日本を除く世界各国でのローンチを遂に迎えた「Call of Duty: Black Ops」、海外ではローンチ初日を終え、セールス規模に関するニュースも登場し始めており、どうやらとんでもないセールスを達成したのではないかとの予想も登場しています。
そんな中、様々なタイトルやハードウェアの販売データなどを集計しているVGChartzが初日セールスの推定値を発表、なんとModern Warfare 2の持つ初日470万本の記録を大幅に更新する初日700万セールスと予想している事を明かしています。
VGChartzは根拠としてXbox Liveに400万ユーザーが接続したとの報告があった事、そしてPSNもそれに近い数字を表しているとの予想に依拠している旨を記していますが、併せて記載されている販売エリア別の内訳や各プラットフォームの割合の計算は700万に合わない内容となっており、真偽の程が気になる所。
歴史的な初日セールス記録を持つModern Warfare 2を200万本以上も上回る販売が現実的に起こりえるのか、あまりにも想像を超える数値に疑問を感じる所ですが、これが事実なら史上最大のローンチとなる事は間違い無く、Activisionによる正式な発表が待たれます。
先月中旬に登場した大規模なレイオフの噂を経てスタジオ閉鎖が報じられたオーストラリアのデベロッパ「Krome Studios」ですが、昨日Krome StudiosのCEOを務めるRobert Walsh氏がIGN Australiaに対し、レイオフが事実である事と共に現在まだスタジオが稼働中で従業員も残っていると伝えました。
また、Walsh氏はスタジオが現行の開発と共に新プロジェクトも有している事を明かしており、続けて現在の状況が芳しくないながらも、大きなチームを必要としないソーシャルやデジタルDL系のタイトルに着目していると今後の展望を語っています。
Walsh氏は今回の状況について、レイオフ前に400人前後ものスタッフを抱えていた事を明かし、Krome Studiosがあまりにも多くの従業員を維持してきた事に原因があったと発言、今後は100~120人規模の開発体制を維持していく事を明言しています。
“WarDevil: Unleash the Beast Within”の開発を長年進めていたIgnitionのロンドンスタジオ閉鎖の話題を皮切りに、フロリダスタジオの閉鎖、一説には2300万ドル以上の開発費が掛けられたとも噂されるプロジェクト「Reich」のキャンセル、さらにその後WarDevilの開発が継続中でロンドンスタジオが閉鎖していない事を親会社のUTVが報じるなど、混迷する事態が続いています。
そんな中、このキャンセルされたプロジェクト”Reich”のプレイ映像やカットシーンを含むトレーラーが流出、BioshockやForce Unleashedの様な念動力で物体を自由に動かし、リアルタイムの物理演算による破壊表現などが特徴的なFPSタイトルであった事が明らかになりました。
また、内部事情も匿名の情報筋からDevelopに伝えられており、開発はゲームに登場する9レベルの内、最初の2つが完成しており、その他のステージが部分的に出来上がっている事から外部委託が難しいであろう事、管理スタッフが資金の運用を誤った事、そして支出に関する会社からのモニタリングが行われなかった事が明かされています。
流出した映像は率直に言って○○ミーツ○○的な既視感に溢れる物で、映像表現など見所はいくつかある物の、スチロール感溢れる重量の感じられない地形の破壊表現や、なんともコメントしづらいキャラクターデザインなど、ある意味じわじわ来るネタ的な面白さはあるものの、19億円近い資金を投入して出来上がった物だと考えると、少なからず背筋が凍る思いのする興味深い映像となっています。
今月1日にKyoto Cmex 2010にて国内デベロッパ”トーセ”の齋藤氏が誤ってPS3がXbox 360の販売台数を追い抜いたと発表し、その後訂正が行われるなど国内で大きな話題となりましたが、既に国外にもこのニュースが飛び火、PS3がXbox 360のシェアを抜くのはいつだと話題になっています。
そんな中IndustryGamersが実際の数値に近いと思われる情報を掲載、Xbox 360の4460万台に対しPS3の販売台数が4160万台に達し、今年5月には440万台差だった販売台数を300万台にまで縮めた事を明らかにしました。
さらに、調査会社EEDARのアナリストJesse Divnich氏は、2012年の終わり頃にPS3の世界販売台数がXbox 360の販売台数を超えるとの予想をIndustryGamersに語っており、続けて北米でのシェアについても言及、PS3がBlu-rayプレイヤーとして長期的な価値を持っているものの、Xbox 360の勢いが強い北米では2014年~2016年頃でも追いついているか予想できないとしています。
しかしDivnich氏はPS3がそれでもなお健康なプラットフォームであると評価、他プラットフォームに対してインストールベースが優れている事を強調しています。
いよいよ始まった今年の年末商戦、PS MoveとKinectともにセールスの好調が叫ばれる中、このパワーバランスがどう変化するか、動向に注目です。
世界各地で開催された大盛況のローンチイベントと共に発売を迎えた「Call of Duty: Black Ops」ですが、海外情報サイトのVarietyがCall of Duty: Black Opsの初日登録ユーザーが500万に達したと報じました。
この情報はVarietyがActivisionから得たインサイダー情報との事で、真偽の程は不明ですがこの500万ユーザー登録の情報を元にCall of Duty: Black Opsの初日セールスがModern Warfare 2が持つ470万本の記録を抜いたのではないかとの推測も記されています。
いずれセールスデータに関する情報も正式な物が明らかになり次第、改めてお知らせします。
先月マイクロソフトが11月10日から新たに9ヶ国(※ ロシア、ポーランド、南アフリカ、ギリシャ、チェコ共和国、ハンガリー、ブラジル、コロンビア、チリ)で「Xbox Live」のサービスを開始する事を発表した事をお伝えしましたが、本日南アフリカにて予定通りXbox Liveのサービスが開始された事が明らかになりました。
今回のサービス開始はKinectのリリースに合わせて行われた物で、ヨーロッパと中東及びアフリカのLiveプロダクトマネジャーを務めるRobin Burrowes氏は南アフリカのXboxファンが世界中に拡がる2500万のXbox Liveユーザーとオンラインゲームが楽しめる事となったと喜びを語っています。
また、今回の南アフリカのローンチを祝い、情報元のEl33tonlineでは11月15日から11月28日までの2週間の間に獲得するゲーマースコアを競うイベントを開催、Shadow ComplexやLimbo、Castle Crashers、Trials HDといったタイトルのダウンロードコードを賞品に用意し、今回のローンチを盛り上げています。なお、イベントの参加にはサイトへのユーザー登録が必要で、前述の案内ぺージに用意されたスコアボードにてコンテストの状況が公開されます。
今朝方イギリスのBattersea火力発電所で行われたど派手なローンチイベントを始めスペインやニュージーランドのイベントも無事終了、いよいよ北米での発売解禁も始まる「Call of Duty: Black Ops」のローンチ規模に世界中の注目が集まっています。
先ほどVGChartz系列の情報サイトGamrFeedではCall of Duty: Black Opsのプレオーダーが北米で280万本、ヨーロッパを含むその他地域で170万本に達し、Modern Warfare 2とほぼ同等の規模になったと発表しました。(※ 参考リンク:VGChartzのBlack Ops予約数変遷詳細記事)
また、北米の巨大小売チェーンGameStopの予約数も先週金曜の時点でGameStop史上最大の予約数になったと、上級VPを務めるBob McKenzie氏がEurogamerに語っています。
先日行われたActivisionの四半期会計報告に伴い、最新のファイナンシャルガイダンスリポートをActivisionがリリース、その中でCall of Duty: Black OpsのセールスがModern Warfare 2に達しないとの予想が記載されている事が明らかになりました。
このリポートを担当した調査会社Cowen & CompanyのアナリストDoug Creutz氏は、Q3会計報告内にてBlack Opsの予約数がModern Warfare 2を超える動きを示している事に反して、セールスはModern Warfare 2の記録を10%程下回るだろうと予想。加えてActivisionのマネジメントはより保守的なスタンスを取っていると述べ、Activisionが氏の予想をさらに上回る20%の減少を予測している事が記されています。
なお、前作Modern Warfare 2は初日販売が470万本、売上げは4億100万ドルに達するという怪物的な記録を持っています。このInfinity Wardの偉業にTreyarchがどういう結果を出すことになるか、ローンチイベントの熱狂振りに比べて経営視点で冷静な判断を下すActivisionの分析が気になる所ですが、前述の好調な予約も含めこれから始まるローンチの動向に注目です。
今年8月、映画ヘルボーイシリーズやブレイド、パンズ・ラビリンスなどで知られるギレルモ・デル・トロ監督がTHQとタッグを組みゲームを開発する事が明らかになりました。その後、このタイトルがラヴクラフト(クトゥルフ神話)絡みのゲームである事が明言され、監督が手掛ける”狂気の山脈にて”に絡む内容とも囁かれています。
これまで発表スケジュールについては明らかにされず、ギレルモ・デル・トロ監督自身は早く発表したいとの希望を語っていましたが、昨晩THQEVPを務めるDanny Bilson氏がようやく具体的なスケジュールに言及、来月開催されるSpikeのVGA awardsで公表する事を明らかにしました。
Bilson氏は監督がグレートなゲームを作りたいと願うゲーマーだと述べ、監督が非常に面白い視点を持ち、現在はTHQとライターと監督が親密な関係でプロジェクトを進めている旨を語っています。これまでNerd的な情熱を執拗に込め素晴らしい作品を生み出してきたギレルモ・デル・トロ監督が念願のラブクラフト作品にどのようなアプローチを見せるのか、今から来月の発表に期待です。
Obisidanが開発を務めたFalloutシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」の出荷が500万本に到達、売上げが3億ドルを超えた事がBethesdaのプレスリリースから明らかになりました。さらにFallout: New VegasのストラテジーガイドがAmazonのベストセラー商品になった事も併せて明らかにされています。
海外のレビューなどでは多くの不具合が報告されながらも、本質的なゲームの面白さでこのマイルストーンを達成したFallout: New Vegasのポテンシャルは相当な物だと言え、今後のアップデートやDLC展開などますます期待が高まる所。
昨日にはPC版新バグfixの登場や数週間後にリリース予定の統合的なパッチも明らかになり、速やかな不具合の解決が待たれます。
明日ローンチを迎える「Call of Duty: Black Ops」、Modern Warfare 2の記録を抜くか否かとローンチも大きな盛り上がりを見せています。そんなBlack Opsのレビューが各所より登場し始めました。
レビューの詳細や概要については改めて記事でまとめてお知らせしますが、一先ず速報的にサイドバーにて海外サイトのレビュー記事とスコアの一覧を掲載する事としました。新たなレビューが登場次第随時更新いたしますので、購入やプレイのご参考にどうぞ。
11月6日土曜の夜、ボルチモアから約30マイル北東に位置するBel Airショッピングセンター内のGameStop店舗に拳銃を持った2人組の強盗が押し入り、発売前の「Call of Duty: Black Ops」を100本奪って逃げるという事件が起こった事が明らかになりました。
この事件は閉店直前のGameStop店舗にて発生したもので、犯人達は現金やゲーム機本体等と共にCall of Duty: Black Opsが詰まった4つのケースを強奪、幸いけが人は無かったものの、犯人の逮捕にはまだ至っていない模様。また、10月21日には近隣であるアバディーンのGameStop店舗でも武装強盗事件が発生しており、地元警察はこの事件との関連性も示唆しています。
この犯人がCall of Duty: Black Opsを狙って強盗を働いたかどうか詳細は不明ですが、とうとう強盗事件まで発生したCall of Duty: Black Opsのローンチはいよいよ明日。一体どのような初日を迎えるのか、物騒な事はゲームの中だけの出来事である事を希望します。
11月2日にレイオフのニュースをお知らせしたIO Interactive、以前からスタジオの代表的なフランチャイズであるHitmanシリーズの最新作「Hitman 5」の噂がまことしやかに囁かれながらもIOとスクウェア・エニックスが否定するなど、はっきりとしない状況が続いています。
そんな中、やはりHitman 5が存在し、開発中である事を示唆するLinkedIn情報が登場、Kane & Lynchでリードアニメーターを務めた人物がHitman 5も兼任し、プログラマーのページにはHitman 5が2011年登場予定である事等が記載されています。
多くのファンが待ち望む47の復活、困難な道乗りである事は明らかですが、どうか良い形で実現して欲しい所です。
司会のJimmy Fallon氏がいつも愉快なNBCのトーク番組”Late Night With Jimmy Fallon”にKudo Tsunoda氏が登場し、Jimmy Fallon氏と共にKinectを実演、相変わらずハイテンションでオーバーリアクションなパフォーマンスでKinectの楽しさを紹介しました。
さらにHarmonixのDance Centralもプレイ、Jimmy Fallon氏の見事なリズム感とおっさんセンスが炸裂する滑稽&キュートなリアクションは必見。そして先日のオプラ・ウィンフリー・ショーと同様、会場参加者全員にKinectバンドルのXbox 360本体をプレゼントしています。
マイクロソフトはKinectをコントローラーでは無く重要なプラットフォームとして認識していると明言しており、ローンチ前後のもってけ泥棒的な大規模プロモーションにはインストールベースビジネスを強く意識したマイクロソフトの本気が感じられます。
先日Electronic ArtsのBen Cousins氏がBattlefield新作を予告していましたが、昨晩基本プレイ無料の現代戦FPS「Battlefield Play4Free」がアナウンスされました。リリースは2011年春を予定しており、既に運営中のフリーミアムタイトルBattlefield Heroesと同様にマイクロトランザクション課金が用意されています。
Battlefield Play4Freeはシリーズタイトルらしく様々なビークルが登場し、32人対応を果たすサンドボックスタイプのゲームプレイを実現。発表に併せて公開されたトレーラーもその一端が垣間見られる内容となっています。
本作はBattlefield 2のポピュラーなマップとBad Company 2のクラス制とパワフルな武器が組み合わされたユニークなコンボを実現している事も記されており、ゲーム自体がBattlefield Heroesと来るBattlefield 3にリンクする物になる事が明らかにされています。
また、Electronic ArtsのBen Cousens氏がロンドンで開催中のLondon Games ConferenceにてBattlefield Play4Freeのフリーミアムビジネスについて言及、現在のゲーム産業は消費者行動によりリードされており、今後2年から5年を掛けて市場がひどく分裂した物になると予想。
そしてElectronic Artsやその他のパブリッシャー達は今後コンソールメーカーからTVスクリーンを奪う必要があると明言、今後メーカーがプラットフォームのオープン化を進めなければ、今後基本無料プレイのマーケットとユーザー達が自ら次の世代のコンソールを必要とするか問う事になるだろうと大胆な予想を語っています。
Electronic Artsは昨今デジタル販売の強化を強く進めており、今回のBattlefield Play4Freeは遠くない未来を見据えたEAの戦略的な役割を担う一タイトルだとも言えそうです。
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