ泥沼騒動はまだ皆さんの記憶に新しい事と思います。
以降壮絶な舌戦が繰り広げられてきたものの、肝心の裁判については具体的な続報が登場せず、進展が見られない状況が続いていました。そんな中、今月に入りActivisionがVince Zampella氏とJason West氏を相手取り4月に提訴した訴訟内容を更新、新たにElectronic Artsも相手取り4億ドル(約335億円)の損害賠償を求めている事が明らかになりました。
今回の更新は4月の訴訟内容にElectronic Artsが関与した事を示す新たな証拠としてEメールの文書等を添付した物で、Vince Zampella氏とJason West氏がCall of Dutyシリーズの失敗を目論み、Infinity Wardを分裂させ、Activisionに甚大な損害を与える為にElectronic Artsと共謀したという衝撃的な内容が含まれています。
Activisionが提出した70ページに及ぶ資料にはInfinity Wardの歴史やCall of Dutyフランチャイズ、Vince Zampella氏とJason West氏に関する情報の詳述と共に、2009年8月に両者がElectronic ArtsのJohn Riccitiello社長と私的な会談の場を持ったとの内容が記され、この会談後2人がElectronic Artsと秘密裏に共謀し機密情報等のやり取りを行っていたと記されています。
また、Vince Zampella氏とJason West氏とElectronic Artsの間を取り持ち”ハイジャック”に関与した人物としてCAA(Creative Artists Agency:ハリウッドのタレント事務所)の所属エージェントSeamus Blackley氏がやりとりしたメールの内容を証拠として添付、この私的な会談について”面白い混乱を遂行する事が出来た”と振り返っている内容が記載されています。
さらにActivisionはVince Zampella氏とJason West氏がElectronic Artsと共謀しCall of Dutyシリーズに携わる他のデベロッパに損害を与える為に動いていたとして、TreyarchのCall of Duty: World at War用DLCのトレーラー公開日にInfinity Wardが手掛けていたModern Warfare 2のトレーラーを故意に公開したと内部からのサボタージュを行っていたと記しています。
この件の証拠としてJason West氏とInfinity Ward社員間に交わされたメールが挙げられており、Treyarchのトレーラー公開を知ったWest氏が社員に自分達の映像を公開する事でTreyarchのプロモーションを破壊し亡き物にしようと語った旨が掲載されています。
さらにActivisionはVince Zampella氏とJason West氏の人格を否定する様な評価を記載しており、彼らの世間的な評価と現実には差異があり、実際の彼らは他のデベロッパや別のActivisionタイトルにスポットライトを奪われるかもしれないという嫉妬に取り憑かれた心の狭い幹部だったと記載、泥仕合にも程がある残念な内容となっています。
という事で、後ほど改めてお知らせしますが、既にElectronic Artsからの反論も登場、本当に目も当てられない酷い状況になっていますが、Vince Zampella氏とJason West氏がActivisionに対して起こした未払い金を含む32億円規模の訴訟に対し、10倍以上の損害賠償を求め反訴したActivisionのトラブルは果たして着地点を見出す事が出来るのか、難しいとは思いますが平和的な解決が訪れる事を希望します。
なお、これまでの経緯をご存じない方、或いは忘れてしまった方に向けて以下に過去の記事を時系列にまとめました。ご興味のある方は是非ご一読をお勧めします。
[2010年3月2日] 噂:Infinity Wardに何らかのトラブルか?様々な情報が錯綜中
[2010年3月2日] 続報:ActivisionがInfinity Wardのボス2人に対する訴訟を準備中か、SECの公式文書から明らかに
[2010年3月3日] 続報:Infinity Wardに何が起こっているか?ボス2人はやはり退社、しかしIWは今なおCoDの中心を担う
[2010年3月5日] Infinity Wardのボス2人が32億円と”Modern Warfare”フランチャイズを求めActivisionを提訴
— この間にInfinity Wardから21名のスタッフが退職 —
[2010年4月28日] 今度はInfinity Wardに残った社員グループがロイヤリティーの支払い等を巡りActivisionを提訴
[2010年4月28日] Infinity Wardが訴訟内容を更新、Activisionが「警察国家」的な体制を作った
本日Infinity Wardの裁判絡みでネガティブな話題が再燃しているCall of DutyシリーズとActivision、「Call of Duty: Black Ops」のセールスが10億ドルを突破しためでたい話題に加えて、DLCの登場や目を背けたくなるようなビジネス絡みの残念な話題など、相変わらず忙しいCoD関連のニュースですが、少しトラブル絡みの話題が増えそうなので、先におもしろネタを紹介しておきます。
という事で、映像は見たまんまの素晴らしい自爆ムービーなわけですが、一体なんでこんな事が起こったのか、エリア外に帰るヘリの視線上にたまたまプレイヤーが居たのか、今後噂の検証ネタともなりそうな愉快映像でした。
来年1月27日にリリースを迎える「ラビッツ・パーティー タイムトラベル」、海外では”Raving Rabbids: Travel in Time”としてリリース済みですが、やはり日本語で遊べるのは嬉しい限りです。
ファミリー向けのパーティゲームとして知られるラビッツシリーズですが、可愛くカオスなラビッツのデザインや見た目とは裏腹にモダンな先進性を備えるゲームデザインなど、見るべき点が非常に多いタイトルでもあります。
そんな本作の公式サイトが先日更新され、ストーリーの概要やゲーム内容の判りやすい解説に加え、本作に纏わるいくつかのトレーラーも紹介されました。また先日お知らせ済みですが年賀状キャンペーンも引き続き行われていますので、ラビッツのキュートさに惹かれた方は公式サイトの情報をチェックしてみては如何でしょうか。
Wiiでリリースされるラビッツシリーズ最新作”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”は2011年1月27日発売、価格は6,090円となっています。
“Prince of Persia Trilogy”に加え、先日は”Splinter Cell Trilogy”の存在も確認されたUbisoftのリメイク作品ですが、これまでの登場した噂にはこれらに加え、Ubisoftの看板キャラクターであるレイマンのトリロジーの存在も語られていました。
そんな噂と関連があるか不明ながら、昨日オーストラリア政府のレーティングサイトにて「Rayman 3D」と名付けられたタイトルがレーティングを通過した事が発見され、3DSタイトルかと注目を集めています。
これまでUbisoftは3DS用タイトルとして、”Splinter Cell: Chaos Theory 3D”や”Combat of Giants: Dinosaur 3D”、”Driver Renegade”、”Ghost Recon Tactics”を発表しており、Rayman 3Dのタイトルはこれらに準拠するタイトル名とも考えられます。
レーティング情報にはプラットフォームやゲームの詳細については記載されていないので、正式アナウンスを待つほかありませんが、今年はMichael Ancel氏の新作としてシリーズ最新作となる”Rayman Origins”も発表されており、久しぶりとなる看板キャラクターの本格的な復活に期待が高まります。
先日リリースされた”Assassin’s Creed Brotherhood”も好調な「Assassin’s Creed」フランチャイズですが、着実な進化と訴求を実現してきたシリーズの更なる展開にはUbisoftもかなり意欲的で、コミック展開やスピンオフなど、Assassin’s Creedワールドの構築に余念がありません。
そんな中、既にちらほらと囁かれ始めているシリーズの次回作について、第二次世界大戦テーマの作品になるとの噂に加え、シリーズにストラテジータイトルが登場する可能性が明らかになりました。
上に掲載したイメージはUbisoftがリリースしているFacebookゲーム”Project Legacy“の物で(※ プレイにはFacebookアカウントが必要です)、ネタバレを防ぐ為詳細は伏せますが、これをプレイする事で得られる情報に、第一次世界大戦時の物と考えられる兵器の破壊などを目的したミッションの概要が登場、詳細なその内容は新作のティザーとも見受けられる内容で注目を集めています。
これだけであれば、ロシアでのツングースカ大爆発に絡む物語をコミックで展開し、エジプトや中国などの舞台も既に登場しており、第一次世界大戦設定も”さもありなん”と言った所ではあります。
しかし、昨晩Ubisoftの公式TwitterがAssassin’s Creedの未発表タイトルに取り組む開発者を募集しているとtwit、なんとプロジェクトチームが米ソ冷戦のifをテーマにしたストラテジータイトル”World in Conflict”シリーズを手掛けるUbisoft Massive(旧Massive Entertainment)内に編成される事が明らかになりました。
Massive Entertainmentが手掛けたGround ControlシリーズとWorld in Conflictシリーズは共にRTSタイトルで、この事がAssassin’s Creedシリーズにストラテジータイトルの登場を示唆していると噂されている訳ですが、前述の第一次世界大戦要素も踏まえて考えるとなかなかに夢の拡がるこの噂、一体どんなプロジェクトが水面下で進行しているのか、今後の動向に注目です。
かつてローンチ後にリリースされる事が明言されていたPC版「Call of Duty: Black Ops」のMODツールがいよいよ具体的な動きを見せ始める模様です。
先ほどお馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーを務めるJosh Olin氏が自身のTwitterにて、PCコミュニティに良いニュースがあると語り、MODツールの開発が進められている事を改めて明言し、今後さらなる詳細が発表されると予告を行いました。
一体どの様なツールがリリースされる事になるのか、公式MODツールのリリースを前に既に幾つかのバランス調整MODの開発なども進められているPC版のUCCコミュニティの動きがいよいよ本格化する事となるか、続報をお楽しみに!
今年に入りHDコンソールの普及が本格化しはじめた南米ゲーム市場ですが、南米の中心的な市場であるブラジルで遂に「PlayStation Move」が販売開始された事が明らかになり、その価格がなんと468ドル(約 39,000円)という恐ろしい価格設定になっている事で注目を集めています。
ブラジルでのMoveの販売価格とされている799レアル/468ドルは、バンドルモデルの価格では無く、あくまでMoveコントローラー自体の価格となっており、同様にXbox 360用のモーションコントローラーKinectもかなり高額な599レアル/418ドルで販売されているとの事で、かなり不思議な価格設定となっている模様。
なお、ブラジルのゲームサイトGameGenerationによるとこれまで輸入業者がこの価格で販売を行っていたものの、12月17日にSony BrazilがMoveの公式発表を告げるプレスリリースを発表、なんとこの799レアルが最終的な公式価格と決定した事が明らかになっています。
ブラジルでは非常に高い関税が掛けられる事が知られており、どうも無線周りのライセンスや認可などでもコストが増している様子。今後大きなビジネスの可能性を持つとされる南米市場ですが、まだ色々と制度的な問題を含め多くの課題が残されている様です。
先ほど遂に世界的なセールスが10億ドルのマイルストーンに達した事が発表された「Call of Duty: Black Ops」ですが、2月1日に登場する初のとマップパック”First Strike”ローンチに向け、Xbox Liveにてシルバー会員向けに無料のマルチプレイ体験サービスが実施される事が明らかになりました。
開催は1月28日から30日までとなっており、世界中のBlack Opsプレイヤー達と無料で本作のマルチプレイを楽しむ事が出来るとの事。イベントの翌々日にはFirst Strikeマップパックのリリースが控えており、ビジネス的にも再び注目を集めるローンチとなりそうです。
先日は無料DLC”Animus Project 1.0″がリリースされ、1月にリリースされる次期無料DLC”Animus Project 2.0″も発表された「Assassin’s Creed Brotherhood」ですが、マルチプレイに発生していたクリティカルな問題を解決する新パッチが近くリリースされる事が明らかになりました。
これはBrotherhoodの公式フォーラムで明らかにされたもので、この新パッチ(Title Update 3)により、マルチプレイ時のロードがまれに終わらない状態になる問題がようやく解決される事になる模様です。
また、シングルプレイにもスタックやスポーン、fast travel使用時のバグやトロフィーのアンロックに纏わるバグ等の修正が施される事が明らかにされています。
本日Activision Publishingがプレスリリースを発表、Treyarchが開発を手掛け2010年11月9日にローンチを迎えたCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」の売上げがActivisionの内部調査において10億ドルに達した事が明らかになりました。
Activision BlizzardのCEOを務めるBobby Kotick氏は今回の発表について「全てのエンターテインメントの中でCall of Dutyシリーズと映画”Avatar”だけが10億ドルのマイルストーンを速やかに達成した」と述べ、この記録がTreyarchおよびInfinity Ward、Sledgehammerの才能に対して広く世界中から寄せられた賛辞だと語っています。
さらに、販売本数だけでは無く、アクティブなプレイヤーが多い事、そしてプレイに費やされる時間は先例の無い物だと語ったKotick氏は”Call of Dutyはゲームを超える物で、これこそが真実のコミュニティだ”とシリーズに対する自信を顕わにしています。
早くも10億ドルのマイルストーンを達成し、遂に初のマップパックDLCもアナウンスされたCall of Duty: Black Ops、一体今後どこまで記録を伸ばす事になるのか、今後の動向に注目です。
いよいよ本日Xbox 360版のリリースを迎える「Fallout: New Vegas」の第一弾DLC”Dead Money”のスクリーンショットが2枚公開されました。公開されたイメージには先日公開されたトレーラーでも確認された捕らわれのミュータントとエメリウム光線的な何かを放っていたホログラフ映像のキャラクターが登場しており、一体どのような内容が描かれる事となるのか非常に気になります。
Dead Moneyではレベルキャップが35まで解放され、新しい実績と新Perkも登場、価格は価格は800MSPとなっています。さて未だアナウンスの無いPCとPS3版のリリースはどうなるのか、今後の続報に注目です。
大予言が当たったり当たらなかったりするけれども、全て直球勝負で清々しいお馴染みのHipHopのおっちゃん(※ 海外ゲーム情報サイトHioHopGamerShowのホストです)、会うゲーム関係者に無理矢理チャンピオンベルトを渡し、中途半端なラップスキルといつも満面の笑みで楽しそうな人柄に釣られてか、真面目そうで強面の開発者でも何故か長年の友達であるかの様に打ち解ける特殊能力を持ったおっちゃんです。
そんなおっちゃんがVGAのレッドカーペットでNaughty Dogの面々にインタビュー、ボスのEvan Wells氏にChristophe Balestra副社長、クリエイティブディレクターのAmy Hennig氏にアニメーションリードのJosh Scherr氏が揃い、本当に楽しそうな様子でインタビューが行われています。仲良しか!
いつもとは明らかに違うリラックスした笑いに溢れたインタビューでは、さっくりとキャンペーンモードでのタッグチームの戦闘システムでシネマティックなマルチプレイが実現される事などが語られており、今後の続報が楽しみな内容となっています。おっちゃんすげえ!
これまで大手販売サイトなどで発見され、Ubisoftの会計報告ではダウンロードタイトルとして用意されている事が確認されていたSplinter CellのHDリメイク3部作「Splinter Cell Trilogy」の存在をUbisoftが認め、2011年にPS3向けにリリースされる事が明らかになりました。
この3部作にはオリジナルのSplinter Cellと”Pandora Tomorrow”、そして”Chaos Theory”が含まれる予定で、詳細は明らかにされていませんがPrince of Persia Trilogyに似た物になる事、そして3D立体視をサポートする事が判明しています。
いよいよリリースを迎えたBFBC22のマルチプレイ拡張パック「Battlefield: Bad Company 2 Vietnam」、ベトナム戦争をテーマに、4枚のマルチプレイマップ、ベトナム戦争時代の15の武器、6台のビークルを同梱し、価格は14.99ドル/1200MSPとなっています。
Battlefield: Bad Company 2 Vietnamのリリースについて、EAのEric Brown氏は本作がCall of Duty: Black Opsとの一騎打ちを果たす為にデザインされたと語っており、EAのシュータージャンルへの果敢な挑戦が窺えるタイトルとして、今後の人気や動向に注目が集まります。
BioWareが開発を進めている期待の続編「Dragon Age II」ですが、本日Gamezoneにハンズオンプレビューが登場、BioWareがメディア向けにプレゼンテーションを行ったプレビュービルドから判明した新情報やスクリーンショットが公開されました。
ハンズオンでは、戦闘システムの変更点としてメイジとアーチャーに近接攻撃が登場した事、クラスのスキルツリーがクラスウェブとも言えるような拡張性の高い物に改善されている事、そして各アビリティーがそれぞれ強化可能になっている事が明らかにされています。
また、攻撃アビリティーには敵をよろめかせたり、或いは混乱、brittle(武器破壊?)させるチャンスを持った物が用意されており、破壊された敵からの被ダメージが減る事、そして前作で猛威を振るったクラス間で繋ぐコンボが今回も用意されている事が明らかにされています。
また、今作のインベントリは前作をベースにした同様のシステムである事が記されています。しかしクラフト周りは改善されている様子で、前作ではアイテム強化に利用したルーンなどは材料コレクションとして管理され、消費アイテムでは無くなった模様です。
Dragon Age IIでは前作のセーブデータを利用する事が可能で、前作での選択がプレイに大きな影響を与える事が伝えられていましたが、前作をプレイしていない或いはセーブデータを利用しない場合、前作の結末を3種類の内容から選ぶ導入コンテンツが用意されている事が明らかになりました。
この選択肢がどう本編に影響するのか、詳細は明らかにされていません。しかし、その内容は今後日本語版の発売を迎えるDragon Age: Originの完全なネタバレになる事から詳細は伏せますが”誰が王位に就き、誰が死んだか”が記されており、その人選がどう本編に影響するのか非常に気になる内容となっています。詳細を伏せた3タイプの結末は以下の様になっています。
- Hero of Ferelden(Fereldenのヒーロー):Archdemonを倒し5回目のBlightを生き延びた。王位は○○
- The Martyr(犠牲者):Dalish Elfを選択、王国は○○と○○が治める
- No Compromise(和解無し):Dwarven貴族を選択、Fereldenの統治者は○○
前作Dragon Age: Originsでは実に9種類ものDLCがリリースされましたが、GOTYクラスの名作を連発するBioWareの唯一の欠点としてDLCの残念クオリティが挙げられ、昨今だいぶ改善が見られる様になったものの、お布施要素の強い物が並んでいた時期がありました。
正直な所、Dragon Age: Originsでも初期DLCの幾つかはリリース時に組み込まるているべきだったと評されるDLCも存在し、異様にボリュームが少ない物なども見られたものの、後期にリリースされたLeliana’s SongやWitch Huntなどはストーリー的にも素晴らしい物であった事が知られています。
そんな中、Dragon Age IIのリードデザイナーを務めるMike Laidlaw氏が前作のDLC展開に言及、前作Dragon Age: Originsは91のMetacriticを持つ素晴らしいタイトルだったが、100でなかった事が作品に改善点が存在する事を意味していたと語り、オリジナルタイトルの弱点を克服する為にその後のDLC展開を実験場として改善を行っていった事を明らかにしています。
これらの改善がユーザーからのフィードバックを基に行われた事を語ったLaidlaw氏は、Dragon Age IIのDLCでは最新のフィードバックをベースにコンテンツの作成を行う事を示唆、ユーザー達がこれまでのDLCよりも1つ辺りのボリュームがヘビーで大きな物を望んでいる事を学んだと述べ、新要素が見られない単なる追加コンテンツは元から盛り込んでおくべきとユーザー達が感じている事を理解していると強調しています。
先日VGAで公開された新トレーラーには遂に宿敵ヒューゴ・ストレンジ教授がその姿を現し、新しい舞台の広がりを現実的に感じさせる内容となっていました。
そんな本作は完成度の高かった前作をベースに、舞台や登場キャラクター、物語の拡張だけでは無く、戦闘システムやバットマンの可能行動にも大きく改善が加えられており、基本的に1vs1だった前作の戦闘から複数の敵を同時に相手にする事が出来る新しい戦闘システムに進化している事が伝えられています。
これまでに登場したスクリーンショットにもバットマンが敵2人からのパンチを両手で受け止める様子が収められていましたが、本日新たに新戦闘システムの様子が窺える3枚のスクリーンショットが登場しました。
1枚目に掲載したイメージにはバットマンが両足でサイドの敵を無力化した上で、前方の敵に殴りかかっている様子が描かれており、3人の敵を相手に同時戦闘が可能なのか続報が気になる所。また、2枚目のイメージには武器では無く、周辺のオブジェクトを利用して敵のダウンを奪う様子が収められており、こちらも新たな要素として気になる所です。
開発は既にオープニングからエンディングまで通しで完成し、リリースまでひたすらブラッシュアップが重ねられているとも伝えられているBatman: Arkham City、一体どのようなゲームプレイが実現されているのか、未だ登場しないインゲーム映像やプレイ映像の登場に期待が高まります。
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