iPhoneの爆発的な普及によりすっかり一般化した感のあるiTunesのApp Storeですが、Googleがブラウザから利用できるApp Store的なサービス「Chrome Web Store」を年内に立ち上げると発表しました。これにより気軽にウェブアプリケーションの販売や購入が可能になり、ますますソフトウェアのデジタル流通化は進む事になりそうです。
今回のChrome Web Storeはゲーマーにも大きな意味を持つ様で、公開されたイメージにはPopCapの大ヒットタイトルPlants vs. ZombiesとLEGO Star Wars: The Quest for R2-D2のショートカットが配置されている事が確認できます。
Googleは今回の発表に際し、Chrome Web Storeの登場により素晴らしいウェブアプリを広範囲に提示する事で、デベロッパは何百万もの新規ユーザーに手を伸ばす事ができるだろうと発言しています。なお、Chrome Web Storeは最近のモダンなブラウザであれば動作する事が確認されています。
映画では歴史的な大ヒットを記録したジェームス・キャメロン監督の新作Avatarでしたが、併せて作られたTPSタイトルの「Avatar: The Game」は海外のレビューもさんざんで体験版もリリースされたものの、なんだかパッとしない残念な子でした。
しかし昨日行われたUbisoftの会計報告から本作がなんと270万セールスに達している事が明らかになりました。驚いた……。Ubisoftの役員によると本作はWiiで顕著に売れたそうで、映画AvatarのBlu-rayとDVDのリリースに大きく後押しされた形になったと述べています。
PCから次世代プラットフォーム、携帯コンソールからiPhoneまでカバーしたAvatar: The Gameですが、これはやはり販売戦略勝ちといった所でしょうか。版権タイトル恐るべし。
先日DSがあと数ヶ月でPS2の販売台数を抜き、最も売れたハードウェアになるとの予測をお伝えしました。現在DSの販売台数が約1億2900万台、そしてPS2はこれまで1億5000万台を売り上げています。
2000年3月4日に発売され、これまでの10年間をブランド力と有名タイトルの存在など多くの要因から最も売れたハードウェアとして君臨してきたPlayStation 2ですが、VGChartzによると2010年に入ってすでに97.2万台を販売しており、じわじわとまだその記録を伸ばしています。
現在海外では薄型PlayStation 2が99.99ドルで購入でき、この価格の安さも現在の普及に一役買っているのかもしれません。
以前からPS3に対する厳しいスタンスで知られていたValveのCEOゲイブことGabe Newell氏ですが、最近ではPS3ユーザーに対し「ベストを尽くさなかった」と謝罪するなど、PS3の普及と共に軟化を見せ始めています。すでにPS3向けの開発体制も整えつつある様で、今後の対応が非常に楽しみな所です。
そんなゲイブが5BY5のインタビューに応え、PS3についてオープンであってほしいと発言しました。ゲイブはPS3に対して“Macの様にもっとオープンであって欲しい”と述べ、”クローズドなゲームキューブの様ではなく”と加えています。
ゲイブはコンソールプラットフォームへの投資を難しい物だと述べ、より様々な事がオープンにされる事で投資がクリアで簡単な物になると発言しています。何らかオープンでは無い事や問題があるのか、具体的な事は述べられていませんが、Macを引き合いに出した事は先日ローンチを果たしたMac版Steamでのパートナーシップがよほど素晴らしい物だった事を表しているのかもしれません。
いずれにしてもいよいよ動き始めた感のあるValveのPS3対応、Portal 2リリースでPS3対応などが果たされれば素晴らしい仕切り直しになる事間違い無し!期待して待っていたいと思います。
先日満を持してリリースされたRockstar Gamesの新作「Red Dead Redemption」、ストレートにプレイしても30時間は掛かるとされるボリュームに、様々なモードが用意されたマルチプレイなど本当に盛りだくさんなタイトルになっていますが、なんと本作の開発費がなんと1億ドル、日本円換算で92.5億円!巨額の開発費で知られたGTA4と同程度の予算がかけられていた事が明らかになりました。
以前には既に本作の開発が6年を越え、開発費が4000万ドルを越えているとの内部リークがありましたが、すでにそれをはるかに超える規模だった様です。Dailymailでは本作が夏の終わりまでに400万本を売り上げるとも予想されており、大きなヒットが見込まれています。
昨晩行われたUbisoftの会計報告から、先月リリースされたシリーズ最新作「Splinter Cell: Conviction」がリリースから約一ヶ月で180万本のセールスを達成した事が明らかになりました。
UbisoftのCEO Yves Guillemot氏は、次の3ヶ月も同様にSplinter Cell: Convictionが大きなセールスを続ける事と共に、今会計年度第1四半期の売り上げが1億8000万ドルに達するとの予測を明らかにしています。
Ubisoftの会計報告絡みが続きますが、昨年11月に発売された「Assassin’s Creed II」の売り上げが900万セールス近くに達した事が昨晩の会計報告から明らかになりました。
Assassin’s Creed IIやSplinter Cell: Conviction、そしてJust Danceが非常に好調なセールスを得ているUbisoftですが、同社CEOを務めるYves Guillemot氏は昨年からの世界的な経済危機が、ビデオゲーム産業に明白な影響を与えた事を発言しています。
先ほどは新作Assassin’s Creed: Brotherhoodのマルチプレイベータ開催のニュースもお知らせしたAssassin’s Creedシリーズですが、もはやUbisoftの屋台骨を支える一大フランチャイズに成長した事は明らかな様です。
昨晩行われたUbisoftの会計報告からUbiのパリスタジオが開発を進めているシリーズ最新作「Ghost Recon: Future Soldier」のリリースが2010年ホリデーシーズンから2011年のQ3(1月~3月)に延期される事が明らかになりました。
延期の理由はCall of Duty: Black OpsやHalo: Reach等の有力タイトルとの競合を避けるためとされています。夏にはベータテストの開催も予定されている本作、今回の対処がSplinter Cell: Convictionの様に良いブラッシュアップ期間となる事を望みます。
毎年マッハで売り切れる事で有名なBlizzConのチケット、3月には今年の開催スケジュールが明らかになり10月の22日から23日にカリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで行われる事になっています。
このBlizzardが開催する一大ファンイベントBlizzCon 2010のチケットの発売が6月2日と5日に行われる事が明らかになりました。なお、チケットはBlizzConの公式サイトから購入が可能で、価格は150ドルとなっています。※ 発売日を25日からBlizzCon公式サイトのアナウンスによる2日と5日に修正しました。
昨年はオジーが会場でライブを行い、まさかのみやざわゆうと君が登場、さらにWorld of Warcraft: Cataclysmが発表され、StarCraft IIと新Battle.Netが大々的にその姿を現しました。そしてDiablo IIIのモンクが発表、Blizzardの「ザ・モンク!」の一言に異様に盛り上がるファン達という素晴らしい光景も見られました。
今年のBlizzConも今から盛り上がる事間違い無しな内容になる事は容易に想像がつく状況となっており、StarCraft IIの2本目、開催時にはリリース間近であろうCataclysmに関する情報、そしてDiablo IIIの最後のクラス発表がきっと行われるはず!さらにBlizzardが手掛ける未発表のMMOの存在なども噂されており、今から開催が楽しみです。
先日Xbox 360版に1ヶ月遅れてリリースされたPS3版Modern Warfare 2の初DLC”Stimulus Package”ですが、先ほどRobert Bowling氏が本DLCの好調をTwit、セールスが100万本を越えPSNにおけるリリース初日とリリース後1週間のダウンロード記録を塗り変えた事が明らかになりました。
なお、先日Xbox 360版が発表された最新DLC”Resurgence Pack”のPC版とPS3版はリリーススケジュールが未定となっており、詳細が待たれる所です。
先日のMac版Steamのリリースでもセールスが行われたRunic Gamesのハック&スラッシュRPG「Torchlight」のセールスが50万本に達した事が明らかになりました。RunicのCEOを努めるMax Schaefer氏は本作の普及に大きな力を発揮したValveとMac版の移植を手掛けたWorld Domination、そして後述のPerfect Worldに対して感謝の言葉を述べています。
また、今回の発表に併せて、中国のPerfect World(完美世界)を手掛けるPerfect World社がRunicの株式の大半を840万ドルで取得し、今後リリース予定のMMO版Torchlightの販売権を獲得した事が明らかになりました。なお、IPのコントロールをどちらが行うのかは現在明らかになっていません。
元々本作はビル・ローパーとデビッド・ブレヴィックが率いていたFlagship Studiosで開発が進められていた”Mythos”をベースにした物で、Mythosと同じくTorchlightもリリース前からMMO化も視野に入れたタイトルでした。現在は一旦間を置いて本格的なMMO化に取り組み始めていた事が明らかになっていたRunicですが、今回の件が吉とでるか凶と出るか……。
Flagship Studiosに降って湧いたHanbitとのトラブル、その後のナムコの対応も含め、同じ悲劇を二度と繰り返して欲しくないのが正直な気持ちですが、恐らくあの状況をその身でもって体験したRunicの面々があの痛みを忘れてしまったとは思えません。セールスの好調は本当に嬉しいニュースですが、若干今後の動向が心配な展開となってしまいました。Perfect Worldが良いパートナーである事を望みます。
先日はロメロ率いるGazillionからSuper Hero Squad Onlineも発表され、デフォルメされたマーベルのアクションフィギュアシリーズをベースにした可愛らしい映像も公開されました。メディアの露出も最近増えてきて復活の兆し?とも思えるジョン・ロメロですが、なんとかつての盟友であるid Softwareのジョン・カーマックへのラブレターとも思えるような発言をしている事が明らかになりました。
かつてidでDoomやQuakeと言った初期idの名作タイトルを連発したロメロとカーマックのコンビは、ロメロのid離脱により解消、それ以降ロメロは誰もが知る”大刀”の歴史に残る轟沈で、しばらく表舞台から姿を消すこととなりました。
Ion Stormから退社後、ロメロは派手なゲーム開発から身を退け、紆余曲折の後、現在ではSlipgate IronworksとGazillion Entertainmentを運営しています。さらにGazillionにはFlagship Studiosの悲劇に見舞われた後のデビッド・ブレヴィックを雇い入れ、Marvel Universeの開発に当たらせる等、徐々に力を付け始めている事は間違いありません。
Gamesauce magazineのインタビューに応じたロメロは渦中に居た大刀のプロモーション展開の大失敗について言及、「それが危険な事は知っていたけれど、自分自身はそれを望んでいなかったんだ」と発言。(※ 大刀ではユーザーに対してとても挑戦的なプロモーションを行ったり、自身の恋人を雇い入れレベルデザイナーを担当させたり、ダラスの超高層ビルの最上階にオフィスを構えてフェラーリを乗り回しメディアを騒がせました)この失敗について後悔の念を述べ、謝罪しました。
さらに話題は、かつて互いに軋轢があるとされていたカーマックとの関係についても言及。ロメロはカーマックとの道がいつか再び交差する事があれば、2人が互いに古いワインの様に熟成したとしても、チョコレートをピーナツバターの様に共に進み、とても素晴らしい物を作り上げるだろうと熱烈なアピール……。
さらにロメロは「もし自分とジョンが新しいタイトルを作る事になれば、フレッシュで斬新で、そして凄い物になる事に疑いはないよ」と自信たっぷりに語り、「僕たちは14年の間、大きく成長をしたし、ゲーム開発だけじゃなくて、開発チームやその他の人々に関わる経験も多くしてきたしね」とこれまでの道のりを振り返っています。
そして過去の人気バンドの多くに見られる再結成がまたメンバーの個性や傲慢の為に再びちりぢりになる様子を例に挙げ、「ジョンと僕の間にはそんな事は起こらないと思う」と発言を締めています。突然飛び出したカーマックへのラブレターとも取れる今回の発言、これまで互いに少し距離を置いた発言が多かったこの2人ですが、実際に相見え、友情が復活する時は来るのか?!ゲームタイトルを見たいかと言われると……怖い物見たさが混ざらない訳ではありませんが、一部ではいがみ合いばかりが目につく昨今のニュースの中、希望に溢れるいいお話ではないでしょうか。頑張れロメロ!
■ PS3の購入動機ランキング1-10位 | ||
ランク | 購入動機 | 割合 |
1. | Blu-rayが欲しい | 65% |
2. | 最近の値下げで購入を検討する価格帯になった | 63% |
3. | ゲームタイトルのラインアップが好き | 62% |
4. | 現在所持するPS2からアップグレードしたい | 62% |
5. | 友人がPS3を持っていて、彼らとプレイしたい | 56% |
6. | PS3のオンライン機能に興味がある | 50% |
7. | PS3のマルチメディア機能に興味がある | 49% |
8. | PSNのオンラインマルチプレイタイトルに興味がある | 42% |
9. | HDTVとPS3のバンドルで両方の機器を購入したい | 36% |
10. | 特定のゲームタイトルを楽しみにしている | 12% |
他 | 4% |
一般的にコンソールのセールスにはキラータイトルの存在が重要視される事が多い様に感じます。こういった注目タイトルがゲームシステムを移動させる(例えば次世代へ)事が出来ると過程されていますが、アメリカの調査会社Nielsenがゲームコンソールの購入動機についての調査結果を発表、消費者は驚く程様々な動機でハードウェアの購入を検討している事が明らかになりました。
さらに驚く事に特定のゲームタイトルの存在をPS3購入の動機にする層はリストの中で最も低く、12%しか存在しない事が記されています。
そこで、Nielsenは近年のPS3タイトルで最も大きな注目タイトルであり、多くのイベントやプロモーション、そしてメディアから高い評価を得たGod of War IIIリリースの3週間程前に、PS3の人気タイトルの調査を行いました。
アンケートの対象者はPS3を所有しないが、半年を目処にPS3の購入を検討している、或いは興味を持っている7~54歳のゲーマー700人で、人気20タイトルのリストから興味を惹くタイトルを集計しました。
その中ではやはりGod of War IIIが圧倒的にゲーマーの興味を惹いており、その割合は2位以下を大きく引き離し33%に達しています。次点はFinal Fantasy XIIIの13%、その後にヘビーレインやModern Warfare 2、Gran Turismo 5と言った有名タイトルが存在しています。
ただこういったタイトルを動機にハードウェアを購入する層が12%しか存在しない事、さらに49%がマルチメディア機能への期待を購入動機に挙げている事などから考えると、これまでの一般的なマーケティングは既に通用しない時代になっているとも言えそうです。
最近ソニーがプロモーションに使っているキャッチフレーズ「It only does everything」(それは全てを行う)はまさにPS3が提供するエンターテインメントの多様性を指し示す言葉であり、この販売戦略はユーザーの心をぐっと掴んでいる成功例とも言えそうです。
Bionic Commandoの不振からGrinが閉鎖され、Airtight Gamesが開発を手掛け、あのPortalを産んだKim Swift女史が開発に加わったDark Voidも無残な結果に終わってしまったカプコンの海外デベロッパによる新IP達ですが、カプコンはもう新IPの開発に海外デベロッパの起用は行わない方針を執る事となったようです。
カプコンの辻本社長がFinancial Timesのインタビューで海外デベロッパとのパートナーシップについて言及、今後は日本で新IPの開発を行い、移植と続編タイトルの開発の為に海外デベロッパを利用するだろうと発言しました。
今回の発言はこれまで海外デベロッパに起用に対して熱心に取り組んできたイメージの強いカプコンが海外デベロッパの起用を縮小する内容にも受け止められますが、実際には起用のラインをはっきりさせ、IPのコントロールをより直接的に行う事が目的の様です。
先日にはカプコンの3月期のIR資料からロックマンオンラインの開発に韓国のNeowiz Gamesが起用されている事が明らかになっており、来るDead Rising 2もカナダのBlue Castle gamesが開発を担当し、さらにはデビルメイクライの新作をNinja Theoryが担当するといった噂も囁かれており、海外デベロッパの起用自体は機会を増やしているようにも見えます。
国内大手のメーカーも海外デベロッパの新IPや開発協力がちらほら見られるようになった昨今、カプコンの判断が今後にどう作用する事になるか非常に気になるところです。
3月に起こったJason West氏とVince Zampella氏の解雇からトラブルが続いているInfinity WardとActivisionですが、長らく沈黙を守ってきたCall of Dutyシリーズの盟友でもあるTreyarchのボスMark Lamia氏がInfinity Wardのトラブルについて言及、不運な出来事だったと振り返りつつ、今後のInfinity Wardが手掛けるタイトルを楽しみにしていると発言しました。
Lamia氏はOfficial PlayStation Magazineの最新号に掲載されたインタビューにおいて、「私は今回のトラブルはとても不運な出来事だと考えている」と考えを述べ、Infinity Wardの創業メンバーの数人と長い付き合いだった事を明かしています。
Lamia氏は「数年間にわたって多くの偉業をともにしてきた」と振り返り、自分がこの問題について口にする事が適切ではないとしながらも、「私はInfinity Wardがまだそこにあって、まだ素晴らしい才能で満たされていると言いたい。だから私たちは彼らが今後作るタイトルを楽しみにしているんです」とInfinity Wardに対する希望を口にしました。
一方、EA PartnersのボスDavid DeMartini氏はCVGに対して”Call of Dutyフランチャイズは傷ついた”と発言、一つの物が死ねば、Respawn(リスポーン)を見る事になると発言しています。
昨日、スウェーデンの販売サイトでMicrosoftが発売予定のモーションコントローラー「Project Natal」が1,499クローナ(約200ドル)で登場した事が発見され話題となっていましたが、昨晩MicrosoftのAaron Greenburg氏がこれを否定、価格の正式発表はまだ先である事を語りました。
Greenburg氏はスウェーデンサイトのプレオーダーによる販売は単なる憶測に過ぎないと述べ、販売パートナーに対して未だ価格等の告知は行われていない事を明らかにしました。なお、アナウンスのタイミングについてGreenburg氏は、”ローンチに近い時期”とだけコメントしています。
先日EdgeがEpic Gamesの社長Mike Capps氏に行ったインタビューにおいて、かつてEpicがメインプラットフォームに据えていたPCゲーミングについて触れられました。氏はその中でPCゲームを今も愛している事を述べた上で「利益はコンソールの上にある」と発言しました。
これはインタビューでGears of War 3とBulletstorm、そして来るUnrealの次回作について語ったCapps氏が著作権侵害について言及した物で、著作権侵害による被害がPC版の開発に大きな影響を与えている事を明らかにしています。
先日お知らせしたCliffy BがEpic社内を案内した映像にも登場しましたが、ほんの6年前までEpicはPCゲーム企業で、1作だけPS2タイトルをリリースした以外は全てPCプラットフォームのタイトルが並んでいました。
人々は何故PCを嫌うのかとEpicに疑問を呈し、Epicはコンソールだけの企業になってしまったとの声が多く聞かれたそうですが、これに対してCapps氏は「なぜなら、それは利益がコンソールの上にあるからです」と応えています。さらに氏は「私たちはまだPCに対応し、まだPCを愛しています。しかしこれまでに多くの著作権侵害による影響を見てきました。それは多くの偉大な独立系デベロッパを殺し、完全に私たちのビジネスモデルを変えてしまいました」と、PC版の大きな著作権侵害について苦言を呈しました。
さらにCapps氏はZyngaが運営するFarmvilleの様な、プレイフリーでマイクロトランザクションを採用する近年のタイトルについて「今もっとも元気で巨大なゲーム」と述べ、「恐らくFacebookはPCゲーミングを守る結果になるだろう。しかしそれはGears of Warの様なゲームには見えないだろう」と発言を締めています。
Unrealエンジンの父でありEpicの創設者でもあるTim Sweeney氏が1991年に同社を立ち上げ、98年にリリースした初代Unreal、その後idと切磋琢磨しスポーツFPSの黄金期を築いたEpicの言葉としては非常に悲しくも重い物となっています。
先日、E3に先だって6月13日に「Project Natal」のお披露目イベント”The Project Natal for Xbox 360 Experience”が開催される事が明らかになりました。E3では価格や対応タイトルなど大きな注目が集まるXbox 360のモーションコントローラーNatalですが、スウェーデンの複数の小売りサイトからNatalの価格が200ドル程度になるのではとのニュースが聞こえてきました。
これはスウェーデンの小売店サイトWebhallenとGame.seで発見された物で、共に1499kr(スウェーデン・クローナ)と表記されており、なんと既にプレオーダーも可能になっています。
1,499クローナはドル換算で196ドルになり、ほぼ200ドル程度、日本円換算だと18,000円程度となり、この情報が事実だとすると、スターターパックで1万円との噂も囁かれるPS Moveに比べて、かなり高価な周辺ハードになってしまいます。
スウェーデンの該当サイトでは今も取り下げられる事なく表示されている事から真偽の程が気になるところですが、いずれにしてもE3では価格やリリーススケジュールも明らかにされるのではないでしょうか。
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