海外では先日リリースも迎え、いよいよ日本語版のリリースまで一週間と迫ってきたラビッツシリーズ最新作の「ラビッツ・ゴー・ホーム」ですが、本日ラビッツたちのアニメーション作品が登場しました。今回のテーマである月に帰る!を短編でエピソード形式に分けた形になっています。
映像ではMichel Ancel氏のデザインともゲーム内の3Dラビッツたちとも違った可愛いラビッツたちがアニメーションでこれでもか!と暴れ回ります。プロポーションもいつもよりちょっと細めで、風になびく耳が可愛らしい若干ヨーロッパテイストなアニメーションに仕上がっています。この記事を書いている間にも新エピソードが追加されていたので、まだ続くのかもしれません。たまらん!
1作目にあたるS.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobylのそれからを描く、シリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」、すでにロシア版とドイツ版はリリースされ、DirectX 11に対応した美しい映像表現とStalkerならではの世界観がいつもの素晴らしさで構築されている事が明らかになっています。
北米とヨーロッパでのリリースは2010年第1四半期とされていますが、本日それに先駆けて同タイトルのベンチマークソフトが登場しました。このベンチマークにはオンラインのスコアボードが実装されており、昼間、夜、雨天、晴天の順にシーンが再生されると言う物です。購入を予定されている方やDirectX 11で動作するアプリケーションを探している方にはぴったりのベンチマークと言えそうです。
Wii版の新作ゼルダでは宮本氏がモーションプラスを採用する事で、よりリアルなプレイを提供したいと発言した事をお知らせしましたが、今度はプロデューサの青沼英二氏が新ゼルダについて触れ、来年のE3において大きなサプライズでユーザー達を驚かせたいと意欲を述べています。宮本氏の発言と同様にモーションプラスの採用について触れた上で、さらにWii独自の新しい試みを進めているとの事を明かしています。
同氏はこの新しい試みがユーザーに大きな驚きを与えると期待している様ですが、これに関する詳細はE3まで伏せられるでしょうとの事。いったいどんなサプライズを用意しているのか?今から楽しみです。
突然のα版映像リークから存在が明らかになったCD Projektの「The Witcher 2: Assasins of Kings」ですが、以前の映像よりもかなりビルドが上がったと思われるプレイ映像がリークされています。前作のエンジンにはNeverwinter Nights2で使われていたAurora Engineが採用されていましたが、今作ではオリジナルのエンジンを開発し大きなパワーアップを果たしています。
今回リークされた映像は何らかのイベントの直撮りした物で品質は悪い物の、想像以上に大きな改善が行われている事が判ります。印象的なのはやはり新エンジンの素晴らしい表現力ですが、ゲーム内容も色々と改善されています。ゲラルトは低い塀を乗り越える様になり、建築物の中にローディング無しで直接アクセス出来るようになっている様子が見られます。
さらに映像の後半ではかなり巨大なクリーチャーとの戦闘が映し出されており、戦闘システム自体は以前の物に近いように見えるものの、QTEぽい動作も見られたりとかなりリッチな戦闘に生まれ変わっています。戦闘のフィニッシュに至る流れも新エンジンのパワーが感じられる素晴らしいシーンになっています。α版映像ではドラゴンも登場しているので、こんなクオリティで巨大なドラゴンとの戦闘が楽しめるのかもしれませんね。
9月に20%に及ぶ人員のレイオフを敢行し、開発中の「The Secret World」も数ヶ月の延期をアナウンスしたFuncomですが、今年の第3四半期の収支報告から960万ドルの損失を計上している事が明らかになりました。続く第4四半期も4~500万ドルの範囲の損失が予想されています。
なお、FuncomのディレクターErling Ellingsen氏によると、9月に設立が発表された同社のモントリオールの新スタジオはいよいよ実務的な活動が開始された模様です。同氏はノルウェーオフィスは本社機能を持ったままでそちらの閉鎖は無いと語っています。今回の会計報告では同社の資産が現在3480万ドルだそうで、モントリオールスタジオの新体制が今後の鍵を握ると言えそうです。
海外ではとうとう発売を迎えた年末のビッグタイトルの一角「Assassin’s Creed 2」、前作の弱点も大きく強化され前評判通りのエピックなタイトルに仕上がったようです。前作同様非常に美しい映像が本作の特徴でもありますが、購入を考えている方が気になるのは、やはり各プラットフォーム間で差はあるのか?というシンプルな疑問でしょうか。
という事でリリースされたばかりの本作もさっそく比較画像が登場、驚く程に差のない素晴らしい映像が両機種で確認できます。目を凝らして比較すれば、少しのアンチエイリアスやグロー処理、色味の差などがあるかなーないかなーという程度ではないかと思われます。情報元では60枚ものHDサイズの比較画像で細かく比較する事が可能です。
期待の日本語版「アサシン クリードII」は12月3日発売、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。しかしやはりAssassin’s Creed 2は美しいですね……
本日Electronic Artsは「The Saboteur」のリリースを控えたPandemic Studiosの閉鎖を発表しましたが、そのアナウンスに併せて同社のNick Earl副社長が先日行われたElectronic Artsの決算報告から明らかになったMedal of Honorシリーズについて言及、同シリーズのリメイクが「驚く程すばらしい」と述べています。また、Sean Decker氏とGreg Goodrich氏が率いるEALA studioがFPSの再発明を進めているとも発言、同シリーズの復活に大きな自信を示しています。
決算報告の際にはリメイクと共に2002年のアフガニスタンを舞台にしたシリーズ最新作「Medal of Honor: Operation Anaconda」の存在も明かされており、その他のIPリメイクやCommand and Conquerの再フランチャイズ化なども含め、特定のIP強化にかなり力を入れている様子が伺えます。
世の中には思いついても普通実行しない馬鹿な事を、勢いと情熱だけで現実にしてしまう人種が少なからず存在しています。今回もそういった類のバカ企画!果たして「Forza 3」のポルシェ911 GT2と本物のポルシェ911 GT2が同じサーキットで競争したらどっちが早いの対決!
本物のポルシェと本物のサーキットも豪華ですが、Forza 3の環境も負けじと湯水の如く金を使って素晴らしいプレイ環境を用意して対決しています。そして何より素晴らしいのがForza 3で走る方のハゲのおっさん!テンションとリズム感が素晴らしく鬱陶しい!鬱陶しい上にうるせえ!でもなぜか清々しく見ていて気持ちのよいおっさんが必見です。さて勝者は本物のポルシェかゲームのポルシェか?ゴール近くになると良い曲も流れてきて、バカバカしいのに盛り上がってしまうのがなんか悔しいけれど、なかなか見応えのあるバカ企画映像です!
先日11月10日に米国のBareis Technologiesという企業が1996年に同社が登録した光ディスク関連の特許を侵害したとしてUbisoft、Sony Computer Entertainment、Electronic Arts、Disney Interactive Studiosに対する訴訟を起こしました。
この特許は”情報アクセスの為に音声認識機能を備えた光ディスク”という物で、SCEAのSOCOMシリーズやUbisoftのTom Clancyシリーズに含まれる10タイトル以上、そしてElectronic ArtsのNASCAR 06~07、DisneyのPhonics Questを相手取ったもので、これら複数のタイトルが特許を侵害しているという物。しかし……これを実際に原告が戦っていくことはいささか侵害の証明をする事を含め難しい様に思えます。SOCOMシリーズから7年が経っている事を考えると、所謂サブマリン特許の様な物と言えるのでしょうか。
海外ではいよいよ発売を迎えた年末商戦御三家の一つ「Assassin’s Creed 2」ですが、パブリッシャーのUbisoftは本日「Uplay」という実績や報酬などのシステムをマルチプラットフォームで実現した総合サービスの運営を開始しました。サービス開始にともないAssassin’s Creed 2が第一弾の対応タイトルとしてXbox 360とPS3で利用可能になりました。
このサービスではゲームに設定された実績を解除していく事でプレイヤーは”Uplay Win Units”と呼ばれる交換可能な貨幣の様なアイテムを得て、そのポイントと交換する事でインゲームのアイテム等が入手できるといったサービスになっています。ちなみにAssassin’s Creed 2では、この実績ポイントによりアルタイルバージョンの衣装や仲間とのアジトに使える地下室や、壁紙といった物を手に入れる事が可能です。
さらにこのポイントはタイトルやプラットフォームを越えて利用可能になっており、次く対応タイトルは「Splinter Cell: Conviction」とPC版Assassin’s Creed 2の予定となっています。さらに今後リリースされる多くのタイトルがこのサービスに対応するとされています。また同サービスでは各種タイトルのヘルプやフォーラムなども用意されており、Wii用タイトルも含む全てのタイトルが取り扱いされています。
今後Uplay上での追加アイテムやDLCの販売も予定されており、巨大パブリッシャー達が軒並み具体的な準備をし始めたBattle.net的なコンテンツのベースシステムに、Ubisoftも参戦を果たした事になります。今後ますます現実化していくであろう少額課金のシステムや、オンラインでのコンテンツ拡張など一体どういう形に収束していくのか、各社の動向に注目です。
出オチですいません。見たとおりのまんまですが、CoDシリーズに時代と世界を越えて登場する名物人気キャラクター”プライス大尉”をマリオ風に書いたドット絵のご紹介です。素晴らしい!!どう見てもプライス大尉にしか見えないのが凄い。
毎度エクストリームなマリオネタですが、今日はとうとう来るところまで来てしまった感が拭えないデスメタルマリオ!DEATH。しかし今回は演奏も超絶テクで曲も良い重さ、編集までしっかり作られていて見応え抜群です。ヘドバンも熱い!そして後半にはブラストに併せてヘドバンするマリオとルイージまで、素晴らしくカオスなオチまでついて大満足です。HELL YEAH!
ありえなさに拍車が掛かって色々面白い事になっている「Just Cause 2」ですが、今回はAvalancheエンジンも大幅にパワーアップされてオブジェクトの爆破や飛行機から見える遠景の描写が大迫力で描かれる事で、バカバカしさが一層不思議なパワーで底上げされるというなんとも不思議なタイトルに進化しています。
昨日本作のミッションを具体的に解説した10分間におよぶプレイ映像が公開されました。物の重さとか重力とか慣性の法則など知るか!と言わんばかりの滅茶苦茶さで、呆れかえる程にフリーダムなプレイは単純に面白そう!と思える物に仕上がっています。
Avalanche Studiosが開発中のJust Cause 2、リリースは2010年の予定で対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。PS3版だけの録画機能なども発表され、そろそろリリース日についても確定するでしょうか、続報がとても楽しみな1本です。
PC版でDedicatedサーバが立てられるハックが発見された「Modern Warfare 2」ですが、今度はいくつかの発表されていないマルチプレイモードが発見され、Infinity Wardの公式フォーラムにその内容が投稿されました。コンソールコマンドを用いて発見されたのはオブジェクティブベースの”Global Thermonuclear War“モードとVIPを守るエスコートミッションの”Assassination/VIP-escort“モード、そして一つの旗を奪い合う”Oneflag“モードが発見されています。後者においては解除とテストまで行われたと書かれてあります。
投稿はその後削除されましたが、今の所これが採用されなかった物なのかDLC用の物なのか?まだ詳細は明らかになっていません。どうやらこれに併せて未使用のマップやkillstreak報酬なども発見されている模様。恐らく公式なコメントも近いうちに出されるのではないでしょうか。
空港での民間人虐殺のシーンが議論を呼びコンソール版が全て回収となった「Modern Warfare 2」ですが、PC版では空港シーンが丸ごと削除する事をActivisionが明らかにしました。同社のスポークスマンによると、ロシアでは正式なレーティング機関や実体がないようで、これが今回の回収騒ぎに繋がったと明かしています。実務的にレーティングがコントロールする方法が無いことからシーン自体を削除してしまう事を決めたようです。
ポーランドのReality Pumpが開発を進めている自由度が高いオープンワールドのアクションRPG「Two Worlds II」のリリースが今年の冬から2010年春に延期された事が明らかになりました。併せて戦闘シーンが収められたトレーラーも公開されていますがこれがなかなか……なんというか、そりゃあ遅れるよね……としか言いようの無い出来。高クオリティなトレーラーに見慣れてしまったせいか、まったくワクワクしない!オークと強そうな敵が突然静かに戦い始め、独特のモーションで盛り上がりも無いままに悪そうな奴(オークも悪そうだけど)が突然死にます。
しかし前作のTwo Worldsをプレイした方はご存じの通り、なかなか骨のある所謂洋ゲー的な素敵なアクションRPGです。元々拡張コンテンツとして用意が進められていた物を続編とした今回のTwo Worlds IIですが、何度も見てるとじわじわ面白くなってきました。優等生で出来る子な大作タイトル達が並ぶ中、やはりこういう尖った子がいると可愛いです。頑張れTwo Worlds II!
最新の映像技術を駆使したジェームス・キャメロン監督の新作映画Avatarのゲームタイトル「Avatar: The Game」、映画本編に負けずゲームでもクオリティの高い描写や3D映像の出力に対応していたりとこちらもユニークな取り組みが行われています。そんな本作のPC版デモがドイツのコカコーラキャンペーンサイトに登場しました。このデモは英語版のデモで、サイズは1.6GBとかなり巨大な物になっています。現在アクセスが集中しているのか非常にダウンロードが遅い状況が続いています。
Modern Warfare 2やLeft 4 Dead 2、そしてBorderlandsといった最近の人気タイトルに立て続けに起こったオーストラリアでのレーティング問題、18歳以上向けのレーティングクラスの新設を阻む南オーストラリアの司法長官Michael Atkinson氏に対抗する対立候補の擁立まで行われる大きな騒動に発展しています。
そんな中オーストラリアのゲーマー達がMichael Atkinson氏に手紙を書いたところ同氏から6枚に渡る返事が返ってきたとの事。6ページのその内容には強い姿勢で18歳以上向けのレーティングの成立には反対を示している事、そしてMichael Atkinson氏のゲームに対する少し偏重されたイメージが書かれています。
同氏はレーティング区分がゲームの洗練やチャレンジに重要であるとした上で、Wiiを例に挙げ任天堂が堕落した性表現やゴア・残酷表現なしで多くのタイトルを知的に提供し、セールスでも成功を収めていると述べています。これに対してオーストラリアの成人ゲーマー達が求めている極端な暴力や明確な性表現等はゲームの面白さには直結しないと続けています。同氏は18歳以上向けクラスの提唱者達が「私たちにより多く、悲惨なセックスと極端な暴力を与えろ!」と叫んでいる様にしか見えていないようで、彼らのことが心配ですと記しています。
さらに同氏はGTAなどで見られる暴力表現や薬物について残虐な内容を例に上げ、それが現実世界では違法であるにも関わらず、「なぜ政府に対してそういった違法行為を体験させろと要求するのですか?」と逆に質問を返しています。そういった事を踏まえて、ゲームは「子供のために作られる物」であるという認識を強く主張しています。
どう視点を替えても平行線にしか思えないこの問題ですが、2010年にはMichael Atkinson氏が再選の為に出馬する事が決まっています。前述の対立候補の件に対してMichael Atkinson氏は「私は対立候補を要して18歳以上向けクラス新設を指示する賛同者たちも歓迎しましょう。私はあなた達賛同者が現実の生活の問題に比べ、想像上の世界の問題が持つ牽引力の弱さを知ることになると思います」と6ページに渡る返事を締めています。
今回のやり取りは本当に残念な展開だとしか思えず、関係はより悪化し今後も長引きそうな様子です。レーティングにしっかりとした区分を設ける事は当然かと思いますが、ゲームという分野自体が消費者と共に成熟して来ている事もやはり事実であり、ビデオゲームやゲーム性のあるコンテンツが”子供たちだけの物”だと声高に主張できる時代が終わりを迎えつつある事こそが、空想の世界の問題ではなく本当の世界の出来事ではないでしょうか。
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