リリースまであと10日あまりと迫ったTreyarchの最新作「Call of Duty: Black Ops」、昨日はマイケル・パクター氏がBlack OpsのセールスがModern Warfare 2の規模を超えず、酷評されるだろうと語った予想をお伝えしましたが、本日CrunchGearがAmazonにおけるBlack Opsの予約数が”Halo: Reach”や”Red Dead Redemption”の記録を突破、最も早く”予約数の多い作品”の1つになったと報じました。
これはAmazonが自らCrunchGearに語った内容だとの事で、プレオーダー数のデータを示す用意がある事も併記されています。さらに、Black Opsの予約は今年爆発的なヒットで社会現象にもなったマイケル・ジャクソンのDVD”This Is It”の予約数を突破したとの事で、大きなヒットとなりそうな予感に満ちています。また、CrunchGearはこの予約数がModern Warfare 2を超えると示唆しており、実際のローンチ規模に注目が集まります。
今回のCrunchGearの記事は詳細なデータが示されておらず、「最も早く”予約数の多い作品”の1つになった」というのも随分ぼんやりした内容ではあります。という事で、VGChartzにおけるCall of Duty: Black Opsの予約数を調べてみると10月23日時点でローンチまで3週を残し、Xbox 360版が134万4196本、PS3版が65万8731本、合計で200万2927本となっています。
また、上図で比較されたBlack OpsとModern Warfare 2の予約数ではBlack Opsが僅差でModern Warfare 2を上回っているものの、Modern Warfare 2の予約が最後の4週間で急激な延びを見せており、確かに記録を塗り変える事が出来るか微妙な状況にある事が見受けられます。
なお、このModern Warfare 2リリースの4週間前にはNBCのサンデーナイトフットボールで新トレーラーが公開、数日後には蹂躙されたワシントンが衝撃的に描かれたInfamyトレーラーが公開された時期にあたります。
また、最大のライバルModern Warfare 2のローンチ以降の記録を参照するとXbox 360版では第1週の販売数が494万2101本、PS3版が324万7112本となっており、初週で800万本を超えるセールスを達成した事が判ります。(※ 現在Modern Warfare 2の累計販売数はXbox 360が1173万3869本、PS3が872万9514本、合計で2046万3383本)
さらに、昨日マイケル・パクター氏がホリデーシーズンにCall of Duty: Black Opsのライバルとなるタイトルとして名前を挙げたHalo: Reachは残り3週の時点で145万8,990本に到達、Xbox 360版Black Opsを上回る数字を見せており、初週セールスが404万9971本、これまでの累計販売本数が569万4017本となっている事が記載されています。
という事で、Call of Duty: Black Opsのポテンシャルが大きい物であると同時に、ライバルタイトル達の手強さも尋常ではない事がありありと判るこの集計結果、この辺りのローンチ結果も併せて楽しむ事もホリデーシーズンの1つの大きな楽しみだと言えるかもしれません。
ハック&スラッシュRPGの代名詞として今も君臨するDiabloシリーズ、最新作として期待を集める「Diablo III」の最終クラスもついに発表され、様々なカスタマイズや新要素の膨大な情報はジャンル事態を刷新する様な内容で、正統進化という言葉には全く収まらないBlizzardらしいタイトルを予感させます。
今作ではさらにチームベースのPvPシステムが導入される事が発表され、e-Sportsを強く意識したアグレッシブな内容はキャラクタービルドにも大きな影響を与える物とも言え、今後の大きな注目要素の1つとなりそうです。そんなPvPシステムについてBlizzardのシニアディレクターを務めるJason Bender氏が言及、Diablo IIIのPvPがCall of Dutyスタイルのゲーム進行を持つと語りました。
Bender氏はDiablo IIIの対戦が”楽しい物”であって欲しいと考えていると述べ、その為に対戦ゲームの雄であるCoDが持つシステムがPvPモードの各所に適用されたと発言、その理由として”プレイヤーが正しい理由の元でPvPをプレイして欲しい”事を挙げています。
さらに、Bender氏はDiabloが本質的にPvE(※ プレイヤーvs敵)のゲームで、協力プレイやアイテム収集の楽しみが強く存在していると明言した上で、PvPを本来好きではないプレイヤーがアイテムを得る為にPvPをプレイせざる得ない不幸な状況を例に挙げ、PvPモードを良いアイテムを得る為の場所にしたくないと伝えています。
そして氏はDiablo IIIのPvPを心から楽しみ、キャラクターの強さを自慢する様な場所として作り上げたいと、新モードの目指す先を明らかにしました。
さらにJason Bender氏はこれまでも何度か噂に上ってきたDiablo IIIのコンソール対応についても言及しています。
「私はDiablo IIIがコンソールに適するタイトルだと考えている」と語った氏は、現在開発が目の前のPC版に注力している事を明言した上で、コンソール対応が進行中の問題である事を述べ、個人的な見解としてBlizzardの全てのスタッフがDiablo IIIをコンソールに対応させたいと考えていると確信していると発言しています。
ちなみに初代DiabloはElectronic ArtsによりPlayStationに移植されましたが、前作Diablo IIのコンソール対応は行われていません。ついにBlizzardが本格的にコンソール進出を果たすことになるか、今後の動向に注目です。
これまで第4弾DLC”Claptrap’s Robot Revolution”のリリースと併せて登場する事がアナウンスされていた「Borderlands」のレベルキャップ解放アップデートですが、DLCは無事リリースされたもののアップデートのアナウンスが行われない状況が続いていました。
Gearboxによると新アップデートは現在認可プロセス中にあるそうで、11月中リリースを予定しているとの事。なお、このアップデートは無料のアップデートとなっています。明らかになったアップデートの詳細は以下からご確認下さい。
- レベルキャップが8レベル上昇
- これにより全てのプレイヤーレベルは58に達する事が可能
- また第3弾DLC”The Secret Armory of General Knoxx”を持つプレイヤーは新たに69レベルまでキャラクターの育成が可能に
- 2周プレイを終えたプレイヤーは新しいレベルキャップ用に調整された敵との戦闘が可能
- これは全てを終えたプレイヤーがより良いアイテムを発見する為にプレイを楽しめる事が可能になる事を意味する
- アイテムドロップは新レベルキャップと共に登場する高レベルの敵に比例した物になる
- これはアップデートによりこれまでで最高レベルの武器が登場する事を意味する
- DLC4の収集系の実績/トロフィーに存在したバグを修正
という事で、やっと実装される事になりそうなレベルキャップ解放、高レベル帯の戦闘がどう変化するか、Crawmerax以外の楽しみが増える事になるか、11月の登場が今から楽しみです。
ローンチまであと10日近くと迫ったシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、今作は本当に膨大なコンテンツが盛り込まれ、doope!では連日様々な情報をお知らせしているものの、一向に追いつかないという大変な状況が続いています。そんな中、Treyarchのコミュニティマネジャーを務めるお馴染みのJosh Olin氏が”Black Opsのまだあまり知られていない事実”と名付けた記事を公式サイトにて公開、これまで曖昧で情報が錯綜していた分割スクリーンやゲームエディタに関する情報が明らかにされました。
これまでどういった事が可能なのかあまり語られる事が無かったオンラインをサポートする分割スクリーンマルチプレイ、実際の挙動は上に掲載した映像にて確認出来ます。なお、分割スクリーン機能はXbox 360とPS3用の機能として登場する事が明言されていますが、PC版については触れられていません。Josh Olin氏が明かした詳細は以下。
- プレイヤーは2つめのコントローラーとオンラインから分割スクリーンのゲストプレイヤーを招待出来る(※ Olin氏アカウント”JD_2020″を例に取ると、ゲストのアカウントは”JD_2020(1)”といった物になる)
- 分割スクリーンのゲストはランクアップやアンロックなどが可能になるが、サインアウトする事でその内容は失う
- Xbox 360のみ:十分なオンラインアカウント(ゴールドメンバー向けか)を持つプレイヤーは、分割スクリーンのプレイにおいてランクアップが可能
これまでのプライベートマッチはさほどカスタマイズ可能ではありませんでしたが、今作ではタイムリミットやスコアリミット、使用可能武器、Perk、装備等まで設定可能で、ピストルのみマッチなどのカスタムゲームの作成が可能になります。
さらに、作成したカスタムゲームはファイルシェアにアップロードする事が可能で、フレンドやコミュニティがダウンロードし楽しむ事が可能。あなたが自室から世界中で最もプレイされる新しいゲームモードを作成する事になるかもしれません。
Treyarchはフレンドリストをインゲームのユーザーインターフェースに統合しました。このリストは直近のプレイヤーやゲーム、フレンド、彼らのファイルシェアのナビゲート、戦闘記録などがブラウズ可能で、ソーシャル要素等の過程を全てインゲームのメニューシステム内に合理的に統合する事を目指した事で、Black Opsではフレンド登録や招待、ゲーム参加が簡単に行える様になっています。
Call of Duty: Black Opsは広域な規模の地域をフィルタリングするマッチメイキングをサポートしています。プレイヤーは自身が属する地域でプレイ出来ると共に、任意の地域を指定しマルチプレイを行う事も可能です。これによりプレイヤーはコミュニケーションをより取りやすく、ラグの少ないゲーム体験が可能になります。
さらにパーティ作成者によるロビーのロックも可能になっており、前述のインゲームに統合されたフレンドリストを用いて、招待のみ或いはフレンドのみといったゲームプレイも簡単に作成可能です。
今作では遂にインゲームのエディタを用いて自作可能になったエンブレムですが、これはプレステージ(Black Opsは50ランクの15周)によりリセットされる事はありません。プレステージによりリセットされるのは、XP、CODポイント、チャレンジの進行、ロードアウト等となります。
11月25日のローンチが迫るウォーレン・スペクター氏久しぶりの新作「Epic Mickey」、ディズニーからはミッキーのリデザインに加えオズワルドの再生というとてつもなく高いハードルが課されていますが、氏はこの難度の高い内容をまさにウォーレン・スペクター的なゲームとして見事に表現、プレイの多様性やキャラクターの愛らしさに加え、紆余曲折のあるディズニーの歴史的な側面からも大きな意義を持つ注目作として期待を集めています。
今回はIGNにて公開された大量の映像の中から、まずは氏の作品らしい側面が判りやすく収められたフック船長とのボスバトルをご紹介します。氏の作品はプレイヤーに提示される1つの問題に対して複数の解決方法が用意される事が特徴として語られる事が多く見受けられますが、フック船長とのボスバトルはモラル選択の要素も含むプレイヤーに選択を迫る物になっています。
先日紹介した記事において、ミッキーのライバルとして知られるピートがピーター・パンの衣装を纏い、ピート・パンとして登場し、スプライトと名付けられた妖精を救う為にメカフック船長と戦っている事をお伝えしましたが、今回のボスバトルの映像ではミッキーが直接フック船長と戦闘を行い解決する方法に加えて、ピートに協力する為にフック船長を船のマスト上におびき出し、ピートとフック船長の戦いに発展させる方法の2種類の展開が紹介されています。そして後者の方法を選択した場合、フック船長はこの後も生き残る事が明らかにされています。
この選択は恐らくモラル選択の一部と思われ、先日マルチエンディングが明らかになったEpic Mickeyの物語に大きく影響をもたらす”選択と結果”になると考えられます。
また、マスト上でのシーンでは、これもやはりウォーレン・スペクター的と言って差し支え無いエキサイティングな戦闘が繰り広げられている様子が収められており、シンナーとペイントの2大要素がシンプルながらダイナミックなプレイを実現している事が見受けられます。
今回はこの他にグレムリンによるチュートリアル映像や、ジャングルレベルのプレイ映像、そして1929年に公開されたミッキーアニメ”Jungle Rhythm“(※ 邦題は”ミッキーのジャングル・リズム”)をモチーフにした2Dステージも新登場、殺人的なぶさ可愛さの象や動物たちが再現されている様子が確認できます。
1986年にPC-8801でリリースされて以降、イノベーティブなタイトルとなったMEGA-CD版”SILPHEED”やXbox 360でリリースされたプロジェクト シルフィード等で知られるゲームアーツのシューティングタイトル”シルフィード”、なんと今月に入りゲームアーツが米国特許商標庁にシルフィード関連のタイトルと思われる「Silpheed Alternative」を商標登録した事が明らかになりました。
正式なアナウンスや情報は無い事から一切詳細は判りませんが、登録内容にはゲームタイトルであるらしき事が記されています。
あまりのくだらなさに崇高なギャグか、はたまた高度なポストモダン作品かと深読みする人まで出てくる始末のウーヴェ・ボル映画、ゲーマーにはポスタルやらBloodRayne、Alone in the Dark等のどうしようもない最低の映画化で知られており、以前にはジェシカ・シンプソンズとボルのコンビでメトロイド映画化の噂まで登場し注目を集めました。
そんなボルの野郎の次回作が、太ったひよこと見紛う様な女性スーパーヒーローが主人公となる「Blubberella」である事が判明、今年公開予定の作品として衝撃的なポスターも公開。内容はホラーコメディとの事で、BloodRayne好きには楽しめるだろうとの記載が見られます。
タイトルがバーバレラをもじった物と予想出来る事から中身は推して知るべしといった所ですが、最近あまりのくだらなさにある種の哲学まで感じられる域に達しつつあるボルだけに、アクション作品(ぽい)でスカっと最低ぶりを再定義するには最高のタイトルになる……といいなぁ!
昨年のホリデーシーズンに歴史的なローンチを達成したModern Warfare 2、今も尚売れ続けるモンスタータイトルとして大きく名を残しましたが、TreyarchのCall of Dutyシリーズ新作「Call of Duty: Black Ops」のリリースも近づき、意外な程の期待感の高さにModern Warfare 2のセールスを更新するか否か大きな注目が集まっています。
そんな中、Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏がCall of Duty: Black Opsのセールスについて言及、Black OpsがModern Warfare 2のセールスを超える事は無く、メディアからの非難を集める事になるだろうとの推測を明らかにしました。
パクター氏はCall of DutyブランドにおいてメインのデベロッパがInfinity Wardであり、これまでTreyarchは”他の”CoDデベロッパと呼ばれてきたと述べ、Gamerankings.comでのフランチャイズの評価はModern WarfareとModern Warfare 2がそれぞれ89以上のスコアを獲得している事に比べて、Treyarchが手掛けたWorld at Warのスコアが85.7、Call of Duty 3のスコアに至っては82である事を指摘しています。
氏は、これらの過去がInfinity Wardが手掛けていない”Black Ops”の販売を阻害するポテンシャルを秘めていると述べ、ゲーム関連のメディアがこの過去に突如慈悲深くなるかどうかは不明だが、自身のグループでは Black Opsが多くの酷評に苦しめられる事になると予想していると発言しています。
そして、ゲームメディアが早くBlack OpsとModern Warfare 2を比較したいと待ち構えていると述べ、Black Opsのクオリティは破格な物に見えるものの、前述の問題点に有利な解釈を得られるか判らないと発言。
Black Opsが90台のレビュースコアを得る場合、Modern Warfare 2に近いセールスを達成する機会はあるものの、このホリデーシーズンの競争は苛烈で、Halo: Reachなどのライバルタイトルの存在により最終的にModern Warfare 2と同様に売れる事は無いと結論付けたと締めています。
以前マイケル・パクター氏はRockstar Gamesの大成功タイトルとなったRed Dead Redemptionのセールスについてウエスタンのニーズなど無いと一笑に付し不発に終わると予想したものの、盛大に外した経緯があります。大予言とも揶揄されるパクター氏の今回の予想、もはや丁か半か!といった雰囲気も漂いますが名誉挽回の推理となるか、残り2週間を切ったローンチの動向に期待です。
R.A.サルバトーレ氏のNeverwinter新3部作を原作に登場するRPGタイトル”Neverwinter”の開発を進めているCrypticですが、これまでのタイトルではコンソール対応の頓挫など、ビジネス的な側面でも大きな苦戦を強いられており、先日はChampions Onlineのディレクターを務めていたDiabloの父ビル・ローパーが退社した事も明らかになっています。
そんなCrypticが運営を行うMMOタイトルChampions Onlineが来年の第1四半期を目標に、基本無料プレイに移行する事がパブリッシャーを務めるAtariから発表されました。移行後は特典を有するゴールド加入が利用可能になるとの事。
一見後ろ向きとも取れるこの発表ですが、一概にそうとも言えず、Dungeons and Dragons OnlineとLord of the Rings Onlineを基本無料プレイに移行させたTurbineでは収益が500%もアップした事が成功事例として報じられており、やってみたら以外と面白いChampions Onlineはこのモデルの恩恵を得やすいのんびり楽しめるタイトルとして適正はあるかも知れません。
2006年のE3で発表されたIgnition Entertainmentのアクションタイトル「WarDevil: Unleash the Beast Within」の開発を手掛けていた同社ロンドンスタジオ(旧Digi-Guys)が閉鎖、長い開発の歴史に幕を引きプロジェクトのキャンセルが発表された事をお知らせしましたが、なんと本日全く矛盾する内容の発表がIgnitionの親会社UTVから発表されました。
これは経営分析などのニュースを扱うMedianamaが報じた物で、UTV自らがWarDevilの開発フェーズが前進し、メインの開発を外部委託した事をメールで直接伝えたとの事。
メールにはなんとロンドンスタジオにも言及されており、まだスタジオが閉鎖されておらず、WarDevil: Unleash the Beast Withinの開発に携わっている事も記されています。また、今年の6月にはUTVがWarDevilのリリースについて、1年に3つのIPを提示しない(既にエルシャダイとReichが存在)との判断により、6~9ヶ月程ゆっくり開発する期間が得られたと語っていた事も併記されています。
なんとタイトルの生存だけでなくロンドンスタジオまで閉鎖されていない全く矛盾する発表がなされたWarDevil: Unleash the Beast Within、一体何が起こっているのか情報が錯綜している様に見えますが、(開発経緯が)エクストリームなタイトルとして生存の可能性が出てきた事で再び注目を集める事となりそうです。頑張れ……WarDevil!
未公開株式の取引やシェアなどを行うSharesPost社のレポートから、FarmVilleやFrontierVille等の運営で知られるソーシャルゲームデベロッパ「Zynga」の株式評価額が55億1000万ドルに到達し、ナスダックで51億6000万ドルの評価額を持つ有力ゲームパブリッシャーの1つElectronic Artsを超えたとBloomberg Businessweekが報じました。
4年前にMark Pincus氏により企業されたZyngaですが、Facebookのソーシャルネットワークを利用した急成長が、小売販売を行う世界で2番目に大きなゲームパブリッシャーであるEA(※ 1位は139億ドルのActivision Blizzard)を僅か4年で超える規模になった事には驚きを隠せません。
この評価は仮想アイテム等の販売市場の成長に基づいた物で、現在このバーチャル市場は16億ドル規模とも言われ、Zyngaはこの市場の3分の1を占めているとの統計も発表されています。さらにサンフランシスコThinkEquity LLCの経済アナリストはこのバーチャル市場があと3年で36億ドル規模に達する可能性があると推測しており、まだソーシャルゲームや仮想通貨、マイクロトランザクションビジネスの勢いは成長過程にあると言えそうです。
さらに昨日、Zyngaによる仮想通貨に絡む未承認の特許申請も発見、今年の4月にZyngaの仮想アイテムやインゲーム通貨のリアルマネーでの売買用フォーラムを起ち上げたPlayerauctions.comへの訴訟や、中国の所謂”ゴールドファーム”問題、Facebookクレジットによる30%のロイヤリティなどに対する対抗手段の準備を進めているとも考えられます。
また、Farmvilleのクリエーターとして、そしてかつてはElectronic ArtsでCommand & Conquerタイトルを手掛けていた事で知られるZyngaプロダクト開発のVPを務めるMark Skaggs氏は、PCゲーミングが根底から変化を伴う過程の中にあると述べ、PCゲームが今後5年程度のスパンでモバイルとユーザークリエイトコンテンツ、ソーシャルとデジタル流通に向いて進む事になると分析しています。
さらに、Skaggs氏は強いソーシャルコンポーネントを持たないゲームが全て、ジョイスティックでプレイするシングルシューターのようなオールドファッションなゲームに感じられる様になると述べ、新しいソーシャルゲーム技術はより多くの人々を繋ぐ社会的な結合剤としての意味を持つ事になると明言。続けて「世界中の拡大家族といつでもゲームが楽しめるのに、なぜあなたのパパとママとモノポリーをする必要がありますか?」と述べています。
そしてより賢くなるゲームがシステムと管理ソフトウェアと共に、プレイヤーのゲーム進行をモニタリングしながら、ゲーム経験やゲームの難易度をプレイヤーにマッチさせる時代になると、今後のソーシャルゲームの方向性を示唆、こういった技術が今後プレイヤーの好みやスタイルに一致するゲームを自動的に提示するプレゼンスを産むかもしれないとも語っています。
Skaggs氏はゲームの未来について自身を永遠の楽天主義者だと述べ、世界中に存在するゲーム開発の天才から生まれる技術やゲーム力学等の画期的なブレイクスルーを楽しみにしていると発言しています。
果たしてSkaggs氏が楽天的と自身を表現し描くこの未来に私たちがプレイしている”物”はゲームか、未だ見ない変化がゲーム産業に起こりつつある事だけは間違いありませんが、巧みにデザインされた没頭の代替えやコミュニケーションの代用、或いはインタラクティブなポルノグラフィーの消費では無く、”ゲームをプレイする事”を楽しむ1人のゲーマーとして、この未来が全く影のない不自然な、見事に整った世界を見ている様な錯覚に似た何かを感じずにいられません。
11月9日のリリースが目前に迫るTreyarchの最新作「Call of Duty: Black Ops」、魅力的なキャンペーンに加え、マルチプレイにはゲーム内通貨の要素が盛り込まれ、深いキャラクターカスタマイズやゾンビモード、動画編集等、山ほどの新要素を盛り込まれ発売が待ちきれないファンも多いかと思います。
そんな本作のkillstreak解説映像が公開、犬やガンシップを始め、ラジコンカーやスパイプレーン、セントリーガンなど、実際の使用方法や使用感が判りやすく紹介されており、発売前の予習に適した内容となっています。
多くのハードコアRPGファンを虜にした前作”Dragon Age: Origins”から大きく姿を変えた続編「Dragon Age II」は、よりスピーディ且つ激しいアクションに変更された攻撃アニメーション、特有のアートスタイル、Mass Effectを更に改善したダイアログシステム、フルボイスによる主役等、ファンからも戸惑いの声が上がる程の大きな変化を見せています。
しかし、先日にはDragon Age: Originsのセーブデータ引き継ぎによりストーリーに変化が起こる事や、前作で謎の失踪を遂げたモリガンの動向も描かれる事が明らかにされており、大きな変化の影にはBioWareらしい一筋縄ではいかない雰囲気がぷんぷんと漂っています。
そんなDragon Age IIの新トレーラーが公開、今回は新たにローグクラスのエスニックな出で立ちの女性キャラクター”Isabela”が登場、IGNのレビューでは前作のZevranの様にどうやらロマンスオプションを持っている事も示唆されており、スピードと敏捷性を備えた弓スキルとダガーの2刀持ちが可能なキャラクターである事が記されています。
さらにスキルセットには回費用のテレポートや、敵をスタンさせる爆弾、バックフリップなどが使用可能との事。
Dragon Age IIのリリースは3月8日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっており、2011年1月11日までに通常版を予約する購入者には無償で20ドル以上の特典が同梱されるSignatureエディションにアップグレードされる事が発表されています。
昨日DLC版がとうとうリリースされた”Red Dead Redemption”のゾンビDLC「Undead Nightmare」、このDLCは単独パッケージで動作するスタンドアロンの製品もリリースされる事がアナウンスされていましたが、昨晩Take-Twoが公式サイトにて、このUndead Nightmareのパッケージ版を北米で11月23日、ヨーロッパで11月26日にリリースすると発表しました。価格は29.99ドル/24.99英ポンド/29.99ユーロとなっています。
なお、この製品版Undead NightmareはオンラインのFree Roamモードを搭載し、これまでにリリースされたDLC”Liars and Cheats”、”Legends and Killers”、”Outlaws to the End”を含んでいます。
映画”地獄の黙示録”を手掛けたJohn Milius氏により、北朝鮮がアメリカを蹂躙するという驚愕のシナリオが描かれる注目のFPSタイトル「Homefront」、本日開発を手掛けるKaos StudiosとTHQがHomefrontのPC版とコンソール版の両方にDedicatedサーバが登場する事を発表しました。
発表によるとオーストラリアを含む世界中にマルチプレイゲーム専用のサーバが供給されるとの事で、PC版ではプレイヤーが自分自身のサーバ上でホストを務める事が出来るDedicated用ツールが含まれている事が記されています。
さらに舞台設定やシナリオが類を見ない刺激的な社会的側面を覗かせるHomefrontに小説版のリリースも発表、John Milius氏と共にジェームス・ボンドのノベライズやメタルギアソリッドのノベライズを手掛けるRaymond Benson氏によって執筆され、Homefrontの世界観をさらに補足する様な内容になるとの事。
THQのDanny Bilson氏はこれがフランチャイズ用の巨大なトランスメディア戦略の1つである事を明かしており、今後グラフィックノベルやライブアクション映像などの登場も十分に有り得るかも知れません。なおTHQが手掛ける次回のRed FactionタイトルではTVシリーズの展開なども行われています。
今日も大量の新情報が登場している「Call of Duty: Black Ops」、今回はその中からメガトン級のネタバレを掲載したワシントンポスト紙の情報をお届けします。今回の記事はメインのプレイアブルキャラクターに絡む物で、未確定ながら驚きのキャスティングも判明、これまで色々と謎だった点と点が一気に繋がる様な情報が明らかにされています。例の如く強いネタバレ要素を含みますので、閲覧には十分ご注意下さい。
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