本日、F2Pやデジタルゲームの市場動向を専門に扱う“SuperData”が2019年12月における世界的なデジタルゲーム市場の販売動向を報告し、過去最大規模となる98億ドル(約1兆740億円)の売上げを記録したことが明らかになりました。
前年同月比8%増となった2019年12月の記録的な売上げは、前年同月比+28%もの大幅な増加を達成したモバイル分野に基づくもので、PC分野の収益は前年同月比4%減を記録。さらに、コンソールは前年同月比-25%もの大幅な収益減となっています。
SuperDataの報告によると、コンソールの大幅な減少は、Fortniteの売上げが減少したこと(※ Fortniteは2018年12月に過去最高の月間収益を記録していた)、および2019年の後半にリリースされた大作が2018年のホリデーシーズンに比べて少なかったことに起因しているとのこと。
また、2019年12月のデジタル販売について、以下のようなハイライトが報じられています。
- Supercellの人気モバイルゲーム「Clash of Clans」がサービス開始から7年を経て、過去最高の月間収益を記録。2019年12月のコンテンツアップデートとホリデーセールに伴い、月間アクティブユーザーとコンバージョン率が増加し、1億5,820万ドルの売上げを記録している。
- 「Call of Duty: Modern Warfare」は、従来のシーズンパスや有料マップパックを用いない、シリーズ初のバトルパスとマイクロトランザクションによるマネタイズを採用し、新たなビジネスモデルへの移行に成功。2019年Q4における本作の売上げは、昨年同四半期のCall of Duty: Black Ops 4に比べ4%増を記録。2019年12月におけるModern Warfareの収益は7,870万ドルに達しており、これはBO4ローンチから3ヶ月間の売上げ9,290万ドルに迫る規模となっている。
- 「Grand Theft Auto V」は2017年12月以来最も大きな販売を記録。セールによりコンソールとPC版の売上げが8,470万ドルを記録しただけでなく、大きな成功を収めた“ダイヤモンドカジノ&リゾート”に続く“ダイヤモンドカジノ強盗”アップデートの登場によって、有料通貨の販売が増加している。
- 「Red Dead Redemption 2」の販売は、12月5日のSteam向けリリースを経て大幅に増加。2019年11月のデジタル販売は40万6,000本だったが、Steamローンチを経た12月のデジタル販売は100万本を記録している。
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