5月17日のリリースが近づくRPGファン期待のシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」の冒頭10分間のプレイを収めた映像が登場しました。映像には非常にエピックなゲームプレイやカットシーンが確認できますが、強いネタバレ要素も含みますので、閲覧にはくれぐれも注意して続きからご確認下さい。
CD Projekt REDが開発を進めている期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、リリースまでついに1ヶ月強を残すところとなった本作のプレビューをGameSpotが掲載、大きく変更されたスキルツリーのUIを含む大量の新スクリーンショットが登場しています。
また、今月14日にはCD Projektのお膝元ポーランドの首都ワルシャワにてCD Projektカンファレンスが開催、オールドゲーム販売でお馴染みのGOG.comとThe Witcher 2: Assassins of Kingsに関する大きな発表が行われるとのこと。カンファレンスの様子はGOG.comにてライブ配信される予定で、GOG向けの新パブリッシャやタイトル、サイトアップデートなどの発表と共に、The Witcher 2のショーケースイベントも行われます。
前作The Witcherではスタイルと武器の切り替えが重要となる独特な戦闘システムに基づいたユニークなスキルツリー構造を持つレベルアップシステムが用意されていましたが、これら独特の戦闘システムは今一つ不評な要素として前作の敷居を上げた原因でもありました。
今作の戦闘ではスタイルの変更がなくなり、左クリックが軽打、右クリックが強打に変更され、組み合わせによるコンボ攻撃が登場、スペースキーで行われる回避動作なども含め、非常に直感的で一般的な戦闘システムへと改善されています。
そんな中、GameSpotが掲載したプレビューにて遂にスキルツリーの管理画面が登場、今作におけるキャラクタースキルはSwordsmanship(剣術)、Training(トレーニング)、Magic(魔法)、Alchemy(アルケミー)の4系統に大きく分類されていることが明らかになりました。
また、プレビューにはデモビルドの最後にドラゴンが登場し、映画のようなシーケンスで戦闘が行われたとの報告もあり、いよいよ迫る5月17日のリリースが待ちきれません。遠景描写やリアルなキャラクター表現がたっぷりと描かれた新スクリーンショットは以下からご確認下さい。
UPDATE:4月6日11:50
海外情報サイトのRock, Paper, Shotgunに掲載された未見のエリアとシーンを含んだ新スクリーンショットを追加しました。
以前ポーランドの情報サイトが動作環境の一部を掲載し、Steamにも同様の内容が掲載されていたシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日CD Projektが遂に公式な動作環境を発表しました。
また、これに併せて数枚のスクリーンショットが公開、今作の舞台が確認できるマップ画面のイメージも登場しており、かなり広いエリアが舞台となる様子が見受けられます。今作ではUI周りも大きな改善が施されており、ファンタジーな雰囲気も抜群なインターフェースに5月17日リリースがとても楽しみです。
各動作環境とスクリーンショットは以下からご確認下さい。
CD Projekt REDが開発を進めているシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、昨日は近年の成功タイトルへのオマージュとインスパイアを隠すことなく明かした本作ですが、本日新たにポーランドで行われたと思われるプロデューサーTomasz Gop氏による30分弱に渡るゲームプレイを含んだプレゼンテーションの様子が公開されました。
映像にはこれまでに登場した街中での様子や酒場でのミニゲームに加え、クエスト内容の確認やインベントリなどを含むUIデザイン、大きな進化を遂げた戦闘の様子もたっぷりと確認でき、購入予定の方には興味深い映像が収められています。
また、3枚のスクリーンショットに併せて、本シリーズの主人公ゲラルトがイカしたおっさんぶりを発揮するあまりに濃いパッケージアートも公開、最近のゲームタイトルにおっさん成分が不足気味の方にはぴったりのイメージがどーんと配されているので必見!
シリーズ続編The Witcher 2: Assassins of Kingsのリリースは5月17日、対応プラットフォームは今の所PCのみとなっています。
先日のエイプリルフールでは人気者のダンデライオンをいじった抜群にクレイジーなネタを披露しファンを喜ばせたCD Projektですが、海外情報サイトのEDGEに「The Witcher 2: Assassins of Kings」のプロデューサーを務めるTomasz Gop氏のインタビューが掲載、本作に影響を与えたタイトルへの言及や、コンソール対応、国内ファンからの期待も募るローカライズなどについて興味深い発言が明らかになりました。
かつてGamasutraが行ったインタビューにおいて(※ 参考リンク:過去記事)、Heavy RainとBatman: Arkham Asylumに強い影響を受けたと語っていたTomasz Gop氏ですが、今回のインタビューでここにデモンズソウルを新たに追加、The Witcher 2がこれらをミックスした要素が見られると明言した上で、プレイヤーは特にデモンズソウルの精神的な遺伝子を明確に見つける事が出来るだろうと打ち明けています。
氏は例として近年のオープンワールドタイプのRPGタイトルでしばしば見られる敵レベルのオートスケールを挙げ、Witcher 2ではデモンズソウルと同じく、プレイヤーのレベルに併せた敵の強さ調整などは行われていないと発言、本作を何かと比べる場合デモンズソウルはもってこいのタイトルだと評価しています。
以前、PS3版がアナウンス直前まで進められていたオリジナルの「The Witcher」ですが、Tomasz Gop氏は終ぞ実現されなかったこのプロジェクト頓挫の原因にも言及、外部委託で失敗したと明らかにしました。
Gop氏は自身があまり深く関わっておらず、全てを知っている訳ではないと前置きし、フランスのデベロッパに移植作業を外注したのが失敗の原因で、ベストなアイデアでは無かったと述べ、兼ねてから強い意欲を隠さないWitcher 2のコンソール対応を果たした際にはCD Projekt内で移植にあたるだろうと明言しています。
さらにGop氏は前作The Witcherが非常に広い範囲でセールスが行われ、特にドイツ、ポーランド、ロシアで良いパフォーマンスを発揮したと発言、物語の良さが本作の特徴であるとして、今作ではより広いオーディエンスに楽しんで貰うために、11言語向けのローカライズを進め、ボイスオーバーは英語、ポーランド語、ロシア語、フランス語、ドイツ語で行われていると明言しました。
まだ11言語の詳細は明らかにされていませんが、この中に日本語は含まれているのか、前作リリース時の国内ファンコミュニティに対して実に柔軟でフレンドリーな対応を見せたCD Projektだけに、期待したいところです。
ハードなRPGファン期待の続編”The Witcher 2: Assassins of Kings”を開発しているCD Projekt REDが本日エイプリルフールネタのプロジェクトを発表、シリーズのファンにはお馴染みちゃらんぽらんで女たらしの吟遊詩人ダンデライオンを主人公に据えた「THE BARD: Saviors of Queens」(バード:女王の守護者)をアナウンスしました。
CD Projektによると、THE BARD: Saviors of Queensはイージーで、短く、楽しいアドベンチャーを求める全てのプレイヤーに対して究極の一本として提示するもので、ゲームには暴力や複雑なストーリーライン、モラルは用意されておらず、最も簡単なイージー難易度では自動プレイをフィーチャー、自動プレイはだいたい2時間程度でゲームを終えられるとのこと。
前述の説明通り、公開されたプレイ映像には草と人外を含む複数の美しいレディ達を楽しみ、大いなる自然に歌い、マンドリンで戦う(※ マンドリンファイティングスタイル!)ダンデライオンの姿、そしてアンチャーテッドばりの激しいアクションをゲラルトさんの代わりに軽くこなす活躍ぶりが収められており、本来の彼をうっかり忘れてしまいそうなクオリティに仕上がっています。
さらにWitcher 2でもお馴染みCD ProjektプロデューサーのTomasz Gop氏が解説するデベロッパーズ映像も登場、本作で大事なのは女とワインと音楽だと語り、ギターを片手にまくしたて、コレクターズエディションの特典にマンドリン型のコントローラーや女性の胸像を同梱するなどと訳の解らない事を供述、ドヤ顔で自作のテーマソングを歌い開発映像を締めています。
CD Projekt REDが開発を進めているハードコアRPGファン期待の一作「The Witcher 2: Assassins of Kings」、今作では内製のRPG専用エンジンRED Engineが利用されており、非常にクオリティの高い映像表現が実現されています。
これまで公開されてきたプレイ映像では非常にリッチな表現と共に画面のかくつきなども確認でき、動作環境に注目が集まっていましたが、昨晩ポーランドの情報サイトに本作の推奨/最小動作環境が掲載、現在は同様の内容がSteamにも一部掲載されています。
まだCD Projektからのアナウンスが無いことから、これが正式な情報でない可能性も否めませんが、5月のリリースに向けPCの強化を考えている方には目安として利用出来るのではないでしょうか。CD Projektから正式なアナウンスあり次第改めてお知らせいたします。
■ 推奨動作環境
- プロセッサ: Intel Quad Core、或いはAMDの同等コア
- グラフィックカード: 1GBメモリを搭載したNvidia GeForce 260、或いは1GBメモリを搭載するRadeon HD 4850
- メモリ: Windows XPは3GB、Windows VistaとWindows 7は4GB
- HDD: 16GBの空きスペース
■ 最小動作環境
- プロセッサ: Intel Core 2 Duo 2.2GHz、或いはAMDの同等コア
- グラフィックカード: 512MBメモリを搭載するNvidia GeForce 8800、或いはATIの同等カード
- メモリ: Windows XPは1GB、Windows Vistaは2GB
- HDD: ゲーム本体のインストールに8GB、ボーナスコンテンツの導入に8GBの空きスペースが必要
先日から新ビルドによるプレビュー情報が多く登場しているCD Projekt期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日新たにメディア向けに用意された豪華なプレスキットの内容を紹介した開封映像が登場しました。
良い感じの箱に収められているのはTシャツに主要登場人物のキャラクターカード(※ なぜかゲラルトさんが居ない……)、何らかのデータが収められていると思われるCD(プレビュー用のビルドか)、さらには日めくりの分厚いカレンダーを同梱しており、ファンにはたまらないアイテムの数々が用意されています。
先日はミニゲームとして新しく登場するアームレスリングの様子を収めたプレイ映像をお届けしたハードコアRPGファン期待のシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、昨日さらなる未見のシーンを収めた高画質なプレイ映像が登場、前作でも楽しめた酒場の喧嘩ミニゲームが再登場することが明らかになりました。
今回登場した高画質な映像には細部のディテールもはっきりと収められており、前作でも特徴的だった生活感溢れる雑多でいかがわしげな中世の街並が今回も見事に息づき、美しい森や川、荘厳な山といった自然の描写、印象的な太陽光に夜間の月明かりなど、新エンジンの表現力が想像以上に強力であることが窺い知れます。
また、今回の映像では戦闘シーンの改善点も非常に判りやすく収められており、前作に比べてかなりアクション性が高く、スキルの切り替えを併用しながらダイナミックな戦闘が楽しめそうな雰囲気に溢れています。
なお、先日から登場している新ビルドによる一連の映像からは、フレームレートと定期的なかくつきなど幾つかの問題がありそうな点や、かつてのゲームイベントで多く指摘されたフェイシャルの問題にあまり改善が見られないこと、さらにゲラルトさん、いくらアクションっぽくなったからって横転しすぎじゃ……?など、愉快なものも含め、つっこみ所は様々ありますが、優等生タイトルの多い昨今、これくらいの暴れ馬ぶりがCD ProjektとWitcherには似合っているとも言えます。
驚く程にモダンな味わいを見せる多くの改善と、隠しきれないオールドスクールRPG感が絶妙に混じり合うシリーズ続編The Witcher 2: Assassins of Kingsのリリースは5月17日、対応プラットフォームは今の所PCのみとなっています。笛吹きエルフIorvethの登場はまだか!
先日お届けした新ビルドによるGameSpotのプレビュー映像に続き、同ビルドから明らかになった新情報をお届けした「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日新たなプレイシーンを収めた映像がGametrailersにて公開、前作にも登場したサイコロポーカーに加えて、新たに登場する酒場でのアームレスリングの様子が映像で確認できます。
なお、映像に登場する北方の街は”Vergan”と呼ばれるドワーフの都市で、森林が周りを囲み、人間とエルフ、ドワーフの3種族が1つに集まるエリアとして描かれています。
既にお知らせ済みですが、著作権侵害による被害が甚大化するこの時代に”The Witcher 2: Assassins of Kings”はDRMを採用していません。もちろんCD Projektはこれを野放しにするつもりは無く、違法ダウンロードには徹底した法的な対策を昂じる予定である事も既にお伝えした通りです。
そんな中、本作のシニアプロデューサーを務めるCD ProjektのTomasz Gop氏がVideoGamerのインタビューに登場し、Witcher 2のDRM非採用に関する見解を明らかにしました。
Gop氏は流通絡みのビジネス的な事情を踏まえた上で、著作権を侵害したいと希望する人達にとってゲームにDRMが存在するかどうかはもはや関係ないと発言、Witcher 2も同様に著作権を侵害される事になるだろうと述べ、もちろんそんな事態が起こって欲しくないと考えているものの、一部の人々は結局のところ”それ”をするだろうとの見解を示しています。
そしてCD Projektが問題に対応する手段として、驚く程に豪華な特典を山盛りにした様々なエディションを用意したとGop氏は明らかにしています。
なお、Witcher 2に用意された49.95ドルの通常版はプレミアムエディションと名付けられ、インゲームアイテムDLCにメイキングDVD、サウンドトラック、世界地図、ゲームガイド、マニュアル、パンフレット、2種類のペーパークラフトフィギュア、Temerianのコインを同梱しており、とても通常版とは思えない様相を呈しています。
さらにGoGでのダウンロード販売には上記の内容にプラスして、無料で”Gothic 2 Gold”、”Realms of Arkania 1+2″、”Realms of Arkania 3″、”Divine DivinityとBeyond Divinity”の内、好きなタイトルを1つ(その1つが既に2本セットだったりしますが……)無料で提供するという、もはや利益があるのか心配になる程の内容となっています。
ユーザーにとってこんなに嬉しいDRM対策もないもんだと言える著作権侵害への対抗策ですが、Gop氏はこのスタンスについて「私たちはDRMを信じない」と発言し、次の様な1つの格言を紹介しています。「FBI warningを目にする唯一の人々は実際にオリジナルのDVDを買った顧客です」と。
先日から期待の超大作が次々と流出騒ぎに襲われるゲーム業界ですが、CD Projektのノーガード戦法がどういう結果を導き出す事になるか、今後の動向を含めお知らせしていく次第です。
(※ FBI warningとは映像作品の導入部などに差し込まれるFBIから著作権侵害者に対する警告文を指しています)
2007年にリリースされた前作”The Witcher”でカルト的な人気を得て一定の成功を収めたCD Projektが4年ぶりにリリースするシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、今作ではエンジンから内製し、大作感漂うエピックな進化とコンソール版のリリースも視野に入れたメジャー感漂う洗練されたタイトルへと進化しました。
先日より新ビルドの情報が登場し始めた本作ですが、昨晩から新しいスクリーンショットが各所で登場し始め、想像以上にパワフルなエンジンの描画力に舌を巻く素晴らしいイメージが揃っています。
さらにGameSpotが本日、新しいデモビルドのプレビューを掲載、プレイ詳細に関する新しい情報が明らかになっています。今回はこれら新情報とスクリーンショット、そしてシニアプロデューサーを務めるTomasz Gop氏によるコンソール版への言及などまとめてお伝えします。
先ほどGameStopのDaily DemoにCD ProjektのシニアプロデューサーTomasz gop氏が登場し、12分弱に渡る「The Witcher 2: Assassins of Kings」の新しいプレイ映像が公開されました。
昨年8月末に開催されたGamescom以来、いくつかの映像やデベロッパーズダイアリーなどが公開されたものの、全てGamescomで公開されたレベルと同じ物ばかりが続き、開発の進捗が心配されていた本作ですが、今回の半年ぶりとなる新レベルの映像では新ビルドが用いられ(※ 最終版では無い事が明記)、遂にプレイ時のUIやインベントリ画面、ダイアログシステムなどの一部も垣間見られ、ほっと一安心な内容となっています。
また、映像では雑魚敵から容赦なくフルボッコにされるゲラルトさんの姿が収められており、今回もなかなか歯ごたえのあるプレイが楽しめる予感に溢れています。また、複数のサイン(Witcherの魔法)を併用する戦闘が可能になり、より戦略的な戦闘が楽しめる様子です。
インベントリからは前作からお馴染みのBombが今回も登場する事や、装備品のバリエーションがかなり豊富になった様子が窺えます。また、コンソール展開を諦めた様子ではない事が如実に感じられるリングメニューや前作ではストレスフルだったアイテムlootの改善など、大作の名に恥じないカジュアル化が実現されているようです。
2011年5月17日のリリースに向け、プロモーションが改めて活発化するか、今後の続報が楽しみです。
ポーランドのCD Projektが開発を進めているシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、5月17日のリリースに向けて開発が進められている本作の新しいデベロッパーズダイアリーが公開、今回はキャラクター達にスポットが当てられた内容になっています。
映像にはバリエーション豊かなNPC達や、ゲラルトの装備変更による外観の違いなどに加え、新キャラクターで特殊なキャラクターとして登場するWind Mageの”Dethmold”が登場、どうやらWitcherの敵となるキャラクターである事が明らかにされています。
また、本作では前作に引き続きエルフやドワーフといった亜人種と人間の間には争いが続けられている事が明かされ、エルフの重要キャラクターでゲラルトの当面の敵とされるIorvethにも言及、Iorvethがトールキンの物語に登場するようなクラシカルなファンタジーの住人であり、エルフが元来生まれ持つ筈の美しさが残酷に奪われた孤独なエルフである事が明かされています。
孤独なIorvethは多くのエルフが持つような伝説的なミスリル製の鎧といった豪華な物は持ち合わせておらず、彼が装備している鎧や衣服は全て彼が殺めた人間からひとつひとつ略奪された物だとの事。笛は、笛はどうなんだ……。
ゲーム序盤に王がゲラルトに支援を求める為に派遣され登場する王国の兵士Vernon Rocheによると、Iorvethについて語るには”単純にくそったれ”な奴との事。なお、このVernon Rocheはゾルタンやダンデライオンとも顔なじみのキャラクターで、プレオーダー特典のアイテムが彼の名前が冠された装備になっています。
という事で、さほど新しい映像は確認できなかったものの、思わぬIorveth情報が明らかになった今回の開発映像、ますます笛をふきふき登場するIorvethの活躍が楽しみです。
オールドゲーム販売のGoG.com等でもお馴染みのポーランドのデベロッパCD Projektが開発を進めている硬派なファンタジーRPGタイトル続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、前作でもかなり難易度の高いシーンが見られ、歯ごたえのあるタイトルとして知られていましたが、今作では更に狂った”Insane”モードが用意される事が明らかになりました。
これはThe Witcher 2のリードゲームプレイデザイナーを務めるMateusz Kanik氏がEurogamerに明らかにした物で、新たに登場する”Insane”モードではゲームプレイのセーブは行えるものの、ゲラルトが死ねばセーブデータが無効になる所謂”ハードコア”モードとなっています。
Mateusz Kanik氏はこの”Insane”モードでは敵との戦闘を回避する事が難しい事を明らかにしており、例としてアンデッドが地下を掘り抜いてゲラルトの近くで起き上がり、ゲラルトの足を掴む事で移動を阻むなど、多くの敵にプレイヤーを捕まえる特殊能力を持たせた事で戦闘がより困難な物になっていると語っています。
ストーリー駆動のシングルプレイRPGでハードコアモードが用意される事は、手取り足取りな新切設計が目立つ近年のゲームタイトルでは珍しい物と言え、実績も用意されているとあって、かなり挑戦しがいのあるモードとなりそうです。なお、CD Projektは救済措置も用意している模様で、復活スクロールをDLC等でリリースする事を計画している事を明らかにしています。
また、The Witcher 2に用意される難易度はイージー、ミディアム、ハードと今回明らかになった”Insane”が加わり、4段階の難易度が用意されている事が明らかになっています。
前作のThe Witcherでもプレイヤーの選択によりリニアではないストーリー展開と結末が用意されていましたが、それはThe Witcher 2も同様で、これまでのゲームイベント等で明らかにされた非線形のプロット分岐は恐ろしく入り組んだ複雑な物である事が判明しています。
Kanik氏はThe Witcher 2: Assassins of Kingsに前作のプレイデータをインポートさせる計画がある事を明らかにしており、前作での選択が今作に大きな影響を与える事になるだろうと話しています。
しかしオリジナルから既に3年が経過している事もあり、CD ProjektではPS3版”Mass Effect 2″に採用された様な導入用コンテンツを用意する事で前作のプレイヤーと同等のゲームプレイを提供したいと語っています。
なかなかに意欲的なチャレンジを盛り込み、パッケージの内容も恐ろしく豪華なThe Witcher 2: Assassins of Kingsは2011年5月17日にPCでリリースされます。
先日は豪華な限定版と意欲的な通常版の存在が明らかになった期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、本日この様々な特典を用意したコレクターズエディションと通常版にあたるプレミアムエディションのプレオーダーを促すトレーラーが公開されました。
また、兼ねてから厳しいDRMによって正規プレイヤーが被害を被る事に否定的な姿勢を見せていたCD Projektは前述の発表に併せ、本作をDRMフリーのタイトルとしてリリースする事を発表し、大きな注目を集めました。
先日このDRMフリーに関係する著作権侵害への対策についてCD ProjektがEurogamerのインタビューにて言及、多くの大国に暮らす人々に対して、違法ダウンロードを行う場合、それを行った事を告げ支払いを促す書面を法的な根拠の元に送る事が出来ると語り、ユーザー達に違法ダウンロードを控える様訴えました。
Eurogamerはこれに対しISPによる追跡や現行犯、そもそもの間違いなどの可能性も含め対応が難しい物である事を指摘、しかしCD Projektはそれも加味した上で著作権を侵害するユーザー達をきっぱりと止めさせるには、こういった類の強行な手段が必要である事を強調しています。
近年頻発するDRMのトラブルを回避する為に不採用を決断したCD Projekt、業界全体でも著作権侵害に対応するための莫大な予算が投じられている事は大手各社を始め様々な局面で報じられており、いたちごっこが繰り返されています。
そもそもの問題をシンプルに、しかし茨と思える道を選択したCD Projekt、一部の悪意を持つゲーマーにとってDRMを持たないThe Witcher 2を違法に手に入れる事は無防備な赤ちゃんを襲うよりもたやすい事だと言えるでしょうが、それは大きく楽しみを損なう物に違いありません。状況によっては果てしない戦いとなりそうな今回のCD Projektの選択が良い結果を生み出す事が出来るか、リリース後の動向に注目です。
発売日も5月17日に決定し、豪華な3エディションの詳細も発表されたCD Projekt期待のシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、以前に前作からの悲願であるコンソール対応についてプロデューサーを務めるTomasz Gop氏が頓挫を示唆する発言を行っていましたが、先日開催されたプレスカンファレンス会場にてGop氏がまだコンソール対応を諦めていない事を明らかにしました。
これはTomasz Gop氏がEurogamerに対して語った物で、スタジオ内部で何が起こっているか直接伝える事が出来ないものの、コンソールでのリリースについて出来うる限りの事を全て行っていると語り、Witcher 2が現世代のコンソール上でリリースを果たすだろうと発言しています。
また、Gop氏は既に1レベルがPS3とXbox 360で動作している事を示唆しており、コンソール対応について”それは成し得る”とも語っています。
コンソール対応についてはタイトルの存在が明らかになったCD Projekt内製のエンジンによる技術デモのリークの段階から既にマルチプラットフォーム対応が謳われており、今回のプレスカンファレンスでもCD ProjektのCEOを務めるMarcin Iwinski氏が改めてマルチプラットフォーム対応の技術を擁している事をアピールしており、イギリスでも北米と同様に多くのプレイヤーがXbox 360でゲームをプレイしている事をCD Projektが理解していると、Gop氏同様コンソール対応を示唆する発言を行いました。
先日リリースが5月17日に決定し、豪華な限定版も発表されたCD Projektのシリーズ最新作「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日CD Projekt REDが行ったプレスカンファレンスにて同社が運営するデジタル販売プラットフォームのGOG.comでもThe Witcher 2の販売を行う事が明らかになりました。
以前、当初パブリッシャーを務めるとされたナムコとDRM絡みで意見の相違が見られた経緯もあるCD Projektですが、なんとGOGでの販売は意志を自ら証明するかの用にDRMフリーで販売を行い、プレオーダーの10%オフ、そして以下の4タイトル”Gothic 2 Gold”、”Realms of Arkania 1+2″、”Realms of Arkania 3″、”Divine DivinityとBeyond Divinity”から1つ好きなタイトルが得られる特典を用意しているとの事。
また、GOG版はその他のGOG取り扱いタイトルと同様にフォーラム用のアバターイメージ、壁紙、CD Projektのスタジオツアー写真などの特典がさらに追加されます。
なお、 詳細は不明ながら、最終的にナムコはヨーロッパでのパブリッシャーを務める事は無かった様で、CD Projekt自身がヨーロッパの販売を手掛け、北米はAtari、ロシアでは1Cがパブリッシャーを担当する事が明らかになっています。
コンソール版が頓挫した上に、このご時世にCD Projekt……大丈夫なのか。ナムコとの件では”厳しい”DRMを採用するつもりは無いと発言していたCD Projektですが、まさか完全なノーガードでローンチに挑むとは思いも及びませんでした。
今回のプレスカンファレンスではこの他、販売形態も正式に発表され、先日Gamestopで明らかになったコレクターズエディション、デジタル販売用プレミアムエディション、小売りのプレミアムエディションの3種が用意されている事が明らかになりました。
小売りのプレミアムエディションは所謂通常版の扱いで、なんと先日明らかになったコレクターズエディションに含まれるインゲームアイテムDLC、メイキングDVD、サウンドトラック、世界地図、ゲームガイド、マニュアル、パンフレット、2種類のペーパークラフトフィギュア、Temerianのコインを含み49.95ドル/34.95英ポンド/49.95ユーロとなっています……通常版なのかこれ。
デジタル販売用プレミアムエディションは上記のTemerianのコイン以外の特典を全てデジタル化した物で、すでにSteamでは予約受付も開始されました。
そしてコレクターズエディションはさらにゲラルトの彫刻やアートブックが用意された先日お知らせ済みの物となります。
さらに小売業者毎に違うプレオーダー特典も用意、特典の詳細は今後改めて発表されるとの事ですが、アメリカとドイツのGameStop、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツのAmazon、HMVなど多くの業者の取り扱いが控えているそうで、特典の例としてスーツや秘密の商人、Finisher Packといった物が紹介されています。
という事で、なんというか本当に大丈夫なのか逆に心配になってくる程に太っ腹で向こう見ずなCD Projekt、今後の開発とブラッシュアップが無事に仕上がり、この意気が多くのゲーマーに届いてセールスが成功する事を望んで止みません。
せめて出来る事としてリリースまでThe Witcher 2がどのようなタイトルに仕上がるのか、当サイトでは可能な限り情報を紹介する事でCD Projektを応援したいと思います。頑張れ……頑張れCD Projekt!
CD Projektが開発を進めているシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」のリリースが5月17日に行われる事が発表されました。さらに明日18日にはCD Projektがカンファレンスイベントを開催、更なる新情報が登場する事となる模様です。
またカンファレンスに先駆けてGameStopから豪華な特典を同梱したコレクターズエディションの存在も判明、価格は129.99ドルとなっており、特典の詳細は以下の様になっています。
- インゲームアイテムの”The Vernon Roche Commando Jacket”(Vernon Rocheのジャケット):装備時に剣による戦闘能力を上昇させる
(※ Vernon RocheはThe Witcher 2の登場キャラクターの一人で、舞台となるTemeriaの王からゲラルトを支援する為に送られた使者で有能な戦士、ゾルタンやダンデライオンとも面識がある模様)- メイキングDVD
- サウンドトラック
- 世界地図
- アートブック
- ゲラルトの彫刻
- Temerianのコイン
- ダイスセット
- ステッカー3種
- トランプとルールブック
- 呪われたコインとパンフレット
- 2種のペーパークラフトフィギュアとボーナス
- ゲームディスク
なお、明日開催されるカンファレンスではこのコレクターズエディションや予約特典、世界各地でのリリーススケジュールに関する情報なども明らかにされると予想されています。いよいよ現実的なリリースが見えてきた期待のThe Witcher 2: Assassins of Kings、中二病テイスト満載な笛好きの隻眼Iorvethもしばらく登場していないので、そろそろ敵側の新情報なども出てきて欲しい所です。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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