昨日アメリカのホワイトハウスが知的財産被害などに関する長期的な計画を発表し、FBIにおける著作権侵害の調査や抑制をさらに強化する事を明らかにしました。
発表を行った知的財産執行調整官を務めるVictoria Espinel氏は、映画・ゲームを初めとする著作権侵害の対策強化を前提に、現在5人存在する知的財産専門のスタッフに加え、2010会計年度内にFBIのIP専門の特別捜査官を50人以上雇用する計画がある事を明らかにしました。
2008年ブッシュ大統領時代に知的財産執行調整官のポストが誕生して以降、年を追って体制強化が図られてきた米国の著作権侵害に関するFBIの動きですが、今回の大きな拡大を以て数十兆円規模とも言われる著作権侵害の被害に一定の効果を期待したい所です。
なおE3の運営やESRBレーティングの管理などを行うEntertainment Software AssociationのMichael Gallagher社長はこの体制強化について、国外の市場も含め産業の成長に重大な決定であると強く評価する意向を明らかにしています。
Eidosのモントリオールスタジオが開発を進めている「Deus Ex : Human Revolution」、トリプルAタイトルとしての期待値、そしてウォーレン・スペクター氏が作り上げた初代の高い完成度などから、かなり大きなプレッシャーがのし掛かるタイトルである事が容易に想像できます。
しかしE3でのプレビューやリーク映像などからはEidosモントリオールが予想以上のDeus Exを作り上げている事が垣間見られ、さらに大きな期待と注目が本作に集中しています。
そんな中、7月末には本作のスクリプトが完成する予定である事をプロデューサーのDavid Anfossi氏がVideoGamer.comに語り、スクリプトが電話帳にも似た巨大な物で、なんと20万行を超えるボリュームである事を明らかにしました。
ウォーレン・スペクター氏率いるIon Stormが開発を行い、Eidosがパブリッシャーを務めた2作のDeus Exは、ユニークで懐深いゲームシステム以外に、知的で注意深く織り上げられたダイアログの高い完成度でも知られており、今作のリードデザイナーを務めるJean-Francois Dugas氏はモントリオールチームがこの遺産に応える為に努力していると語っています。
Dugas氏はこの難度の高い開発について「魔法のレシピは無い」と語り、専門的なリードライターの存在こそがこれを解決するただ1つの方法であると述べ、リードライターのMary Demarle女史がこれに大きな役割を果たしている事を明らかにしました。
Mary Demarle氏はMystシリーズやSplinter Cell: Conviction等を手掛けたベテランのライターで、過去のDeus Exの全てを調査し、非常に細かい所までこだわった作業を重ねているとの事。
上海のブレードランナー的な街並みやオブジェクティブに対する多くのアプローチなど、既に所謂Deux Ex的な要素を上手くリメイクしている気配が見られる今作は、初代Deus Exの25年前が舞台とされ、ナノテクノロジーやUNATCO結成、そしてDenton兄弟の誕生前夜が描かれるとされています。初代Deux Exを超える素晴らしいタイトルの誕生が実現される事になるか、期待して完成を待ちたいと思います。
マイクロソフトのXboxプロダクトディレクターを務めるAaron Greenberg氏がVG247のインタビューに登場、Xbox 360の豊富なラインアップ等について語る中、Xboxはほとんどの独占タイトルと重要なフランチャイズを持っていると語り、これは”ゲーマーならばXboxを持っていなければならない“事を意味すると主張しました。
Greenberg氏は今世代の戦略が最も多く専用タイトルを持ち、最も大きな超大作タイトルを保有する事が重要だと述べ、HaloやGears of War、Fable、Alan Wake、Crackdown 2等の存在を挙げています。さらに氏はこれまでXboxが持っていなかったファイナルファンタジーやメタルギアと言った大きなフランチャイズも登場している事を強調し、ゲーマーならばXboxを持っていなければならないと締めています。
新ハードの発表やKinectの登場もあり、カジュアル層への普及と共に、コアゲーマーへの訴求も強化したいGreenberg氏とマイクロソフトの思惑が見え隠れする主張ですが、ちょうど先ほどお知らせした、海外メディアが選んだトレンドを作るデベロッパの選出や、以前お知らせしたPS3の購入動機に関する記事なども併せて読めば、また違った側面が浮き上がってくるのではないでしょうか。
1967年にRalph H Baer氏が開発したBrown Boxの登場以来、ビデオゲームが誕生して早40年が過ぎ、現在は第7世代のビデオゲーム時代とされています。各世代毎に様々な流行や人気メーカの隆盛と衰退、そして世代交代が行われてきました。現在の第7世代ではハードウェアや映像技術の表現も格段に進化し、モーションコントロールや3D技術など大きな変革の時代を迎えています。
そんな近年のゲーム産業の中で、ゲームのトレンドを自ら創出し多くのフォロワーを産むオリジナルとも言える17社のデベロッパを海外情報サイトのGames Thirstが選び発表しました。並んだデベロッパと代表的なタイトルを見れば確かに納得の布陣で、とても興味深いラインアップとなっています。
ゴア表現がとんでもない事になっている新生「Mortal Kombat」、リアルな3D表現を実現しつつもスピード感のある2D格闘に戻り、原点回帰を目指すタイトルとなりそうです。そんな本作のキャラクター選択画面が登場、本作が26名のキャラクターとDLCでの追加キャラクターから構成される事が明らかになりました。
なお、E3でのプレイアブル展示に登場したキャラクターは以下の8体で、Scorpion、Milleena、Reptile、Sub-Zero、Kung Lao、Johnny Cage、Night Wolf、Sektorとなっています。という事で今の所はいつもの顔ぶれ、今後登場するキャラクターにサプライズは待っているか、続報に期待です。
3DSの発表と豊富なラインアップでE3で大きな注目を集めた任天堂ですが、海外メディアのVenture Beatにて任天堂の岩田社長が近年世界的な経済状況などと併せて囁かれるゲームセールスの低迷について発言、「私はビデオゲームのセールス低迷を世の経済状況を理由にすべきではないと確信している」と語り、「セールスの低迷は誰もが購入したくなるような偉大なソフトウェアが不足している事に違いない」と分析しています。
岩田社長はさらにこれが任天堂だけの問題ではなく、ビデオゲーム産業全体の問題だとのべ、「結局の所フレッシュな”何か”が産業を成長させる」と大きな自信を覗かせ、任天堂の重要な取り組みが魅力的なゲームを作り、年末にそれを十分に売る事と述べました。
これはMad Catzが新しく発売するTournament Edition FightStickのケンバージョンのイメージです。アートワークはメルボルンのアーティストBossLogic氏が手掛けた物で、25キャラクター25種のスティックがリリースされます。
用意されたアートワークにはスーパーストリートファイターIVのキャラクターのみならず、ユリアンやアレックス、ユンとヤンやロレントまで用意されており、きっとお気に入りのキャラクターが見つかる筈。
しかしその中でも一人異様な仕上がりを見せているのがケン!最近ではキモの座ったイライザに支えられ、すっかり良いパパキャラになりつつあるケンですが、殺意の波動を思わせる邪悪なイメージに思わず格好いい!と唸った一枚です。
いよいよリリースまで2ヶ月と迫った期待のシリーズ続編「Mafia II」、本作に期待する前作からのファンは戦闘やゲームのシステムと同じくらいに気になるポイントとして街の生活感や雰囲気などを挙げるのではないでしょうか。
オールドカーのデザインやPLAYBOY誌との提携、さらに40~50年代の楽曲が約120曲用意され、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団によるスコアも収録されているというMafia IIの街を流す様子が納められた直撮映像が登場しました。後半はミッションを進める様子や車両のドライバー視点でのプレイも収められており、興味深い映像となっています。本作が気になっている方が雰囲気を掴むためには必見!の動画と言えそうです。
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これはcezkid氏が作成した2Dキャラクターを3D風に回転させたgifアニメーション作品です。完全に出オチですが全員一気に廻ってると可愛くて仕方がない!しかし廻るだけでリアルに見えるから不思議!
先週ロサンゼルスのコンベンションセンターにてTHQが投資家向けの説明会を行い、その中で今後の主力タイトルのラインアップとリリース時期を明らかにしました。
資料からは板垣氏率いるヴァルハラの新作「Devil’s Third」と、先日アナウンスされた”Draksiders 2″のリリースは2012年の予定である事が記されています。
さらに資料からKinect/Move/Wii対応のエクササイズとトレーニング用タイトル”UFC Trainer”の存在が明らかになっています。Electronic ArtsやUbisoftなど有名各社がモーションコントロール対応のエクササイズタイトルを発表しており、会場ではこれらと競合するタイトルになる事が発表されています。
本日放送されたNBCのトーク番組”Late Night With Jimmy Fallon”にTreyarchのコミュニティマネジャーを務めるJosh Olin氏が出演、ベトナムが舞台となる”Slaughterhouse”ミッションのデモが行われ、司会のJimmy Fallon氏がヘリをコントロールする様子などが放送されました。
Jimmy Fallon氏の拙い操作が逆に効果的だった事もあり、E3のデモンストレーションなどではあっさりと倒されていた敵ヘリとの戦闘シーンがかなりの迫力で映像に収められています。何というかやはりCoDは華がある!といった感じでしょうか。しかしみんなテンション高いwww
昨日、Xbox 360のモーションコントローラー「Kinect」がMicrosoft StoreのWebサイトにて、149.99ドルでプレオーダーが開始されている事をお知らせしましたが、Gamescomで正式な発表を行うとアナウンスしていたマイクロソフトが今回のWebサイトへの掲載についてコメントし、これがオフィシャルなものではない事が明らかになりました。
これはXbox LiveのディレクターStephen Toulouse氏が明らかにしたもので、現在小売店等を含め登場している価格は全て仮の値付けであり、まだ正式な価格は発表していないとの事。やはりGamescomでの発表を待つ以外に無いようですが、公式ストアでプレオーダーの受付を行って、オフィシャルじゃないというのも妙に不思議な話です。
以前、コミック版「Kane & Lynch」のリリース決定と、ケインとリンチのナイスなデザインをお届けしましたが、先ほど素晴らしく良い顔の二人が描かれたカバーアートが登場しました。
DCのWildstormレーベルから出版されるこのコミックは、ベテランのIan Edginton氏がライターを務め、コミックはダークホースやDCで活躍中のChris Mitten氏が担当、カバーアートはDead SpaceやSilent Hillを手掛けてきたBen Templesmith氏が手掛けています。
なお、コミック版「Kane & Lynch」の第1巻は8月4日発売予定となっています。これは楽しみ!
第3のCall of Dutyタイトルデベロッパとして知られるSledgehammer Gamesの公式サイトがとうとうオープンしました。サイトにはまだ少しの情報しか掲載されていませんが、でかでかと”Call of Duty FPS game”の文字が記され、SledgehammerのCoDタイトルがやはりFPSタイトルである事がこれでもかとアピールされています。
なお、以前もお伝えした求人募集がここでも行われており、今後の動向に注目が集まります。なお、Sledgehammer GamesはかつてVisceral GamesでDead Spaceを開発していたGlen Schofield氏とMichael Condrey氏により立ち上げられた新しいスタジオとしても注目が集まっています。
国内版が若干騒がしい事態になっている「Just Cause 2」ですが、本作に登場するタイやラオスなどでタクシーとして利用されている可愛らしい3輪自動車”トゥクトゥク”の無料DLCが海外版のJust Cause 2に本日登場する事が明らかになりました。対応プラットフォームはXBLAとPSN、そしてSteamとなっています。
もうどっから見てもおかしい!そのロケランはおかしい。と盛大につっこまざるを得ない素晴らしいトゥクトゥク!格好&可愛いいすぎる。Avalancheの突き抜け具合は本当に素晴らしいですね……!
今年の4月にCliffy Bが出演して”Gears of War 3″が正式に発表されたトーク番組”Late Night With Jimmy Fallon”にTreyarchのコミュニティマネジャーを務めるJosh Olin氏の出演が決定、現地時間で22日の深夜0時35分からNBCにて放送される事が明らかになりました。※日本時間では23日のお昼頃
今回の出演で何が登場するかはまだ明らかにされていませんが、新トレイラーや新情報の登場の可能性もあり、注目が集まっています。 続報あり次第お知らせいたしますので、お楽しみに!
先日は今作の舞台がなんとパラダイスシティの4倍!とのニュースをお知らせしたCriterion期待の新作「Need for Speed: Hot Pursuit」、Burnoutシリーズ譲りのど派手レーシングに仕上がりそうな本作ですが、マーケティングのボスを務めるKeith Munro氏がEdge誌のインタビューにおいて、本作がBad CompanyシリーズやCall of Dutyシリーズなどからインスパイアされた物である事を明かしました。
Munro氏は本作の開発にあたって、ファーストパーソンシューティングの代わりにファーストパーソンドライビングについて話あったそうで、レーシングカーの中で感じるプレイフィールは戦場の弾丸が飛び交う感覚と異ならず、暴力的で攻撃的な物だと発言しています。
さらにMunro氏はシューターからの影響が1つでは無い事を挙げ、オンラインプレイの習慣性やスマートさも参考にしていると発言、今作がソーシャル要素の接続性に強くフォーカスしている事を明らかにしています。これまでのタイトルでは良作と手厚いサポートで知られるCriterionが言うと、なんとなく上手い事言ってやった的な内容でも含蓄のある言葉に聞こえるから不思議!です。Burnoutでもこの辺りのサポートは強く行われていたと感じられるだけに、さらなるパワーアップが果たされるNeed for Speed: Hot Pursuitもかなり長く楽しめるタイトルとなりそうです。
Need for Speed: Hot Pursuitは11月16日リリースで、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3、Wiiとなっています。
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