TopWare Interactiveが開発を務めSouthPeakが販売を手掛ける期待の続編「Two Worlds II」、リリースは当初の計画から伸びに伸び、本来ならば先月リリースだったローンチもうやむやのままSouthPeakとのトラブルも表出、未だに具体的なリリースの予定がはっきりとしない状態が続いている本作ですが、既に完成済みとも語られた本作のレビューがドイツのゲーム情報雑誌”XBG 360 Games”に掲載、なんと同誌におけるOblivionの評価を下し92点との高評価を得た事が明らかになりました。
XBG 360 Games誌は本作を”巨大で、説得力があり、そして適切な改善が施された“と評価し、トップRPGだと強く語っています。レビューは2人の記者によって作成され、さらに以下の様な印象を伝えています。
- 巨大な世界と異なる気候
- CRAFTとDEMONSシステム
- モチベーションを保たせるストーリー
- マルチプレイモード
という事でべた褒めのこのレビュー、当然大手のレビューが揃わないと判断が難しい所ですが、気持ちの準備として、もし高評価と低評価に別れるならこれくらい尖っていた方がTwo Worldsらしいという物!いやもちろん本当に良作として完成している事に期待していますが、Oblivionにも勝るなどという奇蹟が起こりえるのか、まずはリリーススケジュールの問題をクリアしてプレイ出来る日を首を長くして待っていたいと思います。ああ、本当に良いタイトルだったらどうしよう……TopWare頑張った!
昨晩10月3日から9日までのイギリスの週間セールスチャートが発表、先週1位に登場した「FIFA 11」が首位をキープ、ライバルのPES2011はリリース初週でFIFA 11を破る事は出来ませんでした。
さらにTOP10圏内にはNinja Theoryの最新作”Enslaved”とMercurySteamが開発を手掛けた悪魔城ドラキュラシリーズの最新作”Castlevania: Lords of Shadow”が登場、この他Dead Rising 2、F1 2010、Halo: Reachが相変わらず好調のランキングとなっています。
- 1位 – FIFA 11
- 2位 – PRO EVOLUTION SOCCER 2011
- 3位 – DEAD RISING 2
- 4位 – F1 2010
- 5位 – HALO: REACH
- 6位 – CASTLEVANIA: LORDS OF SHADOW
- 7位 – ENSLAVED: ODYSSEY TO THE WEST
- 8位 – TIGER WOODS PGA TOUR 11
- 9位 – JUST DANCE
- 10位 – WII PARTY
- 11位 – WRC: FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP
- 12位 – CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
- 13位 – TOY STORY 3
- 14位 – GUITAR HERO: WARRIORS OF ROCK
- 15位 – SPORTS CHAMPIONS
- 16位 – RED DEAD REDEMPTION
- 17位 – PRINCE OF PERSIA: THE FORGOTTEN SANDS
- 18位 – MAFIA II
- 19位 – NBA 2K11
- 20位 – WII SPORTS RESORT
昨年はオジーがみやざわゆうと君と共演を果たしたBlizzconのライブステージですが、今年は何と我等がTenacious Dが登場!23日のクロージングステージで新旧織り交ぜ数曲を演奏する事が明らかになりました。
ジャック・ブラックの映画での大活躍を始めTenacious Dの映画も実現し、ゲームでもBrutal Legendで主役を務めるなど、多方面での活躍がめざましいJBですが、やはりカイル・ガスとのフォークメタルユニット”Tenacious D”こそがメインの活動であり、コミカルな外見とは裏腹にDio御大亡き今RADなロックを体現する数少ないバンドの1つとも言えます。
という事で今回は日本ではまだまだ認知度の低いTenacious Dの自称世界一の名曲(が出来たのに思い出せない名曲)”Tribute”をご紹介、ちなみに後ろでワイルドなドラムを叩いているのはご存じ元ニルヴァーナ、現在はフー・ファイターズで活躍するデイヴ・グロールで、彼を始め多くのアーティストがDをリスペクトしている事でも知られています。
またBlizzconのステージであればWoWにぴったりのファンタジーRPG的な名曲”Wonderboy”も演奏されると予想され、公式による配信が今から楽しみ!”でもやるんだよ”精神に溢れたロックが好きな方ならきっとBlizzconのステージも楽しめる事と思います。
9月末にはサービスを開始すると明言していたDavid Perry氏率いるゲームクラウドサービスの「Gaikai」ですが、結局サービス開始に関するアナウンスは行われないまま10月を迎えてしまいました。続報も明らかにされていなかったGaikaiでしたが、先日David Perry氏がオースティンで開催されたGDC Onlineにて行われたインタビューにて12月中旬のサービス開始を目指している事が明らかになりました。
David Perry氏はGaikaiが9月末にサービス開始可能な状態にあった事を述べた上で、今回の延期の原因をパブリッシャー関係者のみが参加したベータテストにあった事を語り、改めて実際のゲーマー向けに60日間のベータテストを開催する計画を明らかにしました。
ベータテストへの招待は直ぐに始められるとの事で、予定通りに終われば12月中旬にベータテストが終わり、サービスがライブになると氏は発言しています。
現状では公式ページの更新も頻繁ではなく、Amazonとの提携等についての続報も聞こえてこない状況でDavid Perry氏の発言のみが先行している様子が感じられなくもありませんが、先日お知らせしたビジネスアプリなどのストリーミングサービスなど興味深い取り組みも行われているGaikai。すでにフロンティアとして市場を開拓しつつあるOnLiveは月額利用額の無料化を発表し、さらなるユーザーベースの底上げに動いている状況で2番手として差が開きすぎないか心配な所ですが、Perry氏は他社の動向も鑑みた上で「急いては事をし損じる」と自信を顕わにしています。
先日1.2パッチの概要をお知らせした際にはZergのバランス問題が最優先課題ではないと明言され、Zerg達の冬の時代がまだしばらく続く物と思われましたが、昨日Blizzardが公式サイトにてこのプライオリティを見直す発表を行い、次期パッチにてZergにスポットを当てたバランス調整が施される事が明らかになりました。
Blizzardが明らかにした北米エリアの統計によると現在各種族の使用率はProtossが38.5%、Terranが38.0%、そしてZergが23.5%と明らかに低くなっており、各スキルクラス毎に次の様な統計結果がでています。
■ Diamondリーグの勝率
- ProtossがTerranと戦った場合、49.6%の勝率
- ProtossがZergと戦った場合、52.8%の勝率
- TerranがZergと戦った場合、49.6%の勝率
■ Platinumリーグの勝率
- ProtossがTerranと戦った場合、56.3%の勝率
- ProtossがZergと戦った場合、47.3%の勝率
- TerranがZergと戦った場合、44.5%の勝率
■ Goldリーグの勝率
- ProtossがTerranと戦った場合、61.0%の勝率
- ProtossがZergと戦った場合、61.1%の勝率
- TerranがZergと戦った場合、49.5%の勝率
■ Silverリーグの勝率
- ProtossがTerranと戦った場合、63.6%の勝率
- ProtossがZergと戦った場合、50.7%の勝率
- TerranがZergと戦った場合、51.6%の勝率
■ Bronzeリーグの勝率
- ProtossがTerranと戦った場合、59.0%の勝率
- ProtossがZergと戦った場合、55.1%の勝率
- TerranがZergと戦った場合、45.4%の勝率
記事を投稿したお馴染みのDustin Browder氏は、これらの結果からProtossがTerranをかなりの確率で蹂躙している事が明白である事を述べ、Zergについては全てのリーグを横切るレベルの変更を支援しない一方で、改善によりZergのプレイをより良い物に感じさせる必要があると明言。その上で次期パッチのバランス調整がZergの改善を主とした物になると語っています。
また、未決定ながら現在取り組んでいる具体的な変更・改善について以下の様に明らかにしています。
- ローチのレンジ増加によりゲーム中盤から終盤でのZergの戦術にオプションを与える
- Fungal Growthによる明滅を無くし、より大量のZerg達を扱える様に
- BarracksがSupply Depotを必要とする事で、開始初期のReaperアタックを緩和
- ReaperのスピードアップグレードにFactryが必要に、同様に開始初期のReaperアタックを緩和
- Zerg建造物のHPを増加、大きな影響を及ぼさないと考えているが最新版でのHPは低すぎると考えている
これらの改善により、Zergの使用率が上昇する事になるか、今後の具体的な改善ポイントに注目です。
また開催中のGDC Online 2010にBattle.netのプロジェクトディレクターを務めるGreg Canessa氏が登壇、Q&AセッションにおいてBattle.netの今後などについて語る中で、トリロジーの第2弾となるStarcraft II: Heart of the Swarmの開発期間について言及、今後18ヶ月をHeart of the Swarmの為の期間として想定している旨を明らかにしました。これが事実であれば2012年の4月前後がHeart of the Swarm登場の時期だと考えられそうです。
いずれBlizzardの事、リリース時期よりもクオリティ優先なのは毎回な事なので、大体の目安程度に考えておくと良いのではないでしょうか。
相変わらずのBlizzardクオリティでPC版タイトルながら大きなセールスを叩き出した「StarCraft II: Wings of Liberty」も記憶に新しい所ですが、現在テキサスで開催中のGDC Online 2010に北米セールスの統計などでお馴染みのNPDのMichael Klotz氏が登壇、PCゲームの市場について触れ、PCゲームのパッケージ販売が成長している事を明らかにしました。
氏は2010年の8月時点でPCゲームのセールスが3億300万ドルに達したと明かし、さらなる成長の準備が整っていると発言、12月7日に発売が決定したWorld of Warcraftの最新拡張パック”Cataclysm”のリリースによる底上げで昨年の5億3800万ドルのセールス規模を上回る可能性があると語りました。
さらに、Klotz氏は物理メディアとデジタルダウンロードのシェアについても言及、売り上げの面ではまだ物理メディアが重要だと述べた上で、販売本数はデジタルが物理メディアに追いついたと発表しています。氏によると、デジタル流通ではよりカジュアルで安い物がユーザーに購入され、これに対し物理メディアは適正価格で販売されている状況が背景にあるとの事。
また、Klotz氏は興味深い統計情報を発表、マイクロソフトポイント等に見られる物理的なポイントカードの販売が、周辺機器アクセサリの中で最もセールス規模が大きいゲームパッドのセールスに追いついたとの調査結果を明らかにし、ポイントカードの販売が昨年から37%もの成長を見せている事を明らかにしました。
Diablo IIIの新情報と最終クラスの発表や未発表MMOの存在などに大きく期待が高まる今年のBlizzConもいよいよ開催間近となり、10月22日と23日にカリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで開催されるイベントの詳細なスケジュールが公式サイトにて公開されました。
オープニングセレモニーは現地時間の午前11時から開催され、注目のDiablo IIIイベントはメインステージで12時から午後1時まで、初日の午後6時からはお馴染みのコスチュームや歌、ダンスのコンテストも開催されます。
その他大量のユーザーイベント等も開催されるBlizzCon 2010、一体どんなサプライズが発表されるか続報をお楽しみに!
10月1日から3日までイギリスはロンドンのアールズコートにて3日間に渡って開催された「Eurogamer Expo 2010」、イベントも無事に終えたEurogamerが今年の来場者数が2万人だった事を発表しました。
今年のEurogamer ExpoではBrinkや、LittleBigPlanet 2、Gran Turismo 5、Killzone 3、Fable III、Dead Space 2などを始めとした注目タイトルが多く出展され、全てプレイアブルの状態で展示されました。さらに新作ゼルダやGears of War 3なども登場しています。
さらに会場で開催されたデベロッパセッションにはお馴染みLionheadのボスであるピーター・モリニューを始め、Eidos Montreal、CD Projekt、Sucker Punch、Ninja Theory、Guerrilla Gamesが登場し様々なデモやプレゼンテーションを行っています。
開催から順調に規模を大きくしているEurogamer Expo、来年も注目イベントとして期待できる物となりそうです。
8月には60日以内にサービスをスタートさせると明言し、日本用サーバがLiveになった事が発言されたゲームクラウドサービスの「Gaikai」、現在の所正式サービスに関する具体的なアナウンスも行われず、日本サーバに関する続報も一切聞こえてきていません。
公式サイトではベータテスターの募集が行われているものの、Twitterでの発言もほとんど行われず、フロントマンであるDavid Perry氏のインタビュー記事が定期的に登場する程度で、Amazonとの提携などについても続報が聞こえて来ない状況が続いています。
そんな中、久しぶりにDavid Perry氏がGaikaiの具体的な新機能についてTwit、なんとゲーム以外にもアプリケーションのマルチタスクに対応するとの事で、PhotoshopとDreamweaverをGaikaiサービスの中で動作させるデモ映像が公開されました。
これらが実用に耐えうるクオリティで気軽に利用できる事になれば、業態によっては年に数度しか使わないようなビジネスアプリを無駄に揃える必要が無くなる革新的なサービスだと言えますが、やはり最近のGaikaiの動きの見え無さが非常に不安な所。そろそろOnLiveに続く正式サービスが必要だとも考えられ、そこに一番近い場所にいるとされるGaikaiの動向が気になる所です。
昨晩9月26日から10月2日までのイギリスの週間チャートが発表、先週1位に輝いた”F1 2010″が2位にランクダウン、Dead Rising 2は先週に引き続き3位をキープ、そして1位には先日ローンチを迎えたばかりの「FIFA 11」が登場しました。
なお、1位となったFIFA 11は前作FIFA 10のローンチを超え、Modern Warfare 2とGTA IVに続くイギリス史上3番目のローンチを果たした事が明らかになっており、前作からセールスは21%増え、販売収入は36%アップが見込まれています。
1位. FIFA 11
2位. F1 2010
3位. Dead Rising 2
4位. Halo: Reach
5位. Guitar Hero: Warriors of Rock
6位. Tiger Woods PGA Tour 11
7位. Sports Champions
8位. Prince of Persia: The Forgotten Sands
9位. Toy Story 3
10位. Civilization V
11位. Mafia II
12位. Just Dance
13位. Red Dead: Redemption
14位. Kane & Lynch 2: Dog Days
15位. Assassin’s Creed II: Complete Edition
16位. Wii Sports Resort
17位. Super Mario Galaxy 2
18位. Art Academy
19位. New Super Mario Bros. Wii
20位. Modern Warfare 2
PCタイトルでも素晴らしい作品であればしっかり売れる事を実証した「StarCraft II: Wings of Liberty」、対戦の面白さもさる事ながら、レイナーやタイカス、そして世界最狂の悪人トーナメントでも優勝を果たしたケリガンなど、Starcraftユニバースの物語も非常に魅力的です。
今回のWings of Libertyではアナウンス時から象徴的なキャラクターとして描かれてきたタイカス、彼がマリーンスーツを着込む映像のクオリティに度肝を抜かれたファンも多いのではないでしょうか。という事で、ローンチイベント等にもチラと登場していたファンメイドのマリーンスーツコスチュームの映像やイメージが大量に登場、もう呆れる程に凄まじいハイクオリティなスーツが再現されています。格好良い!
今年4月にかつて自身が1972年に創業したAtariに復帰を果たしたビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏が昨日行われたアトランタでのSEIGE 2010に登壇、ビデオゲームの将来について氏が描いている未来を語りました。
ブッシュネル氏はiPhoneやiPad、Androidがビデオゲームの将来だと考えられると述べ、8歳以上の人はもうDSでは遊ばないだろうとスマートフォンデバイスの可能性を示唆、さらにAR(拡張現実)は将来のゲームに巨大な役割を果たすと発言しました。さらに、ゲームの遠い将来として、人体へのインプラントや脳や眼球トラッキングといった未来についても言及しています。
また、氏は最近ではMafia Warsを楽しんでいると述べ、お気に入りのゲームとしてDoom、Sims、Planets Vs. Zombies、そして初期のWorld of Warcraftを挙げています。
さらに近年はアメリカ国内の教育システムの改革に大きく力を入れており、国内の公的なシステムをオーバーホールする必要があると発言、学校教育にビデオゲームの取り入れを大きく進めている事を明らかにしました。あと3年で70歳を迎えるブッシュネル氏が今も強い影響力を持ちゲームにまつわる牽引力を発揮している事には恐れ入る次第で、近年広義のゲーム理論が様々な私たちの生活に影響を与える今、ビデオゲームの父がインプラントまで見据えて示唆する未来がどのような物になるのか、興味が尽きません。
1993年にCyan Worldsがリリースし後世のゲームタイトルに大きな影響を与えた傑作アドベンチャーゲーム「Myst」の映画化が進められる事が明らかになりました。
これを報じたVarietyによると、Roserock FilmsとGran Via ProductionsがCyan Worldsから映画化権を得て、Mysteria Film Groupと提携を行ったとの事で、プロデューサーは2001年にThe Eighth Wonderというタイトルの映画作品を手掛けたAdrian Vanderbosch氏。
物語は初代Mystから98年にリリースされた続編RIVENに至る物語が描かれた原作小説の三部作が原案になるとの事。なお、この原作小説にはD’niと呼ばれる謎の文明と偶然彼らの社会に紛れ込むこととなった女性キャラクターの物語が描かれています。
初代では全くまったく物語の詳細が語られなかったMystですが、その背景はかなり緻密に構成されている物で、映画との親和性は思いの他高いとも考えられます。ゲームの映画化と映画のゲーム化にメジャーな成功が未だ見られないこのクロスメディアのコンテンツ化、果たして過去の名作はその例外となる事が出来るか、今後の動向に期待です。
2011年2月28日から3月4日までサンフランシスコのMosconeコンベンションセンターにて開催予定のゲーム開発者のためのイベント「GDC 2011」がサミットのラインアップを発表、次回は新たにスマートフォンを対象にしたサミットが用意されている事が明らかになりました。
スマートフォンサミットはiPhone、iPad、Blackberry、Android OS端末を対象にした物で、この他ソーシャルとオンラインゲームを対象にしたThe Social & Online Gamesサミットが復活、インディータイトル開発者を対象にしたIndependent Gamesサミットも行われます。
前述以外にもAIサミット、ゲーム教育サミット、シリアスゲームサミット、ゲームローカライゼーションサミットが行われる事が発表されており、今年も興味深いパネルに期待が高まると共に、近年成長著しいスマートフォンゲーミングでの最新動向にも注目が集まります。
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