みんな大好きウーヴェ・ボル!先日はボルの野郎の新作ヒーロー映画「Blubberella」のちょっと良さげなトレーラーを紹介しましたが、割と普通に面白そうな作品に見え、ボルも大人になったかと思ったものですが全く以て勘違いだった模様です。
先日”エクスペンタブルズ”への出演でも話題になったドルフ・ラングレンが新たにボルの新作でダンジョン・シージの映画化作品である”In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale”の続編「In The Name of the King 2」に主演する事を明かし、ボルが予定している驚愕のシナリオの一部を明らかにしました。
ドルフ・ラングレンによると前作で主人公を務めたジェイソン・ステイサムを始めとするキャストは一切登場しないとの事で、前作の舞台となったEhb王国は既に滅亡、ジェイソン・ステイサムが演じたEhbの王Farmerの息子であるドルフ・ラングレンは王国が滅亡する直前に最後の王位継承者として未来へ送られる事に……。
現代へとタイムスリップしたドルフ・ラングレンは、警察官として暮らしますが、ある晩、忍者が彼の家を襲撃、撃退に成功したものの時空の渦に飲み込まれてしまう。……という事で本作はドルフ・ラングレンがタイムトラベルを経て、忍者と戦い、最後の王位継承者として王国の再建を目指す、という謎の物語が展開される事となるようです。
ボル、これダンジョン・シージだよ!と突っ込んでも無駄な事は重々承知ですが、まさかここまで斜め上とは。しかし毎度不思議に感じるのは、ボル映画のキャストに見られる中途半端な豪華さ!ドルフ・ラングレンはこのインタビューの中で”エクスペンタブルズ2″への出演も示唆しており、余計にこのコントラストが愉快に感じられると同時に、腑に落ちる部分も多いのはやはり”エクスペンタブルズ”(消耗品の意)としての業の深さが成す技といったところでしょうか。
現在”BioShock: Infinite”の開発を進めているIrrational Games、同スタジオの公式サイトではこれまで手掛けた作品の没アートワークやアイデアなどを公開、ポッドキャストでは豪華なゲストが登場するインタビューも行われ、タイトルの開発以外にもコミュニティの育成やゲーム文化の啓蒙に余念がありません。
前回のポッドキャストでは遂にCliffy Bが登場し、Cliffy B自身が望んでいたKen Levine氏との対談が実現しましたが、本日Irrational Interviewの最新回が公開、なんと映画”300″や”Watchmen”、そして現在はカオスの極北として期待を集める”Sucker Punch”、さらにはスーパーマン新作も手掛ける事となったザック・スナイダー監督が登場しました。
ポッドキャストでは泣く子も黙る変態2人がオタク文化のインスピレーションについてがっつり語り合っており、特にザック・スナイダー監督初のオリジナル作品である”Sucker Punch”ではゲーム文化やオタク文化からの大きな影響を受けている事もあり、エキサイティングなやり取りが行われています。
Ken Levine氏とザック・スナイダー監督は互いにフランク・ミラーの作品をスクリーンへと翻訳する際のポイントや、アメリカの小説家で”肩をすくめるアトラス”や”水源”といったリバタリアリズム(自由主義)の代表的作家として知られるアイン・ランドにも言及、アイン・ランドの哲学をビデオゲームの中に解釈する為のプロセスなどについて、かなり真剣な議論を行っています。
こういった背景を元にアウトプットされるタイトルがBioShock: InfiniteやSucker Punchである事を鑑みると、魅力的なコンテンツの表出にはインプットの量やその消化が如何に大量に必要であるかがありありと感じられる興味深いインタビューだと言えそうです。
北米で2月22日にリリースを迎えるPeople Can FlyとEpicのFPS新作「Bulletstorm」、これまで公開された映像やプレイに関する要素などからは文字通り”爽快感”の高い笑ってしまう程の迫力に満ちたプレイ感が伝えられてきました。
そんなBulletstormの特集が1月号のOfficial Xbox Magazineに掲載、これまで登場していなかったゲームプレイのモードが紹介され、マルチプレイ用の”Anarchy”モードとシングルプレイ用の”Echo”モードの2つが明らかにされました。
まず紹介されたマルチプレイモードの1つ”Anarchy”モードはチームの協力プレイを意識したアプローチを見せるモードで、プレイヤー4人のチームで段階敵に襲ってくる敵のウェーブを生き残るという物。
一見Gears of WarのHordeモードを連想させる内容になっていますが、Bulletstormの”Anarchy”モードはストーリー駆動を持っており、本作の特徴でもあるスキルをチーム用に拡張させた”Team Skill Shot”が登場、このスキルの的確な使用がプレイの鍵を握る事が記されています。
また”Team Skill Shot”の使用は、プレイヤーがキック、ショット、leash(※ グラップルビーム的なあれ)で全ての敵を一撃でkillする為の”Blood Symphony Meter”を満たしていく効果もあるとの事。
このマルチプレイキャンペーンでは経験値ポイントが貯まる事で、プレイヤーは新しいブーツ、武器用のスキン、迷彩パターン、挑発、ヘルメット、leashのカラーなどをアンロック可能となっており、ラウンド開始前に使用武器を選ぶ為の”Drop Shop”が登場する事が記されています。
もう一つOXMにて明らかにされた”Echo”モードはシングルキャンペーンのストーリーラインとカットシーンが無い状態で純粋に戦闘のみを楽しむ為のモードで、各マッチの終わりに得られるスコアはオンラインのスコアボードを利用しフレンドなどと競い合う事が出来ます。
また”Echo”モードでもポイントが得られ、それにより同モード内で利用可能なマップがアンロックされていくとの事。
2月のリリースに向け、いよいよ本格的なゲームの詳細も登場し始める事になりそうなBulletstorm、リリースは北米で2月22日、ヨーロッパで2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
既に海外ではリリースを迎えたラビッツシリーズ最新作”Raving Rabbids: Travel in Time”、国内でも”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”として1月27日にリリースを迎えます。
そんな中、リリースの迫る日本語版公式サイトにて、”2011年は卯年!ラビッツの年だ!”と可愛いラビッツ達がデザインされたスペシャル年賀状の配布を開始、下に掲載した2デザインのイメージファイルが無料公開されました。
最新作となるラビッツ・パーティー タイムトラベルでは従来のミニゲーム集に姿を戻しながらも、デザインテイストの変更や意欲的なUIの実装、毎度ばかばかしいラビッツ達の更なるキュート化など、大きな進化を見せています。
タイムトラベルをテーマにしたミニゲームにはパズルやクイズ、音ゲー、レースに釣り、シューティングゲームなど様々なジャンルが楽しめ、Wii モーションプラスコントローラーを利用したボーナスゲームも用意されています。
全年齢対象のWii専用タイトル”ラビッツ・パーティ タイムトラベル”は1月27日リリース、価格は6,090円となっています。
毎月素晴らしいカバーアートで楽しませてくれるお馴染みのゲーム情報紙「Game Informer」誌、Webサイトの情報でもお馴染みのGame Informerがアメリカ国内で発行される雑誌の中で”支払いが確認された”発行部数ランキングで7位に選ばれた事が明らかになりました。
これはメディアモニタリングサービスを専門に行っている調査会社BurrellesLuceが昨日発表した2010年1月1日から2010年6月30日まで6ヶ月間の調査レポートから明らかになったもので、Game Informerの発行部数は436万4170部となっており、なんと5位のナショナル ジオグラフィック誌の449万3110部と13万部差にまで迫る普及を見せています。
さらにご存じTIME誌や家庭向け雑誌大手のFamily Circle誌、人気男性誌のMaxim等、良く知られる一般紙を部数で大きく引き離しており、一概には信じられない様な普及を見せている事が判ります。
近年のGI誌は紙メディアにおけるデザインの限界にチャレンジするようなカバーアートに加え、ストイックな紙面デザインなども含め、これまでの”ゲーム雑誌”的ではないデザインに路線を変更しており、非常に洗練された内容になっているながらも、所謂従来の”売れる雑誌”のデザインとは若干違う印象も受けます。
ちなみに2009年に発表されたBurrellesLuceの調査結果におけるGI誌の発行部数は350万7598部となっており、今回の調査結果では90万部近い成長を見せています。国内外で紙メディアの”死”が叫ばれる中、90万部近く発行部数を伸ばす事も脅威的な成長だと言えそうです。(※ ナショナル ジオグラフィック誌は2009年の調査結果から50万部ダウン)
上記の挑戦的なデザイン変更を行いながらGI誌がここまでセールスを伸ばしている背景には1メディアとしての成功だけではなくアメリカにおけるゲーム産業自体の隆盛に関係がありそうです。
今年に入り海外のゲーム産業は黄金期に入ったとも評される事や、7月にはアメリカでの産業別消費者満足度調査からコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルを下し最も満足度の高い産業に選ばれてた事(参考:過去記事)、代表的な大手イベント等から感じられる消費者層や規模からも産業全体の成熟がありありと感じられます。
こういった状況と共に、前述のGI誌の2010年以降のデザイン変更などがどのように関係しているのか、以下に掲載した2010年のカバーアートと2009年のカバーアートの一覧に見られる変化と、今回の大きな成長を見せた調査結果からは産業の成熟と共に”消費者層の成熟”も同時に進行している様子が垣間見られる興味深い事象だとは言えないでしょうか。
今年の10月5日に発表されたパナソニックのオンラインゲームコンソール「Jungle」、フルQWERTYキーボードにタッチパッドやD-padなども備える意欲的な携帯コンソールですが、3G通信によるオンラインゲーム、中でもMMOタイトルを強く意識したコンセプトを打ち出しており、様々な意味で注目を集めました。
発表以来の続報が聞かれなかったJungleですが、本日Panasonic Cloud Entertainmentがブルームバーグに対し、アメリカ国内で特定のユーザーに向け利用テストをスタートした事を明らかにしました。
コンソール乱立の時代は遥か過去に終わり、既に淘汰は終わった様に感じるコンソール市場ですが、ブルームバーグにはパナソニックがモバイルコンソール市場に従来の市場をカバーする他の企業が存在している事を十分理解した上で、他社とは大きく異なる物を進めようとしている事をアピールしています。
Jungle発表時に公開された公式サイトは現在少し更新が進み、見出しには”We are Online Gaming”と、オンラインゲームへの注力を謳う文言が配され、発表時に掲載されていたJungle対応MMOタイトル”Battlestar Galactica Online”以外にMMOタイトルを主に手掛けるJagexの”Stellar Dawn“と”RuneScape Dungeon Of Daemonheim“のJungle対応が追加されており、トレーラー映像などが掲載されています。
1993年9月にリリースされたパナソニックの3DO以来17年振りとなるゲームコンソール”Jungle”、まだリリーススケジュールの詳細は明らかにされていない本機ですが、今後どういう動きを見せる事になるのか、今後の続報に期待です。
11月6日にアナウンスされた基本無料プレイのBattlefieldシリーズ新作「Battlefield Play4Free」、2011年春のローンチを予定しマイクロトランザクションモデルを採用、各種ビークルも登場する32人対応のサンドボックス型ゲームプレイを実現する本作のクローズドベータテストが開始された事が明らかになりました。
ベータテストはEAアカウントを持つユーザー向けのもので、公式サイトにてテスターの募集が行われています。
Battlefield 2とBad Company 2の良い所を組み合わせたプレイ性を実現したとも語られている本作は、フリーミアムモデルにゲームの未来を見据えているElectronic Artsのビジネスサイドの尖兵としての意義も持ち合わせています。新しい基本無料プレイタイトルにEAがどのような力を注いでくるのか、気になる方はベータテストに参加してみては如何でしょうか。
2006年にリリースされたCriterion Gamesの”Black”を手掛け、Codemastersが現在開発を進めている”Bodycount”の開発途中で同社Guildfordスタジオを去る事となったStuart Black氏が、新たに”Sniper: Ghost Warrior”で知られる「City Interactive」に参加した事が明らかになりました。
現在は来年リリース予定のPS3版Sniper: Ghost Warriorの開発を進めているCity Interactiveですが、新しいストリー駆動のWWIIシュータータイトルを手掛けているとの事で、Stuart Black氏はこの新作の開発リードを務めるとの事。
なお、このWWIIタイトルはロンドンに新設されたCity Interactiveの新スタジオで開発が進められているとの事で、Black氏はこのスタジオと共に開発を行う事が記されています。
Sniper: Ghost Warriorで一定の評価を得たCity Interactiveが取り組むこの新作は史実に忠実で歴史に敬意をはらったシネマティックなストーリー物との事で、個性的なBlack氏とCity Interactiveがどういった化学反応を見せる事になるのか、今から続報が楽しみです。
2月22日北米リリース予定のシリーズ最新作「Killzone 3」、先月末にはヘルガストのヘルメットが付属する豪華な限定版”Helghast Edition”と共に幾つかの予約特典が発表されましたが、昨晩ヨーロッパ向けにもHelghast Editionが発表、さらに新しい限定版”steelbookコレクターズエディション”に加え、3種類の予約特典も発表されました。
“Helghast Edition”にはヘルガストのヘルメット、100ページのハードカバーアートブック、”Cloaking Marksman”フィギュアに加えプレオーダー特典の内容を含んでいます。
新しく発表された”steelbookコレクターズエディション”にはダイナミックXMBテーマ、サウンドトラック、マルチプレイ用マップを2点含むマップパック”Retro Map-Pack”のダウンロード用コードが付属。なお、3種類用意された予約特典にはsteelbookコレクターズエディションの内容が含まれる以外に、以下の様な特典が用意されています。
- Guerrilla Pack:マルチプレイ時にプレイヤーの武器と能力を24時間の時間制限付で全てアンロック
- Fast Starter Pack:マルチプレイで取得する経験値を最初の24時間だけ2倍に
- Unlock & Load Pack:任意の武器や能力を使用可能にする3アンロックポイント
昨晩スクウェア・エニックスがDeus Exシリーズ復活タイトル「Deus Ex: Human Revolution」に豪華な特典を含んだ限定版”Augmented Edition”と、インゲーム武器を含む2種類のプレオーダー特典を発表しました。
“Augmented Edition”には40ページのアートブックとトレーラーやストーリーボード、短編映像のメイキングを収めたボーナスDVD、サウンドトラック、モーションコミックを含んでおり、価格はXbox 360とPS3が69.99ドル、PC版が59.99ドルとなっています。
また、2種類アナウンスされたプレオーダー特典はGameStopの”Explosive Mission Pack”と、それ以外の小売店向けの”Tactical Enhancement Pack”になっており、それぞれ以下に記した特典を含んでいます。
■ GameStopの”Explosive Mission Pack”
- オリジナルのDeus Exキャラクターがカメオ出演するミッション
- インゲーム武器”Linebacker G-87 Grenade Launcher”(※ グレネードランチャー)
- インゲーム武器”M-28 Utility Remote-Detonated Explosive Device”(※ C4的な爆弾)
- オーグメンテーションとアップグレード用の追加クレジット
■ 通常小売店向け”Explosive Mission Pack”
- インゲーム武器”Longsword Whisperhead Suppressed Extreme Range Sniper Rifle”(※ サプレッサー装備のスナイパーライフル)
- インゲーム武器”Huntsman Silverback Double-Barrel Shotgun”(※ ダブルバレルショットガン)
- オーグメンテーションとアップグレード用の追加クレジット”
なお、2月とも言われているDeus Ex: Human Revolutionのリリース日はまだ正式な発表が行われていませんが、予約特典やパッケージアートも出てきた事からそう遠くない内にアナウンスが行われるのではないかと予想されます。
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