傑作“ディスコ エリジウム”の父Robert Kurvitz氏が「ZA/UM」を提訴、エストニアで行われる裁判の日程も判明

2022年10月24日 10:40 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Disco Elysium」

今月初めに傑作“ディスコ エリジウム”を生んだ3人の最重要人物Robert Kurvitz氏とAleksander Rostov氏、Helen Hindpere氏がビジネス的なトラブルによりスタジオを去ったことが判明した「ZA/UM」ですが、その後の動向に注目が集まるなか、新たに“ディスコ エリジウム”とエリジウム世界の父Robert Kurvitz氏がエストニアで「ZA/UM」(Zaum Studio OÜ)を提訴し、2022年11月28日に最初の裁判を予定していることが明らかになりました。

これは、エストニアの法律や裁判に纏わる国営の文書管理サイトRiigi Teataja上に訴状の存在が確認されたもので(※ 筆者側でサイト上のデータを確認済みですが、検索結果への直リンクができないため、下部に裁判情報のスクリーンショットを掲載しています)、今のところ訴状や裁判の内容については閲覧できませんが、登録内容からRobert Kurvitz氏が代表を務める“Telomer OÜ”が“Zaum Studio OÜ”を訴えていることが判明しているほか、Robert Kurvitz氏が有するZA/UMの情報や文書取得の権利を巡る裁判が行われることが判明しています。

最初の裁判は、ハリュ県タリン裁判所で2022年11月28日午前10時に開始される予定で、さらなる続報に注目が集まる状況となっています。

前述の通り、裁判の具体的な情報は不明ですが、その後の調査でスタジオを去ったRobert Kurvitz氏が現在も“ZA/UM”の株を相当数所持する主要株主であることが判明していることから、スタジオ退社後も役員としてZA/UMや“ディスコ エリジウム”IPの情報にアクセスする権利を有している可能性は非常に高く、訴状のタイトルを鑑みるに恐らくZA/UM側がRobert Kurvitz氏の関与を阻止しているような状況が生じているものと思われます。(※ Aleksander Rostov氏も株主の一人)

「Disco Elysium」
参考:Riigi Teatajaに登録された情報のスクリーンショット、画像は原寸大のイメージにリンクしてあります
ZA/UM最初期メンバーのMartin Luiga氏も今回の動きを報告

情報元及びイメージ:Tech News Space, Kotaku Australia

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.