先日開催されたVGAにて遂に発表されたNaughty Dogのアンチャーテッドシリーズ最新作「Uncharted 3: Drake’s Deception」、発表後にはJimmy Fallonショーにてプレイデモが実演され、炎に包まれたステージが明らかになりました。
そんな中、VGAの発表翌日にNaughty Dogとソニーが海外メディア向けにゲームプレイデモイベントを行い、Jimmy Fallonショーでのプレイデモよりも長いビルドのバージョンが用意されました。そのイベントのプレビュー情報が本日解禁、海外メディアから大量の情報が明らかになり始めました。
発表ではアラビア半島の砂漠が印象的に登場したUncharted 3ですが、Jimmy Fallonショーとプレスイベントにてデモが行われた炎のステージはフランスの森の中にある荒廃した古城が舞台となっています。
真鍮の街を見つけたサリバンとドレイクは、これまでに遭遇したどんな敵とも違うミステリアスで恐怖をコントロールする敵の手下である”ならず者”達を探す為の手がかりを得る為にこの城にやって来たとの事。
美しい光のシャフトが差し込み、蔦からまる森の古城に侵入した2人は敵集団の警備に発見され、その後敵警備員がトーチでカーテンに火を放つ事でデモで見られた炎に包まれた古城からの脱出劇が始まる事となります。
Naughty Dogのアートディレクターによると、ここでは時と共に城全体が炎に包まれるので、ドレイクは移動しなければゲームオーバーになってしまうとの事。
このレベルでは様々なカットシーンが挿入されるものの、そのほとんどが操作可能(※ ドレイクの足が床に突き刺さるシーンなど)で、侵入から脱出までがシームレスに描かれる事から非常にゲームプレイがリアルな物に感じられた事がレビューに記されています。
今回のデモンストレーションではドレイクの操作時に見られる挙動が非常に印象的だった模様で、環境と状況に合わせた非常にリアルな動作が多く見られる事が記されています。
具体的には前述の城の侵入時には普通の体勢で移動しているドレイクが、城が炎に包まれて以降は姿勢を低くし、状況によっては咳き込む動作が見られた事などを指しており、Naughty Dogはこの環境に合わせたキャラクターの新しいアニメーションシステムを”Environmental Touch Points”(環境上のタッチポイント)或いは”Additional Contextual Animation” (文脈に基づいた追加アニメーション)と呼んでいます。
このシステムにより、小さなドアを通る場合にドレイクが壁に手を掛けたり、コーナーを曲がる際に少し傾き、バランスを取るために近くの何かを掴む様な動作を見せるとの事。
この周辺の物理オブジェクトを利用した自然な移動はドレイクが可能な行動/移動自体にも大きな影響を与えており、今回のデモにおいてはドレイクがシャンデリアに飛び移り、揺れるシャンデリアからその先へ移動するシーンが印象的だった様で、シャンデリアの揺れや、その揺れに対応して姿勢を制御するドレイクの挙動が非常にリアルな物だった事が記されています。
前述の環境に合わせたドレイクの挙動は戦闘システムにも盛り込まれており、特に近接戦闘により映画的な強化が施されている事が明らかにされています。
Naughty Dogは例として”酒場での乱闘”を挙げ、ドレイクが酒場で殴り合いをしている場合、近くに酒瓶があればそれを掴み敵の頭を殴るだろうと、やはり環境に合わせたダイナミックな行動が可能になっている事をアピール。
今回のデモでは複数の敵との近接戦闘シーンに、正面の敵にパンチを食らわせた後に後方の敵にエルボーで攻撃する様子や、背後から敵に捕まれたドレイクが正面の敵の脇腹をキックしつつ、背後の敵をふりほどく様子なども見られたとの事で、かなり柔軟な戦闘が実現されている様子です。
また、Jimmy Fallonショーでも見られた戦闘要素として敵後方からジャンプしダウンを奪い無力化するアクションも登場しており、ステルス風の行動も追加されている事が示唆されています。
12月21日に発売されるEdge誌最新号でも今回のプレビュー情報と同様の特集記事が掲載、さらにNaughty Dogの創設者であるEvan Wells氏とChristophe Balestra氏、そしてクリエイティブディレクターのAmy Hennig氏、リードデザイナーのJustin Richmond氏へのインタビューが掲載されています。
今年の9月に発表されたGearboxによる”Duke Nukem Forever”奇蹟の復活と共に生存が報告されていたSEGAのエイリアンフランチャイズの1作「Aliens: Colonial Marines」の発表が近いと海外で注目を集めています。
これはGame Informer誌のインタビューに登場したSEGAのVPを務めるAlan Pritchard氏が語ったもので、Aliens: Colonial Marinesの計画がまだ生存している事を改めて明言したPritchard氏はGearboxと水面下で緊密な開発を続けていると語り、2~3ヶ月の間に何らかの発表があるだろうと明かしています。
今月14日にはこれを裏付けるかの様にティザー映像も動画サイトにアップされており、数年前にデモンストレーションされた映像と全く同じ内容ながら、SEGAのロゴが挿入され、タイトルロゴも新しい物に刷新されており、いよいよ発表が現実的な物になってきたかと感じさせる内容になっています。
SEGAが計画を進めていたエイリアンフランチャイズですが、1作目としてリリースされたRebellionの”Aliens vs Predator”は残念ながらセールスが奮わず、これ以外に進められていたGearboxの「Aliens: Colonial Marines」とObsidian Entertainmentの”Aliens RPG”はこれと共にリリース延期、ほぼ完成していたと言われるAliens RPGはキャンセルとなってしまいました。
このセールス不振でRebellionは20年間続いた歴史あるダービーオフィスを閉鎖、スタジオも大きく縮小し給与未払いで裁判沙汰にまで発展しています。
かたや延期によりフランチャイズから一旦距離を置いたGearboxはBorderlandsで大成功を収め、Duke Nukem ForeverのIPを取得し、一躍人気デベロッパに仲間入りを果たしました。
また、Obsidianは完成直前までこぎ着けたAliens RPGをキャンセルされた上に、同じくSEGAとタッグを組んだAlpha Protocolがクオリティとセールス共に撃沈、一時経営危機に陥りましたがBethesdaからFallout: New Vegasの開発で声が掛かり一命を取り留めた事がObsidianから語られています。
という事で、なかなかに業の深いこのエイリアンフランチャイズ、Aliens: Colonial MarinesはGearboxが手掛けているだけにゲームの面白さは十分な物が出来上がると予想されますが、今後のフランチャイズに対するSEGAの動向などビジネス的な側面からも要注目のタイトルだと言えそうです。
昨年11月にリリースされ、世界中のハードコアRPGファンを虜にした”Dragon Age: Origins”に続くBioWare期待の次回作「Dragon Age II」、今作ではアートスタイルを大幅に変更し、アクションRPG的な戦闘も可能になり、より多くのゲーマーに訴求するポップさを持ち合わせるタイトルとなりました。
様々な情報が細切れに出てきているDragon Age IIですが、ゲーム内容の詳細と共にゲームシステムについてもまだ多くが謎に包まれています。本日、そんな本作の戦闘システムの概要を解説した映像が公式サイトにて公開され、ARPG的なダイナミックな戦闘と共に、ポーズを用いて仲間を個別に操作する従来の戦闘システムも内包した戦いの様子が明らかになりました。
映像には本作のリードデザイナーを務めるMike Laidlaw氏が登場し、ポーズ無しのまま操作メンバーを変更しながら戦うアクション要素の強い戦闘と共に、これまで通りに前衛、後衛にそれぞれクラウドコントロールやDD、Melee攻撃などを指示する事で進める所謂バルダーズゲート的な戦闘も実演されています。
これまでアクション性が前面に押されてきたDragon Age IIの戦闘システムですが、どうやら伝統的なタクティカルコンバットにも十分応えるシステムの様で旧来のファンも一安心と言えそうです。
公式サイトでは新キャラクターの紹介なども進められているDragon Age IIのリリースは北米で2011年3月8日、ヨーロッパでは3月11日、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
先日、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がInfinity Wardの現状に言及して以降、再びInfinity Ward関連の情報が出始めています。それに伴い、かつてInfinity Wardを治め、Activisionとの間に発生したトラブルからRespawn Entertainmentを新たに起ち上げたJason West氏とVince Zampella氏にも言及が及んでおり、Activisionからは彼らが優秀な人材を盗んだとの発言も見られます。
そんな2人が起ち上げた新スタジオRespawn EntertainmentはElectronic Artsとパートナーシップを結び、未だ発表されない新作の計画を進めているとされています。しばらく表舞台に登場しなかった両者ですが、先日開催されたVGAに登場、インタビューで今年のお気に入りゲームについて聞かれたJason West氏が変わらず元気な様子で2010年のお気に入りタイトルについて語りました。
Mass Effect 2などを挙げた氏ですが、かつての同胞Treyarchの新作”Call of Duty: Black Ops”はまだプレイしていないとの事で、語る事は難しいと発言しています。
また、会場では友人でもあるギアーズシリーズを率いるCliffy BとMortal Kombatフランチャイズを生んだEd Boon氏と共に元気そうな姿を見せています。(※ 写真はCliffy Bがtwitterで公開した物、”Call of Mortal Gears”準備の為に集まったとボケています)
まだActivisionとのトラブルは裁判も含め長く尾を引く問題となりそうではありますが、Bチームと揶揄される事もあったTreyarchが素晴らしい結果を生み、かつてのInfinity Wardの2人も楽しく元気そうな様子で、今後の問題がスムースにせめて運ぶ事、そして期待の集まるRespawnの動向に期待したいと思います。
昨日はなんとも楽しそうなスタジオの様子をお届けしたPeople Can FlyとEpicの新作FPS「Bulletstorm」、そして、先日にはおバカタイトルだと思われている事に悩んでいると吐露したPeople Can Flyの創設者Adrian Chmielarz氏が本作が本当は重厚な物語と共にタクティカルな要素に満ちたタイトルだとアピールしたインタビューの内容をお知らせしました。
……が、本日Gametrailersにて前述のChmielarz氏の悩みが余計に増しそうな”Bulletstorm”の開発映像が公開、久しぶりに本作のプロデューサーを務めるTanya Jessen嬢が登場し、とてもゲームの開発映像とは思えないカオスなキャラクター解説を行っています。
一応今回の開発映像はキャラクターとストーリーにフォーカスした物となっていますが、普段見かける開発映像的な内容とはかけ離れており、良い顔でマザファ○カやらバッド○スやらディ○ク等のスラングを連呼、ぶっ殺すの最高に楽しいよねーと言わんばかりの笑顔で、内容が全く頭に入ってこない!
しかし、収められたインゲーム映像は驚く程の迫力に満ちた楽しそうな物で、やはりBulletstormに限ってはこのロックンロールなテイストがベストであると変に納得出来る内容に仕上がっています。
先日からInsomniacがNaughty Dogに送ったクリスマスカードやUbisoftが公開した超キュートな映像など、年末に向けハッピーホリデーを祝うあれこれが登場し始めています。
そんな中、People Can Flyがハッピーホリデーを祝う為に可愛く無いくるみ割り人形と可愛く無いクリスマスカードを海外メディアに送りつけた様子。(※ これまでの経緯を考えるとEAによるプロモーション可能性も)
斜め上なくるみ割り人形の姿も含め、最早誰も止められないBulletstormの謎の勢い、このままどこまで行ってしまうのか、ゲームも素晴らしく面白そうなだけにタイトルのリリースも本当に楽しみです。という事でBulletstormのリリースは2011年2月22日、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
先日はストリートファイターIVから”C.ヴァイパー”とお馴染みの”ストーム”参戦が明らかになった「Marvel vs. Capcom 3」、現在海外では新たなリーク情報が登場し、レイレイや豪鬼参戦の噂やフランクの参戦が果たされない事など様々な噂が飛び交う状況となっています。
そんな本作の新参戦キャラクター勢がメインに描かれる新しいシネマティックトレーラーが本日公開、映像には物語の発端とされるウェスカーとマグニートが持つ怪しげなウイルスらしきプセルを巡り、X-23やアーサー、ハルク、クリス達が戦う様子が収められ、ぞんざいな扱いのM.O.D.O.K.に加えC.ヴァイパーも登場するテンションの高い映像となっています。
リリースも間近に迫り、様々な噂の続報が気になるMarvel vs. Capcom 3、国内の発売は2011年2月17日(北米は2月15日)、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
先日公開予告をお知らせしていたRockstarの次回作「L.A. Noire」のモーションキャプチャー技術に焦点を当てた開発映像が昨晩公開され、想像を絶するレベルのフェイシャルアニメーションの様子が明らかになりました。
これまで、事件の推理などゲームプレイにNPCの表情が直接関係する事が伝えられていたL.A. Noireですが、映像にはアクターの演技が”全くそのままに反映”された3Dキャラクター達の様子が収められており、まるで海外ドラマを見ているかの様な今までにない”何か”に仕上がっている事がはっきりと感じられます。
また、今作のフェイシャルキャプチャー技術の実現にはTeam Bondiがイギリスで数年掛けて研究し実現したマーカーを使わないフェイシャルキャプチャー技術”MotionScan”が用いられており、従来のキャラクターアニメーションで利用されてきたボーンを用いず、キャラクターの肌を直接アニメーションさせる技術が実現されている事が報じられています。
さらにRockstarはキャプチャーデータを収める為に200テラバイトのモーションデータを格納出来る専用のキャプチャースタジオをオーストラリアに設立。32台のカメラによって撮影されるモーションデータは撮影後すぐにオーサリング可能な状態となり、その日の内にフィニッシュのクオリティが実現可能なワークフローが確立されているとの事。
この映像だけで従来のゲームの限界に挑む意欲的なタイトルである事がひしひしと感じられるL.A. Noire、リリースは2011年春予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
先月アナウンスされたXbox 360版「Fallout: New Vegas」のダウンロードコンテンツ”Dead Money”、レベルキャップが35まで解放される本DLCではカリアフォルニアのシエラ・マドレを舞台に失われたカジノの宝を奪うホラーテイストの内容が伝えられていましたが、遂にプレイの様子を収めたトレーラーが公開、想像以上に斜め上な展開が用意されている事が明らかになりました。
映像にはシエラ・マドレの失われた街の様子と共に、捕らわれたミュータントにスキンヘッドのお姉ちゃん、さらに正装のハードボイルドなグールなど、何故か奴隷首輪を装着済みの濃い新登場のNPC達(主人公も……)、そしてどうみてもウルトラセブンのエメリウム光線にしか見えない謎のビームを放つ立体映像風敵キャラクター等が登場しており、これまで伝えられていたホラーテイストはどうもモンド映画の方向を指す物だった模様です。逆に楽しそう!
他機種のリリース情報も待たれる”Dead Money”は12月21日リリースで価格は800MSPとなっています。
先日開催されたVGAにて遂に発表されたトリロジーの最終作「Mass Effect 3」、大量のリーパーが地球を席捲する絶望的な映像と共に発表された今作はマルチプレイ搭載の噂がまことしやかに囁かれており、ファン達によるトレーラーの解析などが進められていました。
そんな中、BioWare公式フォーラムのモデレーターPacifien氏がこの噂に言及、「Mass Effect 3はシングルプレイヤーゲーム」だと明言した上でトレーラーの解析を楽しむ事を勧めています。(参考:トレーラー解析スレッド)
しかし、BioWareがこのモデレーターの投稿に対しコメント、BioWareのボランティアモデレーターがMass Effect 3のマルチプレイ搭載の可能性に対して質問に答えたが、これは公式の物ではないと述べ、まだBioWareはMass Effect 3の要素について議論は行っておらず、具体的な情報は来年にシェアされるとして今回の件がまだ決定事項ではない事を強調しましたす。
という事で、真偽の程は来年に持ち越しとなったマルチプレイ搭載に関する噂ですが、これまで魅力的なシングルプレイで魅了してきたMass Effectだけに今後も大きな注目を集める議論の的となりそうです。
近年のゲーム開発者には様々な経歴や特技を持つユニークな方が多くいらっしゃいますが、XBLAの人気シューターMonday Night Combatの開発で知られる”Uber Entertainment”のアニメーターAung Zaw Oo氏がとてもゲーム開発者とは思えない身体能力を持っていると注目を集めています。
掲載した映像はAung Zaw Oo氏による2010年のスタントを集めた作品で、見ての通り近年ゲームでも大流行のパルクールから大道芸的なパフォーマンスや日常的な物を利用したスタントまで、信じられない技術を披露しています。だけど普段はゲーム開発者……謎すぎる!
今年のE3で発表されたアンビエントで不思議なテイストが魅力のthatgamecompany新作「Journey」、先日は新しいトレーラーも公開された本作ですが、本日Gametrailersにてインゲームの映像も多く登場する開発インタビュー映像が公開されました。
映像にはこれまであまり目にする事のなかったロサンゼルスに居を構えるthatgamecompanyのスタジオ内部(楽しそう!)が映し出され、Kellee Santiago社長とクリエイティブディレクターを務めるJenova Chen氏が登場、本作に盛り込まれる独特のコミュニケーションに関する思想やアイデアについて解説をおこなっています。
ゲームプレイ自体はthatgamecompanyが手掛けた”flOw”や”Flowery”にも見られた実験的な要素が高い物で、近年ますますリッチになるゲーム内のコミュニケーションに対し、様々な制限が加えられた状態でのコミュニケーションが本作の特徴になるとあって、未だ全容の明かされない本作のゲーム性に大きく注目が集まります。
今回も不思議な映像美でファンを楽しませてくれそうなJourneyは2011年リリースの予定、対応プラットフォームはPS3となっています。
BioWareの名作Mass Effectシリーズが遂にPS3で楽しめる事となったPS3版「Mass Effect 2」、先日VGAにて発表されたトリロジーの最終作”Mass Effect 3″の登場もあり、今回のPS3版は大きな期待と注目を集めるローンチとなりました。
今作ではオリジナルの”Mass Effect”のストーリー解説とプレイヤーによる選択を追体験するための導入コンテンツが用意され、これまでにリリースされたDLCを全て同梱、さらにエンジンの改善なども行われており、一年近いリリース時期の差を十分に埋めるリッチな完全版となっています。
そんなPS3版Mass Effect 2の開発が1月18日(ヨーロッパは1月21日)のリリースに向けてゴールドを迎えた事がBioWareの公式blogにて発表されました。
併せてPS3版Mass Effect 2のプロデューザーを務めたBioWareのJesse Houston氏がPodcastを公開、PS3版が如何にクールに仕上がったか、ゲームプレイやユーザーインターフェース、グラフィックやカスタマイズに至る様々な側面から解説を行っています。
前述のポッドキャストの中でJesse Houston氏がPS3版Mass Effect 2は”Mass Effect 3″に利用されているエンジンを使って開発された物だと明言、記事の最初に掲載したIGNによるXbox 360との比較映像にも見られるライティングの改善などが、来るMass Effect 3で改善されている事が明らかになりました。
映像に見られるXbox 360版と新エンジンによるPS3版のイメージからはPS3が比較的コントラストが高めに見えながらも、暗い部分のライティングやディテールがよりはっきりと描かれ、カットシーンなどは抜群に見やすくなっている事がありありと感じられます。
また今回IGNが紹介した映像ではダークホースがアートワークを手掛けたオリジナルMass Effectの内容を描いた導入コンテンツ”Mass Effect Genesis”の映像も公開、約15分に要約された物語の中で、プレイヤーはMass Effect 2本編に関わるプレイヤーの選択に決定を下す事となります。
このコンテンツで選択する”誰が生きて”、”誰が死に”、”誰と手を組むか”といった項目は、本編のMass Effect 2のみならず、最終作となるMass Effect 3のプレイにも影響を及ぼす事となる大きな選択となります。
また、PS3版Mass Effect 2ではゲームプレイ自体にも改善が加えられており、Aimや武器選択、Biotic/Techの使用などコントロール周りに変更が加えられ、さらにハッキングのミニゲームが合理化、メインクエスト中の緊迫感溢れるシーンに登場するミニゲームは削除、ゆっくりプレイ出来るサブクエストにはしっかり存在しているとの事。
さらに賛否両論だった採掘ミニゲームがどうもスピードアップされているとの事で、面倒くさく感じるプレイヤーも多いこのパートだけに非常に歓迎できる改善点と考えられます。
今年のVGAでGod of WarのクレイトスさんにAssassin’s Creedのエツィオ、そしてRed Dead Redemptionのマーストンという今年を代表する”主人公”を抑え、まさかのCharacter of The Yearを受賞した「Call of Duty: Black Ops」の所謂相棒キャラクターの一人ウッズ、受賞した方もびっくりしたであろうこの栄誉を受けTreyarchがウッズの活躍に焦点を当てた新しいトレーラーを公開しました。
公式ページではゲーム内のINTELでお馴染みのRyan Jackson調査官による機密情報の漏洩調査としてこの受賞を報告、今回の受賞によるウッズへの賞賛と公の場からの注目により、SOGを含む特殊部隊とBlack Operation部隊の機関が不安定な状態に晒されていると報告、VGAでの名誉を得る事となったドラゴヴィッチ事変におけるウッズ軍曹の功績をまとめた映像リールを調査資料として提出しています。(※ それがこのトレーラーである模様)
また、VGA会場ではボイスアクトを務めた俳優のJames C. Burnsとウッズの間に交わされた会話の盗聴記録も記載されています。
バーンズ:
やぁフランク、ビッグな勝利おめでとう。有名になった今の気分はどうだい?ウッズ:
どうだって?そんなの言うまでもないだろうよ。
[ビールを飲み、ボトルをテーブルに乱暴に置く音]俺の顔がテレビに、名前が新聞に載ってるんだぜ。
まったく俺のこれまでの任務が全部地獄へ吹き飛んじまったよ。
でも母さんとエージェント、Treyarchからのサポートには感謝してるんだ。
もし母さんの息子じゃなかったら、こんな大人にはならなかっただろうからね。
— 盗聴ここまで —
そしてRyan Jackson調査官はウッズを突然襲った有名人としてのブローバックと、彼自身の冷ややかな感謝の態度と共に現状に満足している訳ではないと報告、CIAのADDO(Associate Deputy Director of Operations)上官に対し、全ての媒体におけるウッズに関する言及を即刻抑制する事を勧めています。そして、ウッズはCIAにとって非常に価値のある人物で、今回これ以上の情報を流出させる余地は無いと締めています。
という事で、ウッズが映えるようにカメラやシーンを刷新したトレーラーから報告書の内容まで、Treyarchは本当に上手い!ほにゃららが○×でまだまだ今後の出番も忙しい物となりそうなウッズ、受賞おめでとう!
リリースに関するトラブルが続いていた「Two Worlds II」でしたが、先日遂にTopWareがSouthPeakからイギリスの販売権利を買い上げる事でアメリカとイギリスの正式な発売日が決定、共に1月25日にリリースを迎える事が明らかになりました。
そんな中、SouthPeakが北米版のボックスアートと予約特典を発表、ヨーロッパでは伝統的なハイファンタジー感でプロモーションを行ってきたTopWareでしたが、やはりSouthPeakはプロモーションで続けてきたおバカ路線でどうしても売りたいらしく、敵キャラクター”Sordahon”をメインに据えばかばかしいプロモーション映像を公開してきた”Sordahon’s Journey”の流れを汲むTwo Worlds IIのTシャツを用意しました。
あのビニール感溢れるSordahonがばーん!と描かれたTシャツには(Sordahonの映像は最後に掲載した動画でご確認ください)「YEAH, I LIKE TO KILL」(うん、俺は殺すのが好きだ)と書かれており、とてもアメリカで着て歩けるとは思えない物騒なデザインとなっています。SouthPeakは一体Two Worlds IIをどうしたいんだww
なお、予約特典にはTシャツだけでなく10ドルの値引きも用意されており、購入予定の方には嬉しい特典となっています。
今回の予約特典やこれまで行われたプロモーション、そしてトラブルも含めSouthPeakとTopWareには販売の路線に大きな見解の差が見られ、その辺りが根本的な部分で今回のトラブルに大きく関係している様にさえ見受けられます。なお、以下にはヨーロッパでTopWareがリリースした限定版”Royal Edition”の紹介映像を掲載してありますので、この辺りを比べて頂けると今回のTシャツがより楽しめる事と思います。
という事で色々愉快な事情に悩まされるTwo Worlds IIですが、ゲーム自体は抜群に面白く、ハードコアRPG好きにとってプレイ必須のタイトルである事には違いありません。また、2011年2月17日にリリースされる日本語版では伝統的なファンタジー作品として紹介されており、こちらも大いに期待!です。
これは多くのコメディ映像作品を手掛けるThe Country Clubの新作「The Brothers Mario」のトレーラー映像です。見ての通りマリオとクッパの戦いをGTA風に描いた物で、イタリアンマフィア映画の香りも漂わせるお約束に満ちたパロディ作品となっています。
マリオとクッパ、そしてピーチ姫以外にもルイージやクリボー、ヨッシーにキノピオからハンマーブロスまで様々なキャラクターが登場、見た目が全く違うのに何となくな記号的表現ですんなり理解できるのがマリオの偉大な所!
大爆発を背に全く振り返らないナイスガイなマリオが、街にはびこるクッパのダニども全員を死刑に処す!な勢いで火炎瓶を投げる様はもう完全に別の誰かになっている様な気がしないでもありませんが面白いから問題ありません。今後完全版が作られる事はあるのか、非常に楽しみなファンメイドムービーがまた1つ増えました。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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