ユトレヒトのデザイン学校Utrecht School of the ArtsとMonobanda、Metagamaが協力し、ゲームデザイナー達が行うブレインストーミングを支援する為のカードゲーム「Game Seeds」が制作されました。これはカードに描かれたゲームを構成する要素を様々組み合わせる事によって、新しいアイデアを生み出したり、整理したりと言ったデザインの重要なプロセスをカードゲームを通じて楽しく学べるという物。
このGame Seedsが世界的なロンチを果たし、10ユーロで販売が開始されました。これに併せて本ゲームの解説映像が公開されました。この映像がもう悶絶する程に可愛らしい!ぼっこぼこの人形がゲームデザインやカードゲームのルールについて説明してくれますが、もう間と顔が素晴らしすぎて内容が頭に入らない!というか判ってない約1名のおざなりなイェエエエエ!が素晴らしいテイストを生み出しています。
“Sam & Max”のマックスのおざなりさや、セサミストリート、そしてジョー・スパークスのラディスカルとデビルドール等がストライクの人にはきっとたまらないはず!
また、キャラクターの可愛さのみならず、この”Game Seeds”のカードに描かれたゲームの構成要素が非常に興味深い内容となっています。下記のシンボル一覧(※ 画像をクリックすると大きな図で確認できます)では、”探す”、”教える”、”守る”、”組み立てる”、”交換する”、”逃げる”、”戦う”などゲームを構成する基本的な要素が非常に理解しやすいイラストで描かれており、ブレインストーミングを進めていく作業がとても楽しく進められそうなシンプルで洗練されたアイデアに満ちています。
昨日アメリカのホワイトハウスが知的財産被害などに関する長期的な計画を発表し、FBIにおける著作権侵害の調査や抑制をさらに強化する事を明らかにしました。
発表を行った知的財産執行調整官を務めるVictoria Espinel氏は、映画・ゲームを初めとする著作権侵害の対策強化を前提に、現在5人存在する知的財産専門のスタッフに加え、2010会計年度内にFBIのIP専門の特別捜査官を50人以上雇用する計画がある事を明らかにしました。
2008年ブッシュ大統領時代に知的財産執行調整官のポストが誕生して以降、年を追って体制強化が図られてきた米国の著作権侵害に関するFBIの動きですが、今回の大きな拡大を以て数十兆円規模とも言われる著作権侵害の被害に一定の効果を期待したい所です。
なおE3の運営やESRBレーティングの管理などを行うEntertainment Software AssociationのMichael Gallagher社長はこの体制強化について、国外の市場も含め産業の成長に重大な決定であると強く評価する意向を明らかにしています。
1967年にRalph H Baer氏が開発したBrown Boxの登場以来、ビデオゲームが誕生して早40年が過ぎ、現在は第7世代のビデオゲーム時代とされています。各世代毎に様々な流行や人気メーカの隆盛と衰退、そして世代交代が行われてきました。現在の第7世代ではハードウェアや映像技術の表現も格段に進化し、モーションコントロールや3D技術など大きな変革の時代を迎えています。
そんな近年のゲーム産業の中で、ゲームのトレンドを自ら創出し多くのフォロワーを産むオリジナルとも言える17社のデベロッパを海外情報サイトのGames Thirstが選び発表しました。並んだデベロッパと代表的なタイトルを見れば確かに納得の布陣で、とても興味深いラインアップとなっています。
3DSの発表と豊富なラインアップでE3で大きな注目を集めた任天堂ですが、海外メディアのVenture Beatにて任天堂の岩田社長が近年世界的な経済状況などと併せて囁かれるゲームセールスの低迷について発言、「私はビデオゲームのセールス低迷を世の経済状況を理由にすべきではないと確信している」と語り、「セールスの低迷は誰もが購入したくなるような偉大なソフトウェアが不足している事に違いない」と分析しています。
岩田社長はさらにこれが任天堂だけの問題ではなく、ビデオゲーム産業全体の問題だとのべ、「結局の所フレッシュな”何か”が産業を成長させる」と大きな自信を覗かせ、任天堂の重要な取り組みが魅力的なゲームを作り、年末にそれを十分に売る事と述べました。
これはcezkid氏が作成した2Dキャラクターを3D風に回転させたgifアニメーション作品です。完全に出オチですが全員一気に廻ってると可愛くて仕方がない!しかし廻るだけでリアルに見えるから不思議!
E3の発表では裸眼の3D立体視を実現した事もあって世界中の注目を集めた「ニンテンドー3DS」ですが、本体のデザインについてはまだ完全な物では無く、今後E3等で得られたフィードバックを基に改善を進める計画があるようです。
これは任天堂アメリカのボスReggie Fils-Aime氏が、任天堂がE3出席者からのフィードバックを求めており、まだデザインを変更する余地があると明らかにした物。氏は3Dボリュームやボタン周り、スライドパッド等に対するリアクションに任天堂が注目しており、これらのレイアウトも含めて、フィードバックからの改善を経て完成となると語りました。
またReggie氏はリリース日や値段について発表しなかった理由がそこにあるとして、フィードバックからの改善や今後のブラッシュアップによってまだ前後する幅が残されている事が明らかにされました。しかしこれに加えて、2011年3月31日までにローンチを迎える事だけは確かだとの発言も行われています。
これはBuzzardbarfさんが現在制作を進めているニンテンドーDSのケースMOD、サビっぽさやリベット、そして放射能マークと、どうしてもFalloutを思い出す素晴らしいクオリティ、と思ったらこの他にもPip-Boyの制作なども進められており、やはりFalloutを意識したMODである事は間違い無いようです。
制作中のこのMODですが、どうやらスタイラスペンに同様の表面処理を行うと収納出来ない問題にぶち当たっている様子。無事完成にこぎ着けることが出来るか、仕上がりに期待です。
ゲームのやりこみ方にタイムアタックという人気のジャンルが存在しますが、0コンマ数秒を競う血を血で洗うような恐ろしいタイムアタックの世界は、普通に遊んだプレイヤーが見ても何をやっているんだかさっぱりわからない!という不思議な特徴を持っています。(例:Portalのタイムアタック)
そんな中、こちらもタイムアタックが熱い「スーパーマリオブラザーズ3」を11分でクリアする為のポスターが登場!これを指に覚え込ませさえすれば、あなたも世界レベルの11分でクリアできるかも!特訓する方はガイドとして下のスピードラン映像を併用すると良いかと思われます。なお、ポスターの操作指示の背景色については詳細が下部に記載されているのでそちらをご参考に!
E3のプレスカンファレンスではまさに任天堂無双!とも言えるサプライズ連発で任天堂が帰ってきたとも評された今年のE3でしたが、ノルウェーの最も大きな新聞”Aftenposten”のカルチャー版にて任天堂の宮本氏が一面トップを大きく飾った事が明らかになりました。
一面では宮本氏をスーパーマンと評し、さらに見開きでプレスカンファレンスの成功も大きく取り上げられ、任天堂に対して大きな期待を寄せています。海外のゲーム開発者からのリスペクトを多く集める宮本氏が、世界中から愛されている事がよく判る象徴的なイメージと言えそうです。
ロンドンを拠点とする世界最大のサービスファームであるプライスウォーターハウスクーパース社が2010年から2014年のグローバルな娯楽とメディアの概要に関するレポートを発表、世界的なゲーム市場の規模が今後年間10.6%平均の成長を遂げ、2009年に525億ドル(4.75兆円)だった市場規模が2014年には868億ドル(7.8兆円)に達する見込みである事が記されています。
さらにプライスウォーターハウスクーパースはゲーム市場がインターネット広告とモバイル市場についで2番手の成長セグメントになるとし、テレビ加入やライセンスビジネスを追い抜き、最も成長する消費者とエンドユーザー区分になるとの予想が併記されています。
確かに今年のE3で見られた各社の勢いと熱意は、去年に比べて出展タイトルの数や規模など確実に増していると感じられました。今年の年末商戦への準備がはや開始された感の強い今年のE3でしたが、今後のゲーム市場がこの予想通りに右肩上がりに成長するか、ホリデーシーズンの動向に注目です。
先ほど今週のGTTVが公開、今回は昨日閉幕したばかりの「E3 2010」で見られた任天堂・ソニー・マイクロソフトのハイライトとインタビューを集めた総集編とも言える内容になっています。カンファレンスやライブ中継などが深夜遅くで見られなかった方は必見!おさらいの意味でも有用な映像です。
多くのサプライズが登場し大盛況の内に閉幕した今年のE3、開催前から噂話やサプライズの連続で本当に楽しい数日間でしたが、やはりこの盛り上がりを作ってくれたのはゲーム開発者やパブリッシャーのお馴染みの面々!捨て身のパフォーマンスで楽しませてくれた多くの関係者に感謝で一杯です。
という事で今回はGametrailersが編集したE3のハイライト……ならぬ愉快なローライトシーンを集めた映像をご紹介!いつもお馴染みの皆さんが本気で取り組んでいるからこそ楽しめる腹筋崩壊映像が満載となっています。
それにしても……いつも自信満々で力強いReggie氏の珍しい笑顔の破壊力は並々ならぬじわじわ加減、そして全体を通してあまりにも強いコナミのターン!GTが見せる編集の妙も素晴らしく、来年は一体どんなステージを見せてくれるか、今から楽しみです。
先日行われた任天堂のプレスカンファレンスにて素晴らしいタイトルラインアップと共に発表され大きなサプライズとなった任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」、ゲーム機では初のメガネを必要としない3D立体視の実現で大きな注目を集める本機ですが、初めての機能だけあって健康への影響について論じられています。
任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長は3DSについて、健康に関する問題はないと発言し、健康分野のエキスパートと仕事を進めており、広範囲な試験を行った上で、任天堂が最良で最も素晴らしい製品だけを市場に出していると語っています。
しかし、Reggie氏は近年の3D映画等で出されているメッセージと同じく、幼い子供はまだ目のための筋肉が十分に形成されていない事から3Dイメージを見ない様に勧めると発言、これが標準的な内容である事を強調し、かつて任天堂がリリースしたバーチャルボーイも同様であった事を明らかにしています。さらに、Reggie氏は”幼い子供”の境界が7歳あたりだろうと発言しました。
今回のE3展示ではプレイ時間も短い事から、3D立体視に関する頭痛や吐き気などについて報告は見られませんでしたが、やはりリリース後の長時間プレイに伴う健康への影響は、3D映画やTVでの立体視プレイと同様に全く無いとも言い切れないようです。
E3を運営し、米国のESRBレーティングの管理なども行うEntertainment Software Association(以下:ESA)が来年のE3スケジュールを発表、2011年の開催は6月7~9日で同じくロサンゼルスのコンベンションセンターにて行われる事になります。
この発表に併せて、今年のE3での出席者数が4万5600人であった事が発表されました。2009年の出席者が4万1000人だった事から4600人増で、イベント規模が大きくなった事が明らかになりました。
出展は300に達し、昨年は78ヶ国からの出席者が参加しましたが、今年は90ヶ国からの出席者がE3会場を訪れた事も併せて記されています。出展タイトルも大幅に増えており市場規模の勢いが感じられる結果となりました。
なお、2000年以降の過剰なお祭りイベント化(2005年は7万人が参加)の反動で規模が縮小された2007年の参加者は1万人、2008年には5000人と開催規模の縮小と共にゲーム産業の勢いにも衰えが感じられた状況から一転、正常な規模拡大が実現された様に思える近年のE3、来年以降の動向にも注目です。
今月頭にハリー・ポッターがカバー動作を見せる驚愕のスクリーンショットと、分隊ベースのTPSプレイが収められた映像の登場で度肝をぬいた、ハリーポッター映画のゲームタイトル「Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1」、Electronic ArtsのBright Light Studioによって開発が進められているこのタイトルの新しいプレイ映像が登場しました。
映像にはギアーズ・オブ・ホグワーツ!としか言いようの無いカオスなプレイ映像が納められており、使用する魔法の種類によってスナイパーライフル的な魔法や、シールド魔法、バレットタイム魔法など、一体何のタイトルなのかさっぱり判らない大変な状況になっています。されに映像では実際にハリー・ポッターがカバーする様子が!(※ なお、今回の舞台はホグワーツではありません。)
今回はWii版のプレイ映像ですが、前回登場したプレイ映像といい、内容は恐ろしくカオスなのに妙にクオリティが高いのが何とも言えない魅力を醸し出しており、何故か気になる不思議なタイトルとなっています。これは実際にプレイして楽しみたい!
今年のE3では「Gears of War 3」と「Bulletstorm」のプロモーションに大忙しなCliffy Bですが、NowGamerのインタビューに登場したCliffy Bに、今年の任天堂の発表を大きく評価する発言が見られました。
今年のE3について聞かれたCliffy Bは、マイクロソフトが勝つかもしれないと語り、手掛けるタイトル達への自信を見せています。さらに、今年の任天堂について触れ「しかし、任天堂は帰ってきたと感じます」と発言、マリオやカービィとゴールデンアイのカムバックが自分にとってとても嬉しい事である事を明かし、マリオギャラクシー2に打ちのめされた事、そして今後もこれらのタイトルを楽しんでいきたいとの旨を発言しました。
任天堂の大ファンとして知られながら、Microsoftをパートナーに多くのコアゲーマーを魅了するタイトルを産み出し続けるCliffy B、プラットフォーム間の争いなどがしばしば見受けられる中、競合相手の功績を正当に認め敬意を示すクリエイターの存在はとても良い物だと感じました。イケメン!
昨晩行われた任天堂のプレスカンファレンスにて3DSの対応タイトルとしてアナウンスされた「スーパーストリートファイター4」の開発中と思われるスクリーンショットが登場しました。ガイルとリュウ、そしてキャミィが登場するスクリーンショットではしっかりスパIVらしいレンダリングが実現されているのが見て取れ、かなり再現度の高いタイトルに仕上がりそうな印象を受けます。3DSでは3D能力がかなり飛躍的に進化したとも噂されており、期待が高まります!
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