かつて2008年にチートツール等の利用を行っていたDiablo IIとStarCraftプレイヤーに対し、35万ものアカウントをBANした実績のあるBlizzardですが、すでに300万セールス突破した「StarCraft II」の成功を迎え、改めてチートツールへの警告を行っています。
Blizzardはエンドユーザーライセンス契約の中で明言されている様に、ハックや改造、チート利用が判明した場合プレイヤーのゲームプレイを永久に禁止する事が可能である事を明言し、これはプレイヤーのアカウントがBattle.netに永久にログイン出来ない事を意味すると表明。
また、今回の警告ではどのようなハックやチートも使用しない事を強く勧めると述べた上で、近いうちに不正プレイヤーに対する一時利用停止やBANの処分を開始する事を予告しています。
先日からの高得点・満点連発のレビューに始まり、いよいよローンチを迎え世界中のゲーム情報メディアが「Halo: Reach」のローンチに沸き立つ中、Bungieのコミュニティディレクターを務めるBrian Jarrard氏がCVGに対し、メディアのレビューを気に掛けて開発を進めた事は無いと発言しました。
Jarrard氏はBungieがレビュワーの評価を心に留めて開発に取り組んだ事は無いと断言、Bungieは自分達のタイトルにインターネット上で交わされるファンフォーラムやネット上のメディアサイトでの言葉を多く読んでいる事も明かした上で、結局の所、Bungieは自分達がやりたいゲーム、そして何よりファン達が楽しむ事を希望していると語り、決してレビュワーを意識した開発を進めようとは思わないとBungieのスタンスを強調しています。
さらにJarrard氏は、Bungieが世界中のファンに自分達のゲームを楽しんで貰えればと考えているものの、結局それはゲーマー個人の主観的な判断にまかせられる物で、人はそれぞれ自分の見解を持つ権利を有していると述べ、形式的なレビューを信用する事はとても難しい事だと語っています。
この発言はベータテスト以降、山の様なブラッシュアップを重ね、サービス過剰とも思える膨大な量のコンテンツを盛り込み、針を研ぎ澄ますような調整を黙々と進めてきたBungieが語ってこそ説得力のある物とも言えます。のっぴきならない複雑な事情を超えて”やりたいゲームを作った”と語らせるHalo: Reachが一体どのような結果を出すのか、今後の動向に注目です。
本日THQが新しいリリーススケジュールを発表、3月リリースが予定されていたシリーズ最新作「Red Faction: Armageddon」が2011年5月へと変更された事が明らかになりました。
プレスリリースに掲載されたスケジュールはどうやら2012年度(2011年4月~2012年3月)の物で、期待のW40KタイトルやSaints Row新作等についても記されています。なお、THQは今回のスケジュールが全て”変更の可能性”がある事を加えています。スケジュールの詳細は以下でご確認下さい。
- Red Faction: Armageddon – 2011年5月
- MX vs. ATV Alive – 2011年春
- Warhammer 40,000: Space Marine – 2011年夏
- Saints Row – 2011年秋
- World Wrestling Entertainment – 2011年秋
- Ultimate Fighting Championship – 2012年冬
9月始めにEpic GamesがiOS用のアクションタイトルとして発表した”Project Sword”、タイトルは現在Chair Entertainmentにより開発が進められていますが、発表と共に本作の無料技術デモとしてリリースされた「Epic Citadel」が早くも100万ダウンロードに到達した事が明らかになりました。
とても携帯デバイスで動作しているとは思えないクオリティと本格的なゲームデバイスとしてのポテンシャルを見せつけたEpicですが、今回のマイルストーン到達でユーザーからの期待の大きさも自明の物となったと言えます。”Project Sword”(※ プロジェクト名で正式タイトルではありません)は、あの”Shadow Complex”を手掛けたChair Entertainmentが手掛けている事もあって今年後半のリリースでは更なる注目が集まる事となりそうです。
世界中でローンチイベントの本格化に湧きあがるBungie最後のHaloタイトル「Halo: Reach」、イギリスでの初日売り上げは150万英ポンド(約2億円)越えが期待され、イギリスとアイルランドのXboxディレクターを務めるStephen McGill氏は深夜販売を行う小売店がイギリス国内だけでも数百店舗存在し、まさにHalo: Reachが”ゲーマーのゲーム”だと成功を確信する発言を行っています。
さらにイギリスよりも巨大な盛り上がりを見せそうな北米ではMicrosoft Game StudiosのVPを務めるPhil Spencer氏が“Halo: Reach”よりビッグなゲームは世界に存在せず、2010年最も大きなエンターテインメントイベントだと述べ、”スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス”以来の巨大ローンチであるとアピールしています。
Spencer氏は「フランチャイズのサイズと範囲、そして特にファン達の熱中はどのゲームもHalo程大きい物では無い」と述べ、「私たちは”Halo: Reach”でブロックバスタータイトルのエンターテインメント体験を再定義し、最終的に今年をXboxの歴史の中で最もビッグな年にする事を約束する」と大きな自信を見せています。
今作のベータテストでは270万人が参加し、コンソールゲームのベータテストで最大規模を記録。さらにシリーズタイトルのXbox Live上累計プレイ時間が33億時間を超え、シリーズ販売本数が3400万本を超えるHaloシリーズの最新作かつBungie最後のタイトルとして、ゲームエンジンから刷新されいよいよ降臨するHalo: Reach、強豪タイトルがひしめく中、マイクロソフトの自信は現実の物となるか、今後の動きに注目です。
先日から「Halo: Reach」のローンチイベントのお知らせを続けていますが、昨晩はロンドンのトラファルガー広場でスパルタンが空を飛び、街中はファン達や巨大トラックにバスなどHalo一色、さらにマレーシアのペタリンジャヤにあるトロピカーナ・シティモールでは深夜の販売開始に併せてローンチイベントが開催、購入したファン達の嬉しそうな笑顔と共に、今回のローンチの巨大さが改めて肌で感じられる物となっています。
今後さらに北米でのイベントや中継なども行われる予定で、こちらも続報お楽しみに!なおBungieも北米イベントの準備を粛々と進めており、Twitterでは守衛さんと共に超巨大な”Halo: Reach Mysticエディション”と名付けられた謎の箱が登場しています。でかい!
昨晩、先週のイギリス販売チャートが発表され”Mafia II”が3週目の首位をキープした事が明らかになりました。しかし、全体的なセールスは奮わず、総売上は先週からなんと58%ダウンという結果になった事がChart-Trackにより付記されています。
そして今回は長らく5~6位に鎮座し続けたJust Danceが遂にTOP10圏外へダウン、11位という結果に終わっています。同じくTOP10入りを続けていたModern Warfare 2もここに来てようやくセールスを落とし、20位という結果に終わりました。大きな流動の少なく同じ顔ぶれが支配していたイギリスのセールスですが、Halo: Reachのローンチと共に年末商戦の足音もいよいよ近づき変化の時期を迎えている様です。
- 1位:MAFIA II
- 2位:TOM CLANCY’S H.A.W.X. 2
- 3位:KANE & LYNCH 2: DOG DAYS
- 4位:TOY STORY 3
- 5位:TETRIS PARTY DELUXE
- 6位:SPIDER-MAN: SHATTERED DIMENSIONS
- 7位:KINGDOM HEARTS: BIRTH BY SLEEP
- 8位:R.U.S.E.
- 9位:PRINCE OF PERSIA: THE FORGOTTEN SANDS
- 10位:RED DEAD REDEMPTION
- 11位:JUST DANCE
- 12位:SUPER MARIO GALAXY 2
- 13位:LEGO HARRY POTTER: YEARS 1-4
- 14位:MASS EFFECT 2
- 15位:SNIPER: GHOST WARRIOR
- 16位:WII SPORTS RESORT
- 17位:TIGER WOODS PGA TOUR 11
- 18位:BATTLEFIELD: BAD COMPANY 2
- 19位:BATMAN: ARKHAM ASYLUM
- 20位:CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
近年ますますRPGマイスターとしてぶっちぎりのクオリティでジャンルを牽引するBioWare、現在は”Dragon Age II”にPS3版”Mass Effect 2″、来る最終章”Mass Effect 3″、さらにMMOタイトルとなる”Star Wars: Knights Of The Old Republic”とを並行して手掛けています。ここにWarhammer Onlineを運用する老舗のMythicの吸収なども加わり、ますますその勢いを伸ばしています。
そんな中、BioWareにさらなる未発表タイトルが存在するとの噂が聞こえてきました。これはQAリードを務めるMitchell Fujino氏のLinkedinプロフィールから明らかになった物で、昨年から未発表の携帯ゲームタイトルに取り組んでいるとの記載が見つかった物。(現在は未発表タイトルに修正)
なお、Mitchell Fujino氏はかつて2008年にDS用タイトルとしてBioWareからリリースされたSonic Chonicles: The Dark Brotherhood(国内では”ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者”)の開発にも携わっており、海外ではこの発見を受けてソニッククロニクルの続編が登場するか?と予想されています。もしも3DSタイトルでBioWareソニックの続編……などと考えれば非常に夢溢れる噂話だと言えそうです。
近年、Steamworksで実現されたクラウド機能やマッチメイキングの統合、MacとPS3への進出など、様々な追加機能で破竹の勢いを見せるValveのデジタル流通プラットフォーム「Steam」ですが、さらなる新機能として新たな支払い方法のベータテストが開始された事が明らかになりました。
この支払い方法は”Steam Wallet“と呼ばれる物で、Steamに現金をチャージしてそこから支払いを行うという物。チャージの金額は5ドル・10ドル・25ドル・50ドル・100ドルの5種類が用意されており、チャージにはこれまで同様カード(JCBが新たに追加)やPayPalが利用できます。
Valveがこの新しい支払い方法で何を計画しているのか、まだ詳細は明らかではありませんが、本格的にマイクロトランザクションビジネスに乗り出す準備とも取れる今回のベータテストは今後の動きが非常に気になる内容だと言えそうです。
本日「PlayStation」が北米にて15周年を迎えた事が明らかになりました。1995年9月9日に北米ローンチを果たして以来、PlayStatioブランドは複数の製品を経て、3億7700万台以上のハードウェアを出荷し、20億本を超えるゲームタイトルを販売、実に630億ドル以上の収益を上げています。
SCEAのCEOを努めるJack Tretton氏はこれまでの歴史を振り返りつつ、今後の市場が200億ドル規模の物であるとの見解を示し、次の15年で3D立体視対応のような新たな没入型のゲーム経験をもたらし続けると述べています。
また、ソニーから興味深い統計結果が発表されており、PS3所有者の30%が20を超えるタイトルを所持している事、クレイトスがファーストパーティタイトルで最もフェイバリットなキャラクターである事などが明らかにされています。
今回の15周年を祝い、北米PlayStationStoreではPS3とPSP用の壁紙が配布、さらにPlayStation 15thアニバーサリーコレクションのページが用意され、PS Oneタイトルの最大50%引きとなる週間セールが開催、さらにPlayStation Homeにも記念の初代PlayStationをモチーフにした装飾が登場しています。
また、海外では熱烈なファンお手製のアメリカンなケーキによる初代PlayStationなども登場し、15周年を祝っています。
昨晩NPDによる8月の北米ゲームセールス調査結果が発表、ハードウェアのセールスでXbox 360がWiiを僅差で下し、トップセールスを達成、3ヶ月連続でWiiとPS3を上回り、ソフトウェアセールスでも上位10タイトルのうち、4タイトルがXbox 360タイトルとなる好セールスを達成しました。
しかし北米全体のセールスとしては2006年以来最悪の8月となり、2009年8月の9億1030万ドルに対して10%下落の8億1890万ドルという結果になっています。これには昨今陰りが見え始めた携帯ゲーム機セールスの凋落が大きく影響を与えています。
まず、ハードウェアセールスは前年比5%ダウンの2億8290万ドルとなっており、Xbox 360がWiiとDSを下したものの、WiiとDSの販売台数の合計は58万7000台と大きな物で、市場での任天堂の支配力はまだまだ強い状況にあると言えます。
マイクロソフトはXbox 360を35万7000台販売し8月のベストセールスに、ソニーのPS3は22万6000台を売り上げ、13ヶ月連続成長を記録、8月セールスの中で唯一前月からのプラス成長を果たしています。なお、PSPは先月から5000台ダウンの79,000台セールスという結果でした。ハードウェアセールスの詳細は以下からご確認下さい。
■ 北米8月の各ハードウェア販売台数
- Xbox 360:35万7000台
- DS:34万3000台
- Wii:24万4000台
- PS3:22万6000台
- PSP:7万9000台
■ 北米2010年の各ハードウェア累計販売台数
- DS:381万2100台
- Wii:298万2800台
- Xbox 360:269万6200台
- PS3:203万1500台
- PSP:68万3379台
■ 北米での各ハードウェア累計販売台数
- DS:4561万0258台
- Wii:3252万2881台
- Xbox 360:2325万2086台
- PS3:1946万8336台
- PSP:1340万3075台
ソフトウェアセールスは前年比で8%ダウンの4億350万ドルとなり、Xbox 360とPS3の合計で180万本以上を売り上げたフットボールタイトルの”Madden NFL 11″がトップセールスに輝いています。特にPS3版は前作の売り上げから22万8600本アップという好セールスを記録しています。詳細は以下からご確認下さい。
- Madden NFL 11 (Xbox 360) 92万800本
- Madden NFL 11 (PS3) 89万3600本
- Super Mario Galaxy 2 (Wii) 12万4600本
- Mafia II (Xbox 360) 12万1600本
- New Super Mario Bros. (DS) 11万400本
- New Super Mario Bros. (Wii)
- Mafia II (PS3)
- Call of Duty: Modern Warfare 2 (Xbox 360) 10万1000本
- NCAA Football 11 (Xbox 360) 8万7000本
- Wii Fit Plus (Wii)
なお、8月のトップセールスを記録したKane & Lynch 2は一気にトップ10圏外となり、20位までのタイトル発表が待たれます。今回のセールスチャートにはダウンロード販売やDLC、レンタル、サービス加入の売り上げ、モバイル、ソーシャルネットワークゲームのセールスが含まれておらず、NPDが今後発表予定の四半期報告書には前述の結果が含まれるとの事。
しかしNPDのAnita Frazier氏は”Starcraft II: Wings of Liberty”の売り上げについて触れており、北米8月のセールスは30万本を声、PCタイトルの売り上げを前年比で35%もアップさせる結果を叩き出したとの事。
9月はいよいよHalo: Reachのローンチが果たされる事から、再びXbox 360が好調な動きを見せる事が予想されますが、年末商戦に向かって各社の動向は非常に予想しづらい状況でもあり、今後の動向に注目です。
近年多くのゲームが映画化され、同時にAAAタイトルでは製作の難航もしばしば見られる近年のゲーム映画周辺ですが、新たにBethesdaの名作「The Elder Scrolls IV: Oblivion」も映画化される可能性が出てきました。
これはBethesdaの親会社であるZeniMax Mediaが今年の8月16日に米国特許商標庁に劇場用映画として”Oblivion”を登録した事が発見された事から噂になっている物。
HaloにGears of War、そしてBioshock、Half-Life等、多くの大作の製作が難航する中、映画でも本当の意味でEpicな成功を収めるタイトルがこれらの中から登場する事になるか、今後の動向に注目です。
先月12日に、スタジオの処女作”Kingdoms of Amalur: Reckoning”を発表したばかりのカート・シリング氏率いる「38 Studios」に7500万ドル規模の融資と誘致に絡むトラブルが発生した事をお伝えしました。これはロードアイランド州と地元企業Economic Development Corporation社(以下:EDC)が計画した38 Studiosへの融資と誘致計画に対して、地元のLincoln Chafee議員が反対活動を行ったという物でしたが、新たに契約の詳細などが発表され、トラブルの輪郭が鮮明になりました。
反対運動に関する進展は見られませんが、前述のEDC社が新たに融資計画に関するドキュメントを公開、Etewitness News(以下:WPRI)がこれを報じ、計画の詳細と共に交渉の成立が近い状況にある事が明らかになりました。
WPRIによると7500万ドル規模の融資は実際には5100万ドルに止まり、契約の調印時に3800万ドル、その後15ヶ月後に1300万ドルの支払いが行われます。さらに当初7500万ドル規模とされた残りの2000万ドルは3年間の債務保証としてリザーブされるとの事。
これに対して38 Studios側は初年度に125の常勤社員を雇用、翌年には175人を雇用、さらに翌々年の150人雇用を合わせ、合計450人の雇用を果たす義務が生じます。しかし、この義務を果たさない場合のペナルティは年間7,500ドルの罰金となっており、状況によっては雇用を果たさずに罰金を支払う方がコスト的には割が合うという判断も考えられる内容となっています。
調印された場合には、11月30日まで38 Studiosの新しい所在が発表される予定で、それ以降10年間はロードアイランド州に止まる必要があります。
今回の融資はロードアイランドの州議会が昨年春に作成したハイテク企業に対する1億2500万ドル規模のファンドの60%を占める物で、地元企業への融資や融資を競う別の議員勢力などからの反対はしばらく続く事になりそうです。
また、雇用スケジュールや発表には明文化されていない1530~1880万ドル成功報酬の存在等も併せ、今回の融資に絡むビジネス的な事情は、Spawnのトッド・マクファーレン氏とアイスウィンド・サーガのR.A.サルバトーレ氏、さらにBethesdaで”Morrowind”と”Oblivion”を手掛けたKen Rolston氏が参加するドリームチームによる”Kingdoms of Amalur: Reckoning”のローンチスケジュールにも大きく影響を与える事となりそうです。
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